全公演完売!「RUN」 公演情報 全公演完売!「RUN」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.5
1-12件 / 12件中
  • 満足度

    どんどんつまらなくなっていく
    お座敷コブラのお芝居は大好きだったのですが、前回の「WWW」が全然面白くなくて、でも、本公演までの間に合わせみたいな感じだったので仕方ないかと今回の本公演に期待をしていました。
    しかし、「WWW」よりももっと面白くなくなっていて、本当にがっかりしました。
    みなさんも書かれていますが、お芝居の面白さ云々よりも、まず、演者の声が聞こえない!割舌のよさが自慢のはずの伊藤さんが何を言っているのか聞こえなかったのは致命的でした。
    脚本、演出を手掛けられた劇団の主宰の伊藤さんは、「批評家向けにお芝居をやっているわけではない」とか「通好みのお芝居を作るつもりはない」とおっしゃってますが、それは批判に向きあいたくない言い訳のように聞こえてなりません。

  • 満足度

    非常にもったいない公演

    中程の席で聴いても何言ってるか聴きとれない役者が半分以上なのは閉口。この面子でノーマイクなら120席前後の小屋までが限界では。特に日程後半なのでなおさらつぶれ気味だったのか。身の丈に合った箱を選ぶべき。贅肉過多の本と多すぎる演者数。あまりに散漫で語る力が追い付かず内容薄いので何れも半分以下にするべき。春宮が佐藤の無念を「人殺ししてまで晴らすほど好き」という経緯を説明するくだりがない(省略されているというのではなくて単に「ない」)ので演者の演技プランが破綻していて結果単なるメンヘラ女になっている。序盤や終盤にでっぷりとついた贅肉を削ってでもこれは盛り込むべき。話の背骨が極細なのに多量の贅肉が重くて各所で複雑骨折を起こしてる。要治療。ラストの佐藤の長台詞の独白が録音なのは残念。常識的に考えてやむを得ない事情だったのかな等となるのだろうが、本来あそここそ「ピンスポの当たった佐藤のソロ」でやらなければ舞台演劇の意味がない。できなくてもできないなりにやらせるべきだし上記と並ぶキモの部分だ。やらせないのは演出の怠慢。終演時に「バージョン2が~」とかいうのは頂けない。木戸銭払った客に失礼。ラーメン屋で「次はもっと旨く作るよ」といわれたら今回はお金を取れないんじゃないのかな。言わなくてよい余計なことを言って客の気分を悪くさせる典型。このあたり次回以降は客の視点に立って考えるべし。春宮や佐藤についてる客は芝居をあまり観ない客だと思うのでこんな体たらくでも文句は言わないしそれ以前に気付きもしないだろう。都合「あれで自分には十分面白かった」という感想もまったく否定しない。しかしその脇には「贅肉過多で散漫」という感想もまたあるという、そういうこと。あのような箱であの所帯で公演を打てる力があるのだから非常にもったいない。完売で満身せず基本から見直してもらいたい。

  • 満足度★★

    箱が大きすぎ…。
    KAAT大スタジオ見やすくていい劇場ですね。

    舞台の広さを使いきれていなかった演出、演技であったのは残念です。
    客席中央あたりで観ていたのですが、半分ほどの役者さんが何を言っているのか聴き取りにくいレベルだったのはキツかった。
    芝居の善し悪し以前の問題ですが、最後列で観ても最低でも聴き取れる発声で演じてほしかったです。全員が生声での演技が難しいのなら、マイクをきっちり着けて一人づつ音量調整をするぐらいのことはしてほしい。滑舌の悪さと発声の悪さを補ってもらわないと、後ろで観ていて、何がなんだかわかりません。

    全体に無駄が多いわりに大事なことを省略されすぎた本は、客に想像させ補完しなくてはならない部分が多すぎて、それは好みの問題もあるのかもしれませんが、あまり良いとは思えません。

