火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」 公演情報 火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
21-35件 / 35件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/05/11 (金) 14:00

    座席1階D列16番

    久しぶりに引き込まれてみていたのだが・・・
    全員登場でヒロイン真理子が思いのたけを吐き出すシーンは、演劇人としては言わせたかったのかもしれないが、登場人物森が劇中で示唆していた「言葉で語る」結果となり、興ざめな気がした
    見解の相違だろうが、自分としてはそれ以外は良かっただけに残念な気がした

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/05/12 (土) 13:00

    終幕の仕方が良かった。
    日常の危うさを考えさせられた。
    観劇後の何とも計りかねる余韻を楽しみたい。

  • 満足度★★★

    ストーリーは難しいといえば難しいかもしれません。
    もう少し前半と後半が話が繋がっている感があると良かったです。
    演出や演技は良かったです。
    福永マリカさん、特に後半の演技良かったです。
    凄く小劇場の役者って感じで良かったです。
    石澤さん、相変わらず可愛くて、芝居も上手かったです。
    ただ、役者が揃っている感があるのに何が表現したのかはもう少しはっきりさせた方がいいかと思います。

    ネタバレBOX

    小劇場でやっている劇団の行き詰まっている感を出してましたが、世の中に対する甘えが見えてしまってあまりいい感じはしませんでした。
  • 満足度★★★★

    なんだか小劇団の実情を見せられているようで、存続に「苦労している」ことが理解できた(笑)。そこからテロに傾倒していく発想は面白い。約2時間15分の長丁場なのに集中して観ることができた。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/05/11 (金) 14:00

    題材が題材なだけに、あまり"面白い"という感想が相応しい作品ではないかもしれないけれど、"観劇"してきたなぁと心底思える作品だったと思います。
    主役の福永マリカさんが見事でした。

  • 満足度★★

    途中から宗教臭がプンプンされている
    薄っぺらい感じがしました。
    主演の方の後半長セリフは良かったかと思います。

  • 満足度★★★★

    気弱で自分が何者なのかわかりかねている真理子。その周りにいた昔の学生運動や新興宗教のように、間違った主導者のせいでどんどんと違った方向へ進んでしまった。
    喪服ような服に始終裸足だったのは亡くなった人(真理子も含め)へのレクイエムなのだろうか。

    ネタバレBOX

    何故世間からは真理子が主犯で悪女のように言われたのかが弱いような。
    いつも人の後ろにいて自分から発言しない彼女を一番の悪に仕立てるのに違和感があり
    もう少しその部分がわかると良かったかも。
    終わりの拍手なし、舞台挨拶なしは雰囲気を壊さない為であろう、私は好きでした。
  • 満足度★★★★★

    息苦しい展開で進むが、惹きつけられて目が離せない。
    面白かった。

    ネタバレBOX

    合宿稽古のシーンは浅間山荘事件にいたる山岳ベースの総括を想起させる。
    さすがに”演劇による革命”を標榜していたわけでもない劇団が政治が悪いとテロに走るのは無理筋と感じるが、それを押し切ってしまう勢いがあった。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/05/10 (木) 18:00

    座席1階E列13番

    価格4,800円

    自分は何者なのか?一時の支えではなく血や骨や肉体に近い絶対的なものを求めていた。そんな目に見えて来たものと「誰も他人を褒め称えていない。」そんなものも後から追いかけてきました。

    人生を支えるぐらい好きなことを見つけたか。それを誇らしく声高く語れるか。そんな他人がいても耳を傾けるか。感じたことを語れるか。称賛できるか。表面じゃなくその人の本質を見たい感じたいと思うか。

    そんなメッセージも私は勝手に受けました。
    「属する」というのは行き詰まったときに出てくる言葉なんだろうな。

    くれはさんの作品はこれまで3本みていますが、今回はこれまで以上にメッセージ性の強い作品になっています。演劇に携わるすべての人への応援歌にも見えました。

  • 満足度★★★★★

    どこか懐かしい作り・演出。
    -演劇ならではの、演劇らしい魅せ方というか。
    敷居が低く、想像していた程過激ではなく、それでいてセンスも良く意外と観客に優しい作品。
    劇中の発想や展開には飛躍し過ぎな嫌いもあるが、最後まで集中して楽しめました。
    小劇場ではすっかりお馴染みの活きのいい俳優多数出演につき、“絶対面白い(!!)オーラ”が凄まじい(笑)

  • 満足度★★★★★

     東京オリンピック開催の2020年が舞台である。(追記2018.5.13 03:47)

