時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』 公演情報 時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★

    当日配布されたパンフレットが豪華!
    そこには、家系図や相関図、それぞれの役柄が詳しく載っていてすぐに物語に入り込めました。
    平清盛と源頼朝との友情の熱い絆、家臣や領主としての情愛のあるシーン、天皇家と摂関家の権謀術数に巻き込まれていく様子を面白く、暗転を使用せずスピーディーで緊張感が途切れずに最後までドキドキしながら魅入ってしまいました。
    できたら、頼朝と牛若の母との都でのシーン(華・灰衣堂 愛彩さん)が観れたら、、と思いました。
    さらに後白河、摂関家の非道ぶり(回想的なものでも)を強調すると、更に盛り上がったのでは、と

    ネタバレBOX

    次回は、いよいよ牛若丸、武蔵坊弁慶の登場!
    楽しみです。
  • 満足度★★★★★

    良い客演さんたちに恵まれ、作品としての出来はかなり良かったと思う。
    のだが・・・どうも最近の作品、パターン化していないだろうか?
    皆に愛される主人公、陥れられて非業の死を遂げる。残った者たちに未来を託して。

    個人的には灰衣堂さんの脚本は好きなのだが、どうも形としては同じような形態になってしまっていて、確かにそれぞれの魅力はあるのだが・・・たまには誰にも愛されないものが愛を掴む話とか。どんな苦難に遭っても逞しく生き残るものとか、自分の夢を掴む者の話も観たい気がする。見慣れたものの我儘かもしれませんが、良い裏切りがある舞台、期待してます。


    とはいえ今作の出来は良いと思うので☆五つ。

  • 満足度★★★★

    平清盛と源頼朝の時代の間の物語、限られた史料をもとに語られている歴史なので、ディテールや事実関係がクリアでないこともありますが、源平が並び立ち、同じ絵を目指していたストーリーよかったです。
    ラストで次作へのフリも感じられました。

    ネタバレBOX

    僧侶も本質は悪者でなかったところもイイですね。
  • 満足度★★★★

    虚実綯い交ぜの保元の乱・平治の乱を背景に、源氏と平氏の若き棟梁が武士の世を築こうと模索する物語。日本史の史実を物語として分かり易く描いているが、さらに当日パンフは丁寧な解説(家系図や相関図等)を加え楽しませてくれる。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    セットは源義朝の屋敷であり、朝廷を思わせる造作。基本的には縁側または廊下と庭のような場所の高低差を利用し躍動感を表す作りになっている。横に展開させた作りは、舞台と客席の間に大きなスペースを空け殺陣等の動きをダイナミックに観せようと工夫している。

    平安時代末期、朝廷(政治)における権力闘争に武士という集まりが巻き込まれ、いや積極的に関与することで武家社会の足掛かりにする。その姿を源義朝と平清盛に担わせている。この2人が保元の乱で協力し、平治の乱(公演では誤解による謀反のような)では敵対していく。時の権力争い(天皇家と摂関家)を背景に、時代に翻弄される漢(おとこ)を情感豊かに描く。争いは都で起き、舞台では炎が上がる戦禍として描いているが、そこに住む人々の暮らしは蔑ろであった。もちろん、庶民は登場しないが。

    物語は先に記した権力抗争とそれに巻き込まれた武士という、特別な世界観である。時代絵巻AsHは、伝わらない”史実”の隙間に男たちの”物語”を想像させる。その観せ方が実に上手い。政治は市井の暮らしに影響を与えるが、その政治主導権争いは多くの人々の暮らしに関係ないところで行われる、という現代にも通じるもの。その批判的な視点と”物語”としての面白さ、そのバランス感覚が優れている。本公演の背景は「貴族の世」から「武士の時代」への過渡期であり、それゆえ”乱”という見せ場はあるが、それぞれの視点で描いていることから”史実”としての分かり難さはあった。

    卑小かもしれないが、源義朝(黒崎翔晴サン)と平清盛(森ひであきサン)の衣装が気になった。例えば義朝が派手(桃色)な模様の上衣を羽織る、清盛が着流しのような着物姿に違和感を覚えた。場所設定が判然としないところもあるが、例えば大内裏のような場所では相応しくないような気がするのだが…。

    次回公演を楽しみにしております。

  • 満足度★★★

    よく知られている方々の親の話・・・みたいな(^-^;)

    なかなかに面白かった
    続けられている分
    具足とか衣装とかは良く出来てて納得でした

    ただ時々キメるとこで少々台詞のカミがあって・・・
    ちょい残念だったかなぁと感じた2時間超える作品

    ネタバレBOX

    綺麗なパンフレット付きで
    観客へのアンケート無しです

  • 満足度★★★★★

    保元・平治の乱、もっと歴史を勉強しておけばよかったと、いただいたパンフでにわか知識を詰め込んで観劇。熱い思いが伝わってきて、我知らず泣いていました。良かったです。次回も期待してます。

  • 満足度★★★★★

    ストーリー・役者さんの熱のある演技、すべてに引き込まれる。

    演者は男性しかいないのだが、セリフ上にでてくる「常盤」の姿やそれぞれの「女性の家族」の姿も垣間見えるような不思議な感覚もするくらいに、緻密な部分もあるのが、この座組みの魅力だと個人的に思う。

    次回作も、もちろん期待大。

  • 満足度★★★★★

    前作も見ましたが、ストーリーも展開も飽きが来ない構成でとても楽しめました。前作からもつながりがあり、次回作もさらにつながるみたいですね。是非次回作も期待です!!

