あゆみ 公演情報 あゆみ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 29件中
  • オーソドックスな、
    面白かったです。思ってた以上ウェルメイドなというか、オーソドックスな、ストレートな印象。

  • toi「あゆみ」
    人生の断片をこれだけ数多く提示すれば、見ている者の頭の中には、はっきりしたストーリーが浮かびあがる。当日パンフレットの中で作者が「とくにストーリーはない」といった趣旨のことを書いていたが、それは多分「見た人によって異なるストーリーとして受け止められる」、そんな観点から出たコメントだろう。創造力を小気味よく喚起する芝居でした。

    ネタバレBOX

    主人公の女の子がこどもを生んで母親になる。そして母親の母親が死んでしまうシーンで、私は「母親が死ぬとき、はじめてこどもでなくなるんだな」と感じた。

    最後の全員のダンスシーンは余分でしたね。
  • 満足度★★★★

    年をとるって、
    芝居の作り方が面白い。
    それにチラシと芝居の感じがぴったりなのが嬉しい。

  • 満足度★★★★★

    泣きました
    シアワセな人生。
    それを送ることって、本当はとっても難しい。

    大好きな人との別れも経験するし、傷つくことだってある。

    でもそんな人生を一歩一歩、あゆんでいく。。。
    そんな世界を作り出した演出のすばらしさ、役者さんたちの素敵さに
    観ていて涙が止まりませんでした。

    出来ればもう一度観たい、そんな作品です。。。

  • 満足度★★★★★

    すきだわ(^-^*) 
    脚本・演出に感動!とてもすてき。観終わるころには、役者さんひとりひとりのことがいとおしくなりました。いっぱい歩いたりはしったり、かわいい(^-^*)! シンプルでやさしくて伝わる。 アゴラ劇場ははじめていきましたが、またいきたいです。

  • 満足度★★★★

    幾度目かの柴幸男
    脚本・演出・役者・小道具◎
    素晴らしい走馬灯。こういうものを、価値のある作品と言うのだろう。
    無理して観に行って良かった。ダンスは少々蛇足な気も。

  • 走馬灯。
    楽日に観ると決めて先の日のお楽しみにしていたら、その間にあちこちで絶賛の声が上がるわ上がるわ。必然的に期待も高まっていた訳です。
    戯曲としてのルールはとても簡単。演者はひたすらあゆむ。客はひたすら観る。それだけ。なのに開始10分もせず見入っている自分に気が付きました。なんだ、この安心感は。分かりやすく面白い。今更ファミコンとかのレトロゲームを引っ張り出して熱中してしまっている様な感覚。この演目は世にいうリアルな演技を求める方向にはありません。ルール下で清々しいほどに記号化されている演者と小道具の存在。それらがゲームっぽい感じに近付けていたのかもしれません。そして、そんな記号の中から浮き上がってくる演者それぞれの違い。可愛らしさ・力強さ・繊細さ・真摯さ、同時にそれらとは逆のものも。同一人物を演じる分、余計に違いを見出すのです。個人的にそれは大いにプラス。尚且つ舞台上の移り変わりが急速なので、「あの人を見たいな」と思った直後にはまた見られる。そういう「見たい欲」は満足しっぱなし。
    観ている間、客席にいる人間はあゆみを止めて席に着いた。そんな事もちょっと面白く思えたのです。

    ネタバレBOX

    山を登り始めてからがもうちょっとスマートだと更に観やすいのになぁ、というのはあります。登り始めてそろそろ終盤なのかと思ったら、むしろそれは中盤でそこから折り返していきました。なので長さ的にもそうだし、あと分かりやすさの点で。それまでを踏襲した場面になるので理解は追いつくものの、観つつ考える余地がもう少し欲しかった気がします。という事で、反芻したかったので上演台本を買いました。
    たまたま同じ回を観ていた知人と、「何故あの舞台美術だったのか?」が話題に。元々の劇場の空間に大きな衝立と、それに白い大きな布が掛けられているだけ。役者の待機場所がその真裏だったので、衝立は必要。白い布は何か?これについて自分なりに出た答えが、投稿タイトルにした「走馬灯」。一人の人生を描いた戯曲。そしてあの白い幕の前を延々とあゆむ姿は正面からならばそう見えたのでは?自分は席の位置的にそことは違ったし、観ている時には気付いていなかったのですが。
  • 満足度★★★★★

    とまらない。
    未来を懐かしみながら、過去に想いを馳せ、今をあるく。
    涙は落ちないけど涙腺がああ、、、
    ひとつの流れとしての人生がありました。

  • 満足度★★★

    歩く。素晴らしい。
    ワンアイディア、故にここまで作品を作れる凄さ。素晴らしい。

    しかしワンアイディアのそれゆえに、演者の集中力が切れた瞬間がわかってしまいました。ちょっと長く感じる。

    もう一度観たい。

  • 満足度★★★★★

    どこにもないカタチ
    どこにでもいるような、一人の女の子の話。

    でも、それはどこにもないカタチ。


    懐かしい想い出が、どんどんと押し寄せてくる。

    もう一度観たいです。

  • 満足度★★★★

    一歩先へ・・・
    あの手法を取り入れている作品はあるけど、一歩先を行った演出に脱帽しました。

    ホンもなかなか素晴らしかったが、エピソードのチョイスはもう少し考えて欲しかった処もあったな・・・

    映像を取り込むともっと面白い作品になったと思う。

  • 満足度★★★★★

    過去の記憶と、未来の記憶。
    見終わって、帰り道。
    劇や自分のこと、色々なことを考えながらちょっと泣きそうにもなり、一歩一歩、踏みしめて歩いて帰った。
    素晴らしかった。
    本当に、見れてよかった。

