うちの犬はサイコロを振るのをやめた 公演情報 うちの犬はサイコロを振るのをやめた」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-20件 / 52件中
  • 満足度★★★★★

    面白うて、やがて悲しき...
    PMCで、楽しくノリノリの時は気をつけなくちゃ...と思ってたら、やっぱりハンカチがいるようになっちゃった。増田さんが、どんどこ成長している!そんな感じでした。ちょっと劇団が、大物になりすぎちゃって(もちろんいい意味で)そんな含みでなんだか、おいてかれてる感じの自分です。

  • 満足度★★★★

    雰囲気は変わらず
    いつもより下ネタ系は少なめながらも雰囲気は変わらずな感じ。どの目線で見るかにより物語の印象はガラリと変わってくるかな。女優陣の配役もなかなかよかった(ビックリもしたがww)。面白かった。

  • 満足度★★★★★

    圧倒されました
    テンポも良いのに、伝えるところはしっかり伝わりましたし、
    舞台の理想はこうなのだと
    思いました。
    いつも学んでばかりです。

  • 満足度★★★★★

    やられた
    シリアスなシーンの中にも練り込ませる笑いが絶妙な作風なのは既に認識していたが、今回は特に好みであった。
    ラストシーン、主人公が何のためにあんこ餅を食すのかわかっていながらも、実際ステージ上に華やかなシヅ子が颯爽と出現したときに涙が湧いた。あまりこういう涙の出し方を経験したことが無く、貴重な経験をさせていただいたと思う。

    もはや素顔がわからない徹底したメイクと衣装による造形は毎度素晴らしい(もちろんそこにきちんとした演技が載るからこその造形)。
    客演陣、特に萩野崇さんは登場シーンでさっと空気がかわるほどの存在感、美津乃あわさんは美声・ダンス・芝居すべてため息が出そうにうつくしかった。藤田慶輔さんの骨太さと繊細さがあわさった演技もすばらしく、藤田さん演じる吉田茂の衝撃は一ヶ月経つ今でも忘れられない笑。

    自己犠牲モノ、とそう言えばそうなるのだろうが、彼(犬)が自らの望みを全て叶えたのだという見方をすればけして犠牲とは言い切れず、そのバランスもまた良かった。

    すごい舞台でした。今までのPMC野郎さんの公演で、ちょっと肌に合わないところがあるなという感じを受けることもあったのに、今回は全く気にならなかった。慣らされたということかもしれませんが。笑
    次回も楽しみです。遠征になるので全公演を観られるわけではありませんが、期待と応援をさせていただきます。

  • 満足度★★★★

    結果
    千秋楽に観劇。もはやPMC野郎は小劇場に収まり切れない。連日満員の盛況は実力に見合った結果なのだろう。
    あらん限りの要素を詰め込み、笑いと涙の両方を追求し、これだけの作品に作り上げられる吹原氏の手腕。それに応える役者陣。PMC野郎の天下は当分続きそうである。

    ネタバレBOX

    ゴルバチョフの最期がややわかりにくかったのが唯一の惜しい点。(シヅ子をかばって爆弾をくらった、とかならわかりやすかった)
  • 満足度★★★★

    一炊の夢
    R18ステージを観劇。

    笑いもバイオレンスも感動も突き抜けた爆発力があって、
    その振れ幅のすごさに圧倒されました。
    自己犠牲モノは下手すると安直なお涙ちょうだいものに見えてしまうものですが、
    演出の妙もあって素直に感動できました。
    特にラストの結びの演出が素晴らしかったです。

    相変わらず濃いキャラクターのオンパレード。
    私のお気に入りはマッサージチェアと吉田茂です(笑)

    ネタバレBOX

    いつもは血しぶきやグロ描写があっても笑いを含んでいてカラッとした印象だったのですが、
    今回はあまり笑いにせず、ショッキングな印象を受けるような場面が多かった気がします。
    (冒頭の射殺シーンや、四肢切断など)

    -----
    脳を改造され、未来を計算・予測する能力を得た犬、ゴルバチョフ。
    爆弾の破片が脳に残り、失明、そして命をも失うことになるシヅ子のためにゴルバチョフは自身を犠牲にする。
  • 満足度★★★★

    最初から最後まで
    舞台の魅力!というものが詰まってました。
    開場したその時から楽しませてくれ、本編もただ重いだけでなく、でも軽んじて捉えているわけでもなく。
    最後のシーンはハッピーエンドとは言えないけれど、こんな終わり方もありかと。
    楽しませていただきました!

