イチエフ・プレイズ 公演情報 イチエフ・プレイズ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★★

    ジレンマジレンマ
    初日から完成度高し。幕が開いて、登場人物全員がいきなりスローモーションの動きを始めた。しかも、全員が見事にシンクロしている。瞬間芸ではなく、数分間もつづくのだ。よくこれだけ揃うものだと感心した。いつもこのような踊り(?)が盛り込まれているのだろうか?出だしからとぎもを抜かれたが、肝心の内容もよく練られており、風化しつつある人災を、改めて白日のもと(舞台)に引っ張り出したわけで、当事者でない我々に「まだ終わっていない」、とショックを与えてくれた。ぜひ、東京オリンピックまでに、また再演してほしい。キャスティングもなかなか見事な印象で、付け焼き刃ではない、キャラクターがそれぞれ生き生きしてた。

  • 満足度★★★★

    フクシマを忘れてはいけない。
     「ジレンマ・ジレンマ」と「恐怖が始まる」を一挙に観劇。
     「ジレンマ・ジレンマ」は3つの取調室の中では精米店の女主人のシーンでの関谷美香子が良かった。しかし、直球勝負&絶叫の多さでワンツーワークスの舞台としては若干物足りなさを感じた。
     一方「恐怖が始まる」は茶の間(日常生活)を通して原発労働者と家族の“恐怖”を描き、秀逸。笑える場面、アソビも含めて、真実を伝えようとするワンツーワークスならではの芝居であった。
     評価は平均点。期待値が大きい分、少し辛めかも。

  • 満足度★★★★★

    恐怖が始まった。
    『恐怖が始まる』を観た。

    すばらしかった。

    恐怖が始まるとゆーか、
    もう始まってたんだなと思った。

    ネタバレBOX

    動きを合わせたパフォーマンス、これがよかった。

    特に二回目、集まったところから広がっていくところがたまらなくよかった。三回目にも期待したが二回目程ではなかった。とはいえあのパフォーマンスだけでも観に行った甲斐があった。

    福島の原発が題材とわかっていたから最初からすんなりと観れたけれど、そうでなければ脚本が意図していたようにずいぶんと後の方までその理由がわからなかったかもしれない。それが良かったのか悪かったのか。よくわからないけど、その核心を隠している感じにのめり込んで行くことができた。

    途中、防塵マスクの件のときに、正規のマスクを付け、蕎麦を食べるというところ、マスクを付けているときと取ったときの声の大きさの違いに正規のマスクがどれだけ厳重に作業員を守っていたのかと気付かされると同時に驚かされた。

    全体的に役者達のレベルが非常に高く、脚本がよく、二時間の長丁場にも飽きることなく楽しみながら見終わることができた。
  • 満足度★★★★

    考えさせられました
    「恐怖が始まる」を観劇しました。ユーモラスに描かれていましたが、深く考えさせられる舞台でした。役者さん達の力量・時間枠の絶妙さで、あっという間に惹き込まれました。東北の方達は、こんなにも我慢強いのか・・そう思うと、胸が痛くなりました。震災による被害は今でも続いている事を思うと、国はもっと税金の使い方を考えてほしいと改めて思いました。

  • 恐怖が始まる・・・
    ストーリー展開も役者さんの力量も凄くよかったです。いろいろと考えさせられる芝居でした。

  • 死んでから始まる。
    まさにブラックなテーマなのだが、ユーモラスを含みながらテンポよく進む会話劇。面白かった。シーン変化は人によって慣れが必要かと思われ、長さはそこまで気にならない。少し笑いに走ったり、がなるのが多い気もした。ムーブメントのは良さはここならではだと思う。終演後の東京新聞の記者さんと古城さんとの座談会も勉強になりました。死んでからこそ新しく始まるものがある。

  • 満足度★★★★★

    ジレンマジレンマ 素晴らしかった
    取り調べという設定に舌を巻く。
    3つの設定の仕方も秀逸。
    東電ではない、政府筋の原子力監視委員。被災地を狙った強盗。風評被害に苦しむ現地の米屋。
    米屋だけが当事者で少々性格が違うが…。
    勿論、原子力監視の公務員も当事者なのだが、東電のような当事者ではないか…。
    震災というより、原発事故によって引き起こされた歪みを描き切った意欲作だ。
    台詞の応酬、脚本構成、演出、演技、すべてに高得点!
    奇しくも、本日読売演劇大賞の各賞が発表になり、「追憶のアリラン」が高評価を得ていたようだが、本作も堂々と肩を並べる秀作だと思う。

    いつも思うことだが、エンターテイメントを謳う作品もあることには文句はつけぬが、マスコミの在り方が心許無い我が国において、このカンパニーの存在は特筆されるべきだし、演劇本来の在り方を貫いている事に拍手と称賛を贈る。

