このBARを教会だと思ってる(千秋楽満員御礼、終幕しました!ご感想お待ちしております) 公演情報 このBARを教会だと思ってる(千秋楽満員御礼、終幕しました!ご感想お待ちしております)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★

    笑えるなと思ったらダークだったり。
    キャストに好きな人たくさんでした。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/24 (土) 14:00

    遅くなりましたが、今回も楽しい作品でした。
    見せる所と、見えない展開。
    最後に提示させる結末は流石です。
    教会ではないけど、教会でも告解だけじゃ幸せにはならない
    だから、BARでも信じれば教会になりえるんですね、
    全ての登場人物にクセがあって、感じれるのが面白いです。

    ネタバレBOX

    詳細はこちら
    https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/64149013.html
  • 満足度★★★★

    出てくるキャラも交わされる会話もどこかクセがあって、織りなされる物語はいくらでもおかわりしたくなる面白さで
    それでいてふと酔いが覚めた瞬間のように訪れる切ない場面が心の隙をついて浸透してくる
    告解と許しの物語に現実って何なんだろうって思った
    言うなれば演劇も現実じゃない設定や人物を役者が演じている現実じゃない世界
    輝いて見える役者さんも現実じゃないし、それを観た自分は現実のつまらない自分を余所に置いて受け取った感情を呟いて許されようとしている
    劇場と言う名の告解室、もっともっと許されたい
    一番印象に残った場面は、ギターの音色の中で薄明かりに照らされて語る志賀聖子さんの心地良さとその青の美しさ

  • 満足度★★★★★

    その告解をまのあたりにして、私は言葉もなく立ち尽くしてしまった。
    この気持ちを誰に打ち明ければいいのか、分らなくなってしまって。
    しばらく訪れていない、あのBARのマスターと、話をしたくなりました。


    こんなに面白いお芝居がやってるなんて知らなかった。
    演劇のメッカである下北沢でお芝居をみたのは、この日が初めてだった。

    石巻から東京にやってきて、思いがけず観劇する時間が出来ました。
    黒色綺譚カナリア派/コマイぬの芝原弘さんからおすすめしてもらったお芝居でした。
    私はまったく前情報も何も知らず、おすすめだよ、と教えてもらったんです。

    フライヤーのエメラルドグリーンと、教会とBARというとりあわせに興味をぐっと惹かれてしまいました。
    Pityman「ハミングインウォーター」石巻公演で出会った、藤田りんごさんのお芝居もまた観たいなと思ったのが動機のひとつです。

    以下、ネタバレBOXに長文感想あります。

    ネタバレBOX

    BARでのお話なので、夜公演を観に行くことに決めた。
    開場まぎわの駅前劇場へのぼる階段には、お客さんがずらり。
    開演してから終演まで、笑い声やすすり泣く声、息をのむ気配が鳴りやまず。
    終演後のホワイエでも、高揚した感情のやりとりがおさまらない空気でいっぱいだった。

    ほんとうに、思いがけず素敵なお店を教えてもらったような気分。

    ひとりで観ていて、胸いっぱいにあふれそうな感情の行き場がなく、ただただそこに立ち尽くしてしまった。

    私はあまり酒に強くなく、いつも車で帰るため、ほとんど外で飲まない。
    お酒を頼まなくても、カウンターに座らせてくれる地元のBARがあるのだけれど、なんだか、そこに行って、たくさん話がしたくなってしまった。

    これから、物語の内容に触れていくのだけれど、なんだか少し気後れしてしまう。
    物語に出てくる“告解”――罪の告白、懺悔には、自分の身に染みる内容もふくまれているきがするから。自分の趣味趣向、過去の遍歴まで、感想を詳しく書けば書くほど、あらわになってしまいそうだから。

    それでも、ちょっとドキドキするけど、書いていこうと思います。
    マスターが持っている、あの、常連客の秘密が書かれた手帳を開いてみるつもりで、読んでくれるとうれしいです。



    席の位置によって見方がだいぶ変わる仕組みになっているようで、私は最前列の一番上手側に座っていた。
    都合がゆるすなら、別な席を選んで、あと最低でも2回は観てみたいなと感じた。

    登場人物の機微や伏線のひとつひとつが音符なのだとしたら
    それらが絶妙に五線譜に並べられたきれいな曲のような物語だと思った。
    疲れた夜にふと寄り添う優しい音色のようでもあり
    波紋が波乱をよび嵐のように心をかきみだす激しさもある。

    BARのママ・マルが弾いていた、透き通るようなアコースティックギターの音色のせいかもしれない。

    はじかれた弦の音の波がしずかに会場に広がっていき、駅前劇場が、BAR「さざなみ」の雰囲気に包まれていく。



    物語に登場するのは19人。
    そのうちの1人は、最後まで舞台に登場しない。
    とある三軒茶屋のBARでの、いくつかの夜を描いた、群像会話劇だ。

    当日パンフレットをみて、登場人物の多さに、全員をちゃんと覚えられるか不安だったけど、物語が進んでいくうちにそれは杞憂に終わる。

    出てくる客の誰もが、一癖も二癖もある性格で、ああこのひと、あのひとに似てるかもしれない、という身近さも感じるほど、親近感がわいてしまうのだ。

    なかでも印象につよく残ったのが、物語の中心人物のひとりであるユリカだった。
    演じるは福永マリカさん。朝ドラに出てきそう、と言ったら安直すぎるけれど。
    透明感のある可憐な容姿で、予想外のことばかりやってのける。
    真面目がすぎて、極度の完璧主義。情緒不安定ぎみ。パートナーを心配するあまり、彼を追い詰め、帰宅恐怖症に陥らせてしまう。

    そんな、すこし歪んだ美人の妹をもつ姉の三恵子。
    古市みみさんが演じている。竹を割ったような性格のハードボイルドな女性。冗談とも本気とも取れるキレのいい言葉をキビキビと飛ばすものだから、真面目なことを言っていても、ついつい可笑しくなってしまう。
    妹へ厳しく接するが、それは誰よりも妹のことを想っているからだ。

    そんなふたりの姉妹が、ユリカの結婚資金の貸し借りについて、カウンターで口論をしている。

    カウンターから離れたテーブル席にいるのが、西川康太郎さん扮する、何でも屋の草ちゃん。
    飲食街を動いて回り、トイレの詰まりからランプの修理まで、様々な面倒事を請け負う何でも屋。ひょうひょうとした性格で、愛想もいいのでみんなに好かれている。
    好みのタイプだった。路地裏で酔いつぶれたら草ちゃんに介抱してほしいななんて思った。

    カウンターのなかにはBARのマスター・新島。成川知也さん。
    物静かに客の話をきいている。なんだか、その柔らかい雰囲気に、なんでも話したくなってしまいたくなる。

    バーのママでもある妻のミュージシャン活動を応援するために、お店を始めたそうなのだが、彼女に対する一途さが微笑ましい。
    妻がバンドメンバーの男と飲みにいくのは我慢できるけど、自分が常連客の女性と飲みに行くのは引きとめてほしい、そんなところがいじらしかった。

    こんなマスターなら好きになってしまうだろうな、という女性がマル。まるまどかさん。
    ギターを弾く姿が綺麗で、性格もさっぱりしている。
    ひととひととの適度な距離感がわかっている雰囲気があり、なんとなくふと頼りたくなる、かっこいい女性だ。