  • 満足度★★★★★

    感動をありがとう!
    本当に楽しかったです。初日スタート前からドキドキワクワクして待ち焦がれ
    9日目マチソワと千穐楽を観てきました。
    あまりに観たかった為、違った意味で感動してしまって(笑)
    主演の増田赤カブトさんが歌っているだけで号泣していたという。。。。

    衝撃の始まりからジェットコースターのような展開の早さ。
    戦中戦後の話を扱っているので人が殺されるシーンが多いんだけど
    それでも多すぎ。かと言って、決して死を軽く扱っている訳でもなく。
    とにかく重いテーマもライトに笑いで包んで硬軟メリハリ
    はっきりしてて分かりやすかったと思います。
    ミラクルに溢れる感動のストーリー。

    ネタバレBOX

    動物実験、人体実験などの731部隊の史実を交えつつ
    満州からスタートし、ありえない空中戦を繰り広げて
    横浜に舞台を移した後は、戦後のドサクサの中のキャバレーが舞台。

    そこには動物実験から解放されたゴルバチョフ、コケコ、スネ松。
    そしてマッサージチェア。
    動物の存在が人を癒し、ささくれた空気を柔らかくしてくれていた。
    可愛い。
    そしてシヅ子の厳しい現実が徐々に明らかになり苦悩するゴルバチョフ。

    いきなり舞台は731部隊に戻る。全部が計算された未来だったと分かり
    錯乱するゴルバチョフ。しかし同じ境遇の四肢をもがれた男から
    自分を殺せと頼まれる。
    500年先の未来までを計算する男は、死にたくなるのは想像に難くない。
    そしてラストに向かうゴルバチョフの行動が、この物語のテーマ
    理想の死にざまなのだった。
    感動の涙を誘う、謳い文句通りのヒドイ話なのに
    胸が震えるのはなぜだろう。
    シヅ子の歌とダンスのせいかもしれない。
    そしてゴルバチョフの表情が、なんとも言えない晴れやかさ。
    余白を残したエンディングへ。
    最後のゴルバチョフのワン!の響きが心に残るのでした。
    どこに行ったのか。それともこの世を去ったのか。
    それは誰にも分からない。
    がきっとどこかに生きているような気がして仕方ない。
  • 満足度★★★★★

    私の中で歴代1位になりました
    サプライズありの回もあり、2回観劇。
    今まで何度も見てきたPMC野郎さんの舞台ですが、
    2012年の「首無し乙女は万事快調と笑ふ!」が今まで一番好きな作品でしたが
    今回初めてそれを上回るものを拝見しました。

    舞台は演技を見るだけではなく、その場の雰囲気や役者さん、スタッフさんの想いのようなものも感じ取ることができた、とても良い舞台だったと思います。
    客入れから客を楽しませるだけでなく、自分たちも楽しんでいるのがとても伝わる、本当に良い舞台でした。
    次回はどんなものを体験させてくださるのか、本当に楽しみです。

  • 満足度★★★★

    凄い人気ですね
    平日の昼間に行ってきました。
    当日券だったで開場時からのイベントは見れませんでしたが
    今回も舞台の前後も全力でお客様を楽しませていますよー凄い
    意外な時代背景の舞台でしたが、いつもより常に不安な空気の世界で
    特殊なキャラ達が人間味(?)溢れる活躍で終盤へのドラマを盛り上げます
    いつものハッピーエンドより、今回は少し考えるラストも大人っぽくて好き
    誘ったのに体調不良で来れ無かった友人には勿体ない事したと思います。
    テンションが上がる、サイショさんのアクションシーン?が良かった
    別枠の娯楽作品として独り立ちさせて欲しい位でした。

  • 満足度★★★★

    PMC野郎テイスト満点
    毎回のことですが、
    どうしてこんなにもバカバカしくて非常識な設定なのに、
    ここまですんなりと受け入れることができるのでしょうか。(褒め言葉です笑)

    PMC野郎独特のテンポが本当にツボです。

  • 満足度★★★★

    ゴルバチョフ…!!
    一人(一匹)の犬の生きざまと最期の在り方にやられた二時間弱だった。ゴルバチョフ(犬)の笑顔が終演後も頭から消えない。

    ブラックな笑いも多い。想像だけど、脚本の吹原さんは「ここまでやったらお客はひくんじゃないか?」などと考えない気がする。お客に媚びてないし、かといって自己満足でもない。この辺がバランス感覚なのかもしれない。

    個性豊かな役者の皆さんも健在。サイショモンドダスト★さんの全力投球ぶり、萩野崇さんのドSぶり、増田赤カブトさんの健気なフルスロットルと、書ききれないインパクトだった。
    そして勿論、犬のゴルバチョフ役の加藤慎吾さん。
    私が犬好きだからという事を差し引いても、切なくてたまらない犬生をありがとう。

  • 満足度★★★★★

    アイデアが詰まってる
    ものすごいアイデアが沢山詰まってる芝居。
    芝居だからこそのジョークも満載。
    狭い舞台を大きく使う場面展開もすごい。
    最高の芝居でした。