    確かに、フライヤーに書いてある通り、何も起こらない。
    何も大きいことが起こらないものは、自分は結構苦手なのですが。
    散りばめられたエピソードに、何だかこんな事が自分にもあったな、と思わせる部分が。
    そして、自分にはまだない筈の経験さえも、まるであったような感覚に陥る。
    「あゆみ」が、愛おし過ぎて、何度も泣きそうになった。

    演出、本、役者さん共に、限りなく無駄な部分を削ぎ落とした、まっすぐなもので、本当に見事でした。
    見入りすぎて、劇中に一回も笑わなかったな。
    そして、ラストの曲がかかる所だけは、役者さんのキラキラとした表情が嬉しくなってニヤニヤ。

    言葉多くで語ると、何だか余計な気がするから、ここまで。

    次も、ぜひ。

  • 満足度★★★★

    ゆっくり歩け、たくさん水を飲め。
    1アイディアで魅せる柴作品の魅力をしっかりと堪能。
    10人の女優の歩みに、日常が生まれ、ドラマが生まれ、人生が流れる。
    ああ、「歩く」という、こんな当たり前のことを改めて考えさせられるとは。
    劇場を出たときに、自分の歩みの一歩一歩に意識がいったりして。
    これこそ、観劇後の最高の至福のひとつでありましょう。

    堪能した堪能したとはいえ、ちょっぴり長い気もする。
    最後まで見えてしまうが故に、中が弛んでしまう、1アイディアの悲しい性質。
    ゆっくり散歩するつもりで、100分を楽しむのが吉かな。

    ネタバレBOX

    山登りの最中に、過去に思い出があった人と会う。
    どうも実際に会っているわけではなく、頭の中で会っているようだ。
    人と会うというよりは、思い出と会う、といった様相・

    歩くスピードって、物思いに耽るにはちょうどよい速さなんだよね。
    ふとある風景をきっかけに何か思い出したり、過去をシミュレーションしたり。

    そんな、思考の流れが歩く流れになって、場に現れてくる。
    実に印象的なやり方であるな、と舌を巻きました。
  • 6月22日(日)M
    オープニングから涙腺が・・・。可愛い大河ドラマ。

  • 満足度★★

    演出の目新しさに惹かれるけど、
    大勢の女優が次々と歩き進み、その時時のシーンを演じながら成長の過程を描き出す。目先のとっつきはよいが中盤が少し冗長。101分。

    ネタバレBOX

    女優が入れ替わり立ち替わりで同じ役を演じる手法が、公倍数的に魅力を増すわけでもなく、最大公約数的にキャラクターを確立していた訳でもないのが残念。シーンの肝心な部分のリフレインでは同じ女優を使ったりしてたのだから、もう少し人数を減らして、役者の個性を上手く活かしてもよかった気がする。

    最初から最後までほぼ同じ手法だったので、法則と流れが分かってしまうとちょっと変化に乏しくも思えて。途中のシーンのつくりが長かったりしたのもマイナス要素。
  • 満足度★★★★

    エッセイ集のような
    出演者は女性だけで、内容はなんともほのぼのとさせてくれる作品でした。
    色々な歩みをみせてくれました。

    ネタバレBOX

    10人の役者が何人かの組になって、走馬灯のようにストーリーが繋がっていく面白い演出でした。
    歩くスピードも色々、時には後戻りをし、更に走ったり、山を登りもします。
    そういった色々な一歩を状況に合わせて表現しています。
    学校での出来事であったり、家族との出来事であったり、心に響くないようでした。
  • 満足度★★★★★

    これは凄い
    言葉だけ追っているとありきたりな言葉しか並んでないのに、
    この舞台の存在感は圧倒的。
    個人的には初めてサイモン・マクバーニーを観た時の衝撃に近かったと言っても過言ではない。

    ネタバレBOX

    野上絹代さんの振付&うごきあどばいすがさらに強烈な印象を付加。
    最後のダンスがステキすぎるし、
    作品全体もそれに負けてないというか、
    あまりにも自然に絡まっていて、
    もう何も言うことがないです。
    ステキな時間を過ごせました。
  • 満足度★★★★★

    人生とは
    一瞬一瞬の積み重ねなんですね。
    素晴らしかったです。

  • 満足度★★★

    この種類のものは初めてでした。
    電光掲示板にテロップが流れるように人が流れ、これが歩みを意味し、人生の流れを表しているというのはわかるが、少し長過ぎた感あり。
    個々に異なった黒の衣装で役者の個性をかもし出し、順送りに役柄が変わっていくのも面白い。欲を言えば、単調すぎる流れにもう少しメリハリをつけてもよかったのでは・・・だって単調な人生でもきらりと光る時代がきっとあるはず。

  • 満足度★★★★

    不思議な余韻
    歩くという行為に意識を向けさせる、余韻が残る芝居。

    群集とすれ違うようなシーンで、
    みんな歩いてるっていう当たり前のことが、かっこよく見える。

    人生はパターン化されているかもしれないけど、
    そこに詰め込まれるエピソードは千差万別。

    同じ構図で、いくらでも物語がつくれて、
    役者も代替可能な、才気溢れる舞台。

このページのQRコードです。

拡大