満足度★★★★★
過去の記憶と、未来の記憶。
見終わって、帰り道。
劇や自分のこと、色々なことを考えながらちょっと泣きそうにもなり、一歩一歩、踏みしめて歩いて帰った。
素晴らしかった。
本当に、見れてよかった。
確かに、フライヤーに書いてある通り、何も起こらない。
何も大きいことが起こらないものは、自分は結構苦手なのですが。
散りばめられたエピソードに、何だかこんな事が自分にもあったな、と思わせる部分が。
そして、自分にはまだない筈の経験さえも、まるであったような感覚に陥る。
「あゆみ」が、愛おし過ぎて、何度も泣きそうになった。
演出、本、役者さん共に、限りなく無駄な部分を削ぎ落とした、まっすぐなもので、本当に見事でした。
見入りすぎて、劇中に一回も笑わなかったな。
そして、ラストの曲がかかる所だけは、役者さんのキラキラとした表情が嬉しくなってニヤニヤ。
言葉多くで語ると、何だか余計な気がするから、ここまで。
次も、ぜひ。