1
工場S
飛ぶ劇場
あらゆる存在を響きにして「演劇」にする。
こういう「芸術」の完成形にたどり着いたのかな。
その段階にたどり着いた次はどんな地平なのだろう?
2
わが星
ままごと
演劇とシュタイナーが高いレベルで融合して、
恐ろしいくらいの響きあいを見てしまった。
3
コデ。
劇団きらら
今、惑いの波に翻弄されながらも何とか生きている、
それはそれでいいじゃないか、というメッセージを貰う。
「歌うように話し、話すように歌う」物語の流れが
なんとも言えなかった。
4
最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」
NPO法人FPAP
ここでの流れが不思議少年 「プレイランド」で
壁を突き抜け、さらには九州若手規格 「ムニムニ」で
新しいつながりが生まれ、おまけに謎のモダン館
「Perfect style-4」が一つ先の段階を見せてくれた。
5
桜の園
地点
「働く」ということの重要性とある意味、復讐の物語を
このカンパニーは美しく、かつ残酷な「絵画」で見せ、
劇団 アントンクルーは同じ演目を「土の匂いのする」
生活感という対比で見せていた。
6
Cargo(カーゴ)
F's Company
シンプルかつソフトに今の「貨幣経済」の行く末を
見せて、私達は何処へ行くのか、について
考えされられる。
7
鉄の都
柿喰う客
「悩殺ハムレット」からこの演目をはさみ、 「検察官」まで続く
一連の流れで「どんなことでも即座に対応できる」
柿喰う客の引き出しの多さと質の良さを知ることができた。
8
『prayer/s』※ワーク・イン・プログレス公演
RAWWORKS
劇団こふく劇場 「空の月、胸の石 2011」との流れで
九州の次をつなぐ人材に演劇で学んだことを伝え、
さらにはよりよきものにしていく流れが
いつの間にかできている。
9
『タイトな車』『日記ちゃん』2本立て公演
田上パル
広島の演劇の「潜在能力の高さ」を見た。
九州の良い戯曲を東京の勢いのある劇団とか
演出家が作品にできるように、手はずを整えなくては。
10
「四畳半の翅音」リーディング公演
大野城まどかぴあ
「得体のしれない粘っこい不条理感」と「不運を受け入れる」ことを
表現して、14+ 「ゲハハ。」にうまくつなげることができた。