狐雨の花嫁 公演情報 狐雨の花嫁」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
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  • 狐雨の花嫁
    えのもとぐりむさん脚本・演出の舞台「狐雨の花嫁」を観劇しました。
    切ないシーンあり、かっこいいシーンありでとっても良い舞台でした。
    友達の胡中孝允くんの初舞台!とっても堂々と演技していました!

  • 満足度★★★★★

    Aバージョン観劇
    とにかく面白かった二回観ましたが

    最後は近くで見たくて、横から見ました!

    殺陣も迫力、生たまごありの、

    子供時代では子供もかわいく涙を誘い

    最後は切な過ぎでした。

    みんなイケメンで、女優さんもきれいでした。

  • 満足度★★★

    更に楽しめるように
    とにかく殺陣はスゴイ!正確ではないが公演の半分近くの時間が…というくらいに魅せてくれた。訴えたいテーマがあるだろうが、自分は純粋に見るだけであれば満足だ。2時間超の芝居=活劇を堪能した。舞台装置・美術も見事だ。
    さて、エンターテイメント豊かな公演だけに、途中のギャク場面は好きになれない(ネタバレか)。それまでのストーリー展開やテンポ感覚が中断される。集中力を欠くような演出は不要だ。
    最後に脚本(テーマ)について、今回は狐・狸・狼という獣を題材にしているが、人間に置き換えた場合、弱肉強食=競争社会・淘汰、もっと言えば戦争殺戮への警鐘か?表面的にはエンターテイメント性豊かだが、テーマの訴求がもう少しあると更に素晴らしいと思う。

  • 満足度★★★★★

    3度目の観劇
    Bチームが演じる大千秋楽をセンター最前列で観劇する幸運に預かった。
    張り出しの舞台でその横にも客席が配置されてるので厳密にはもっと前にも客がいるのだが、舞台を真正面から観劇するにはここが最前列なのだ。
    そして、今回最も印象に残った演技を真横から見ることができる位置でもある。

    物語の終盤、会場の99%が見ていない演技がある。
    ホンドが殺されるシーンを舞台の隅で、もう殆ど舞台外と言っていいほどの隅からじっと見つめるコウ。
    客席後方からは階段状の客席に阻まれて物理的に見えないし、張り出した舞台横の客席では超至近距離の目の前で斬られるホンドに目が釘付けになる。
    大千秋楽のあの時間、客席をぐるりと見渡してみたが、舞台隅でジッと悲しみに耐えるコウを見つめるのは僕と舞台上のホンドだけだった。

    ただ不思議なのは、コウの演技が思ったより静かなのだ。
    愛しい人が激しく斬られるのを目の当たりにして、泣き叫ぶのではなく、目を反らすのでもなく、座り込んで拳を固めて、涙を湛えた目で唇を噛んでジッと耐えるコウ。
    目の前であんなに何度も激しく斬られているのに正直意外だった。
    ただそんな素人にも分かりやすい演技ではなく、内面に秘めた意思の強さ、狐族の未来の為に何があっても絶対に揺るがない決意の固さを、敢えて動かないことで表現したのではないだろうかと想像している。
    この想像が合っているのか、いつか機会があれば尋ねてみたい。

    ラストシーンの花嫁行列では筆舌に尽くしがたい美しさと儚さを全身で体現してみせたヒロイン役の柴 小聖(しば このな)さん。
    狐族全体が一族の命運をかけて助けたかった。
    ホンドが己の命を投げ打っても守りたかった。
    ・・・しかしできなかった。
    そんな想いに自然と共感し、あまりにも悲しい結末に客席全体を涙の渦に巻き込んでしまう素晴らしい表現力。

    そんな大女優の細い背中を1mの至近距離から見つめる舞台だった。
    また次の作品も楽しみだ。

  • 満足度★★★★★

    チーム力
    18時からのAを観ました。
    イザベルさんの舞台は出演者の数が多いのですが、
    それぞれの役者がきちんと自分の役を流されれず
    に演ってくれるので世界に入り込めるし、それぞれ
    の役の感情に感動できます。転換も早く、飽きさせ
    ない、衣装も華やかで見応えがあります。
    人気カンパニーの主宰を招くっていう趣向も好き。
    これからも楽しみにしています☆

  • 満足度★★★★★

    Bチームの舞台を観劇
    ここの劇団さんはいつも親切で丁寧ですよね。
    今回も、出演しないAチームの劇団員さんや代表のグリムさんまでが、積極的に客席への案内をしてくれていました。

    お話の内容は、ぽんぽこりんのたぬきさんなんてかわいい印象を持っていたらとてもとても(笑)
    狸族首領が迫力があって怖いのなんのって。
    悪役顔でハマり役←

    客席からはステージが近く、思わず首をすくめる程の大迫力で殺陣回し。
    そうかと思えば可愛い子役に精霊の舞。
    お約束のお笑いコーナーもちょいちょいあって、ここの劇団らしい安定のノリに客席も引き込まれて大爆笑(?)