    さて、結婚資金についてやかましく口論する姉妹。
    これだけなら、よくある痴話喧嘩の類だなと感じる。

    ユリカが店をあとにしたあと、BARに気弱そうな若い女性がやってくる。

    ユリカの親友である誠子。志賀聖子さん。
    誠子が語り出した“告解”が波紋をよび、このBARにおおきな波乱をもたらすことになる。



    【第1章】妹の救済
    このエピソードは、基本的にまじめで仄暗い印象がある。
    好きな雰囲気だけど、このトーンで物語が続いてしまうと、みていて辛い気持ちにばかりなりそうだった。

    しかし、第2章と第3章に出てくる『帰宅拒否組』や『ガールズバーの女の子たち』は、そんな雰囲気をふわっと軽くしてくれた。
    笑えるし楽しげなんだけど、少しの棘や伏線も隠れていて、ハッともさせられる。



    【第2章】帰宅拒否組
    コミカルな展開で、男たちの思い切りのいい振る舞いが面白い。
    アルバイトの美嘉をめぐる男たちの悲喜こもごもを描いている。

    BARカウンターには、森口美香さん演じる、アルバイトの美嘉。オーダーメイドの帽子屋を営むことを夢見ている。小動物的な愛らしさで、BARに足繁く通う固定ファンもいる。私も、みかちゃんをからかって、慌てちゃうとこ見たいなー、と思いながら眺めていました。

    帰宅拒否組ファンそのいち、橋本。橋本恵一郎さん。 「げんしけん」という漫画が私は好きで、その漫画に登場する斑目というキャラに似ていた。お調子者で虚勢を張りがち。リアクションがオーバーすぎて若干うるさい。友達少なそう。でもどこか憎めない。純粋なんだろうなと思う。女性に恐怖心を抱いていて、美嘉にだけは心を開ける。

    帰宅拒否組ファンそのに、純。榎本純さん。誰よりも美嘉に前のめりなんだけど、誰よりも美嘉と発展できなさそうな奥手ボーイ。表情や挙動がいちいち面白すぎました。関係ないシーンでもそっちみるとつい笑っちゃいそうになって。応援したくなっちゃう純情男子。

    帰宅拒否組ファンそのさん、浜野。浜野隆之さん。紳士的で落ち着いてみえるけれど、年甲斐なく若い子に入れ込んじゃうとこが可愛かった。ライバルに対抗して美嘉と関係をもったと嘘をついちゃうとこ可愛い。バチバチにセックスって言葉がツボに入りすぎてダメでした。

    帰宅拒否組ファンそのよん、菅生。菅山望さん。 イケメン眼鏡枠のノリのいいお兄ちゃん。でも、この子はフツーに職場やプライベートでもモテそうだし、美嘉以外にも言い寄ってそうだなあなんて邪推もした。妻帯者だけどみかとキスしちゃう。でも、それ以上先にはいけない小心者なイケメン。

    帰宅拒否組が美嘉を振り回してるようでいて、振り回されてるところに、男心の可笑しみを感じた。浮気や不倫、かなわぬ片思いばかりなんだけれど、笑い話としてみれるのがなんだか不思議だった。

    バイトを辞めると告げた美嘉が、マスターに秘密を打ち明け始めたとき、もしかして、マスターに恋をしてしまったのかな、なんて一瞬思ったんだけど、予想外の言葉にハッとなった。

    彼女は、彼らが向ける好意を、ただただ鏡に反射する光のように返していただけで、彼女から彼らに好意を向けてはいなかったんだろう。自分に自信がなく、彼らの瞳にうつる自分の姿は、都合よく美化された虚像なんじゃないか。そんな不安をずっと抱えていたのかもしれない。



    【第3章】現実じゃない方
    ガールズバーの女の子たちがはなやかで観ていて楽しかった。
    でも、着飾っていて明るいだけじゃなく、それぞれが悩みをもっている。
    現実と、そこから逃避する姿に、共感をおぼえつつ観ていた。

    カウンターには 岡山誠さん演じる、 アルバイトの岡山崎。恰幅のいいドラマー。美嘉とおなじく、バイトを辞めたい、と相談するシーンから始まる。なんでも、新しく出来た彼女との生活を安定させたいため、正社員の職をさがすという。ただ、優柔不断そうで、ちょっと頼りなさげ。からだは大きいけど、気弱そうで、引っ張ってくれる女の子が似合いそう。

    みかん。温井美里さん。メイド服を着たパシられ系最年少女子。一見おとなしそうだけど、現実的で芯の強い面もあった。岡ちゃんの彼女。「若くて可愛いから先輩からの風当たりが強かったけど、岡ちゃんの彼女になったから溜飲がさがったんだよ!」「正社員なんて無理に決まってる!」など、可愛い顔で辛辣な言葉を吐くので面白かった。

    いちご。真嶋一歌さん。地獄ナースコスプレ。敵に回すとめちゃくちゃ怖いけど、味方だと頼りがいのありすぎる姉御。とにかく登場したときのインパクトと舞台上の存在感がすごい。美人なのに、ふりきれた振る舞いばかりなので思わず吹き出してしまう。いちごねえさんにハグしてほしいなあと羨ましく思った。

    もも。加藤なぎささん。のほほんとした癒し系漫画家女子。ゴシック風な魔女のキキをハロウィンのコスプレに選ぶあたりが、漫画描きっぽいなあと思った。ももちゃんの描くクロスワード誌に掲載された4コマ漫画を読みたいと思ったし、たまに新聞や雑誌のクロスワードパズルにはまる自分には劇中のツッコミに対する被ダメージが意外に大きかった。自分のことを美人に描いちゃうとこが可愛い。

    ライチ。小島望さん。人妻が白雪姫のコスプレするのはそそるなと思ってみていました。ほかの女の子がわきあいあいとはしゃいでいるシーンで、ひとりぽつんと離れてみていたのが印象的だった。夫の収入が不安定なせいもあるのだろうか、現実に疲れて陰のある表情をしているように思った。ちょっと陰のある人妻が白雪姫のコスプレするのはそそるなと思いました。(2回目)

    りんご。藤田りんごさん。なんだかとにかくびっくりした。Pitymanの公演で会った藤田りんごさんは、パートナーとセックスレスの生真面目な姉の役だったから、役の振り幅の違いに驚いた。写真好きで、コスプレにキョンシーを選ぶあたり、めちゃくちゃコアなファンがついてそうだと思った。役作りの裏設定を教えてもらったんだけど、昼間はパティシエをしてる設定らしい。なんだそのギャップある女の子。りんごちゃんのお菓子が好きで昼間のお店に通いつめ、夜はガールズバーで働いてることを知りちょっぴりショックを受けたい。

    篤子ママ。久保亜津子さん。ガールズバー「フルーティ」の支配人。篤子様とお呼びしたかったです。人を見る目がものすごくありそうな雰囲気。ただそこに存在するだけで感じるオーラ。どうしてその貫禄で三軒茶屋にガールズバーを開いたのか気になったが、きっと店で働く女の子たちを守るためなんだろうなと思った。ラリパッパ?!って聞き返すのほんと面白い。すっかり成熟した大人の女性かと思いきや、草ちゃんに対する想いでヒステリックに恋い焦がれる姿に、なんだか胸がきゅっとしてしまった。

    現実の自分はキツイ、と誰かが言っていた。
    誰が言ったのか忘れてしまったのは、皆がハッキリと同意していたからだろうか。

    現実「じゃない方」に甘えたり誘惑されたりしながら、かなしくもしたたかに生きている女の子たちが、愛おしいなあ、と思った。



    ずっと言及してこなかった、舞台に出てこない登場人物。
    ユリカのパートナーである、けいくん。

    このふたりの関係が、全編を通して紡がれている。

    ユリカとけいくんは結婚生活に向けて断捨離を始める。
    ときめくもの以外はすべて捨てる、との約束のもと。

    ある日ユリカは、元カノの写真が捨てられていないのに気付く。
    ときめくもの以外は捨てなきゃいけないのにどうして?

