アクアリウム 公演情報 アクアリウム」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
21-40件 / 49件中
  • 当日は昼から眠くて
    眠くて、ボーとしていたため記憶が飛んでいた。残念

  • 満足度★★★★

    ぽこ、ぽこぽこ、ぽこ…
    楽しみにしていたにもかかわらず 夜勤明けのため 中盤、上体がかしいでしまったことをお詫びします。120分、がしっと受け止めることが出来る体調の時に観劇すべきだったと反省しています。


    深刻なところ ゆるーい ところ 重いところ かるーいところのバランスが面白いし 幕開けの 長い長い 呟きのような独白に まず引き込まれる


    ぽこぽこ、ぽこ と 水槽の中のあぶくの音を聴きながら 私は 全て 許してもらえるような気持ちになりました




  • 満足度★★★★★

    たくさんの人に見て欲しい。
    小劇場でロングラン公演はめずらしい。いい作品はやはりたくさんの人に見てもらいたもの。
    今後小劇場にロングランシステムが根付くためにも是非とも大成功させたい作品。演劇の持つ面白さが凝縮されている。

  • 満足度★★★

    1982年生まれ
    凶悪な犯罪を起こす人が多いとイメージされている、1982年生まれの人達の閉塞感が描かれた作品で、基本的にリアリズムな表現でありながら、そこからはみ出していく仕掛けが施されていたのが印象的でした。

    6人(+ペット2匹)が共に暮らすシェアハウスに通り魔事件の犯人を追う刑事達が訪れたことをきっかけに住人の人間関係のバランスが崩れ、それぞれ不安や不満等の本性が露になって行く物語で、個人的に好きではないスタイルの演技で始まるので序盤は乗り難かったのですが、中盤からのお互いの不信感が高まる展開に引き込まれました。

    物語としての面白さとは別に、刑事2人組のオールドファッションで大仰な演技とシェアハウス住人の淡々とした演技の対比させたり、2匹のペットが人間と普通に会話したりと、演劇のスタイルや虚構性に批評的な眼差しが感じられる趣向が盛り込まれていて興味深かったです。
    笑わせようとしていても不発気味だったのが勿体なかったです。

    舞台中央の一番手前に客席に背を向ける形でアクアリウムが置かれ、舞台と客席の境界が壁である設定になっていて、登場人物達と観客の間に距離を取り、舞台と客席の間のスペースを世代論でまとめたがる刑事達だけが使うことが出来るという空間構成によって、世代でくくってしまう危うさが表現されている様に感じました。

    ゲスト出演者によって演じられる役の登場シーンが壁の素材を上手く活かして不気味な雰囲気を高めていたのが印象に残りました。この役を他のゲスト出演者がどのように演じるのかも興味深く思いました。

  • 満足度★★★

    原西忠祐さん出演回観劇
    自分より下の世代の中心話だからか、笑わせる要素はあってもどこか乾いた笑わせ方と受け止めた。終始、無気力ではない脱力と閉塞感が覆っているかのような印象。比較しようがない彼らと世代間の日常の違いにどう言葉を発していいのか戸惑い、各々の場面での喋りが会話よりも、深層対話を聞いているかのようだった。
    つか芝居風の刑事コンビ、熱すぎて面白かった。約2時間。

    ネタバレBOX

    自分はあの中だったら、誰に近いのかなーと漠然と考えたが誰でもないわ—、と自己満足したりして。
    鳥とKFCは共食いになってしまうw


  • 満足度★★★★★

    おすすめです
    このお話。お勧めです。
    圧倒され、笑っちゃう臭さと
    頭の中をひっかきまわされるような、後を引く内容のバランスが絶妙。
    そして、一色洋平がいい。

  • 満足度★★★★

    演劇 らしい演劇
    演劇らしい演劇。確実に虚構。なのにリアル。寓意に満ち、多重で多面な構成。音響も照明も。洗練された劇空間だった。演劇観てるなぁって感じた。

    もちろん好みは別れるとは思う。心がざわつくタイプの作品。凄く感動させられるのではなく、作品の放つ感性に触れて肯定と否定の両方を感じて戸惑うような。

    ネタバレBOX

    作品の進行を担い、ストーリーを動かす大原研二と一色洋平のコンビが秀逸。役柄としても良かったし演技も主要キャストとの対比が効いていた。二面性とかなく真っ直ぐな役なのでパワーが大事。二人ともバワフルだった。