    ネタバレBOX

    演劇の本質を追及し続けてきた劇団・焔の命は、オリンピック関連施設、建造物などに爆弾を仕掛け爆発させた。ニュース速報は、死者数十名、負傷者百数十名と告げた。
     今作は、この事件の2年後ドキュメンタリー作家が、加害者の一人真理子の実家への取材、関わりのあった人々への取材を通して、事件直後唯事件を囃し立てることでセンセーショナル化し、加害者家族を追い詰めた世間への異議申し立てとして、ファクトを追い求め、集めたファクトを積み重ねて、何故極めて当たり前の劇団員であったメンバーが事件を起こすに至ったのか? を検証してゆく。
     自分は、1人の友人と1つの事件を思い出し乍ら拝見していた。1人の友人とは、大宅賞受賞後、講談社ノンフィクション賞も別作品で受賞しドキュメンタリー作家としては王道を歩んでいた友人の取材方法であり、もう一つ、事件とは、あさま山荘事件である。
     友人は、センセーショナルな扱い方を嫌い、丹念にファクトを追い、綿密な取材を積み重ねることによって、優れたドキュメンタリーを多く残した。今作に描かれたドキュメンタリー作家も同じ方法を用いている。何故か? 状況次第でどんな人も、ここに描かれたような行動を起こしかねないし、それは人間というものの持つ本質的属性であるからだ。良いことも悪いことも、ヒトは起こし得る。
     あさま山荘事件についても、最初期、マスコミは若干好意的であった。山荘所有者らが「人質」として取られた時も、立て籠もったメンバーは、人質の不快にならないようかなり配慮してくれたとの報道もあったが、それらの報道はセンセーショナルな情報洪水の中に埋没させられていった。立て籠もりメンバーを凶悪犯とイメージさせるような方向に変わったのである。この経緯で国民殆どが熱狂的に山荘立て籠もりメンバーを冷酷無比と断罪する方向に走った。自分達が冷酷無比に彼らを断罪していることは棚上げしつつ。
     社会の様々な矛盾や、政治の瞞着、司法(殊に最高裁判断)の三権分立否定等々、国民がキチンと筋道立てて社会を変えようとしても合法的手段では埒が明かないこの植民地為政者たちの施政等々の問題は、このセンセーショナリズムによって何時もの通り一掃され、祭りが挙行されるのは、この「国」の習わしである。
     これらのことが、合算されて諦め切った「国民」と共に為政者がいくら嘘を重ね、隠蔽を繰り返し、無責任に無責任を重ねて、総ての責任を負うことなく為政者として在り続けても、総てスルーすることで鵺のような社会を作り上げていることによって、抗議が届かない社会が完成してしまうのである。こう言うといつも茶々を入れてくるダニが、またパラノイアそのままの下らないアヤをつけてくるのだろうが、この下司共の主張する社会とは、誰も責任を負わないから、何でもアリ。正義を気取ってその実、何も自分の頭では考えることのできない杓子定規が大手を振って歩き出す。結果、法などで、表面だけは収まっているように見えても、一旦ことあれば、内実のカオスは直ぐに頭を擡げてくる。その結果が、事件を起こした人物の家族苛めである。欧州諸国でも、非難が全く起らないということは無かろう。だが、加害者家族の側に立ち、彼らを擁護する人々が声を上げるであろうこともまた確かである。ラストシーンで、日本の家族が置かれる状況を本質的なレベルで描いている点は、強烈なアイロニーである。
  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/05/09 (水) 19:00

     役者の熱量は伝わってくる舞台だった。サブタイトルにあるように、女優の卵(福永エリカ)が所属する小劇団がテロリストになるという物語だが、集団が狂気に支配されていく過程を描きたいのか、「女優の卵」個人の苦悩を描きたいのかが、やや焦点が絞れていない印象が惜しい。そのために、終盤の福永の長台詞は見事だが、それが活きない気がする。最後のエンディングは、ちょっと…、という感じがないでもない。それでも、達者な役者を集めただけに、舞台は巧く成立しているという気がする。

  • 満足度★★★★★

    「女優の卵がテロリストになった」とあったので、なにかノリでそっちの方へ行ってしまったのかな・・・と思っていたのでしたが・・・
    劇中に登場する、劇団「焰の命」の舞台はあまり行きたくないかも。
    脚本の松澤くれはさんが以前書かれた舞台「りさ子のガチ恋♡俳優沼」が小説になったとのことです。当日券で見ようと思ったら抽選にはずれてしまって残念だったので、ぜひ小説を読みたいと思います。
    開演前のロビーで気になるところがあったのでアンケートに書いたのですが、終演後ロビーに出たらちゃんと直してありました。制作さん素敵!
    私はオリンピックの期間中もきっとお芝居を見ていると思います(笑)。

    ネタバレBOX

    何をしたらいいかも分からない若者が多い中、自分のやりたいことがあるんだからいいじゃないですか!お母さん!!と思って見ていたのでしたが、親としてはそうも言っていられないのでしょうか。真理子は真面目すぎるくらいなのに、こちらが苛つくくらい自分を主張しない。そして物語は全然違う方へ行ってしまいました。隔絶された場所で追いつめられて行くと、思いがけない集団心理が働くと言うことか?宗教じみた怖さがありました。
    そしてさらに暗い結末に唖然。
  • 満足度★★★★

    下手をすると途中で席を立ってしまいそうな(自分の趣味としては)嫌な話なんだが、最後まで見入ってしまった。面白いという言い方だと、何だか喉に小骨が刺さったような妙な感じで、どう言えばいのか困る。

    ネタバレBOX

    終盤であまり好きじゃないタイプの曲が使われていて、それでイラッときたせいではないと思うが、曲の終わりの演出が初日の今日は今一つキマらなかったように思えて、あそこは勿体なかった。
  • 満足度★★★★★

    救われるかどうかは観る人次第というのが、正に核心をついているんだと思います。段々と事件の全貌や個人の考えが紐解かれていく爽快感はあるものの、皮肉を含んだような真相や、命の燃やしかたと自己同一性の問題などモヤモヤする部分もあって、しばらくこの劇を通して自分の生き方を考えてみたいとおもいました。

    ネタバレBOX

    舞台表現の限界と特殊な心理状態が結び付くことが語りから予想できたものの、舞台でそれを演じるアイロニーに惹かれました。
    自分の生き方を貫けなければ命を落とし、自分を貫いて娘をも自分のシナリオに組み込む母は、心の拠り所を見つけたことである意味一番自分らしい形で生きていること、生がある、実存していることが苦しいです。
    母の心理状態と服装にチグハグな印象を受けたが、それも風水に因るところなのかなと納得しました。
    獄中面会のシーン、エコーをいれて表現を分けていたが、重要な部分だけ明瞭に伝える、その演出はいるのかな?と真相を推理しながら観ていた個人として、あからさまで好ましくない演出でした。
    主役でなければこの世の中で息をするのも少しは楽になるのかなと思いました。

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