    情緒不安定になったユリカは、元カノの写真と、けいくんの大事にしている蝶の標本を、家のトイレに流してしまう。
    それでも気の済まないユリカは、探偵を雇い、けいくんの素行調査を依頼する。
    結婚資金として貯めていたお金を、すべて依頼料につぎ込んで。
    やがてけいくんは、帰宅恐怖症になるほど、心身ともに追い詰められてしまう。



    BARに秘密を抱えてやってきた誠子は、ユリカの親友だ。
    親友のユリカのことも、そのパートナーのけいくんのことも、大事に想っていた。
    けいくんとは、同じ合唱サークルに所属していた。
    日に日に追い詰められていく、けいくんのことを、ずっとそばで見ていた。

    誠子はマスターに告解する。
    私は、親友のユリカの彼と、けいくんと関係を持ってしまいました。
    誠子は涙をこらえながら、すこしずつすこしずつ語っていた。
    彼とのささやかな情事。別れ際の淡い期待。親友にたいする複雑な想い。

    彼女の告解がとても清らかだったせいで、罪の匂いを感じられなかった。
    その清らかさのせいで、彼女の存在が、とても遠くに感じてしまった。



    目の前には、草ちゃんとユリカが並んで座っていた。
    草ちゃんは、ユリカに依頼されて、けいくんのことを尾行していた。
    ユリカが草ちゃんにぽつぽつと想いを語る。
    草ちゃんは、気遣うようにユリカに優しくしている。

    目の前のふたりの姿ばかり見つめてしまった。
    ユリカの白い手のなめらかさから、目が離せなかった。

    ユリカは、

    生きたまま磔にされた蝶のようだ、と思った。

    もがいてももがいても彼に打たれた胸の杭が抜けることはなく。
    苦しくてどうしようもなくて、死にたくても死にきれずに、
    綺麗な姿のままで、どこにも行けずに絶望してる。

    ガールズバーで働き始め、自暴自棄になり、酒と薬に溺れてしまう。
    汚物を吐いて店の床に撒き散らす。吐瀉物は見たこともないような色をしている。
    草ちゃんは必死に介抱しようとするが、痙攣し朦朧となったユリカの口からは、

    けいくん、

    と、とても切なげなささやきが漏れる。

    吐瀉物を喉につまらせ窒息しかけるユリカ。
    姉の三恵子が口移しでそれを吸い出し、

    「全部飲んだ。」

    と振り向いて告げる姿に、愛情って言葉じゃ括りきれない、力強さを感じた。



    【第4章】秘密を以って秘密を制す

    第1章とおなじく、ユリカと三恵子が並んで座っている。
    しかし、座っているのはテーブル席。
    『帰宅拒否組』の4人とマスターが、神妙な面持ちでふたりを見つめている。

    テーブルのうえには、綺麗な青い蝶の標本が置かれている。
    ユリカがかっとなり捨ててしまった、けいくんのコレクションとおなじ標本だ。
    帰宅拒否組の4人が手分けして集めてくれたようだった。

    マスターと4人が去り、姉妹ふたりきりになるBARの中。

    マスターのいないBARのなかで
    神父のいない教会のなかのように
    ユリカは、しずかに“告解”を始める。

    けいくんのことを想いながらも、草ちゃんに甘えてしまったこと。
    相手のいる身でも、つい誰かに頼りたくなる夜があること。
    けいくんの気持ちも、誠子の気持ちも、少しだけわかったこと。

    もうすっかり、けいくんは、家に帰って来てくれないこと。
    それでも、会って、謝りたいということ。
    集めなおした蝶の標本を返して、謝りたいと。

    戻ってくるかな、と、ユリカは三恵子にちいさく訊ねる。
    来るよ、と、三恵子はちから強くこたえる。

    暗転し、BAR「さざなみ」の扉が閉じる。けいくんは、最後まで姿を見せなかった。



    私の目の前には、不安げなユリカと、前を見据える三恵子がふたり並んで座っていて、急にあかりが消えてしまったので、ああ、憎い演出だなあ。と思った。

    けいくんが結局戻ってきたのか、ふたりはどうなってゆくのか、あとの想像は観客に委ねられたままだ。
    私の頭の中では、ユリカと三恵子が、あのエメラルドグリーンの扉が開くのを、まだじいっと待ち続けているのだ。

    根底を流れる物語の波は仄暗い印象をうける。
    もしも現実にまのあたりにしたら、それこそ溺れてしまいそうになる。

    でも、ふしぎと沢山笑えて、優しい気持ちにもなれたのはなぜなんだろう。
    このBARでの出来事が、現実じゃない方の世界だからなんだろうか。

    1日中東京のまちを歩き回って、くたくただったはずなんだけど、帰る頃には不思議と気力が湧いてきていた。
    どうしようもなくかなしい出来事もユーモアに変えて、不器用にもけんめいに生きる彼らの姿に会えたからかもしれない。

    また今度、東京の三軒茶屋にやってきたときは、きっとあのBARの扉を探してしまうんだろうな。
  • 満足度★★★★★

    面白かったです。
    告解が宗教的には正解なのですね、懺悔の方が分かりやすいと思ったけど。

  • 満足度★★★★★

    「現実と向き合えているか」
    または「向き合おうとしているか」ということによって
    見え方が変わるという内容だと解釈をした。

    ネタバレBOX

    「現実」と向き合い、地に足がついていて、それなりに心が満たされていれば、「逃避」はつかの間の「休息」でもあるはずなので、ギターで弾き語るマスターの奥さんと古垣さんのお姉さんが物語のなかで最も冷静で中立な立場であったという意味で、神的だったとおもう。

    帰宅拒否組のおじさん4人衆も、マスターの奥さんや古垣さんのお姉さんと同じように、社会的に地に足が着いているいるけれども、日常的に「現実」と向き合いすぎて疲れていて。
    「現実」に心が満たされていない。
    だから、おじさんたちのやってることは「休息」ではなく「逃避」で、つかのまの「逃避」から、安らぎを得る。「逃避」があるから、現実と向き合おうとする意欲が生まれる。そういう、せめてもの「救い」があるから、帰宅拒否組のおじさんたちは「救われている」と感じた。

    そして、おじさんたちの逃避先でもあるガールズバーの女の子たちの会話から、何度も繰り返される「現実じゃない方」というフレーズは、その中のひとりの女の子がポロっと漏らす「現実キツい」って本音の裏返しで。「現実はキツい」けど「逃避」しながら、現実をがんばってるから、本音を漏らした子を皆が後ろからハグして救済する場面が美しかった。
    同じく、ガールズバーのパシり役のみかんちゃんと岡山崎さんの恋模様も可愛かった。
    観劇する前夜に『youtuber の saecomが渋谷ハロウィンではしゃいでると親戚のおじさんと未知との遭遇』をyoutubeで見ていたので、saecomのおじさんはsaecomと会ったあの後、さざなみのバイトに行っていて、しかも上の階のガールズバーで働く、暗くてロキノン系のメイドちゃんと付合っていたのか!というミスリードが出来て、妙に納得した。
    岡山崎さんの仕事できない加減をディスりながらも受け入れてるみかんちゃんのあのふたりの掛け合いも、血が通ってて好きだったな。

