
pays de MIROIR vol.1
pays de MIROIR
シアターシャイン(東京都)
2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
割と厳しい意見が多かったので・・
ちょっと書きにくかったけど(苦笑
当初あいている日程が完売していたので、無理かと思っていましたが、
ぶらっとダメ元で当日券買いに行ったらキャンセルが一人出ていて観れました。
れんこんきすたのダンスは・・
自分も社交ダンスとかそういった競技ダンスの映像なんかは目にするけれど、
別に技術は低くはないんじゃ、と思ったりした(目が無いと言われればそれまでだけど
男女ペアのダンスなんかはヨーロッパで競技ダンスとして発達して、
回転の角度の正確さなどで採点する(分かり切ったことではあると思うけど
のだけれど、そもそもヨーロッパで発達したものだし、
元はタンゴなんかもブエノスアイレスの路上で小石をよけながら踊ったり・・
と言ったように、技術点は後からついてきたもので、
色んなジャンルの技術を集めながら女性だけで和の要素も絡めながら
一から物語を紡いでいくこの団体のダンスに
あまり技術の完璧さを求めるのは、そもそもあまり意味が無いのではないか
と思ったりもした(苦笑
宝塚とも違うしなぁ・・
もっとも何度も言うように、別に技術が無い、という訳でもなく、
それぞれがそこら辺のアマチュアより技術がずっと抜けているのは良く分かった。
ただ、表情が一人ひとり衣装の色に合わせてなのか
ハッキリと傾向が区別されているし、
ダンスの中で表情や動きのリズムを商業ダンスのようにピッタリと揃えることは
そもそも明確に意図されて設計されていないように自分には感じられたし、
それでいいと思う。
また、主催の女性の腕・指の動きもなかなかのものだった気がする。
ユキ・シラユリ氏とLes Miroirsの舞台は安定していた。
Fleur du malが若干芝居慣れしていない印象を持ったけれど、
途中でこれは素舞台での公演だからどうしても
こちらが背景と台詞・衣装の間に違和感を持ってしまうからだと分かった。
何グループか集まっての同じセットでのイベント、あるいは準備期間ゼロの舞台では、
割とこういうことが良く起きる。
観客は、こうした作品が素舞台では不利であることは理解して、
ある程度背景は観ないようにして(苦笑
観劇するようにした方が良いと思う。
そうしないと悪いところばかりに目が行ってしまう。
劇団員より自分の方がたぶん年長かな、
と思うなら、そのくらいのゆとりと優しさは必要なのではないかと
思ったりもする♨
まぁ、自分が4劇団3000円できちんとした椅子席(座布団で休みナシなら地獄かも)ならコストパフォーマンスとしては十分すぎるかと思ったりもしたので割と贔屓目に見てしまったのかもしれないけれど、
暑い中あちこち移動しないで一か所で4つまとめて見られれば
自分は十分イベントを企画してくれた人たちに感謝する方だけど・・(笑

Casino Folies「ウクレレ情話・冗話」
バロン
浅草木馬亭(東京都)
2013/08/22 (木) ~ 2013/08/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
木馬亭×ウクレレ
したまち演劇祭のボランティアスタッフの雰囲気も含めて
とても楽しく観劇できました♨
「楽しませよう」という雰囲気が漲っていて、
「楽しもう」と意気込んでいる観客の雰囲気とも相まって
とても良い雰囲気だったと思います。

前向き!タイモン
ミクニヤナイハラプロジェクト
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/08/22 (木) ~ 2013/09/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
スピーディ
初演も観たけど、言いたいこと一杯ある若い人は見習ってみても良いと思う。
2回観ると、台詞の全て・・というか90%以上は理解できたように思う。
初演も分からなかったわけじゃないけれど、
見ながら「ああ、こんな台詞あったなぁ・・あのセリフはこういう流れでつないでいたのか」とかなんとか、各部分それぞれ全体像が見えてくる前に察知しつつ、敢えてワザと勢いでつないだっぽく見せてる感のあるシークエンスのつなぎも遊びのある(といっても真剣勝負だけれども)演出に見えてくる。
通常の舞台の演出に慣れてると早すぎるのかもしれないけれど、
現代音楽のゴタマゼ・リミックスぶりから見れば、
このつなぎの早さはむしろ普通の感。
公演時間も1時間半に満たず短めなので、
若い人は何度か観れば全体を完全に理解するのも難しくないと思う(勿論一度でも大丈夫ではないかと思う
この位のスピードの舞台を日常的に観れたらと思う。

