満足度★★★
鑑賞日2015/04/10 (金)
1月に、千歳船橋・APOCシアターでの番外公演・大森茉利子一人芝居『肥後系 雪燈篭』(60分)で、いかにも、あやめ十八番さんらしい作品を観てから、3カ月後。
今度は、馴染みの蕎麦屋に顔を出したら、お蕎麦と蕎麦湯の代わりにカルボナーラとコーラを出されて、こーら、ビックリ!…な内容の本公演、小雨降る日暮里で観て来ました。
満足度★★★★★
物語の豊穣
多重構造の物語の中で描かれた、何を信じるか、という問い。
詩的な言葉の響きや、生演奏・生歌、ダンスなどの豪華さを堪能すると同時に、豊饒な物語とキャスト陣の魅力に溺れる110分。
これまでとは作風が変わった、という感想と、いや、やはりあやめ十八番らしい、という思いが共存する公演となった。
非常に遅くなり
すみません、、ブログに感想を書いてます。
http://ameblo.jp/kangeki-jyoshikai/entry-12014342235.html
満足度★★★★★
「がんばってついてきてね♪」
骨の髄まで味わい尽くす気まんまんで拝見して、とても面白かったです!
「ゼロ・ゼロ・ワン・ゼロ」「二二八八レ十二~」と、何のことかさっぱり分からない言葉の羅列にも、それを選んだ理由がパンフレットや演出ノートには書かれていて。ひも解くほどに、どれほどたくさんの要素がぎゅうぎゅう詰めにされているのか分かり、胸が高鳴りました。
本格的なSFとは違って「すこし・ふしぎ」路線らしいのですが、今さら推さなくても元から怪異譚はお得意だったので、標準語とカタカナを解禁したという意味でしょうか。
舞台上と客席の高低差を生かした演出は浮遊感があって、宇宙のお話とぴったりでした。
楽しみにしていたオーディション組から、お気に入りを挙げますと。
笑いの爆裂キング・田中真之さん(劇団俳優座)
この人、異様に面白いな……と調べたら、今までに出演作品を3タイトル見ていたことが発覚。巨体が床面で波打つ迫力に大興奮。マンマミーヤ!
究極完全博士・島田大翼さん(オペラシアターこんにゃく座)
アコーディオン、フルート、バンジョー、エレキギター、ボイパやSEまで無双状態の上に恐ろしいほど良い声のコーラスで、白衣で博士。これほどまでに完璧な存在に、惚れない理由がありません。
調べてみたところ、なんと外部出演が初めてだったんですね。ご出演いただいて本当にありがとうございます。
あやめ十八番の出演者、化け物ばっかりかよー!
どうやら7月下旬の舞台に向けて、出演者を募集しているようですし……これからも目が離せません。
満足度★★★★
嫌いじゃなかったのよね。
説明文を見てもストーリーがよく読めず、当日パンフのキャラクター説明を読んでもよくわからず。
どんなのかなーと思いつつ見ていて拡声器を使ってのアジテーションが始まってあら大丈夫かしらと思ってましたが
その後は面白く観れました。
双子のユニゾン台詞やテネシーワルツなど好きなシーンもありました。
終わって見返してみれば説明文の通りキャラクター紹介通りだったなあと。
嫌いじゃなかったのよねっ。
満足度★★★
シュプリンガ?
一般用語?検索したらドラクエのキャラしか出てこないのだけれどそれのこと?転生のこと?だったらもっと違う言葉があるはず。他にも不明語はあってそれは私の知識不足であることを認めてもこのシュプリンガは納得(理解)できない。いつもあやめの名前をタイトルにしているがあやめの名前からイメージを膨らませるのか、概要が決まってからそれに見合うあやめの名前を見つけるのかどっちなんだろう?巨大なうさぎが一番印象に残ってしまったから!
満足度★★★★
楽しかった!!
万人に理解される必要は全くない。みんなが100%である必要もない。わかろうとしてくれる人がいる限り、思考錯誤や深い悩みを漂わせながらも、あえて迷いをさらけ出してくれていい。お気に入りがいることで、その人以外は無意識に受け付けなくなっているもの。だから、ひとつ気に入らないと思い始めるとことさら不満が大きくなるのであろう。これからも出演者が増えるほどにその疑問はついて回ることになるが、あやめ十八番に関しては、観る側がそこで立ち止まってしまっては、もったいない。
セリフの難解さを受け止めつつ、見進めていくうちに、その輪が徐々に繋がっていき、いつの間にか堀越作品のテーマの共通性が見えてくる。そこにたどり着くまでの展開が楽しかった。自分の中で腑におちる瞬間が何度もあり、その度に気付きが深い喜びに変わる。
返す返すも、一度しか観られないことが悔やまれる。
満足度★★★
役者が要なのに
評価が高い劇団さんと言うことで伺ったが。。。
下の方も書いておられるように役者が未熟すぎた。動きは固い、発声は出来ていない。意図の無い叫び声は不快(前の方だったので耳がおかしくなりましたよ)です。台詞がきちんと言えていないのは、役者の入り口にすら立っていません。
台本は嫌いではありません。ただ本として分かりやすい話を演出で魅せる芝居は役者の技量にかかるものが大変大きいことを実感した芝居でした。
満足度★★
久々に地元にて観劇
気になる内容だったので、観劇。
ちょっと話の内容が薄っぺらかったのがなぁ...
生演奏も素敵でしたが、薄っぺらいものに厚みを出そうとしていたのが逆効果でした。ミスマッチ?が狙いならば理解もできますが、いたって本人たちは内容に沿わせようとしていたので、もっと遊んだり冒険したりした方が演出的にも音楽的にも良かったと思いました。
満足度★★★
お初でした
会場がd-倉庫だったので、行くのに躊躇しましたが、何とか間に合って無事に観劇。
生演奏に、結構な人数のキャストさんでしたが、初めてのあやめさんと言う事で、あまり勝手がわからず。
役者さんの中には結構上手い人もいましたが、全体的には吸収しきれぬまま終わってしまった感じ。
満足度★★★★★
「ほとんど」最高!
初あやめ一八番。見事な空間。「ほとんど」最高であった。「ほとんど」にはストーリー自体の入り組みと登場人物のキャラ性の複雑さから、消化しきれなかったモヤモヤの謂い。
満足度★★
日本のSF
2週間ぶりに日暮里にて観劇。やはりこの劇場は音楽モノには全く向かないのだなと再確認。音楽も芝居もなんだか安っぽく見えてしまった。まぁ200円安いチケットを買ったので文句も言えないが...