    演劇ならではの良さが活かされていない舞台は、演劇を観たことのない人に生の人間が動くことを二次元的に受け入れてもらうにはいいのかもしれないですね。

    芝居観が見る舞台ではありませんが、いろいろな需要があるので、そちらに向けて公演を打てば、それはそれで良いのかなともおもいます。

    脳内補完でLGBTを意識して観れば、けっこうあちこちで泣けました。

    ネタバレBOX

    榎音の心の動きがあまりにも描かれていない、役者頼みの本になりすぎている気がしました。役者さんが可哀想。
    不自然な殺意。例えば、榎音が和奏に恋愛感情を抱いているだとか、プロデューサーにセクハラを繰り返されているだとか、そういった具体的な何かがあって、それがきちんと本で描かれ演出されていれば、榎音が殺人をするに至る動機も鮮明になり、観客も彼女に共感できるとおもいますが、このままでは彼女が思い込みの激しいちょっと危ない女の子、にしかならず、それでは役があまりに可哀想。
    そのわりに笑えないギャグ(客席が静かなまま)が多く盛り込まれていたり、で、全体にバランス悪いです。
    最後まで推敲を投げない、きちんと手を入れた本にしてほしかったです。
  • 満足度

    うーん
    正直観劇して後悔しました・・・。脚本・演出・演技ともに出来の悪いアマチュアレベルのものを見させられたというか・・・。出演者さんの身内のお客さんは楽しかったかもしれないですね。そういう意味では発表会でした(汗)

  • 満足度★★★★

    ここはヨコハマ。
    はじめてKAATに行きましたが、綺麗な劇場ですねえ。
    ここで全公演完売というのは素晴らしいことです。

    さて、オープニングダンスはよかったです。
    その後も高低差のあるセットでいろいろと見せ方がいいなーと思うところは多かったです。

    が、好みになるんでしょうけど途中のダンスはなくてもよかったのではと。
    あとはキャラづけのために足されたであろう小ネタ的なものが
    キャラによっては余計な味付けに感じた点も多かったです。

    などと言いつつ、2時間しっかり楽しめました。

    ネタバレBOX

    次作ありきで作られたんでしょうか、
    それでもラストはうーん、銃声まではなくてもよかったのでは。
    彼女に生きててほしいからですけど。


    佐村河内&妖怪ウォッチネタにだいぶ引いてしまった感がありましたが、
    もう消費しつくされたネタなんですかね、去年のことなのに。
    サイクルが早い早い。


    KAATで上演するからの舞台設定だったんでしょうね。
    帰りに足を伸ばして馬車道まで歩き、コスモクロックを見て帰りました。
  • 見てきた。
    サスペンステイストの推理エンタメ芝居でした。
    舞台セットが大きく高さもあったので、迫力はありました。
    特にOPダンスは空間を上手く使い、見せかたも良かったです。

    本編はと言うと、そうですね、ストレートプレイで見せてくれた方が好みでした。

    ギャグが所狭しと盛り込まれているのですが、お客様が受け取る前に次のネタといいますか、やるなら一つ一つをキッチリやってほしかったですね。ストーリーにあまり関係無い分、作品の面白さが薄くなってしまったのではないかと感じました。役者があの広い空間を使い切れてなかったのかもしれませんが。
    ダンスも同様に、転換などで入っている所以外はあまりよく分からなかったです。

    ストーリーが良かったぶん他が色々気になってしまいましたが、エンタメが好きな人には受け入れられるのかも知れませんね。

  • 満足度★★★★★

    楽しいエンターテイメント作品
    既に書いてらっしゃる方達の評価にびっくりなのですけど、これまでに劇団を観ていての相対的な評価なのでしょうか。私は初見だったのですが、実に分かりやすく、良い意味で型にハマったエンターテイメント作品で素直に楽しめました。役者さん達も皆さん華があって、映画やドラマのようでもあるけれど演劇ならではのライブ感溢れる演出で、これからもこの路線でちゃんと売れていく劇団なんだろうなと思いました。で、今回はネタバレ厳禁とのことで以下BOXへ。