    それから、「現実」から「逃避」したままで「救い」があるのかという観点から、何でも屋の草谷は、序盤から終盤まで常に気になる人だった。草谷は自らの欲求に従って動いていたが、その言動は最後まで「現実」を「逃避」をしていたことから救われないのは正しかったとおもう。
    また、フルーティーの篤子ママも、草谷に捨てられた「現実」を受け入れられなかったことから、救いはなく。帰宅拒否組のおじさん4人衆に可愛がってもらった小動物系の川崎さんも、
    『誰をも好きにはなれないのに誰かが自分を本当に好きでいるのか知りたい』
    という人の気持ちを試すようなことをしたことから、救いがないのは合点がいった。

    異色だったのは、古垣さんの妹と恋人のKくんとの仲を引き裂こうとした浮気相手の女性。
    モノローグの中で、彼女は罪を告白(告解)し、祈りを捧げる。その祈りは、願いでもある。
    願いは、現実的ではないかもしれないという意味で、ある種の「逃避」行為でもあるとも考えられるとすると、「赦し」は得ても、罪の「事実」は消えないという、矛盾を孕む。しかし、現実的には祈りつづけるという方法しかない。だから彼女だけは、彼女のなかの神さまだけにしか心の拠り所がないように思われた。

    また、「現実」と「逃避」がトートロジー的であると仮定すると、
    『このバーがお客さまの心に寄り添うさざなみのようであって欲しい』というマスターの心の拠り所であるバーは「逃避」であって「現実」でもあることから、実はマスターが一番救いがなくて、虚無的なんじゃないかという疑惑が残った。

    ラストでの、古垣姉妹の掛け合いは、「現実」から「逃避」しようとした妹が、現実と向き合うことを選択したことに対する、姉のレスポンスであったと解釈をした。
    その先に待ち受けるものが、希望であるのか絶望であるのかはわからないけれど。
    そういう不確実性のなかに現実的に私たちも生きているから、それもあり得る選択だと思った。

    ちなみに自分は、この話を、古垣さんのお姉さん目線で観ていた。
    だから、妹がボロボロになっていく姿を見て哀しくなったし、自分を大切にしない妹に対して叱りたくもなった。あと、ビジュアル的に古垣さんのお姉さんが、ニンフォマニアックのシャルロット・ゲンズブールみたいで格好良かったし、古市みみさんの言葉のひとつひとつに重みがあって惹きこまれた。
    まるで、自分の方にまでちゃんと生きなさいって背中を押してくれてるような。
    そんな気がしていた。

    ※Kくんについての補足(2018/2/28)
    Kくんは失踪してしまっているため、物語の会話のなかにしか登場しない、
    観客の想像に委ねられたキャラクターだった。
    ミステリアスな「Kくん」は、梶井基次郎の「Kの昇天―(或はKの溺死)」のKくんに似ているなと思った。
    あのKくんも、このKくんも、この世界にはもういないかもしれないとしたら・・・?
    そしてそれを引き寄せた原因が誰かのどこかにあるのだとしたら。
    「罪」の意味が変質するのではないか、
    扉を開けて入ってくのはKくんではないかもしれない、と思った。
    だから、ラストのその先にあるのは「希望であるのか絶望であるのかわからない」とした。

  • 満足度★★★

    ひとつの主題を貫く連作短編。バー「漣(さざなみ)」に集う人たちの告解だったり逃避だったり。確かにバーって内緒話が良く似合う。
    笑いながらも痛みが我が身に跳ね返ってくるのはいつものことだけど、
    わたしの現実逃避は劇場通いかもしれない、と思ったり。

    ネタバレBOX

    ・客席に向かって横並び一列は、もはやMUの専売特許ですね。
    ・ユリカの婚約者のケイ君は、きっと合唱サークル繋がりで、あの友達(志賀聖子さん 当パンに役名が載ってなかったので)から紹介されたに違いない。彼女も初めからケイ君が好きだったのに獲られたのかな・・・とか妄想が広がる。
    ・帰宅拒否症の彼等がミカちゃんを取り合う様子は、『CANDY CITY』の病院の先生を取り合う女達の裏返しに観えた。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/21 (水)

    21日ソワレ(110分)を拝見。

    ネタバレBOX

    カウンターの片隅でズブロッカ舐めながら、他の酔客達のアレヤコレヤに聞き耳立てて、ニンマリしたり・首を横に振ったり・頷いたり…な気分で過ごした110分。
    場転毎に奏でられる、まるまどかさんのギターの音色は、ラジオの深夜放送でコーナーの合間に流れるジングルの役割か? 4つの章を統一したムードでつなぐ演出は巧みだなぁと。

    役者陣。
    いつもながらの、正月のおせちのお重のような、豪華なキャスティング。
    とりわけ、鵺的さんの『奇想の前提』から注目している、ユリカ役の福永マリカさんと、電動夏子安置システムさん『グランディ氏の穏やかな遺言』でその存在を認識した、誠子役の志賀聖子さんのお二人が印象深かった。

    ※記録用に配役を記しておきます。
    古市みみさん(バー「さざなみ」の常連・三恵子)
    福永マリカさん(三恵子の妹・ユリカ。純粋な故に嫉妬深い)
    成川知也さん(「さざなみ」のマスター。傍観者的な人物が一歩踏み出したところ…)
    まるまどかさん(「さざなみ」のママ。ミュージシャン)
    西川康太郎さん(水商売系のなんでも屋)

    森口美香さん(「さざなみ」のアイドル。帽子屋を夢見る)
    浜野隆之さん(スーツ・メガネの帰宅拒否組)
    榎本純さん(図書館勤務の公務員、ぼーっとしたメガネの帰宅拒否組)
    菅山望さん(不動産屋勤務のイケメン・メガネの帰宅拒否組)
    橋本恵一郎さん(グーグル勤務の意識高い系・メガネの帰宅拒否組)

    真嶋一歌さん(上階のガールズバー「フルーティ」の「ナース」、姉御肌)
    加藤なぎささん(「フルーティ」の「ゴスキキ」、漫画家志望)
    温井美里さん(「フルーティ」の「メイド」、岡山のカノジョ)
    藤田りんごさん(「フルーティ」の「キョンシー」、写真が趣味)
    小島望さん(「フルーティ」の「主婦雪姫」、人妻)
    岡山誠さん(「さざなみ」のバイト・岡山、ドラマー)
    久保亜津子さん(「フルーティ」のママ)

    志賀聖子さん(ユリカの親友だが、ユリカの彼氏と密かに…)
  • 満足度★★★★★

    笑いの中に、私たちが内在する逃避=孤独を見事に描いた。
    MUの最高傑作の誕生かも。

    (以下、ネタバレBOXに長文書いてます)

    ネタバレBOX

    毎度のことながら舞台設定だけで勝利宣言が出てしまう、MUらしい設定。
    『このBARを教会だと思ってる』のタイトルが良すぎるのだ。
    バーなんかに行ったことはなかったとしても、なんとなく頷ける感じがするではないか。
    バーのイメージってそんなんですよね。

    バーとか名物ママのいるスナックとか、いろんな人が何かを吐き出す場所、というところに目を付けたのが吉の作品。
    もちろん今までもそうしたテイストが含まれている舞台や映画などの作品はあったと思うが、作・演のハセガワアユムさんはそこに「なぜ彼ら(彼女ら)はそのような場所で吐き出してしまうのか」を合体させ、現代に生きる人々の「逃避」の姿を描いた。

