公演情報
「ドグラ・マグラ」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
難解な作品と言われていましたが、舞台化された本作は意外に取っ付きやすかったですね(ただしどの程度理解したかは自信がありませんが)。ビジュアル的にも優れていて、やや長尺でしたが、大いに堪能できました。
満足度★★★★
鑑賞日2017/06/11 (日)
座席1階1列
演劇企画集団THE・ガジラ『ドグラ・マグラ』SPACE 雑遊
凄かったなぁ。2時間越えと聞いて身構えていたのだけど全く気にならず。
圧倒的な迫力で、最初から最後まで作品の世界にどっぷりと浸ることが出来ました。
演出も素晴らしかった。
劇場の特徴を存分に活かした演出の数々をはじめ、音響、照明全てが素晴らしかった。
前説の「最前列は水や物が飛んでくることがあります」のアナウンスどおり、
最前列はド迫力でした。
満足度★★★★★
難解な原作ですが、理解力と感性の乏しい私でも感動の震えが止まりませんでした。特に岩野さん演じる正木教授(松本俊夫監督の映画ではあの怖い桂枝雀が演じたことで有名)の怪異性とアフリカン寺越さんの感情を抑えた演技の対比が素晴らしかったと思います。
満足度★★★★★
10代の頃、難解さに小説を上巻で投げ出した本作。
初めて観た演劇版は、スタイリッシュな大正ロマンを土台に、遺伝の学説や20年にわたる恩讐をボリューミーでありつつコンパクトにまとめてあり、作品を理解しやすかった。
演出はどこ・いつから開演したのか(すでにしているのか)あえて判別できなくし、薄暗がりの中に響き続ける1つの音によって観客の緊張を高めて、作品世界にいやおうなく引きずり込む。
満足度★★★★★
闇、水、叫び。誰が正気で誰が狂気?分からなくなる。圧倒されたなぁ〜って感じ。綺麗な女性が狂気を演じると恐怖が倍増。狂気の論理が正常に感じられてきたら、危ないってことかな。気を付けねば今の世の中も。
満足度★★★★★
難しいお話でしたが、みなさんの演技に引き込まれて、あっという間の2時間15分でした。読むと発狂するといわれる「ドグラ マグラ」今のところ私は正常です。よかった。ただ最前列に座ってしまったのは失敗。夢中で観てて、今日も首が痛い。。。でも私は正常です。
満足度★★★★
鑑賞日2017/06/08 (木) 19:00
奇書と言われる原作の異様な世界観が色濃く出ていて惹き込まれた。
長台詞の合間に差し込まれる、流しの「水」、照明の切り替え、効果音、
それに雑遊の造りを活かした演出が作品全体にメリハリを持たせている。
それが作品理解を助けてくれる感じ。
緊張感と”狂気“の2時間15分。
満足度★★★★★
青空文庫で原作をちょこっとだけ読んで、難解だけど面白いな~と感じましたが、
当公演、脚本・演出・キャスティング等々、演劇としてとても面白く仕上がっていましたね~。
原作を最後まで読んでみようと思います。。。
満足度★★★★★
かなり気合を入れて席に座ったが、思いの外、訳が分からぬものではなかった。
刹那刹那で何かが見えた気がして、しかし、次の瞬間には遠い所に行っている。
そんな揺さぶられ続けた2時間15分であった。
そして、最近になく短く感じた2時間15分であった。
こういう作品だと、難解な言葉を駆使して語りたがる御仁も出てくるだろうから、自分はひと言にとどめておこう。
この作品の主役は、音と光。そう感じた。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/07 (水) 19:00
「生きていたのか呉青洲!」という、まんまの舞台でした。そこが凄いですよね。「ドグラマグラ」は一旦、読み手の解釈を加えたとたんに破綻してしまうような作品です。一生、直には見られない自分の顔のような、掴むことのできない雲のような、逃げられない影のような作品。作品との距離を付かず離れず、微妙なバランスで保ちながら演出するのは大変だったろうなと思います。忠実に忠実に、そのためには削除も厭わず、「ドグラマグラ」の神髄を抜き取り見せるような舞台でした。
(えっ?何を言っているか判らないですって。私はまだ胎児ですので許してください)
満足度★★★★★
