満足度★★★★★
Bチーム
劇場入って、すぐに舞台(演技スぺース)が広がる、いつもながら、セットが凄い。舞台は駅構内で、客席は事故車両の中。
生きていれば、楽しいことばかりでない。
現実は、つらい過去や孤独との戦いもあるが、目を背けず、未来志向で生きることの大切さを感じた。
感覚や感情も消えていく、死の恐怖や焦燥感、諦めながらも、切なる想い。
それぞれの深層心理が、心情豊かに表現されていて、良かった。
悲しいはずの死だが、絶望だけでない。温もりを感じさせてくれる。未来に向かって生きる力強さの描き方が魅力的で、全てが無になってしまう訳ではないと、思わせてくれる終盤が素敵でした。
満足度★★★★★
脚本の面白さは変わらず。
いつもの力強い脚本力は相かわらずでした。
さすがの力量。
ですが、若干メンバー交代があったせいか
失ったモノへのノスタルジー。
失われる時へのノスタルジー。
が強く語られていた。
脚本家の年齢と照らし合わせてしまったのか
感傷的に見える部分が多かったように思える。
この半年で失ったモノが大きかったのだろうと推測される内容でした。
満足度★★★★★
待望の新作っ‼
7ヵ月、、、
待った甲斐がありましたっ‼
待ちわびた分、
期待値のハードルも高めでしたが、
会場に一歩立ち入った瞬間から眼前に広がる世界観、
想いをいっぱい込めて紡がれる物語、
今回も、メガバの醍醐味をギュッと凝縮して盛り込まれた
素敵な作品でした。
満足度★★★★★
Bチーム観劇しました。
まずセットがすごいですね。照明や音響も雰囲気出てましたし。セリフが淡々としてて聞こえづらかったりしたのもキャラクタや雰囲気が出すためだと思うことができました。
話も面白かったです。すでに死んでいて幽霊になっているというのは個人的に盛り上がるポイントだったので、この後の盛り上がるポイントってどこだろうと思っていたのですが、飽きることなく観れて2時間あっという間でした。客に訴えかけるところは無くてもと思いましたが、好みでしょうか。
心折れていく描写はなかなかショッキングで余韻は長引きそうです。私結構ビビりなので所々怖かったです。これまでの作品を踏襲した集大成ということでしたが、毎回こんな作品をされているんでしょうか。今度はまた少し違った作風のものが観てみないなと思いました。(まだ1作品しか観ていませんが)
最後に、スタッフの皆さんがとても感じが良くていい劇団だと思いました。
満足度★★★★★
久しぶりのメガバックスの新作、
見ることができて幸せです!B班を観劇しましたが、この長尺のお芝居にセリフの噛みもほとんど無く、素晴らしい出来でした。なんかね、台詞が言霊になる瞬間を何度か感じた。以前から台詞に力のある劇団でしたが、今回は始めから死者たちの会話劇と分かっていたせいか、現世への執着、自分自身の感覚や家族への愛着、無への恐怖などがストレートで、感情移入がしやすい。役者さんの顔ぶれが変わっても、滝氏の脚本の持つ力は、以前と同じように美しい台詞回しや真摯な演技として溢れ出てきて、「ああ、これがメガバックスの舞台だ・・・・」と感動を生む。今の日本人が何よりも恐れている、茫漠と広がる老後の長い時間にくさびを打ち込むかのような素晴らしい舞台でした。音楽、照明、それに美術も(JRの改札まである!)素晴らしかったです。A班はキャスティングが男女逆転したりしているんですね、こちらも観たいなあ!