    ヒロインの柴小聖さんは、思わず前のめりになって見てしまった程の可憐なお姫様。
    衣装も髪型もとても似合っていて綺麗でしたね(*^^*)
    特に、複雑な思いを心にギュッとしまいこんで、全身で何かを訴えかけるように一歩一歩客席に向かって歩みを進めるシーンでは、なんて綺麗なんだろーと何度も一人呟いてた。
    男どもにも怯まず食ってかかるキレる演技。
    悲壮な決意の元、一人敵地に乗り込む時の思いつめた表情。
    綺麗な歌声。泣き顔。
    そして、一生懸命しゃべる時に見せる若干のあひる口w
    色んな表情を楽しませてもらいました。
    舞台上でとっても存在感のある素敵な女優さんでしたね。
    あの衣装でのブロマイドが1枚500円で売っていたので、即行で2枚購入←

    物語のラストをどうするか。
    これは脚本家にとってとても難しい判断だと思うが、Bチームヒロインの柴さんはこれを、オシャレなラストだよねと評していました。
    種族間の争い、友情、愛情、兄弟愛に親子愛。
    色んな感情を考えさせる終わり方で、演者それぞれの立場での思いを込めたラストシーンには思わず涙。
    つい1列目の主役に目が行ってしまったが、2列目以降の演者さんの必死の表情に気づいた時には、さらにぐっと気持ちが伝わって来てしまって大号泣でした(涙)

    終演後には子役の女の子も含め、出演者全員でのお見送り。
    こんなところからもこの劇団の暖かい気持ちが伝わってくる。
    多くの人に見て頂いて、ぜひこの気持ちを共感して欲しい素敵な素敵な作品でした。

  • 満足度★★★★

    らしさ
    劇場入ったとたんに大好物の匂いがプンプンしてきた。舞台物ネタとして大好物のひとつ、狐。照明が効果的でバンバン迫ってくる。初めてという割りに殺陣もなかなか。お話はシンプルでわかりやすく、それぞれの立場も明解。それだけに役者の差も見えてしまった気がする。今までこちらの作品4作観せて頂いたが、殺陣やダンスで華やかな、タイプ的には好みのこの作品より、前回の「灰色の蝶」の方が“らしい”感じがする。感覚をストレートにぶつけて来る感じより、えぐってくる方が居酒屋ベースボールらしい気がした。大抵めでたしめでたしで終りそうなこのタイプの話。ラストはああここだねぇ!!と感嘆した。

  • 満足度★★★★

    権力というもの
     劇団ベースボールが、初めて殺陣に挑んだ。やるからには、しっかりとした形をとるものである。キャスティングが一部Wになっているが、キャスティングも良いようだ。(自分はAを拝見)また、全編、権力というものの本質をキチンと押さえたシナリオにブレが無い点も評価できる。(追記2014.2.19)

