たなかひが投票した舞台芸術アワード!

2011年度 1-10位と総評
工場S

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工場S

飛ぶ劇場

 あらゆる存在を響きにして「演劇」にする。
こういう「芸術」の完成形にたどり着いたのかな。
その段階にたどり着いた次はどんな地平なのだろう?

わが星

2

わが星

ままごと

 演劇とシュタイナーが高いレベルで融合して、
恐ろしいくらいの響きあいを見てしまった。

コデ。

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コデ。

劇団きらら

 今、惑いの波に翻弄されながらも何とか生きている、
それはそれでいいじゃないか、というメッセージを貰う。
「歌うように話し、話すように歌う」物語の流れが
なんとも言えなかった。

最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」

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最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」

NPO法人FPAP

ここでの流れが不思議少年 「プレイランド」で
壁を突き抜け、さらには九州若手規格 「ムニムニ」で
新しいつながりが生まれ、おまけに謎のモダン館
「Perfect style-4」が一つ先の段階を見せてくれた。

桜の園

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桜の園

地点

 「働く」ということの重要性とある意味、復讐の物語を
このカンパニーは美しく、かつ残酷な「絵画」で見せ、
劇団 アントンクルーは同じ演目を「土の匂いのする」
生活感という対比で見せていた。

Cargo(カーゴ)

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Cargo(カーゴ)

F's Company

 シンプルかつソフトに今の「貨幣経済」の行く末を
見せて、私達は何処へ行くのか、について
考えされられる。

鉄の都

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鉄の都

柿喰う客

「悩殺ハムレット」からこの演目をはさみ、 「検察官」まで続く
一連の流れで「どんなことでも即座に対応できる」
柿喰う客の引き出しの多さと質の良さを知ることができた。

『prayer/s』※ワーク・イン・プログレス公演

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『prayer/s』※ワーク・イン・プログレス公演

RAWWORKS

 劇団こふく劇場 「空の月、胸の石 2011」との流れで
九州の次をつなぐ人材に演劇で学んだことを伝え、
さらにはよりよきものにしていく流れが
いつの間にかできている。

『タイトな車』『日記ちゃん』2本立て公演

9

『タイトな車』『日記ちゃん』2本立て公演

田上パル

 広島の演劇の「潜在能力の高さ」を見た。
九州の良い戯曲を東京の勢いのある劇団とか
演出家が作品にできるように、手はずを整えなくては。

「四畳半の翅音」リーディング公演

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「四畳半の翅音」リーディング公演

大野城まどかぴあ

 「得体のしれない粘っこい不条理感」と「不運を受け入れる」ことを
表現して、14+  「ゲハハ。」にうまくつなげることができた。

総評

 なんか、「演劇」が「演劇」でくくれなくなった。
より一層「コミニュケーション・アート」という言葉が
似合う、そういう流れがじわりじわりとやってきた。
そのじわりじわりが演劇以外の社会とつながって
新しいつながりが生まれ、拡がりとなり、
「響き」がそれぞれの中に入ってくる。

 この作業が楽しいから金と時間、
そして人生をやりくりして演劇に関わり、
そこからこの響きと学びを自分の中に取り込んで
新しい自分を作っているのかも知れない。

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