「三毛猫と退屈」/「音楽と乳房」
santacreep
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2013/08/23 (金) ~ 2013/08/25 (日)公演終了

こんにちは赤ちゃん
ゴキブリコンビナート
タイニイアリス(東京都)
2013/08/22 (木) ~ 2013/08/25 (日)公演終了

三一路倉庫劇場(ソウル)『結婚』
タイニイアリス
タイニイアリス(東京都)
2013/08/15 (木) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

隣で浮気?
傑作を遊ぼう。rorian55?
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/08/16 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

謎の球体X
水素74%
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/08/10 (土) ~ 2013/08/19 (月)公演終了

スウィーティ ドム
演劇組織KIMYO
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/08/09 (金) ~ 2013/08/12 (月)公演終了
開演30分押し・・
あと、自分のところだけなのか、空気がこもっているのか
熱中症気味になったのか、
息苦しくなって気分が悪くなってしまった。
公演時間100分+30分余分に息苦しい中おしこめられれば、そりゃ気分も悪くなるわな(苦笑
ひょっとしたらセットが高くて一部空気の流れを遮っていたのかもしれない。
気温だけじゃなく空気の流れが悪いと、
観客席の一部の空気が澱んで息苦しくなるのでなるべく狭い空間に
高いセットは作らない方が良い(特に夏季など
空気の流れが悪いと26度でも普通に熱中症で搬送される人も出てくる。
いつも思うことなのだけれど、
別に事故など無くても、
・途中からでも入場しやすい座席配置
・30分くらいだったら遅れて入ってきても十分に物語を理解しやすい構造にする
ということを常に意識しておくことが重要だと思う。
気のせいか、特に地方の物語重視の若手劇団に見られることのように思うのだけれど、
出だしの10分くらいで観客の注意を惹こうとテンションを上げて、
そこを見ないとサッパリ入っていけない(と想像できる)
劇の構造は非常に多いように思う。
仕事もあれば事故もあるのは当たり前なので、
多少遅れても入りやすい、理解しやすい構造を事前に整えておくことは、
特にこれだけ気候が不安定になると必須のようにも思える
(ちなみに自分は正規の開演時間に間に合いました
そうすればわざわざ開演時間を遅らせる必要もないし・・
勢いの力を借りなくても、
語りと演技が十分に巧みであれば
観客を惹きつけることは可能であると自分は思う
(逆にそこに技術の差が現れる
初見の劇団だったけれど最初から物語も入り込みやすかっただけに、
最後の方で暑さで意識が朦朧として息苦しくなり気分が悪くなってしまったのが残念。

パーティー党のひみつ集会 ベルリン編
SNAC
SNAC(東京都)
2013/08/01 (木) ~ 2013/08/02 (金)公演終了
満足度★★★★
音楽的・・カナ?
日本の彼らが外国行くとこーなるんだ、というのが分かった(最後の方のメタっぽい展開が、っぽい感じがした。
エフェクター使うミュージシャンとかと上演したり機材を一緒に使ったりしたらもうっとドリーミーな感じになったのかもな、とか思ったりもした。
東京は外も涼しくて良い風が出ていて、舞台もゆるっとしていて、
なかなか面白かった。
たしかに元廃墟で上演したらもっと秘密集会っぽかったな、と思ったりもした。

彼らの敵
ミナモザ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★
自由について
正直なところ、ドキュメンタリーと訴えたい(と思われる)箇所の両方に力点があったせいか、若干バラけてしまった気がしないでもない。
それが非常に残念だった気がした。
個人的には、もっと観客の想像力を信じて、はしょれるところは極力はしょって(それは他の多くの演劇にも言えることだけれど
訴えたいところに自然と観客の目を集中させるようにした方が構成としては優れているんではないかと思った。
前日にクローズアップ現代で「はだしのゲン」特集を観たせいか、
似てるな、と思っただけに、
マンガと比べると主人公の成長の途中で終わってしまった感が出てしまっただけに余計に残念。
中田氏や浅倉氏と言った個性的なメンツが脇を固めているのは演劇ならではの強みなだけに、
もう少し伸びしろが欲しかったかも。