    ネタバレBOX

      神は、その昔、狼、狐、狸を作り、この世に誕生させた。其々の種は、共存共栄をしていたが、狐の少女が、摘んではならない、とされていた白い花を摘み、恋する男に与えた。以来、戦乱が絶えず、既に狼は狸の軍門に下って狐との戦いに照準を絞った。狸軍の大将の名はムジナ、先代の大将であった彼らの父は、弟のホンドと真剣で戦わせ、勝者に次代の将を任せると戦わせた。どちらが死んでも構わぬ、と。勝負は弟が勝っていた。然し、兄の首筋に剣を当てた所で弟は攻撃を控えた。勝負あったからである。然し、ムジナは、その弟を刺し実力では上回った弟の優しさに乗じて大将になった。
     その後、狸、狼連合軍に襲われた狐の城は落ちる。ムジナは、全員征伐を命じたが、ホンドが、自らの命を賭けて助命嘆願、今後、狐を支配するにも温情を見せた方が得策との意見も認められる。が、負けは負け、狐はその高い誇りにも関わらず、屈辱と忍従の生活を余儀なくされ、狐の美しい女達は、狸の下に嫁がされた。中でも格段に美しい姫、コウは、﨟たければムジナの側室にと運命づけられてしまった。
     10年の時が流れ、コウはムジナの予想した通りの美しい娘に育った。ホンドも美しく優しい若者に成長、二人の間には、互いに惹きつけ合う感情が芽生えているが、状況は、この二人が結ばれることを許さない。そんな折も折、ムジナから、嫁ぐように、との命が届いた。一方、面白くないのは狐上層部である。若い娘は強制的に狸に嫁がされて種の断絶を図られ、狐族の誇りの象徴である、首長の娘迄、敵に盗られるとあって、心穏やかなハズは無い。然し、今や、敵は狼を傘下に置き、戦力の差は余りにも明らか。それでも、10年に亘って差別され、収奪され、辱めを受けた無念には、最早、耐えられないという思いが強い。そこで衆議が開かれた。結論は、鬼と呼ばれて、今は人里離れた地域に住む狐、狸、狼を味方につけ、奇襲を掛けることに。然し、現在、狐の将を勤めるスイレンの側近、キタキの裏切りで、待ち伏せに会い、迎え撃ちにされてしまった。元々、狸や狼側に立ち、庇いだてをしてくれているホンドと彼のガードをしている忍び、コクウも反乱軍についたものの、奇襲を知られては劣勢の跳ね返しようは無い。戦は始まり、又しても狸側が勝利した。穏便な解決法と種の共存を訴えたホンドは敢え無く惨殺されてしまった。この後、この闘争を収束するに当たって、ムジナはコウを除く総ての反乱軍の首を落とせ、と命じるが、姫の頼み等によって考え直し、姫が選んだ一人の首を撥ねるという命令に変更。姫は、自らの死を望むが認められず、母親と慕ってきたスイレンの首を選ぶ。それも、自ら死刑執行の役を担うと言うのだ。彼女は、スイレンに最後の望みを訊ね、これ迄自分を育ててくれた礼を述べ、礼を尽くして、母から受け継いだ短刀に死花の毒を塗って、スイレンの首筋を裂く。
  • 色々ともったいない
    Aチームを観劇。約二時間弱。休憩なし。

    会場に一歩踏み入れると、そこはもう神の国ヤマトでした。
    舞台装置は本当に素敵。
    衣装もこだわりが光りました。
    特に狐達の白や銀を基調とした衣装は綺麗でした。
    音楽(音響ではない)も、選曲がとても合っていました。

    が、しかし。
    ちょっと殺陣に比重を置きすぎました。
    「恋愛活劇」との謳い文句でしたが、恋愛要素の割合はめっちゃ少ないです。
    その殺陣ですが、TVや大劇場ではありませんので、実際には相手に触れていないのがバレバレな訳です。その殺陣に、あの効果音は合わないです。で、斬る効果音が片手で数えられるくらいしかなく、それが延々大音量で流れるので、すごくチープに感じてしまいました。
    そしてアドリブパート!
    キタキが狸軍の城へ赴くシーンでのアドリブパートで、観劇への集中が途切れてしまい、再び本編に戻っても、私の集中は切れたまま。最後まで再び集中スイッチが入ることはありませんでした。
    アドリブパート自体は、ネタの面白さは置いておいて、無茶振りしたり、された人が反旗を翻して無茶振り返したりと楽しめたのですが…
    全編に渡る笑い総じて、しつこい、くどい、かな。私には。

    最後に。申し訳ないが、姫はもっと姫であって欲しい。
    狐の一族から姫を奪われるくらいなら、と狐が全滅するかもしれない戦いを決意させる程の姫らしさが欲しい。
    そういう意味では、狐の将軍の妻は良かったです。

    本編とは関係ありませんが、当日パンフレットのこの形態は初めて見ました。
    観客に持ち帰ってもらう工夫でしょう。アンケートをWebで集めるのも初めてです。回収率は紙と比べてどうなのでしょう?

    色々書きましたが、あの空間に創り出された世界観(美術、役者含め)は本当に素晴らしかったです。

  • 満足度★★★

    特に盛り上がらず・・
    【B】キャスト観劇。
    煌びやかな舞台。

    ネタバレBOX

    けして結ばれぬ運命の男女にとほほな結末。
  • 満足度★★★★★

    最高です!
    今回は初めての劇団さんでした。正直期待満々でした。がそれ以上です。時間があっという間にすぎて素敵な時間をありがとうございました。次回作も楽しみにしています。

  • 満足度★★★★★

    激泣き!
    とにかくステキでした。セットも、すごく雰囲気が良かった。恋愛活劇というだけあって、殺陣もハンパない。自由席だったので、前の方の席を選んだら、ホントにすぐそこで戦いが行われており、息遣いとかまで伝わってくる。おまけに随所で泣かされて。ホント、素晴らしいな時間をありがとうございました。雪による輸送の事情で置きパンが届か無かったのがすごく残念。

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