    劇中"わに"が出てくるのだが、これが妙にキュートで惹かれる。そもそもあり得ないので、説明がしにくいのだが、何かかわいい。よくそんな演出をつけるよなと谷賢一の別の意味の凄味を感じる。

    いろんな意味で日に日にもう一回観ないわけにはいかないなという思いが強まる。
  • 満足度★★★★

    プレビュー初日感激
    水槽のあるシェアハウス、その世界の均衡が崩れていく
    しかも、騒がしくも可笑しい2人の珍客にによって、
    艶めかしい絵本のような場面や、後半は緊張感漂う展開
    色々投げかけられたような気はするのですが、
    でも終わってみれば単純に面白かったなと思える舞台でした。
    今年の締めにもう一度見たい作品です。ワニ&トリが可愛い
    (忙しくてブログ書くのが遅くなりましたのでこちらも遅くなりました)
    今年の締めにもう一度みたいです。

  • 満足度★★★★★

    水槽の中の魚
    二種類の「演劇」が混在する舞台。その表現方法に面白さを感じたが、それよりも、この舞台が内包しているテーマに恐ろしさを感じた。
    我々はいつ何時でも、己の本性を隠し、押さえ付け、さも正常であるかのように振る舞っている。が、その箍を外す引き金には、誰もが既に指をかけた状態であるということに気づいていない。
    舞台の上に鎮座する水槽の中の魚たちは、ここが舞台で、これが演劇だということは一切分からずに、優雅に泳ぎ回っている。いや、もしくはこれが演劇だと知っていながら、純真無垢な魚を装っているのかもしれない。餌を食べ、呼吸をし、正常かどうかも分からないその他の同類達と共に、水槽という牢獄の中で生きている。そのことに気づいてから、暫く水槽から目が離せなかった。

  • 満足度★★★★

    ダルから
    演出家さんは、頭がすごくいい人なんだなー、と思いました!
    動の迫力と静の緊張感を巧く混在させる演出手腕に脱帽
    リアリズムとファンタジーの境目をふわふわ行きかう世界観も惹かれました
    それに、理屈で説明をしないのが素晴らしい

    ネタバレBOX

    あの役は、山崎彬さん以外ありえないのでは!?と個人的に思いました。
  • 満足度★★★★★

    きれいなアクアリウム
    安定感のある俳優さんたちときれいな水槽の置いてある空間。ここは風姿花伝なのかしらと思うような広さを感じました。…そんな広さを感じつつも大原さん一色さんコンビは時折舞台からはみ出てる気がしてならない。いやはみ出ていた。(笑)
    クリスマスシーズンにもやもやとした気持ちをアクアリウムに沈めてみればもっともやもやするかもしれないし、ひょっとしたらすっきりするかもしれない。

    ネタバレBOX

    鳥さんとかワニさんとか、なんだかファンタジーのようなキャラクターにふふふと笑っていたのですが、ゲストさん演じる「彼」が出てきた途端に、こわいような辛いような悲しいような、そんなような気持ちになりました。
    ゲストの山崎彬さん、圧巻の数分間でした。怪演と言えばよいのでしょうか。本当にすごかったです。

    あと飛び交うシュークリーム演出はすごい好きでした。
  • 初めて
    気付いたら3分の1は寝てしまっていた。こんなことは初体験!!途中の演者の大声がなかったら最後まで寝てたかも。。。正直私にとっては何の感情も持てない話であり、何も響かない演技であった。以前から普段の会話とか普通っぽいやりとりという静の芝居という部分にこそ、その役者の絶対的な魅力や力量が表れると思っているのだが、しかし、なぜかその域に達していないのに自然に演じたがる(演出したがる?)セリフを耳にすると、その不自然さだけが鼻につき、私にとってはただただ台本の文字が頭に浮かんでくるだけの空虚で退屈な時間に過ぎないのである。

    ネタバレBOX

    熱血な刑事のお二人を古臭い芝居とわざわざ前説していたが、他が今ふうだと?どっちも受け入れられなかったな~~
  • 満足度★★★★

    世代
    ◯◯世代、名前がついたとたんに、ずっとついてまわる呼び名! 当事者でないと忘れがちですが、自分の世代に対しては常に意識の片隅にあり、作者さんとは少し世代が違っていますが、客観的に見て描かれた世代を充分感じられました