ナチュラル
劇団森キリン
アトリエ春風舎(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
ナチュラル
フジロックに行って雨にうたれながら音楽を聴くほど自然派ではないが、
春風舎の変遷・・ていうよりまんま変態?
を観劇するほどの観察力は持ち合わせていたようだった。
面白かった♨

世界をみよう!
座・高円寺
座・高円寺1(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
『ゆかいな時』
愉快だった♨
フィリップ・ジャンティ好きな人はこっちも好きになるんじゃ・・?
パルコ劇場に引き続き?こっちも最前列でちびっ子たちと「・・あれ、ヨットじゃん!」とかなんか言ったりしながら観ました。

トーキョー拾遺【全ステージ終了しました、ありがとうございます】
ゲンパビ
百想(re:tail別館)(東京都)
2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
登場人物同士が全然絡まないのに
見せるなぁ・・(笑
暑かったし、吉祥寺の駅からも遠かったし、マイナス要素しかなかったけど、
会場に惹かれてなんとなくきてみてよかった。
東京の地理感覚が明確な物語の代わりにぼんやりと舞台の中に落とし込められている感じがして良いと思った。
雑司ヶ谷、代田橋、吉祥寺、目白、渋谷、高円寺・・
わりとそれぞれ名前を聴く機会があっても、
それぞれを陸上を、町中を移動しながら結ぶ機会は、特に地方出身の若い人には少なかったりする。
終電が全てを分ける。
何も考えてなくて、翌日足パンパンにしても良い者だけが、
誰もいない夜の町と町の間を、徒歩で結ぶことができることもある(笑
別に明確な何かが物語られるわけでもなく、
ただ至近距離で目視できる表情だけが、
物語の最初と最後の微妙な変化を読み取る術となっている気がしたり。
散歩がてらにぶらりと入りそうなこの場所に相応しい気がして、
暑さも気にならなかったり・・(笑

遙か遠く同じ空の下で君に贈る声援 2013
シベリア少女鉄道
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/07/03 (水) ~ 2013/07/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
虹を駆けるオッサン
パンフを握りしめて「ゼンゼンワカンナイ!」と叫ぶ喜び・・いや、実際には叫ばなかったんだけれども皆叫んだ方が楽しめたと思う。
何がキーになるかは過去のシベ少を観てれば大体分かったんではなかったのかと思う。

根本宗子お祭り公演~バー公演がバーを飛び出した!~
月刊「根本宗子」
浅草木馬亭(東京都)
2013/07/08 (月) ~ 2013/07/09 (火)公演終了
満足度★★★★★
昼
凄く暑かったけど、近所の店でバウムクーヘンが安売りしてたり、
周りの商店街を覗いて麻の甚平や高齢者向けのシャツをみてみたり、
ほおずき市を覗いてみたりして、
芝居以外もなかなか見どころ一杯の昼のアサクサ。
外が暑すぎるから、
浅草歩きも堪能しつつ
芝居も楽しむには、
1日目、昼。2日目、夜。
みたく分けた方が楽しいかも。
ビールも好きなだけ飲めるし(40分程度とはいえ1日6本観たら、途中でビール飲んでたら最後寝ちゃいそうで・・年なんで(苦笑
夜公演も見たかったけど、2日間限定と言うのが辛いなぁ・・。
バー公演だと客席少ないんで自分は緊張して身構えてしまうけれど、
木馬亭だったらその辺のオッサンに紛れて入って来た感じ(自称)でとても良い♨
そういえばチラシで東京野菜コレクションというのが同じ木馬亭でやるのを見つけたけど、
やっぱりアサクサは見逃せない!(笑