  • 満足度★★★★★

    恐怖が始まる…観応えがあった
    本当に怖く、壊れていく様が観てとれる。この芝居が素晴らしいと思ったところは、当事者間の問題として描き、他者(他の地域等)と比較するような安易な観せ方にしないところ。
    リアリティある設定、本音のセリフ内容、その自然体の中から浮き彫りになる恐怖。その目に見えない”敵”は、現在だけでなく将来をも蝕む(汚染)。一方、今を生きる人々の日常生活は待ったなしに迫る。未来を考えて現在を犠牲にするのかという叫びも聞こえそう。

    原発...都市的な消費経済を優先する現代社会の落とし子。将来のリスクを地方都市に押し付けるという構図が観える。本公演は都邑対立ではなく、地元の人々の生活の中で問題提起するという、コンパクトにして壮大な人類の未来への考察した秀作だと思う。

    ネタバレBOX

    舞台セットは和室、上手にサイドボード等、下手は仏壇、そして中央に卓袱台が置いてあり、そこが芝居の主場所である。周りは回廊のようになっており、外への通路でもある。そして関心したのが、和室の四隅に羽目板が5cm前後の間隔で横打されている。それが鯨幕のように見えて、その家族で起こった状況が一目で理解出来たようだ。

    そして演技...プロローグを始め、いたる場面でストップモーション/モーショントレーサーのような動作は、独特で目を奪われるようであった。

    その家族、人物像が明確になるような丁寧な作り込みであった。
    登場人物の夫々の思いや状況がはっきりしている。

     夫は、仕事への執着心、誇りを持っている。地域や会社での評判を気にする。会社は裏切らないとの忠誠心のようなものも見える。しかし、親会社からの圧力もあり、下請け会社の立場では労災申請をしないでほしい。そこに働く人へのしわ寄せ。
     妻は、夫の健康には気遣う。しかし、会社での様子や仕事内容は知らない。実のところ危険認識については鈍い。家庭内平穏が第一優先。
     娘は、恋人の健康が気になる。結婚や将来妊娠した時の不安が払拭できない。父と娘の対立はどちらも本音の正論。
     彼氏は、仕事への誇り、危険であることを認識しつつも仲間を裏切れないジレンマ。
     記者は、基準内にも関らず発症するという、異常なことしか記事にしない。逆に言えば基準を超えて発症事例は当たり前で売れない。それこそ異常な報道姿勢であるのだが...。被ばく量の測定は、過重労働...過労死・労災認定と同じで、どの時点からとらえても年間(輪切)の計測値を捉えるという当たり前がない。
     義妹は、自分の賃貸家屋が汚染区域にあるため家賃収入が無くなった。経済的逼迫から原発反対運動へ...。

    夫々が抱えている問題は目先の現実、それが本音であり間違っているとも思えない。そういうあり得る設定から浮かび上がる日常の現実にどう対処するか?実に見えない敵は現在だけではなく未来にも悪影響を及ぼす。

    目先優先になりがち、しかし当事者にすれば当たり前であろう。その地から遠く離れた場所から理想・理屈を並べても説得力に乏しい。しかし、放置することができない問題でもある。そこは観客(自分)が考えるところ。内包する問題...その多くを提示しているが、焦点が暈けず核心(和菓子の餡の部分)を鮮鋭にした公演であった。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    ジレンマジレンマを拝見
    2011.3.12による大人災は、無論現在も我々の日常生活、生命を破壊し続けている。(追記後送)

    ネタバレBOX

     エートスプロジェクトを始めとする原子力推進国際マフィアと追随する「日本政府」らの好い加減なプロパガンダと御用学者達の内部被ばくを予めネグレクトするデータ操作等の欺瞞を越えて、その欺瞞の在り様を国権の発動として調査する1年後の調査官と保安検査官との会話を中心に展開するAの部屋、噂によって大打撃を受けた地場産業を代表して農協職員と仲買い、農民と市場動向と商取引の間で行われる詐欺行為を通して産業界の苦境と実情、そして消費者心理を問い掛け、訴えかけるBの部屋、そして、地震・津波と原発災害という複合災害により避難させられ家具財産付き空き家同然となった人家へ忍び込み、盗みを働いた法学部上級生2人の窃盗と被災者支援の落差等々を描くCの部屋。
     同一舞台上で演じる役者の座る位置で、其々の部屋を表すと共に、演ずる時刻をずらして効果的にF1事故によって齎された社会的状況を俯瞰する。元ジャーナリストの古城 十忍さんらしい合理的で社会的な視座の作品である。
     原発事故の悲惨は、にっちもさっちもゆかないアンヴィヴァレンツを至る所で生み出すことにある。今作では間接的に描かれている、人災事故後の対応についても事故を収束さえようとすれば、必ず被曝しなければならないなどもその典型例である。
  • 満足度★★★★★