    ネタバレBOX

    アクアリウムとシェアハウスの住人をダブらせてのラスト、印象的でした。ワニとトリの擬人化で本能と倫理を見せたり、随所に面白さを感じました。ただ、刑事役の大きな熱い口調での台詞は、劇団のカラーのひとつなのかもしれませんが、いまひとつ心に入ってきませんでした。あと、シェアハウスのオーナーのキャラ設定が少し違和感を感じましたが、いろんな意味で面白かったです!!
  • 観客次第のambiguous な作りの作品に
     シェアハウスで共同生活をする現代の社会になじめない者達(ワニ、鳥、魚たちも含め)のまさにその生活の崩壊を描いた作品で、冒頭のコントのような導入や登場人物たちの設定はどうかなという気はするものの、現在のある殺人事件が昔の殺人事件とともに各々の中にしまわれていたマイナスの感情というべきものを呼び起こしそれが絡み合い衝突してゆくさまの描き方というかみせ方は(私自身はなにか自分の心の底を覗かれているようで苦手なのですが)実に精緻で、また人間心理の描写についてもフロイトとルイスの対話劇「Freud's Last Session」の影響が少なからずあるようにも見受けられました。


    ネタバレBOX

     やはり鳥さんは最後は(「ソフィーの世界」を読んでいた)ワニさんに食べられてしまったのでしょうか。
     また、冒頭の木村伝兵衛ふうの部長刑事と若手刑事のかけあいコントからのスタートはおもしろいことはおもしろいのですがあとからおもうとあのようなスタートでなくてもよいのではという気もします。

  • 満足度★★★★★

    抑制出来ない感情を
    通底する閉塞感、息苦しさ。この空気感だけで身悶えするくらいグッとくる。よくぞこの作品を作ってくれた。ありがとうございます。今どきの若者の内向きな空気感、一つ一つの細かい所作にまで重みがあって、なんだか1シーン1シーンにゾクゾクする。自分の事を書いているんじゃないかと錯覚する位の物語への親近感。共感を通り越して、生々しい感じがする。公演前に、あの熱量の高過ぎる稽古場日記を読んで、どんな作品か楽しみにしていたけれど、想像以上!そして稽古場日記は観劇後に読み直すとまた違った発見がある。そりゃあ熱量も高くなる。他の人の感想や、そして購入した台本を読んで、何回も何回も味わいたいなと思います。日替わりゲストも多彩だし、イベントも楽しみだ。

    ネタバレBOX

    え?ここで終わりって終わり方だった。でも、観劇後振り返ると、この物語がストンとは落ちない余韻が良いんだなと思った。終わらない日常は続く、いつまでも。何て残酷なんだろう。答えなんかない。でもこの物語には絶望も希望もない。あるのは、「生きづらさ」と向き合う事への息苦しさだ。こんな切実なテーマを、あくまでエンタメとして仕上げられるなんてスゴイ。まさに、わかりやすく深くだ。

    冒頭の熱海殺人事件を彷彿とさせるシーン、痺れる。たまらん。野卑に聞こえながらも洗練された台詞の咆哮を浴びながら興奮は早くも高まる!!現代口語との比較で見る世代間の溝の深さはなるほどなぁと思う。喋るトリとワニがとにかくカワイイ。でもこの2匹の言葉が、動きが、この静かな若者達の共同生活をどうにか支えているように見える。日替わりゲスト、少年Aの言葉で泣いてしまった。清水さんの透明感ありながらも確実な存在感にグッときた。尖った言葉の一つ一つが胸に刺さる。当時、この文章をニュースで聞いた時は訳わからない奴に感じた。でも今改めて聞くと、隣にいる人のような身近さだ。人を好きになるのに理由がないように、人を殺してしまうかもしれない気持にも理由はない。僕自身、今年で31歳になる。登場人物たちと同じ年だ。秋葉原のトラックで突っ込んでいった無差別殺人事件は僕自身も他人事には思えなくて、どうして自分じゃ無いんだろうと思って生きている。

    「アクアリウム」のタイトルの意味はなんだろう?魚たちはどこへ行くのか?というパンフレットの言葉と関係あるんだろうけど、うまく想像仕切れない。ワニはどうして最後喋れなくなるのか?トリを食べたからだろうか?