満足度★★★★
セリフが聞こえない
小さな劇場を上手く使ってストーリも面白くいいお芝居でした。小さな劇場なのに役者さんの声量と発声が悪く聞き取れないセリフが多くありました。こんなにも良いテーマを題材にしていながらもたいないことです。セリフが観客に伝わて初めてお芝居の価値が上がります。次回はもう少し声を出して演じてください。
満足度★★★★
Aチーム観ました
やっぱりメガバにハズレなし。久しぶりの活動再開とのことですが、クオリティはそのままで、生と死の間の濃密な人間ドラマを十分楽しむことができました。また今回の会場は座席にゆとりもあって、観劇環境もよかったです。
満足度★★★★
改札口の向こう
Bを観劇。
久しぶりのメガバは、過去の人気作品のスピリッツを詰め込んだ盛りだくさんな作品。
ちょっと盛りだくさん過ぎてメリハリに欠けた印象が残念。
いつもの「パニック」と「受容」のギャップや緊張感が少し甘くなった。
その分登場人物一人ひとりの心情や、客席への問いかけは丁寧で共感を呼ぶ。
世界を二分する“改札口”の存在など、相変わらず設定の巧さが光る。
満足度★★★★
慟哭...心魂震える秀作【Bチーム】
「神は細部に宿る」という言葉を聞く。少しネタバレになるが、地下鉄・渋谷駅構内と車両が舞台セットになっている。車両のドアや窓ガラスは既に無くなっている。その枠を額縁にしてみれば、その中には細密で実にリアルな空間が出現していた。その造作はキャスト、スタッフによる手作りだというから驚きである。今回はSIM STUDIO(自分は初めてのスタジオ)での上演であり、地上4階スタジオがいつの間にか崩落した地下40mへ。そして駅構内には、さり気なく過去公演(HOTEL CALL AT)のポスター等が貼られているのが見える。
この公演、神に召されるのか、生きるこことは、心魂震える内容であり、7か月ぶりの新作公演は観応えがあった。
3・11東日本大震災の鎮魂歌のような…。
満足度★★★★
初めての会場
錦糸町にある初めての会場。セットは相変わらすの作り込み。確かに「45th」の景観、ただ構造的に視線を遮るものがあるのが残念。
紙飛行機がひとつのメッセージアイテムとなっているのだけど、これが‥‥まぁ会場に足を運んでもらえばわかります。
冥界と現世との狭間で、ひたすら足掻いている人間像を見事に表現(幸いにもそんな体験はないけれど)できるのは、まさにメガバならでは。
満足度★★★★
Bキャスト
2時間5分。起きたことを嘆くのではなく、将来必ず起きる東京の大震災を扱い、それがテーマではないことが興味深い。まるで人生のよう。エピソードが多くてじっくり咀嚼できずに話が進んだ。声量に難あり、声を出そう。
満足度★★★★
貴重な体験
観るというより、その場に居合わせた様に感じるセットと座席で、その分見難い席もあった様ですが、他の舞台では味わえない独特な雰囲気が良かった。
満足度★★★★
祝活動再開
作り込まれたセットと練られた脚本で信頼のメガバックスコレクション。久々と言う事で不安でしたが、やはり満足できる内容でした。
独特の世界観は踏襲していましたが、震災後の渋谷が出てくると言う事で、何時もよりで刺さりましたね。
満足度★★★★
死後の魂たち
〔B班〕を観劇。
“メガバックス”は本作で3作目の観劇になるが、滝一也さんの脚本は実に面白い。
死後の魂たちの物語である本作。
それぞれの魂が、現世への未練、来世への不安や恐怖を抱えながら、
与えられた101日間を過ごしていく魂たちを描いている。
その発想力は見事だ。
満足度★★★★
様々な思い
Aチームを観劇しました。まず会場に入り、凝ったセットに驚かされました。とても臨場感がありました。観劇中も観劇後も、自分が今生きている事に感謝したい気持ちになり、そして今まで生きてきた中での、様々な思い出や思いが甦りました。怖いようでありながら、温かい舞台で、とても良かったです。ただ、これまでの作品を、部分的に集めたような印象も受け、何か観た事あるような・・という感じがしました(これまでの作品の良さを集めたのだとは思いますが・・)。ですが、色々な事を考えさせられる良い舞台でした!
満足度★★★★
発想豊かな創作
初日観ました。
会場に入って舞台に驚きます。
いつもとは違って、観客席が舞台美術と一体感を持てる造りになっていました。
いい表情をする役者が揃っていたので、凝ったストーリーがより活きた印象です。
視界の不自由な舞台が奥行き感を出していて、演出が面白いです。
舞台美術で世界観はうまく表現されていましたが、グラツキが目立ちいつもよりクォリティは落ちる出来でした。
満足度★★★
鑑賞日2016/02/25 (木)
バランスが…
Bチームを観劇。当劇団は初見なので、過去の公演と比べてといったことはできないです。その上での感想ということになりますが、まずは評判通り、舞台美術がよくできていました。映像の現場かと思うくらいです。
内容としては、その舞台美術と合っているのかなと思うようなところがあり、バランスが取れていなくて多少戸惑いを感じます。役者さん達は皆、若く、一部の役柄とのミスマッチがあったようにも見受けられます。
満足度★★★
Bチーム観劇
未曽有の大地震、勝手に海を連想していたので、そうかこっちがあったんだ、びっくりしていると、面白い事実がどんどん出てくる。とても面白かったです。
だだ、ほんと残念。舞台のすべてが見られる客席作りはできないのでしょうか。見せないのも狙いかな?