    かつてハセガワアユムさんは、「虚無」な世界観が爆発しているような作品を生み出していたと思っている。
    「虚無」にはこの世に疲れ・諦めた人々の顔があった。
    でも「生きているのだ」「生き続けていくのだ」という姿もそこにはあった。
    それの回答となるのが「逃避」ではないのか。

    「虚無」からの「逃避」。
    生きるための、ひとつの術(すべ)である。

    本作の登場人物たちはすべて「逃避」している。
    「帰宅拒否組」の4人に限らず、バーのマスターでさえも実は逃避しているように思える。
    「妻のためにしてやっている」バーも禁煙も、たぶん言い訳であり、彼の「逃げ」のように聞こえてしまうからだ。

    かつては「逃げるな」「立ち向かえ」的なマッチョな社会があったが今は違う。
    「逃げてもいい」という社会になりつつあるのではないか。
    逃避することは「悪」ではないのだ。

    この作品は「逃避」を描きながら、そうしている彼ら(彼女ら)に寄り添っていく。
    無様でもいい、と言ってくれているようだ。

    「逃避」先からまた「逃避」していく男たちもいたりする。
    「帰宅拒否組」はバーのバイトの子目当てなのに、一歩先には踏み込まない。いや「踏み込めない」。「女が怖い」とまで吐露させてしまっているが、それを責めるわけではない。

    逃避の先も「リアル」なので、現実を避けたい人はまた「逃避」するしかないのだ。

    「逃避の先」には「告解」があった。
    それがバー「さざなみ」にあったのだ。
    誰しもが薄々感づいていたが、バーでは知らず知らずに告解していたのだろう。
    それが白日の下になったのが「さざなみ」の告解ブーム化だ。

    バーは吐き出すだけの場所であり、実再に本音を「告解」しているかどうかは、たぶん問題ではないのだろう。アドバイスが欲しいわけではない。わけではないので「告解」であり、「告解している」という状況が大切なのだ。

    バーのマスターの役割は、何でも屋と同じ。吐瀉物を掃除したり、トイレの詰まりを直したりすること。
    それは「ただ聞くだけ」で行われる。
    何でも屋の台詞は、実はマスターの気持ちを代弁しているのではないのか。
    「吐瀉物に親近感」「(針金のハンガーをいじって)こんなモノで簡単に流せる」「吐いている女に惚れる」とかは、まさにマスターの台詞であってもおかしくはない。

    逃避している人たちは「孤独」でなのではないのだろうか。
    ある一定以上の間隔を空けて彼らは点在する。一見関係があるように見えてもリアルが怖い人たちなので、距離は保っている。そんな緩い関係を続けられる場所が「バー」なのではないだろうか。

    音楽にこだわりがあるMUの公演にもかかわらず、客入れの音楽がないのには違和感を感じた。
    その理由は公演が始まって理解した。ギターの生演奏があったからだ。

    4つの連作短編からなる作品ということで、各パートごとにギターが入った。
    各パートのつながりがなかなか憎い。
    薄暗がりでは単に人が入れ替わるだけではなく、例えば3話の終わりでは、きちんとガールズバーの女の子たちが、自分たちの仲間が汚してしまった(実際には汚れていない)バーの掃除を行ったりするのだ。このときの彼女たちの衣装が憎い。ガールズバーの衣装の上にコートを羽織っているのだ。なので、お店から帰る前に寄って掃除しに来た、みたいな雰囲気が出てくる。それを薄暗がりの中で行わせるセンスの良さ。

    4つの連作短編と称していたが、普通に1本の長編と言ってしまっても良かったように思うのだが。

    それにしてもハセガワさんの台詞のセンスは相変わらずナイスである。
    とてもテンポがいいし、特に台詞の返しがとても活き活きとしている。
    台詞の中では、結構微妙なところを突いてくるのだが、それには下手に突っ込みを入れず、流してしまうところがなお面白い。
    合唱の口パクのところとか、ガールズバーのママが繰り返す「アムス」とか、違法サイトにアップされるほど、とか(笑)。

    その上、単に面白いだけではなく、いきなりグッと突いてきたりする台詞があったりもする。
    例えば、第2話のラストでバーのバイトの子が「自分を本当に好きな人を知りたい」という台詞が哀しいし、さらにマスターの「自分だって誰も好きじゃない」が追い打ちをかけるたりするのだ。
    この第2話は、この2人の台詞がとても効いている。
    帰宅拒否組の大騒ぎに大笑いして終わらず、彼らの会話で閉めるところがハセガワアユムさんの上手さである。
    ここには思わず唸った。

    盛大に逃避していた妹が姉に支えられ、婚約者を待ち、そして……というラストは少し甘いな、とも思ったのだが、「逃避」することは「悪くはない」ということが中心に感じられた作品で、逃げ回っていた彼女が少しだけ現実と向き合おうとすることに対して、ハセガワアユムさんは彼女を見捨てなかったということではないか、と思ったのだ。それは「優しさ」とは少し違うような感覚。

    小さな決断と勇気に対して、背中を押してあげたのではないか、ということだ。
    「虚無作家」(笑)のハセガワアユムさんが「虚無」の先に見たものかもしれないとも。
    その一瞬は、新しいMUの誕生とともに、MUの最高傑作が生まれた瞬間かもしれない。

    姉役の古市みみさんがやはり男らしい(笑)。南アのミラジョボビッチというよりは『グロリア』の女主人公の感じか(笑)。他人(妹)を支えられる生命力を感じた。2本の足できちんと立っているという。
    バイト役の森口美雪さんの小動物感・ちょっとしたアイドル感がいい。2話のラストに見せる表情が特にいい。
    帰宅拒否組のメガネ男役の浜野隆之さんの頼りない気持ち悪さ(失礼・笑)もいいし、ガールズバーの姉御的な存在役の真嶋一歌さんの、どーんと来い的な強さを見せているが、動静監督の話に出る弱さ・哀しさの滲ませ方が上手い。
    他の役者さんたちも、キャラがぴたりときていて本当に楽しい。

    バー「ささなみ」は三茶にあるという設定だったけど、三角地帯のところやヴィレッジヴァンガードのほうの商店街でもなく、太子堂の住宅地に入るあたりにありそうなイメージがした。
  • 満足度★★★★

    MUさんは初見の団体だけど、フライヤーで手応え感じたのと、西川康太郎・福永マリカの名前があったのでハズレないと踏んだ。
    丁寧だけどザラザラしてて、繊細でシリアスだけど笑いもあって、不思議な感覚。こういうの嫌いじゃないね。
    舞台美術?と明かりの作り方が好み。美術っていうか、あの棚を選んだやり方が好き。四幕?で棚の向こうの明かりで時刻が表されてる気がしたんだけど、合ってるかなぁ。
    駅前劇場なので、どうしても前の人の頭で死角が出来るのが残念。
    物理的にも心理的にも見る位置を変えて複数回見るのも面白そう。

    ゲキバカの西川康太郎さんが、単なる便利屋の兄ちゃんに終わらない役で、物語が進むにつれて重要度増して福永さんと繋がりが出来ていくのがドキドキした。表現がパワーアップしていって引き込まれた。正拳突きしてるだけあるわ…
    福永マリカさんは以前別の作品を同じ駅前劇場で見て、どシリアスな演技に引き込まれた方。今回、可愛さもあるけど、その裏にある人間心理の怖さみたいなものが滲み出る役を演じきってる。途中で、あっ怖っ…って思ったもん。
    他にどんな引き出しを持ってるのか、もっと観たいなぁ。
    真嶋一歌さんは、この前リジッターで見ていて、今回の役と少し近くて見やすかった。女の子の可愛らしさと図太さとか、良いも悪いも全部投げつけてくる感じの役で、現実じゃない方(=舞台)で出会うには嫌いじゃない。
    現実では絶対友達になれないタイプだけど(笑)。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/25 (日) 19:00

    日常の中の異常な出来事の表し方が面白かったです。
    オムニバスが進むにつれて、徐々に分かる関係性が良く出来ていた。

  • 満足度★★★★★

    ちょっと"笑い多め"でMUの世界を堪能できました!というか、シリアスが多めの作品より自分、こちらのほうが好きかも??毎度のように stylish で独自の世界を演出されて、MUの過去観た作品の中ではかなり好きなほうに入ります!!! いろいろ大変とは思いますが、頑張ってください!!!

