満足度★★★
面白かったです!
登場人物を街に見立てるという発想はとてもおもしろかったです。そして、日常会話をそのまま演劇にしてるところが、現代口語演劇を連想させました。
とてもデジタルな印象の舞台で、計算して作っているな、と観客に思わせてしまう所は好みがかなりわかれると思います。若い人の演劇は伝えたいことを計算しすぎてデジタル化しすぎて、一見余分と思われるけど本当はすごく大切な情報を削ってしまっているところがあると思います。
身体そのもののもつ情報量は、頭で計算した情報などはるかに上回る生々しい感覚を観客に与えることができるので、身体を見つめることはとても意味のあることだと改めて思いました。