実験リーディング『岸田理生を読む。』〜前・中・後期傑作戯曲より〜
青蛾館
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
ここ何年か
リオフェスは全作品見ている、と思う。
どれも素晴らしい、と思う。
どこにでもある話を、どこにもないような言葉と演出で、空間と戯れながら形作られているところが、素晴らしい。
設定も、台詞の重ね方も、非常に微妙なさじ加減が常に必要とされるけれど、
客席から観ているぶんには構成の複雑さは皆無、と思う。
女性らしい感性が生かされている、と言えば良いんだろうか。
男性的な構造の複雑さは影をひそめ、
代わりに感覚的な語りの微妙さが際立っている。
後期作品はそこに更に、何人かの男性演出家から取り入れたと思われる要素が、
光と影のように舞台上を交差する非常に完成度の高いものであるように思う。
それだけに、特に後期の実験的とも言われる作品の低い評価がとても気になるところでもある、ように個人的には思う。
寺山作品だと、個人の根元にある幼少期の情景が非常に香り立つため、
割とニュートラルな作品が個人的に好きな自分には
作品が凄くはあっても完全に同調できるかと言われると全くもって無理だけれど、
岸田理生作品はそうした臭いも割と少ないだけに、
逆に他者の強固な情念を客観的に多層的に演出することに長けているようにも思う。
ある種、昔語りの、異界を現前に照射する手法を分析し尽くした結果、
太田省吾やハイナー・ミュラーなどと結びついたと言って良いんだろうか・・?
この人の作品は、現代のハナシでも語りが昔語りのようである。
一見、台詞と台詞がつながっていないようで非常に繊細に結びついている。
21世紀に入って再発見された多くの手法は、
既に、より日本古来の土着の語りと結びついた形で、
岸田理生作品のなかに含まれているように感じられる。

『アーサー記念公園の一角』『牛泥棒』
ナカゴー
ムーブ町屋ハイビジョンルーム(センターまちや-4階)(東京都)
2013/07/04 (木) ~ 2013/07/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
埼玉=テキサス
中央線というよりはむしろ埼玉?
埼玉は広大だ♨
行っても行っても埼玉が続いている。
考えてみればキラリふじみも埼玉だし、長瀞も秩父も埼玉だ。
本来だったら、鶴橋の駅前スーパーじみた臭いのする、愛すべきムーブ町屋とかじゃなく、進修館前の広場あたりで松明をくべながら上演するのが正解かもしんない。
でもまぁムーブの4階の奥の方でこっそりと、こんなフシギ演劇めいた
「テキサス=埼玉」説を提唱する(ような気がした)出し物が上演されているのもまた謎体験だったりする。
千秋楽だったせいか、役者の演技が達者すぎて
全員ただの変人にしか見えないところが素晴らしいと思いました。

桜の森の満開の下で
千賀ゆう子企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/06/28 (金) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
6月末は繊細な作風の作品が多い・・
観客が思ったよりも少なかったけれど、素晴らしい作品だった。
ニットキャップシアターと言い、公演回数が少ないものがこのところ多くて非常に厳しい!(苦笑
でも6月末の湿気の多い時期に、安吾×理生の「桜の森の満開の下で」を観れるのがどうしても逃したくない気がして、優先順位としては割と筆頭(笑
いつかポーランド語との二重奏を生で観てみたいな。
てっきりぎゅうぎゅう詰めになるとばかり思っていたので拍子抜け。土曜夜は誰でも忙しいものだからね。でも上演時間70分だから割と見やすい筈・・♨

ぺしゃっ
きもけん(気持ち悪い研究会)
多摩美術大学 上野毛キャンパス映像スタジオ(東京都)
2013/06/28 (金) ~ 2013/06/29 (土)公演終了
満足度★★★★★
気持ち悪いメンズ(モフメン等)がたくさんいるのかと思って楽しみにして行ったら・・
全然気持ち悪くなかった(笑
気持ち悪くないものが好きな気持ち悪いメンズは多いかもしれないけれど、
この場合は、一見気持ち悪く見えるかもしれない物が好きな気持ち悪くないメンバーと言うところなのかな・・?
・・ほんのちょっとだけビジュアル系の要素を感じる。
ビジュアル系の格好をしているとかではなく、
ビジュアル系の自由な発想を取り入れている所と言うのかな・・?
他の舞台も、もっと「自分の好きなものはコレ」というのを恐れずぶつけて行った方が良いと思ったり。
自分は正直、こんなみんな恰好して街中歩いていたら昨今流行の切りつけ騒ぎも起きないのではないかと思ったり。