  • 満足度★★★★★

    胸が熱くなる舞台でした。混乱の時代を生きる男達の想いや、主従関係、友情・・感動や切なさ、色々な事が詰め込まれていて観応えがありました。一筋縄ではいかないストーリー展開も良く、役者さん達の演技も良く、どんどん惹き込まれました。涙腺の緩む感動の作品で、大満足でした!

  • 満足度★★★★★

    権力に翻弄される哀しい男たちの物語です。隣のお姉さんがハンカチで何度も目元をぬぐったり,小さな悲鳴を上げたりして完全に物語の中に入っていましたが,その気持ちはよくわかります。今回も灰衣堂愛彩さんの世界を楽しませていただきました。次回作は特別公演もあるとのこと。またまた期待です。

  • 満足度★★★★

    “保元・平治の乱”を題材とした本作。
    いくつものドラマが絡み合いながら、ひとつのドラマが形成されるのですが、
    ひとつひとつのドラマの創り方(見せ方)が巧みで、日本史に明るくない私でも引き込まれる舞台づくりが毎度心地良いのです。
    前作『朱天』から出演されている、“後白河”役の“ぜん”氏、存在感ありましたね~。

  • 満足度★★★★

    いつもながら私好みの作品でした。その昔 源平がそれほどまでに仲がよかったのかと思い、義経の命名はそこからきてるの?と思い涙ちょちょぎらしながらの観劇でした。

  • 満足度★★★★★

    歴史ものが苦手な私なので理解ができるかと心配でしたがとても面白かったです。役者さんも上手いしストーリー展開も良く十分に楽しめました。
    素晴らしいパンフレットもいただき何回も読み返して芝居の余韻と感動を今一度味わっています。

  • 満足度★★★★

     真の主人公は、誰か?(華4つ☆)

    ネタバレBOX

     幕開きは平家琵琶の音と共である。謳われるのは、日本最大の叙事詩、平家物語である。誰でも知っているその冒頭“祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 娑羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらはす 奢れる人も久しからず ただ春の世の夢の如し 猛き者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ”というアレである。今作、表向きは、頼朝、義経の父に当たる義朝が主人公であるが、この冒頭、そして史的人物評価の点から見ると、矢張り真の主人公は、後白河ということになろう。
     扱われた時代は、保元・平治の乱の頃であるから1156年から1159年辺りを中核とする鎌倉幕府成立前の一時期。権力の実権が、貴族から武士へ移行するきっかけになった時代ということになる。義朝、清盛も未だ若く、各々が源氏の棟梁、平家の棟梁となった頃である。天皇の実権が揺らぎ、上皇や摂関家は実力を互いに行使し合うことも、己の力と政治力だけでは最早困難となって千日手のような、三竦み状態にあったと見て良い時期、各有力者は、何かを目論見、実行に移す時、新たに台頭してきた武士階級に依存せざるを得なくなっていた。だが、制度及び権威は相変わらず貴族の側にあったし権謀術数も貴族サイドに牛耳られていた。興味深いことに、新興勢力である武士の意識も己が棟梁としての正当性を担保する為には朝廷の権威を必要とした点だ。桓武平氏、清和源氏という呼称を上げるまでもなく、その根底にあったのは、血の、即ち血統の優位性である。このような意味合いに於いて、日本という国の現代にも続く前近代性という特質は、顧みられねばなるまい。
     閑話休題。自分が今作の真の主人公だと思うのは、実は今様狂いの後白河である。彼の編ませた「梁塵秘抄」に登場する“遊びをせむとや生まれけむ戯れせむとや生まれけむ”は、今作の中で何度も繰り返される。双六も同様である。一方、囲碁や将棋も政治の駆け引きに散々用いられてきたことは、歴史の示す通りであり、今作では双六が用いられていることは一目瞭然である。
     第七十七代の天皇として即位した後白河は、己が、中継ぎでしかないこと、己のように高位な皇族にあっては、バカのふりをすることが生き残る条件であること、有為転変の憂き世を過ごすには、倦怠の直中で遊びに活を求める他に道が無いこと等々を実に良く知っている。その彼が、他者に君臨するに当たり一種のゲームセオリーを用いている点にこそ、彼の抱える地獄が現れているのであり、彼の命令の非人道性も単に時代や封建体制の産物というより、アンニュイという名の怪物の所為であると捉えたい。同時に彼自体、このアンニュイの中で、唯一の武器である知を用いる怪物として顕現している。
     以上のこと総てが、冒頭の平家物語に照応していると見るのだ。従って、自分の解釈では、後白河こそが主人公なのである。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/06/06 (水) 19:00

    観ました。開演直後から入り込んでしましたした。とても良い時間をありがとうございました。

  • 面白い!
    私の好みとしては前作「朱天」よりも断然今作の方が良いと思うし好きです。
    そして次回作はきっと更に面白くなりそう!

    清盛が主役を食うほどに魅力的でした。

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