満足度★★★
鑑賞日2018/05/09 (水) 19:00
役者の熱量は伝わってくる舞台だった。サブタイトルにあるように、女優の卵(福永エリカ)が所属する小劇団がテロリストになるという物語だが、集団が狂気に支配されていく過程を描きたいのか、「女優の卵」個人の苦悩を描きたいのかが、やや焦点が絞れていない印象が惜しい。そのために、終盤の福永の長台詞は見事だが、それが活きない気がする。最後のエンディングは、ちょっと…、という感じがないでもない。それでも、達者な役者を集めただけに、舞台は巧く成立しているという気がする。
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2018/05/10 08:47
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