長井古種 日月 公演情報 あやめ十八番「長井古種 日月」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2015/04/10 (金)

    1月に、千歳船橋・APOCシアターでの番外公演・大森茉利子一人芝居『肥後系 雪燈篭』(60分)で、いかにも、あやめ十八番さんらしい作品を観てから、3カ月後。
    今度は、馴染みの蕎麦屋に顔を出したら、お蕎麦と蕎麦湯の代わりにカルボナーラとコーラを出されて、こーら、ビックリ!…な内容の本公演、小雨降る日暮里で観て来ました。

    ネタバレBOX

    巫女(祈祷師?)とか、江戸時代の人形師とか、昭和の女学校とか花柳界とか…しっとりした情感が持ち味の、あやめ十八番さんが、時間軸やら・UFO(バスガイド添乗、笑)やらと、思い切った設定、おはなしに持ち込んで来ました。

    実は、同劇団さんの舞台観劇も回を重ね、そろそろいいかなぁ、という気分だったんです。それが、最初は違和感てんこ盛り(笑)の新基軸…だったんですが、途中からは、まあ、これもありかなぁ、と評価が好転しました。意外と作風に固持しがちな小劇場演劇の世界にあって、果敢なトライ、心からエールを送ります。

    ご出演の役者さん。

    オイラが観た舞台では全て、女ったらしの役だった、和知龍範さん。今回は…違いました(笑)。見た目も所作もセリフ回しも良い役者さんです。もっと大きな舞台で観てみたい方です。

    渋谷で拝見して以来となる、母親役の花村雅子さん。リアルでも可愛らしいお嬢さんの
    お母様である彼女。背中から伝わって来る母性愛、ちょっと目頭がじわぁーと来ました(苦笑)。

    登場した瞬間から目を見張った、黒沢佳奈さん。とてもウチの大学出身者?とは思えないほどスタイル抜群。役柄ともマッチして、好演でした。

    演出上の指示とはいえ、無理し過ぎかな?と感じられた役者さんも目にしましたが、総じて良い舞台でした、とさ♪

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    2017/04/24 01:57

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