ドグラ・マグラといえば、うつうつとして陰々滅々という印象をもって臨んだのですが、ガラリと違って、どちらかというと体育会系、無理やり人を挙げるとすれば、東尾理子と松本薫の親子バトルのような、メト美のような、元気いっぱい。尿意も忘れる2時間20分でした。
ロマンス、人情、勧善懲悪などに興味のない人には、面白くてたまらない、オススメと思います。
満足度★★★★
原作小説でシュールな作品を、より「具体的」な演劇にするのは難しい。字で読む想像力と、俳優によって見せられる世界の落差とでも言おうか。この小説はもともと人間の想像力について疑義を呈しているので、さらに難しい。鐘下脚本は原作の「名せりふ」?を生かしながら、その分明ならざる世界を、若い俳優たちを抽象的な舞台で演出する。その自信たっぷりな展開に引き込まれてしまうが、結局は、とても二時間では読めない原作を、久しぶりに引っ張り出してぱらぱらとめくった感じである。それを良しとするか、苦痛と感じるかは、観客それぞれの「脳髄」による。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/04 (日) 18:00
価格3,500円
原作の出だしと結末の「あの構造」も舞台用にアレンジして「あー、そうしたのね」と納得したし小難しい理論/理屈を捏ね回して煙に巻くのはまんまだし雑遊のあの機構や照明も効果的に使うし、とあの手この手で原作の雰囲気をよく表現し「ちゃんとドグラ・マグラ」していて満足満足♪
なので原作を知っているとより楽しめるし、知らなくてもあの薄暗い中を引きずり回された挙げ句に放り出されるような感覚(笑)を味わえるのでは?
あ、結局何が何だかワカらなくて大丈夫、そもそもそういう原作ですから(爆)
レトロな柱時計が終始カチコチ音をたてていたり鏡のサイズに合わせた照明で反射光を使ったりと舞台演劇ならではの小技も効いていたし、「私」の一人称語りで始まりながらも途中で論文/講演内容やら調書やら新聞記事やらさまざまに変化する文体を可視化(?)する工夫も感じ取れたし、演劇表現的にもお見事。
満足度★★★★
二十数年経って、当時見逃した映画がDVD化されてTSUTAYAの棚に並ぶ。『ドグラマグラ』を手に取ったのはつい昨年のこと。松本俊夫監督特集でよく掛っていた『修羅』『薔薇の葬列』も一昨年、大森でようやくお目見え。生きてる間に観られた幸運をかみしめた。
さて、夢野久作の原作は、文庫本が長らく本棚に並んでいるが開いていない部類。従って本作の印象といえば映画の印象、即ち医師正木役・桂枝雀の怪演であった。
今回の舞台をみて「原作」への関心が首をもたげてきた。怪奇なミステリー作品には怪奇な人物像が似合う。「私」役はその強烈さに翻弄され、受動的であやふやなまま事態を観る者として存在し、最後になって中心的な謎に迫る構成が可能になる。それが今回の舞台は全般に挑戦的な演出が施され、熟練とは言えない俳優たちがこの趣向と素手で格闘しているという印象である。終盤に至って「鐘下節」が炸裂するが、これが大胆な脚色なのか原作を踏まえた台詞なのか・・原作を知りたく思った所以。
隅に向かって「闇」が深まる地下劇場space雑遊の利点が照明ともども発揮され、装置・音響への注力も加減なし。
満足度★★★★
セリフもはっきり聞こえ、言葉自体はわかりましたが、なにを言わんとしているのか学術的でついていけませんでした。みなさんと同じですが、もう一度観るとわかっているのでしょうね。
なんとも言えない配役。
壮絶なる会話劇で圧倒されました。
満足度★★★
難解な舞台でした、そういうお芝居だとは想像してはいましたが甘かったです。一度見たくらいではついていけなかったのが正直な感想です。演出も配役も初体験の世界観で、いつもは観劇後にすぐコメントするのですが、悪夢にうなされそうで少し時間を空けてしまいました。
満足度★★★★
鑑賞日2017/06/06 (火) 19:00
壮絶なアイデンティティ・クライシスとかなり苦痛を伴う自分探しを描いた、かなりハードルの高い作品。生物学だったり哲学だったり猟奇的犯罪だったり、とにかく一筋縄ではいかない難解な文学作品の舞台化という冒険に挑戦した劇団にはブラボーを贈るとともに、私のほうは複数回見る必要ありか。