    ネタバレBOX

    ミカちゃんの場面がとにかく冗長で長い!...というか実はここが好きで、もっとやって!という感じでした。そのうちDVDとか出るのでしょうか?公演の運営についてですが、振り込みですと、チケットを送ってしまう公演が多く 振り込みしたら、ちょっとは早く入れる(アドバンテージが付く)みたいなことが多いのですが、振込しても4階まで階段で並ぶというのは...? といっても「既に入金済の方は?」と列に声をかけておられて、並んでいた時間はやや短かったです。でも送ると送料が掛かりますし、当日忘れるという痛い目に合うこともあります。ここを何とか工夫されては?振り込みの人はちょっとだけ安くなるなどの工夫をされた公演もあった気が。要するに送料と振込料分をサービスする、ということでしょうか?
    ということがあっても☆5とさせて頂きました!次回も期待しております。
  • 満足度★★★★

    4つの章から成る長編、とのことだがまさに長編。
    サイコロを四方八方から見るように、ひとつの事象を多面的に見る視点が効いている。
    一人ひとり深堀りすれば、登場人物の誰もがスピンオフの主役になりそう。
    ガールズバーの面々がきゃあきゃあする、よくある場面でもシラケないのは
    キャラの濃さに台詞がちゃんとついて行くから。
    その意味で隙の無い配役が素晴らしい。
    何でも屋の西川康太郎さん、いいやつだな、惚れてまうがな!


    ネタバレBOX

    舞台中央、横に長いカウンター、下手にはソファとテーブル
    正面奥には本棚が壁状に置かれ、店の中と外を隔てている。
    さっぱりしたモノクロの舞台。

    第1章 
    浮気を疑って身辺調査を依頼する一方で、派手な結婚式を挙げたいから金を貸してほしい、
    と姉に頼み込む妹。
    不安を払しょくしようと無理矢理理想の結婚式をしたがる心理が上手い。
    姉(古市みみ)の男前なキャラが魅力的。
    「無敵だよ」の一言が秀逸。これ大ウケだった。

    第2章
    帰宅拒否男4人組の、バーのアイドルみかちゃんをめぐる攻防。
    現実逃避と癒しへの渇望、特別扱いしてほしいという甘え満載の男たちが滑稽。

    第3章
    さざなみの上にあるガールズバーの面々がやって来て
    カウンターでそれぞれの悩みを打ち明ける。
    みんな厳しい現実を背負って、ガールズバーで働いている。
    そして店での「現実じゃない方」が楽しくなってきた、と語り合う。
    彼女たちのリアルと、対極にある嬌声、そのどちらもが彼女たちの人生だ。
    決して饒舌ではないのに、一人ひとりの人生が立ち上がってくるのは
    無駄の無い台詞と役者陣の力量。
    とてもいいシーンだった。

    第4章
    思いがけない展開で、さざなみとガールズバーの接点が明らかになる。
    MUらしいエンディングは、もやもやする反面考えさせる。

    しかし「何でも屋」の男、いいキャラだ。
    彼の方がよほど人を救う気がする。
    「明るい謙虚さ」を持った男が好きなので大変楽しかった。
    西川康太郎さん、他の舞台も観たいと思った。

    BARと教会はやはり似ているね。
    どちらも秘密を話して楽になりたい人間が集まってくるところ。
    他人の秘密を聴いて短いコメントをするしかない人間が待っているところ。
    そして、何も変わらないけれどちょっと一休みするところ。




  • 満足度★★★★

    観づらかったね。もっと段差が有ったほうがいい。
    概ね楽しい時間を過ごせましたが、仕事帰りでぐったりしていたし、見えにくいわでエンディングを見逃してしまった!(無念・・。)

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/21 (水) 19:30

     作風が少し変わった感じがする。と言うより、作りつつ変化してしまったというところか。三軒茶屋にあるという設定のBARを舞台に、姉妹が会話する第1話、バイトの女の子とその子が目当てでもある帰宅拒否症の男4人のあれやこれやの第2話、BARの上階にあるガールズ・バーの女子がコスプレでドタバタする第3話、そして、姉妹の物語に戻る第4話という構成。第1話でマスターの慰めのシーンが「告解」みたいだとしてSNSに流れたことから「教会だと思ってる」ことになるのだが、終わり方は確かに「教会」的である。ただし、それは舞台全体を良く観ていないと分からないかもしれない。登場人物が多く、それぞれのキャラが立ち切っていないのが惜しい。古市・福永の姉妹の感触がよく、BARマスター役の成川や、ガールズ・バーのリーダー的存在の真嶋は、ハマっている。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/21 (水) 19:30

    座席1階3列

    価格3,000円

    MUは以前にも観ていましたし、一歌さん出演も加えたら「絶対観たい」。
    ということで。初日に行ってきました。満席。初日割引も要因かな。

    そのせいか前列はかなり指定席になっていました。自由席は3列目から。
    それは日によって変わると思いますが、3列目後方から段差がありますので、自由席のかたはちょっと上段のほうが駅前劇場は見やすいと思います。

    さて。すでにMUのblogにてコンセプトとあらすじが公開されています。
    http://production-blog.mu-web.net/?eid=957318

    が。読まなくても大丈夫です。お話は凄くわかりやすく「なるほど教会だね」と思わせてくれます。かなりオープンな教会ですけどね。

    ただ。コンセプトは読んでおいたほうがいいかな。
    ・行き着いたテーマが「現実と逃避」
    ・席によって見方によって見方がだいぶ変わるしくみ
    ・気持ちを寄せる役によって見方がだいぶ変わるしくみ

    はい。このまんまです。2つめ3つめはどの劇場でもどの作品でもほぼ同じことが言えますけどね。
    舞台は「さざなみ」という名前のbar。4つの章に分かれていますが、人も話しも交差していきます。

    【第1章】妹の救済
    【第2章】帰宅拒否組
    【第3章】現実じゃない方
    【第4賞】秘密を以って秘密を制す

    そしてなんだろう凄く笑えた。
    そう、冷静に書くけどちょっと味のある笑い。

    ハセガワさんの作品は短編も含めて何度か見ているけど、ちょっと他の劇団やユニットでは味わえないものがあります。決して「キレ」で勝負するタイプではない。「じんわり」でもない。なんだろうな、でも芝居を見た後になんとも言えない心地よさがあるんですよね。

    んー上手く言えないから「行って見てください」。

    私は【第2章】帰宅拒否組 が好きですね。メッセージ性が強いのは【第3章】現実じゃない方 でしょうかね。いやー、一歌さん役作りってさ、ハグ魔だろ?いつものまんまじゃないか(笑)

    観劇初心者にオススメできます。
    22日(木)、23日(金)はお席がまだまだあるそうです。勿体ない!