    終了後、Tシャツ買おうとしたら買いたかった
    色が売り切れ。
    デザインがカッコ良かっただけに残念。

  • うちの犬はサイコロを振るのをやめた
    犬役の人はすごかった。上演時間が短く感じられた。

  • 満足度★★★★

    期待しすぎたかも
    FacebookでPMCのショートストーリーを見て興味を持った。
    その後、こりっちでも絶賛。
    こりゃどうしても観ないと損するぞと思い観てきました。
    当然面白いわけです。
    いわゆる面白い劇団の面白いお芝居を観させていただいた感じです。

    ただ皆さんが言うほど笑えなかったし泣けなかったのが残念です。

    ネタバレBOX

    とはいえ上手と下手に作られた廻り舞台には恐れ入りました。
    こういうことを含めて、演出が上手だなーと。

    あとすげえと思ったのは短い時間の転換でパッと出演者が変わり
    次のシーンに向かっていくところは手品のようでした。

    これを10年前に観てたら感動してたと思います。オッサンだからかな。
    詳しくは分からないけど、演劇弁当や拙者ムニエル、昔のネコホテあたりに近いと思うんです。笑いや構成に新しさを感じなかった。

    但し、めちゃくちゃ面白かったんです。演出がめちゃくちゃ上手でした。

    開場中の小芝居。マキハラにノリピーに美川憲一・・・。
    ちなみにチャゲに子供はいないかと。

    などと色々書きましたが、この世界は好きです。
    これからもがんばってください。
  • 満足度★★★★

    クール!!
    ブラックだけど最後には泣かせる、とてもニヒルでクール。
    人の心理をついたニクい作品だと思います。
    ファンタジーのはずがいつの間にかキャラに感情移入してしまうという、思いがけない罠にはまったようないい気分です。

    ネタバレBOX

    廻る舞台装置がとても効果的でした。
    劇中キャバレーのシーンでの歌が印象的です。
    「ピカ」とはあのピカですよね。面白い歌詞でした。

    ゴルバチョフ…着ぐるみメイクなのにものすごい情熱と表情が伝わってきました。最後の表情が印象的です。
    コケコ…コミカルなセリフとパンチの効いたアクセントのある演技が良いバランスでした。パンフレットの素顔がお綺麗なのが驚きです。
    クレオパトラ…重厚な演技で物語の厚みをアップされていました。登場するだけで目がいきます。歌の迫力も◎
    珍太郎…テンポとスピード部門を全てにぎっている役どころ。セリフの響きが良くてとても見やすい演技でした。

    シヅ子…学芸会というか児童劇団のような一本調子の演技が気になりました。新人の方の抜擢なのでしょうか?
    カエサル…キャラクターが定まっていないのか不安定な感じが。
    正田…重鎮の方っぽい扱いでしたが、お芝居が軽くて退屈でした。

    演出の妙と脚本の美しさには脱帽。
    今後が楽しみな集団です。
  • 満足度★★★★

    切ないね・・・
    相変わらずのPMC野郎らしいブっとんだブラック・コメディだけど、この切なさはたまらないね。満足、満足。

  • 満足度★★★★★

    ずるい!泣けたよ!
    戦争が舞台だが、重くも暗くもならずに相変わらず笑いはたっぷり。
    犬のゴルバチョフのヒーロー物語。
    シヅ子はかわいいし、ゴルバチョフは健気。
    ラストはずるい泣けた。。
    佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』やNODA.・MAPの『エッグ』を思い出した。

    アフターイベント付きだったのだが、ラストの余韻を見事に粉砕し尽くす内容に苦笑&爆笑。
    客演の萩野崇さん、元ライダー(正義の味方)はそんなことしてはいけないと思います(笑




    ネタバレBOX

    「計算」「バグ」「高脂質」「頭痛」がキーワード。

    マッサージチェアとコケコが個人的に好き♪
  • 満足度★★★★★

    初観劇
    名前は聞いたことあるけど初めて観ました。劇団名からもっとドギついものを想像していたけどこれはなんとも形容しがたい究極の愛の物語でした。根底に流れている全てへの愛情が作品世界を温かく包んでいて心地よかった。客席に女性が多かったのも意外でした。これから人気が出るというより、すでに人気劇団なんですね。すごかった!

  • 満足度★★★★★

    唸るバランス感覚!
    リピートしてみてよくよく感じたのは、彼等のバランス感覚の良さである。
    そしてすべての登場人物に意味がある凄さ。
    ラストシーンは会場中が、たった一匹の犬の健気さに涙を流している・・・・圧巻だ。
    演劇でやる意味が十二分にある素晴らしい舞台でした。

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