    ネタバレBOX

    内容は、2時間ドラマを観ているかのような刑事モノでした。張りめぐらされる伏線で事件を推理する楽しさと、演劇的な表現の楽しさ。キャラ立ちした魅力的な登場人物達も素敵で、演劇を知らない人がこの公演を観たら演劇って楽しいって素直に思えるんじゃないかなと感じました。

    唯一観たことのある小川千尋ちゃんは、大きな舞台がよく似合う花のある演技で素晴らしかったです。ちなみに前回観たのは中野RAFT。今年は紀伊國屋ホールにも出演が決まっているそうで、先が楽しみな女優さんです。

    そして、写真(「小劇場 美少女俳優まとめ」に掲載の)に惚れ込んでその演技を観たくて仕方なかった和世レオさんと小宮凜子さん。やっと出会えて幸せでした。パンキーな情報屋を演じたレオさんはカッコ良く男前、女刑事を演じた小宮さんは凜としていてクールなのに人情味に触れていて素敵でした。出会えて幸せ。

    そして、佐藤彩奈さん・・・ピアノを演じるアクションが可愛くて可愛くて、髪型を真似して切ってピアノを弾きたいと思ったほどでした。

    埼玉在住なので神奈川までお芝居を観に行くことはあまりないのですが(なので、チケプレに当たらなかったら行ってなかったかも)、行ってよかったと心から思いました。で、続編あればいいのにと思っていた終盤にVer.2.0の告知・・・!!そりゃ観たいですよ。死んでない方達が出るのなら!(ガッキーも死んでないよね?)
  • 満足度★★★

    良かった故の要望。
    最初は踊りから惹き付けて良作の雰囲気が充分。話が難しく感じたが、一番はパロディやギャグは確かに要らないと思いました。普通にやるだけで面白いのに本当に勿体無い。ムーブメントやストーリーが良いので、そちらの方に重点を置いて勝負して欲しい。☆5でいけると思う。個人的な我が儘を言うと、音源が良いのでぜひ生音でやってもらいたいなと。

  • 満足度★★★

    サスペンスもの
    体をはった演技、ダンス、パロディなどてんこ盛りで、サスペンスものの割には
    笑えるところもあって面白かったです。
    ただ、シリアスなのかお笑いなのか、不思議な感じでした。
    事件ものだったので、相棒みたいな感じになるのかと思っていたのですが、主人公より脇役のほうに気をとられてしまいました。

    ネタバレBOX

    事件ものの脚本を考えるのは、難しいのかもしれませんが
    大どんでん返しがあったら、もっと面白かったように思います。
  • 満足度★★

    うー
    一言で言うと、薄っぺらいなぁという感じ。登場人物が多過ぎて、そのぶん主要人物の掘り下げが足りていない印象を受けた。

    あと、ギャグをたくさん盛り込んでくるのは構わないが、その質は上げてほしい。
    笑えないギャグの連発はこっちの温度が一気に下がってしまう。特に終盤の大事な局面でギャグねじこんで大スベリは勘弁。。。

    でもオープニングダンスは抜群にカッコよかった。

    ネタバレBOX

    殺人トリックが陳腐すぎて、推理モノとしての要素はガッカリレベルだと思う。トリックに不確定要素が多過ぎて、100回やって都合よく成功するのは何回だろうと疑問符。
  • 満足度★★

    内容が
    とにかく残念でした。
    不必要なギャグのオンパレードが逆にストーリーをわかりにくくしているのでは?
    演出に疑問を多々感じました。
    舞台上が広く役者の方々が上手く空間を使いきれていないのも残念でした。

  • 満足度★★★

    う~む
     出演者数が多いので消化する必要があるのだろうが、不必要なダンスやギャグが、全体の構成を更に狂わせている。

    ネタバレBOX

      シナリオに深みや普遍性が無いので、唯でさえ構造が甘い所へ余計なものが入って来、必要な伏線などが蔑ろにされているものだから、作品が表層的になってしまっている。シナリオライターは、もう少し観察眼を磨くことから始めるべきだろう。ラストの曖昧な終わり方は、伏線をキチンと張っておかないから、間の抜けたものになってしまっている。シナリオライターが、事物・人間関係を適正な距離をとって観ていない証拠だろう。

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