    追伸ですが。
    昨日俳優の大杉漣さんが急死されました。彼のお名前「漣」は”さざなみ”とも読むそうです。偶然でしょうか。舞台出身の大杉さんが後輩の皆さんに何かエールを送っていたような気がしてなりません。

この公演に関するtwitter

初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)

  1. MU『このBARを教会だと思ってる』 見てくださった方なら、あっ… となるかもしれないスポット。 お客さんからも、「私、稲田堤に住んでて…」と言われたり。 https://t.co/ceFmvM7Hiw #このBAR

    7年弱前

  2. そういうわけで大変に遅くなりましたが、MU「このBARを教会だと思ってる」全日程終了致しました。 本当に本当にありがとうございました…! 大好きなMUの座組で過ごす日々、幸せでした。 https://t.co/OdTezdAK7X

    7年弱前

  3. 2月の観劇は20本。特に良かったのは観た順に「目頭を押さえた」「ノスタルギア」「このBARを教会だと思ってる」「卒業式、実行」の4本。

    7年弱前

  4. MU「このBARを教会だと思ってる」 それぞれの教会、つまりは逃避できる場所、をどこかに持っている人はたぶん強い。ぶきっちょでもいい。完璧なんかじゃなくていい。見栄を張るような嘘なんてつかなくていい。 BARさざなみ、はありのまま… https://t.co/TLma4Dduml

    7年弱前

  5. MU「このBARを教会だと思ってる」観劇。いつの間にか“告解”と化したBAR、は小学生の頃に流行る根拠のないオカルト話のような、純粋な人ほど信じてしまう、そんな危うさを感じた。同時に、綺麗なものも、穢いものも、すべてを温かく包みこ… https://t.co/jLOAjQ4cnq

    7年弱前

  6. 0225 MU「このBARを教会だと思ってる」観劇。まずタイトルから震えさせられる。笑いとシリアスさのバランスが絶妙。最前列ど真ん中。同じ空気を吸っている感覚。視点や感情移入する人物はもちろん、体調やその日の外の天気ですら捉え方が… https://t.co/cYvD8WPlwz

    7年弱前

  7. @canblossomouka @I_am_nukui3 @MU_web MU『このBARを教会だと思ってる』出演の成川知也です。『GIRLS』に続いてのご観劇、またお楽しみいただけて、本当に嬉しいです。MUまだまだ未熟ですが、生… https://t.co/p9PTXc454U

    7年弱前

  8. @himariltuko MU『このBARを教会だと思ってる』出演の成川知也です。お楽しみいただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。MUも皆様に寄り添えればありがたいです。まだまだ未熟ですが、精進してまいります。MUをなにとぞよろしくお願いいたします。 #このBAR

    7年弱前

  9. @sarasara_to MU『このBARを教会だと思ってる』出演の成川知也です。ご観劇本当にありがとうございます。一歌さんには『GIRLS』に続いて大変お世話になりました。さすがです。MUまだまだ未熟ですが、精進してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。 #このBAR

    7年弱前

  10. @tets_u MU『このBARを教会だと思ってる』出演の成川知也です。ご観劇いただきありがとうございました。「ずるいよ、ミカちゃん」あの台詞は言いながら自分にも刺さっていました。MUまだまだ未熟ですが、精進してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。 #このBAR

    7年弱前

  11. @nekopy MU『このBARを教会だと思ってる』出演の成川知也です。お楽しみいただけて、少しは寄り添えたかと思えて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。MUまだまだ未熟ですが、ちょっとずつ精進してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。 #このBAR

    7年弱前

  12. @ksk_kmt MU『このBARを教会だと思ってる』出演の成川知也です。さざなみが新島さんのお店に見えていたたら何よりです。MUまだまだ頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。 #このBAR

    7年弱前

  13. @melk_aya MU『このBARを教会だと思ってる』出演の成川知也です。お楽しみいただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。MUまだまだ未熟ですが、精進してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。 #このBAR

    7年弱前

  14. @TheGallery_plus MU『このBARを教会だと思ってる』出演者、成川知也です。狭い会場の中、ご観劇ありがとうございました。温井さん、『GIRLS』に続き、今回も大活躍で大変お世話になりました。MUまだまだ頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。 #このBAR

    7年弱前

  15. @ghiekkk2 MU『このBARを教会だと思ってる』出演者、成川知也です。いつもご観劇ありがとうございます。、しっかり観ていただけて演者冥利に尽きます。「でも毎日は続く」というお話。不器用なこぶしを握って日々頑張ってまいります… https://t.co/HHZAhgfL2q

    7年弱前

  16. @Akico_Nichole Nicoleさま。MU『このBARを教会だと思ってる』出演の成川知也です。さざなみのごとく、皆様に寄り添えていたら何よりです。一歌さん、マリカさんという強力なゲストさんにも大変お世話になりました。おふ… https://t.co/8AZltQw5wO

    7年弱前

  17. @ryu7n MU『このBARを教会だと思ってる』出演の成川知也と申します。『GIRLS』に引き続きのご観劇、またフォトブックのご予約もいただき、本当にありがとうございます。MUまだまだ未熟ですが、精進してまいります。引き続きよろしくお願いいたします!

    7年弱前

  18. @PitymanPityman 終演しました◀︎Pityman外部出没▶︎藤田りんご客演 MU『このBARを教会だと思ってる』 応援してくださった皆様真に有難うございました。 ▽今後の藤田りんご出演予定 4月… https://t.co/AWfY8z9OYo #このBAR

    7年弱前

  19. MU『このBARを教会だと思ってる』こぼれ話 MU初期の『戦争に行って来た』で「現実思い知れ」、中期『神様はいない』で「現実ってそんな重要?」と来て。『このBARを教会だと思ってる』では「現実じゃない方 」と変化して来て。読み比… https://t.co/zP9JNRAjqj

    7年弱前

  20. 806発目!!MU『このBARを教会だと思ってる』無事終了いたしました!!ご好評いただいているようで良かったです\\\\٩( 'ω' )و ////今日は最高気温14℃寒くない!!でも深夜には台風並みの風と雨が来るかも!!今のうち… https://t.co/0wmzdex177

    7年弱前

  21. 【ブログ更新】MU「このBARを教会だと思ってる」終演しました! https://t.co/ah1Ry5XcfO #ameblo #ametwi

    7年弱前

  22. ここ最近休みの度に親友や関係の方の出演している舞台を観に行かせていただいている… 22日はMU『このBARを教会だと思ってる』、そして本日は『ミラクル祭'18』のBバージョンを観劇しました!どの作品も声出して笑えるシーンもあれば… https://t.co/9sHDReSqmF

    7年弱前

  23. 【INFO】MU『このBARを教会だと思ってる』皆様のご感想まとめを更新いたしました。https://t.co/pu3AAR1k40  https://t.co/qyN9N946tz #このBAR

    7年弱前

  24. 先日、MU『このBARを教会だと思ってる』を観劇。 2章の男4人の気持ちが分かり過ぎては心痛めながら笑った。BARさざなみにも行ってみたいが、上階のガールズバー「フルーティ」に行きたい。 一歌さんは相変わらず素敵だった。 #MU

    7年弱前

  25. 私は小劇場がやっぱり好きだ。 あのパイプ椅子や桟敷であぐらかいたりなんかして観るのが好きなんだ。 遠くて近くて浴びせかけられるような台詞たち。瞬間関西から出張っていいのか?と思ったけどこのBARを教会だと思ってるを観て改めて好きな物を知れた。 忘れないでいたい。