    ジレンマジレンマ 観劇
    素晴らしいの一言に尽きる。ホンも演技も完璧でしょう。最初のシーンの動き,停止,緩急からもう惹きつけられた。そして,3つの事情聴取が進むのだが,それぞれへの切り替えが絶妙。飽きる暇なんてないし,それぞれのシーンに後ろ髪をひかれるような思いで物語を見続けた。それぞれの言い分には正義もあればエゴからくる自分への欺瞞もある。その対立が面白いし,つい納得してしまいそうな自分がいる。いや~ワンツーワークスの芝居にはハズレはないけど,今回も良質で奥の深い芝居を見せてもらった。大満足です。

  • 満足度★★★★★

    イチエフ 2『恐怖が始まる』を観劇です
    マスメディアが伝えることが少なくなってきた話ですが。
    現状はまったく良好に転じられず、
    継続中だとリアルに伝えてくれた物語でありました。

    妙に同意できる生活観漂う、
    10畳ほどの仏壇のある和室で繰り広げられる会話劇=約2時間。

    アフタートークは約30分。
    東京新聞で震災時から取材されてる片山女史の危ないネタ話でした
    (笑いは入れては下さるのですが、現実がホント笑えない話が多かったデス。)

    ネタバレBOX

    舞台となった家族の居間がセットに再現されています=10畳の畳部屋に仏壇と卓袱台が中央に配された空間を柱が横線とか骨格状に配されてるセットでありました

    その家の大黒柱である父親が亡くなって、明日49日を迎えるという日からの過去の回想を交えた原子炉の廃炉作業を見えない放射能の恐怖を表現しつつ。安全基準値数値と言われるものの不確かさや、家族の葛藤・下請け会社の現状・作業仲間との信頼など心に響く話が再現された舞台でありました。

    最初は単に家庭内不和=父親への反発と見せていた他家の息子さんの異常とも言える行動などが、話が進む事によってそれが見えない恐怖=放射線・・のせいだとわかる作りには冷や汗を感じる作りでありました・・・。(イチエフの作業をして帰ってきた親父の後の風呂は入りたくない=湯船の湯は抜けと怒る息子さん=洗浄して帰ってきても何かしら身体に付着している放射性物質があるのでは・・という不安・・・結局内定の決まった仕事先も関東圏にあるとイチエフの放射能被害からは逃れられないのでは?と考えて就職先を南へ、沖縄とかにすると言い出す息子さん・・・)これは納得せざるを得なかった=だって恐怖の元凶は本当に目に見えないのだから・・・

    作業員同士の精神的繋がりや、自分が故郷を綺麗にして安全に住みたいからと。恐怖心を抑えて不安を抱えてもイチエフの作業継続を選び取る人たち。不安に押し潰されてイチエフから抜けても拭えない不安感に苛まされる元作業員の心情とか、上手に舞台上に配していたなぁと関心しきりでありました。

    アフタートークでの笑える?かなぁ、やはりキツい話だなと思えたのは。単身赴任でイチエフ作業して、妻にせめてもと危険手当等で給料を多く渡していたら=その金で妻はホスト通いして結局離婚したとか・・・。現実はきついなぁ・・・って思ったデスよ。
    5年で100μシーベルトという放射線量はリセットされるそうです。生涯線量は300~200とか言われているらしいのですが・・・。初期の作業の頃にいた専門性の高い知識を持った作業員さん達は線量オーバーで作業が出来なくなり、慣れていない方々が作業をしてる事も増え、経験とかで回避できたであろう事故や怪我などで作業の進みが早くならないとも話されておりました。40年を目処にしている廃炉ですが、取材してて見てても無理だろうと思えるそうです・・・。インタビューできる作業員の方々も次々と辞められるので、日々パチンコ屋の前でナンパ(インタビュー受けてくれるかという)してるそうです。この年で日々ナンパって少々自虐的になられておりましたね(^^;)  (所属してる社からは弁当配給とかも無かった時に、共同通信社の方がお弁当を分けて下さり。情報配信だけでなく弁当配信(^^)もしてくれるんだぁとありがたかったそうです・・大変ですねぇ・・いろいろと・・)
  • 満足度★★★★★

    紙一重!
    真実と虚偽、、正義と不義、本音と建て前。
    答えは出ません、微妙なことです。
    考えさせられます。
    公開ダメ出しも見えないところが見えてきて本当に面白い。