    アクアリウム、完全に管理して調整出来た水槽の中身は、自然に循環する仕掛けになっていて、エサさえあげれば良いような完全な空間だ。これを社会に置き換えるとどうなるんだろう。今の日本は自然循環なんてしていない。魚はみんなそれぞれ役割を果たしてると聞けば、みんな違ってみんないい、金子みすずみたいな話かとも思う。でも置かれている世界はあまりに残酷だ。おそらく魚ハウスのみんなの置かれている状況は一生変わらないし、変われない。それどころか、もっと悪くなるだろう。秘密保護法や消費税増税ばっかり騒がれているけど、生活保護法の改悪や派遣労働無期限にだってどんどん厳しくされている。それでも生きていくんだな、と思った。そんな当たり前の事がとても重たくて大事だと改めて実感出来る作品でした。
  • 満足度★★★★

    熱帯魚たち
    括りたがるオヤジ世代、括られて影響される素直な若者たち、
    世代の違いをこれ以上ないほどの振れ幅で見せる演出が素晴らしい。
    限られた選択の中でしたたかに小ずるく生きる者もいる。
    小さなアクアリウムで一生を終える、熱帯魚達の儚い生態。

    ネタバレBOX

    小劇場系にはちょっと珍しい黒い幕の前で、前説の谷さんが
    「古いタイプのお芝居をしますが、すぐ終わりますので…」と言って笑いを誘った。
    確かに、“伝兵衛な”部長(大原研二)とその部下菊地(一色洋平)の
    脳いっ血起こしそうに力の入ったやりとりは古いタイプ、っていうか
    古い年代の言いそうな“今の若いもん批判”と“根拠のない決めつけ”が強烈。
    ここでもう笑わせながら、時代の違いや世代間の深い溝が露わになる。

    あの“少年A”と同じ1982年生まれの住人が集まっているシェアハウスが舞台。
    舞台手前中央にきれいな熱帯魚の水槽が、ほうっと明るみを帯びて置かれている。
    大家のゆかり(中林舞)とてつ(東谷英人)は仕事をしているが
    他の4人はほぼ無職だ。(あとワニとトリが普通に同居している)
    すみ(百花亜希)は余命短い病人だし、ゆう(堀奈津美)は生活保護を受けている。
    フリーターのしんや(渡邊亮)は、自分に自信がなくいつも暗くうつむき加減。
    ゆうき(中間統彦)は10代、親の金で暮らす気楽な若者。
    ここに北池袋で起こった猟奇殺人の犯人を捜査するため二人の刑事がやって来る。
    刑事に暴露された各々の過去や経歴に、表面上穏やかだったハウスは大揺れ。
    互いを疑い、批判し、ついにはハウスを出て行く者も現われる…。

    アクアリウムに象徴される現代の若者像が鮮やか。
    徹底して管理された中で生まれ育ち、外を知らない、出ようとしない。
    自分の限界を広げるより、定時に与えられるわずかなえさで生き延びる事を選ぶ。
    ただこれがベストだとは思っていない。
    人との距離が上手く取れない反面、人とふれあうことに憧れていたりする。
    シェアハウスなんて微妙にめんどくさい住み方を選ぶことからも
    中途半端な価値観の揺らぎに翻弄される姿が透けて見える。

    オヤジ部長の強引な論理が妙な説得力を持つのはその勢いと迷いの無さだ。
    世間代表みたいな部長の如く、社会は世代を括りたがる。
    “サカキバラ世代”だの“ゆとり世代”だのと、色をつけてひとまとめにしようとする。
    一方括られた側も結構それを受け入れ、その仲間に入ろうとする。
    実はそれぞれ個性があるのに、“括られたがる”のもまた人の習性なのだ。
    群れから外れる孤独は誰もが怖れるところだから。

    役者陣の充実が素晴らしく、怒涛の台詞が生き生きと走りまわる感じ。
    大原研二さんのアクの強さ、一色洋平さんの滑舌と軽やかな動きが秀逸、
    トーンの低いシェアハウスの日常との対比を鮮やかにする。
    生活保護受給者のゆうがキレて「シェアハウスなんて掃き溜めみたいな所」と叫ぶところ、
    強い自嘲といら立ち、金の有る者が無い者を見下す態度への怒りがこもっていて
    その説得力に思わず惹き込まれた。

    “サカキバラ世代”らしい特徴のひとつとされる
    「自分もいつか誰かを殺してしまうんじゃないかという不安」を抱いている
    しんやの気持ちを、誰も本当に理解できていないというのもリアルな展開。
    そんな「いつかやっちゃいそう」な人が大勢いたら、マジ怖くて出かけられないわ。
    特異なニュースの犯人と同世代だからというだけでひとくくりにするという
    マスコミ好みの乱暴な論理が与える影響に対する、作者の冷静な視点を感じた。

    少年A(清水那保)が自分のしたことを語る場面、
    もっと直接しんやに影響を与えるような演出がされるのかと思ったが
    絡みが希薄な印象を受けた。
    ワニとトリの存在理由もイマイチよく分からなかった。
    シェアハウスの癒しになっていたとは思うけれど…。