    7年弱前

  26. 【INFO】MU『このBARを教会だと思ってる』 ネタバレの長文の感想は是非、演劇口コミサイトCorichへどうぞ。続々と盛り上がっております! https://t.co/4itg0JAl4I ご感想もまだまだお待ちしています… https://t.co/uovUTEaWaD

    7年弱前

  27. MU「このBARを教会だと思ってる」無事に終演いたしました。 おいしいお酒を飲み、若くもないのにオールして、打ち上げ後にカラオケまで行っちゃうくらい楽しかったです。 ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!皆様の感… https://t.co/b8bsqOmaqU

    7年弱前

  28. まさに!MU『このBARを教会だと思ってる』でしか入手できない天動虫JUKEBOXフライヤーでした!!!(* ^O^ *) https://t.co/EKGAs5FKyK

    7年弱前

  29. そんなわけで、 MU「このBARを教会だと思ってる」 全日程を終えて無事に閉幕いたしました。 ご来場頂いた方も、気にかけて下さった方も、お世話になった方も、みんなみんな本当にありがとうございました!! https://t.co/QRQxrRAePg

    7年弱前

  30. 遅くなってしまいましたが、 MU「このBARを教会だと思ってる」 6日目、最後の公演が無事に終演しました。超満員のお客様に観て頂けてしあわせでした。ご来場ありがとうごさいました! 遠吠えのひとたちと梢栄ちゃんがきてくれました。3… https://t.co/V3GbBnkwjt

    7年弱前

  31. MU『このBARを教会だと思ってる』 あらためまして たくさんのお客様にご来場いただき ありがとうございました。 終えて、雑記 https://t.co/h289zZPcMY たくさんのひとに たすけてもらって まいにち生きて… https://t.co/NRmFZTFeVC

    7年弱前

  32. MU『このBARを教会だと思ってる』全日程終了しました。皆様に静かに寄り添うさざなみは、今日もどこかで一杯出してることでしょう。お客様、共演者、関係者に寄り添えて、かつ当事者足り得る演者にでいられるよう、日々これ精進です。本当にあ… https://t.co/NfPCcMTMZR

    7年弱前

  33. 【INFO】MU『このBARを教会だと思ってる』皆様のご感想まとめを更新いたしました。https://t.co/pu3AAQJJcs  https://t.co/UTswDi4Cnp #このBAR

    7年弱前

  34. MU『このBARを教会だと思ってる』 無事に全日程終わりました。 ほんとにあっという間、一瞬だった気がします。 まだまだ精進あるのみです。 あと、場当たりの日にこっそり24歳になりました。こっそり! https://t.co/rcbcS4Cicr

    7年弱前

  35. MU「このBARを教会だと思ってる」 終演致しました。ご来場頂いた皆様に感謝します。 素敵な座組みだったのでまた会いたいなあ。またどこかで会いたいなあ。 MU好きだなあ。 楽しかったなあ。 でも次に進みます。 次は6月。また… https://t.co/lepMeLtD93

    7年弱前

  36. そんなこんなで、MU『このBARを教会だと思ってる』全日程終了致しましたー。沢山のお客様に御来場頂きまして本当に感謝感激ですし、ずっと残尿感が治まりません。わたしひょっとして、前立腺が肥大してるのかも?(少女漫画風に)

    7年弱前

  37. MU『このBARを教会だと思ってる』 終演しました。 なんか今回 終わった感じがしなーい と、思ってたけど 今になって寂しくなってきたなぁ でも、何があっても 日常は絶えず続いてくんだー そんな作品でもあったなぁ 尊い時間で… https://t.co/L7EpIVlHDa

    7年弱前

  38. MU「このBARを教会だと思ってる」千穐楽おめでとうございます。 今でもラストの暗転後、けい君は現れたのだろうか? あの二人はよりを戻したのか、それとも綺麗さっぱり別れたのか? 等々妄想を膨らませて観劇の余韻を楽しんでいます。 #このBARを教会だと思ってる

    7年弱前

  39. 昨日は下北沢で奇跡のぱんけーき食べたり、MU『このBARを教会だと思ってる』を観劇したりしました。 パンケーキは美味しかったし、MUの男性4人組は面白かったしで充実した1日でした。

    7年弱前

  40. MU「このBARを教会だと思ってる」千秋楽を観劇。MUのお芝居は「GIRLS」以来2回目だけどやっぱり成川さんのお芝居が素敵。いろんな感情が入り乱れててそれぞれみんな人間味があるところが好きでした。また観に行きます https://t.co/S7ONd6UH3I

    7年弱前

  41. ブログを更新しました。 『【舞台】MU『このBARを教会だと思ってる』(3回目・千秋楽)』 https://t.co/Ym5EKOFKC4 #このBAR #福永マリカ #アメブロ

    7年弱前

  42. 【MU『このBARを教会だと思ってる』終演ありがとうございました】 完徹決定なのはいいとして、急行に乗り間違えたのはいいとして、なんでKくんってバレてんだ。笑 けいくんでも、恵くんでも、圭くんでもなく、Kくん、と台本では呼ばれてる。 #このBAR

    7年弱前

  43. MU「このBARを教会だと思ってる」 全て終わりました。のびのびやれたかなと。ありがとうございました。 画像はさっきの夜明けの環七。 くらいに鮮やかに、やれたかなと思って。 またいつかお会いできたらと。 御来場下さりました皆… https://t.co/baIcQAIXgH

    7年弱前

  44. MU『このBARを教会だと思ってる』全日程終了。 みなみなさま、ありがとうございました。BAR通いの日々が終わりました。 早朝のせいもあるのかもだけど、夢みたいですね。 でも、BAR『さざなみ』は確かにあるのです。 はい。お腹… https://t.co/xUK0hXOi40

    7年弱前

  45. MU「このBARを教会だと思ってる」終焉致しました。 ご来場下さった皆様、観劇後にお声を下さった沢山の皆様、お気にかけて下さった方々、関係者各位、ありがとうございました! 駆け込み撮った写真。好きな人も、親友も、大事な人です。 https://t.co/fZ4sy71371

    7年弱前

  46. MU 『このBARを教会だと思ってる』終演いたしました。 かかわってくださった全ての方に、感謝と感謝を。 ありがとうございます。 https://t.co/Ndmo28QTWz

    7年弱前

  47. MU『このBARを教会だと思ってる』観劇。 BARには行ったことが無いけど、あんな素敵な処だったら自分もマスターに告解しちゃうのかな。 まるさん演奏のギターの音色と、時折聞こえる井の頭線の音も味わいと深みが広がって良かったです。… https://t.co/p0jqjsaeFt

    7年弱前

  48. MU「このBARを教会だと思ってる」 全公演終了しました。 たくさんのお客さまに楽しんでいただけたようで本当にうれしかったです。 ありがとうございました。 そして何より自分がとても楽しめたことがうれしかったです。 関係者のみなさまにもたくさんの感謝を。

    7年弱前

  49. MU『このBARを教会だと思ってる』千秋楽を観劇 こーたろーさんの騒いでても本当はシャイで優しさが滲み出てるとこがすごく好きだ。 優しいから騒いじゃう感じが。 やっぱその人間なんだよなー。 頑張ろう。頑張りたい。

    7年弱前

  50. MU『このBARを教会だと思ってる』千秋楽を観劇。 めっちゃ面白かった!MUらしくないようでMUらしい作品。 自分にとっての観劇もこのBARさざなみへ通うのと同じような感覚なのかもしれない。 非日常の世界を楽しませてくれる… MU… https://t.co/zRZoLXZtbE

    7年弱前

このページのQRコードです。

拡大