満足度★★★★★
いいオンナだなぁ。
A・「定や、定」観劇。
フィクション率45%とのことでしたがその割合がどうなのかを気にするところではなく、とにかく面白かったです。
2人芝居で黒子2人、ただ黒子なだけでなく要所で弄ったりと、上手いなあと。
岡田あがささんの阿部定は時に可愛く時に妖しく、いいオンナだなぁと。
寺十吾さんの正直もいい味でした。
満席の楽園は年配層の方も多かったですが、皆さん満足されていた様子でした。
満足度★★★★★
引き締まった舞台
Bプログラムを拝見。事件の本質を内務省のプロパガンダと見定め、現在も散々行われている大衆操作の為のプロパガンダにこの事件が用いられたと解して、定の生き様と取り調べる側の人間の有り様を浮き彫りにし、黒幕をある仕掛けでおちょくっている点でも面白い。作・演出・演技、舞台作りどれをとっても隙のない舞台だ。(追記2014.6.19)
満足度★★★★
Aプログラム
昨日と2作見比べられまた楽しかった。寺十吾さんと岡田あがささんの迫力っていったらもう、ほんとテンポも良くってポンポンパンッ!!!って感じに愛を哀を相を感じました。
満足度★★★★
ぶれない定
Bプログラム『昭和十一年五月十八日の犯罪』 を見ました。
ないふりをして済まされている(?)ことの多いあの中央の柱にも、趣味の良い装飾が施されており、その芸の細かさは演技にも現れていたと思います。
ほど良い量の笑いもまぶされ、いつの時代にも通じる批評性がありました。
エロメール添削赤ペン先生こと瀧川英次のトリクスターぶりに注目。
満足度★★★★★
毒婦二景というタイトルどおりの双児
マチネで「定や、定」、ソワレで「昭和十一年五月十八日の犯罪」を観た。「阿部定」という人物に二つの側面から光を当てた作品であった。それぞれが独立した作品でありながら、両方観ることで、第三のイメージもわいてくる。