満足度★★★★★
映像的で具体的だから、その背後の根本が滲み出る
地球の、日本の、静岡と東京の、六本木と渋谷の街とそこにいる人を克明描写。その描写手法が半端なく映像的で秀逸。かつ、町や人を見る視点が地に足が着いていてステキすぎる。その結果、具体的な街や人物を描いているのに、現代の、ある若い世代が持つ、共通の空気やら価値観やらがそこら中に滲み出まくり。ある意味、究極のリアルで等身大な描写。一方ある意味、現代に自分たちが存在する必然性を問う、テツガク的で抽象的な根本問題を突きつける、ふるえが来るほどオソロシくて鋭い表現。すげぇや。これ。
満足度★★★★★
セグウェイ乗るべし、乗るべし!
一回観たら乗りたくなりませんか?そのためにしゃかりきになって早く行ってみました。楽しい楽しい。一人で行っても夢中で楽しめます。行くべし。
満足度★★★★
やっぱり魅力的な集団
団体名は変わっても、遊びたっぷりの舞台は相変わらず。
入場したら既に役者さんが舞台上に揃っていて挨拶されたのでビックリ。
今日は夜の講演後に研究発表会があって、論点がわかりづらい発表会だったけど、言いたいことは「デザインの面でも見にくる人たちとの距離感をなくしたい」ということでした。確かに快快になってからは距離感を縮めようというという意味で、参加型イベントも用意されてて楽しいですね。
あと脚本がよければ★5つなのだけど。。。
満足度★★★★
残るなあ。
エピソードや繰り返される言葉が今を生きているので、観劇後そのまま自分の日常にまるごとシフトして行く感じがしました。いいもの観ました。
満足度★★★★
hiphop?違います。new raveです。
誰がなんと言おうが、この集団だけが、海外のユースロックとメンタル的に同じ立場にいることは間違いない。田中宗一郎は勿論、鹿野淳も渋谷陽一御大も鑑賞奨励。ていうかクラブ系も高校生もスイーツ脳もここに集まりやがれ!チェルよりもポップ、コンテンポラリーよりイージーかつセンチメンタル。オールナイトでも飽きないね。俺は。60分はみじけーよ!
満足度★★★★
試乗しました
観劇から数日たってみると、セグウェイの試乗会が一番面白かったように思う。やはり体感したものって強く残るのでせうね。
第2幕は、セグウェイが出てこなくて、ちょっと寂しかった(笑)
本編だけでなく、客入れ中の会話や仕込み打ち合わせも、アフターイベントも全てコミコミでひとつの形態なんだろうなあ。
演劇というよりアトラクションみたい。
満足度★★★★
「わかんない」と「ひさしぶり」
面白かった。何より肩肘張らず気楽に観ることができたし、僕にとっては非常に興味深い作品だった。前作の『霊感少女ヒドミ』もだけれど、それ以前の作品でも同様に描かれ続けている「東京」という都市の肖像が、雑然として生々しく目の前に開けていく。それが本作では「これでもか」というほど一層にあざやかだった。(彼(女)らの「東京」を舞台にパッケージングするセンスはとても鋭い)
劇中に繰り返される「わかんない」と「ひさしぶり」に、僕は雑踏での邂逅を見た気がする。これは日常生活にある他者とのちょっとした擦れ違いのなかにも生じる触れ合いの質感とでも言えるだろうか、例えば肩を寄せてひしめき合う存在の喧噪への耐えられなさや、ふと他人同士の手と手がぶつかり合ってぱちんと乾いた音を鳴らすときに感じるスリル——都市が内包する刹那の緊張感——が、ダンス中の不安定な身体性に集約されていく。瞬間瞬間が、ふつふつと忘我の彼方へと消え去ってはまた新たに次々と現れてくる。浮遊ではなく"滑走"という感じ。キェルケゴールが「ほんとうの反復は前方に向って追憶される」と言ったように、延々と続くかのような「日常」の経験は、決死の跳躍、そして束の間の浮遊感の後に現れてくる欲動の滑空であり、重力との均衡を保ち続けるような滑走の疾走感なのだ。
終演後の舞台に残存する気分は確かに切ない。が、これはノスタルジーなどではなく圧倒的なリアリティなんだと思う。
満足度★★★
演劇の旭山動物園。ってタロウくん、うまいこと言うなぁ。↓
「快快」って、
まさにイマノニジュウダイノワカモノの
"生態展示"や"行動展示"を、
俳優陣の爆発的な身体能力を駆使して
劇的な表現に変えてしまうアホーマンス集団で、
満足度★★★
?
始まる前までは面白そうだったんだけど、
実際始まってみると、段取り芝居に収まってしまって、
”本気”というものが見えなかった。
それぞれがどういうキャラを持っているのかも、知りたかったな。
これだけ期待のある劇団だから、
私が見た回はたまたまイマイチだったんだなと思う。
個人的に第二幕の方が好きでした。
また次回に期待します。
満足度★★★
「楽しむ」ことの可能性
まずは自分たちが楽しんで、客を楽しませようとする姿勢に感服。
ただ、舞台上で行われるのは「楽しむとは何か」を見つめ直す試み。
小劇場というアマチュアリズムを許容する空間を超えて、
日常のエンタメとして成立させられる場所はどこにあるのか。
内気で許容度が低く、閉塞観あふれる日本は狭い?
とりあえず「楽しむ」ことで状況を打開する、
そんな意気込みにあふれてて、感心します。
満足度★★★
演劇の旭山動物園。
乗ってきました、セグウェイ。
初日の様子だと、試乗会の受付は開場45分前(開演75分前)までとのこと。30人がその時間に来ることはないと思いますが、多いと回らない気もするので、乗りたきゃ早めが良さそうです。
初日はジンジャー独り占めでした。ぐるぐる。
18日にもう一度観る予定です。
今後の変化も期待し、三つ星。
満足度★★★
確実に言えることはセグウェイがあるということだけなのだ。
前回の衝撃のままに大いなる期待を持って観劇。
生でセグウェイを見るのも初めてだったもので、若干ミーハー気分もあり。
改めて感じさせられたのは、「物語」を持たない作品性だということ。
むしろ、その語りは「感想」とか「提起」とかそんなものに近くて。
日常と思考のパッチワーク具合がなかなか面白いのだが、
終盤に向かって、いまいち尻すぼみになっているような気がするのだ。
セグウェイの軽やかさが作品自体に乗ってこないのはちょっともったいない。
「そこにあるもの」だけで魅せる難しさを感じさせられた。
満足度★★★
一歩間違えれば
仲良しメンバーが楽しんでるだけのように感じてしまうかもしれない。
自分も最初はそう感じて一歩引いてしまいそうになったものの、
ある瞬間に「あ、もっと気楽に観ればいいんだ」と思えて楽しめた。
満足度★★
初小指値改め快快
どういう舞台をするのか全く知らないまま観た。
うーん。
ラフに見えて中身はすごくソリッドだと思う。主張はきちんとあるはずだし。ただ、その伝え方というのが、あるいは主張そのものが、とても偏っているというか、ぼやけそうになる。つかまえるのが、難しい。
観た直後は本当に混乱した。今はちょっと、その時より評価は上です。
あとは、空気感なのかな。
「敷居が低いですよー」と構えられても、初見にとっては逆に「何て敷居の高い芝居ダ!!!」となってしまう気がした。
慣れが大事ですね。
ダンスはかっこよかったけど、全体的にうまく入りこめなかったので、この評価。