総評
なんか、跳ねられてばかりだな。
今年見たチケットの半券引っ張り出して思案できたから、よしとしよう。
1位は「これぞ、最先端のエンターテイメント」というでき。
2位、3位は「いまの社会にある問題点」をシンプルにお客様に
お見せできていたことが評価点。
そこのところで惜しかったのはHole Brothersの「2007年3部作」と
Innocent Sphereの「リュケイオン」、
前者は一年を通して「多角的」に見せられたけれど、
それぞれのつながりが少なかった。
後者は技量はよかったけれど、テクニックに走りすぎた、
もう少し「生身の人間」をぶつけたらよかったのかな。
4位、5位は箱の特性をシンプルに生かしたことが評価点。
6位、7位は箱に助けられたところが多かったかな。
8位は2008年春にある「本編」に期待。
9位はここで生まれたものをそれぞれが次の場所で生かすことが出来れば。
10位はブランク明けでよくやれたけれど、もっとできるよね?
きららは「総括の一年」を経てどう化けるか、楽しみ。
気になるのは、北九州の輝きが鈍くなってきてること。
今年は「新しい福岡演劇の12年」の始まりだったのかな。
いろいろなところで、いろいろな「化学変化」が起こってわくわくのし通し。
そこに自分もどう絡んで、携わっていけるか、考えないと。