    アクアリウムの小さな社会の営みは、
    日々危ういバランスの上に成り立っているのだなぁと思った。




  • 満足度★★★★

    これを一ヶ月かあ。
    チケプレで拝見してきました。
    面白かったです。
    詳しくはまた書きたいですが、「これを一ヶ月かあ・・・大変だぁ」と思いました。
    皆さん無事に完走されますように。


    12/26追記。
    何が凄いって2週間前に書いたものに追記してるのに
    まだ公演が終わっていないってことが凄いそれだけでも凄い。
    まだ終わってないので以下はネタバレに。

    ネタバレBOX

    自分が同じ歳ではないので、
    「そっかー同じ歳だとそういう考えにもなるなあ」と思ったり。
    ストーリーとしては個人的にはそこら辺は長めに寄り道した感じになってしまって、
    もっと住人同士の「うーんどうなるんだろうこの気まずい感じ」だけで
    展開していってもよかったように思いました、面白かったので。
    ラストのアクアリウムの説明も少し長く感じました。

    しかしまあ役者の皆さんはこれを一ヶ月というのは相当なものだし、
    特に刑事コンビの方はあの時点で喉にきてた感じだったので、
    本当に無事完走されるよう願ております。
  • 満足度★★★★

    ショートの波がチョコチョコ来る
    なんか惜しいところが一杯ありましたね(。・ε・`。)


    ネタバレBOX

    中村梨那サンと若林えりサンの絡みのサービスショットやら相変わらず身体能力の高さも素晴らしい一色洋平サン、個人的には初・中林舞サンの存在感に目が釘付けだったり、肩の力が抜けた演技はもはや大女優の風格の百花亜希サン他楽しいのだけれど・・・。
    皆さん迫真の演技でしたが、観終えて感じるのは、ぶつ切りのシーンの連続になってしまい作品が放つメッセージとしては弱い印象。
    魅力的なシーンは幾つか有るけども、不要のシーンと思えるものや劇中の設定を自分の中で飲み込めないまま最後まで行ってしまった為、スッキリしないものが・・・
  • 満足度★★★★

    1982
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。

    ネタバレBOX

    1982年生まれなハウス住人6名。慣れないパーティの夜、北池袋で起こった猟奇通り魔事件の調査で刑事がやってきて、一同困惑するが…。
    ゆかり(中林舞)…シェアハウスの発起人。商社勤務。金に細かいらしいが、ハウスではまともに振舞う。
    すみ(百花亜希)…余命短い病人。アクアリウム好き。
    ゆう(堀奈津美)…ひきこもり経験のある生活保護受給者。てつとは微妙な関係。
    しんや(渡邉亮)…根暗なフリーター。殺害意識の高さを自覚し、警察に捕まりたいと願う。
    てつ(東谷英人)…週末DJ。事件発覚でハウスから出て行こうとする。
    ゆうき(中間統彦)…十代。クリスマスパーティの発起人。ゆうにキレる。
    わに(中村梨那)…未届。
    とり(若林えり)…KFCに涙する。
    部長(大原研二)…熱海的な部長。70年代。
    菊地(一色洋平)…部長の部下。冷静であったり熱かったり。
    A(清水那保)…少年A

    ゆうが言ったように、ダメな人間の掃き溜めってハウス。なんか閉塞感漂い、それでいて希望も絶望もない、ふわーとした人生を送る。対する部長の傍若無人さが心地よく爽やかに感じるような、湿気た空気感が充満する。
    内向的だって言い切っちゃえばそうなんだけど、なにかを拗らせてて、自分だけじゃどうにもならないけど、その先どうしていいかわからんで、ひたすら薄暗い道歩いている面々が、そんなに嫌いじゃないというかわからんでもないという錯覚に陥る。感覚として。
    メインの殺害意識のとこは、Aの扱い含めて、もうちょい印象的でも良かったかな。

    「安定したアクアリウム」のようにそこに居る人が無駄なく生きていける世界と、真逆に向かっているかのような世間(人生)を泳ぎ続けないといけない若者の静かな狂騒って作品。120分。
  • 大原さん素敵
    あらすじの前半読むと、あれ?ファンタジックな話?と思ったけど、あらすじの後半ではあれ?リアルな話?ってなったのとおんなじように、
    芝居も2つの芝居が楽しく融合する。
    大原さんが素敵。存在しえないキャラなのに、しっかり存在してて素敵。
    そして女優がかわいい。憎たらしい気持ちになるくらいそれぞれかわいい。

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