満足度★★★★★
Bチームの舞台を観劇
ここの劇団さんはいつも親切で丁寧ですよね。
今回も、出演しないAチームの劇団員さんや代表のグリムさんまでが、積極的に客席への案内をしてくれていました。
お話の内容は、ぽんぽこりんのたぬきさんなんてかわいい印象を持っていたらとてもとても(笑)
狸族首領が迫力があって怖いのなんのって。
悪役顔でハマり役←
客席からはステージが近く、思わず首をすくめる程の大迫力で殺陣回し。
そうかと思えば可愛い子役に精霊の舞。
お約束のお笑いコーナーもちょいちょいあって、ここの劇団らしい安定のノリに客席も引き込まれて大爆笑(?)
ヒロインの柴小聖さんは、思わず前のめりになって見てしまった程の可憐なお姫様。
衣装も髪型もとても似合っていて綺麗でしたね(*^^*)
特に、複雑な思いを心にギュッとしまいこんで、全身で何かを訴えかけるように一歩一歩客席に向かって歩みを進めるシーンでは、なんて綺麗なんだろーと何度も一人呟いてた。
男どもにも怯まず食ってかかるキレる演技。
悲壮な決意の元、一人敵地に乗り込む時の思いつめた表情。
綺麗な歌声。泣き顔。
そして、一生懸命しゃべる時に見せる若干のあひる口w
色んな表情を楽しませてもらいました。
舞台上でとっても存在感のある素敵な女優さんでしたね。
あの衣装でのブロマイドが1枚500円で売っていたので、即行で2枚購入←
物語のラストをどうするか。
これは脚本家にとってとても難しい判断だと思うが、Bチームヒロインの柴さんはこれを、オシャレなラストだよねと評していました。
種族間の争い、友情、愛情、兄弟愛に親子愛。
色んな感情を考えさせる終わり方で、演者それぞれの立場での思いを込めたラストシーンには思わず涙。
つい1列目の主役に目が行ってしまったが、2列目以降の演者さんの必死の表情に気づいた時には、さらにぐっと気持ちが伝わって来てしまって大号泣でした(涙)
終演後には子役の女の子も含め、出演者全員でのお見送り。
こんなところからもこの劇団の暖かい気持ちが伝わってくる。
多くの人に見て頂いて、ぜひこの気持ちを共感して欲しい素敵な素敵な作品でした。