  • 満足度★★★★★

    あれ?眼がおかしくなった?(ジレンマ観劇)
    かと一瞬焦ったぐらい、最初のシーンのストップがすごい。全員蝋人形に見えた。動き始めても止まるとやはり蝋人形に見える。なにこれ、恐い・・・・・。まあこれは動きに磨きがかかったということですね。完璧主義の困った劇団だなぁ、と思いながら観劇。やはり凄まじい会話バトルが魅せる。なんというか、以前より完璧さが自然になった感じだ。再演のせいもあるかもしれませんが、噛んじゃうとダメ~という感じが無くなって、少々の台詞の噛みなどモノともしない迫力があって、見ているこちらは非常に疲れるけれど三昧の境地に。いや~、見られて幸福です!何だか、すごく高度なジャズのインプロを見たような気分だ。アフタートークを見てその理由が分かったような気がした。お芝居は生き物とよく言うけれども、こうした台詞バトルは本当に俳優さん同士の演技バトルなんですね。それにしても、いつから言われなくなったんだろう「がんばろう日本」。何度でも、何十年でも、イチエフの惨禍に苦しむ人がただの一人もいなくなるまで、言い続け伝え続けたい言葉だと思う。

  • 満足度★★★★★

    【恐怖が始まる】を観ました!
    良い芝居でした。家族の会話の中で、ストレートに原発の恐ろしさが伝わってきました。と言っても、笑いもあるのです。そこが脚本のうまさなのでしょう。俳優陣も素晴らしかったです。

  • 満足度★★★

    再演2本立て
    「恐怖が始まる」2時間弱。東京電力福島第一原発の作業員とその家族。あまりの理不尽とそれをわかっていながら受け入れる姿が胸に苦しい。とても辛い。男は頑固で女の話を全く聞かない。女は正論を吐くが男の心はわからない。子供との不和もすさまじい。ある意味ステレオタイプの親しみやすい演技で、わかりやすく、悪化してるとしか思えない現状を見せる。一体どうすればと自分に問わざるを得ない。スローモーションの動きがきれい。

    「ジレンマジレンマ」約1時間50分。2本立ての「恐怖が始まる」に続いて拝見。東電福島第一原発事故発生時の現地スタッフ、若い泥棒、兼業農家がかかわる3つの事件の取調室。行動(犯行)には動機がある。その理由がわかってくる程に辛い。追い詰められると人間は嘘をつくのだなと、悲しい気持ちに。

    「ジレンマ~」は取調室での攻防がスリリングで娯楽色が濃い。色々と思索できたのは虚構性が強い「恐怖が~」だった。ステレオタイプな演技には時々退屈したり。スロー&ストップモーションは両作品とも良かった。

  • 満足度★★★★★

    痛かった
    放射能に色が着いていたらと言う話が黒澤監督の「夢」の中にありましたが、あの日以来私は本当に色が着いていたら良かったのにと思っています。そうしたら放射能の種類(色別)や強さ(色の濃淡)が一目で分かって、政府や電力会社はごまかしがきかないし、汚染されているかどうかもちゃんと分かって正しい怖がり方ができるのではないかと思うのです。
    電力を消費しなくてはやっていけない生活の中にいますが、それを得るために誰が犠牲になっているいか考えて行きたいと思いました。

  • 満足度★★★

    観てきました
    「ジレンマジレンマ」  福島の原発事故に関連した三つのお話。
    とても 真面目なお芝居。   
    最近、震災関連のニュースや特番がだいぶ減って 記憶から薄れてきている中、 あらためて 考えさせられる舞台でした。  
    ただ 少し単調というか、 もっと強いメッセージがあってもよかったんじゃないかな~ …

    ネタバレBOX

    ① 事故当時、福島第一原発にいた職員の話。     
    ② 避難区域へ 空き巣に入った青年の話。
    ③ お米屋さんの話。
     
    震災によって 特に福島では 多くの難しい問題が起きていると思います。
    このお芝居は その中の ほんの一部なのでしょう。

    あらためて 考えさせられる舞台でした。                 3・6点

  • 満足度★★★★★

    役者ってのは人の台詞は聞いてないもんなんだな
    『ジレンマジレンマ』拝見しました。途中退屈に感じないこともないような気もしないではないところもあったような気がしますが、それでも最初から最後まで集中して観ることが出来たので、よかったなあと。
    途中眠くなる芝居がものすごく多いんです、最近。寝不足?
    出だしのパフォーマンスも意味はわからないけど、面白かったです。

    後悔ダメ出しも面白かった。役者ってのは人の台詞は聞いてないもんなんだなあと。いかんよ!それでは。

    ネタバレBOX

    『ジレンマジレンマ』はタイトルがよくないような気がしました。
    途中、この人達のジレンマがどんなふうに表現されていくのかなあって余計なことを考えてしまうタイトルなので。
  • 満足度★★★★★

    【恐怖が始まる】 観劇
    本日初日が開けましたが、この完成度はさすが。前作「誰も見たことのない場所2015」にも勝るとも劣らぬ素晴らしい舞台!!!

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