満足度★★★★★
二度観劇・感激しました。
一言で言うと、もう驚きの連続、どんでん返し。
こう…今日の問題に対する提起、そんな気も。
伝えたいメッセージがいっぱいあるような?
SNSサイト、対人関係、ネット、アイデンティティ、意識操作、etc.
普段何気なく使っている、twitter、facebook、mixi、etc.
それを書いているのも、見ていいるのも、全て人。人。人。
人の声なのだ。人の声って怖いなーっと改めて認識。
他人、知ってる人、知らない人、同僚、上司、マスコミ、視聴者、全て人の声、怖いものだな、と。
表情から仕草、些細なところまで、細かい演技。
一度や二度では全ての表情を見ることはできないので、もう何度でも見て、全方位から見て、全て知りたい欲求に駆られた。
満足度★★★★
「ヒデキ」に!?
40年後のことなのに前半はまるで現在的(そう思わせる必要があるのは分かるが)なのがずるいし、前半と後半でタイムスリップしたかのように状況が異なることに(終演後に)違和感を抱く。時々笑いを取っていたがこの芝居には無用に思えた。実験公演と銘打つだけあって様々なおもしろい試みがなされていてそのほとんどが成功していたように思う。感心したのはブラインドの使い方(手動ではなく自動で開閉できればもっと良かったが、微妙なタイミングは手動だからこそ出来た?)。衣装を統一させたのはどちらかというと気持ち悪いし何よりその意図が見えない。ある時点から結末へ向けて加速度的に進展するのでこちらは頭が心地よくグルグルし(ついていけなくなる)、グルグルしたまま芝居も終わるのだがラストの父の名でグルグルが止まらなくなってしまった。
リピしました
2回見ました。
一度目はチケットプレゼントで。少し遅刻してしまったこともあってよく分からなくて。でも理解したくてその日のうちに予約して。Wキャストでもないのに。
こんなことは初めてです。
初めて見る舞台装置。あれは本当に計算された造りでした。
ブラインドの使い方も実に効果的。
役者が袖に下がるように、舞台下部に隠れ、夜の森をその声で表現する所もすごい。
役者と客の距離がとても近いので、熱が伝わってくる。あの客との距離でも、役者は全力疾走し、立ち回りもあの近さでするなんて…
脚本はやや難解。理解力の乏しい私は2回でやっと、という感じです。
でも分からなくても、また見に来たいと思わせるこの吸引力。
そして言葉は悪いが、足を引っ張っている役者がいない。
白とジッパーで統一された衣装も素敵。
秘密保護法案が話題になっている今この時期にこの公演を行うということも、評価します。
私と同じように、重ねて考える観客はいるのではないでしょうか。
満足度★★★★
興味深い実験
中央のブラインドに囲まれたステージを取り囲むように観るスタイル、平面ではなくより立体感を感じさせる演出に斬新さを感じました! 内容は終盤になって解る時代設定ゆえの少しの謎を残して進む展開にひきつけられました! ただ、状況設定を理解するのが少し難しくも感じました。
初めてです
公演中の欄に出てきたので、観覧しました。
想像を超えるいい公演でした。演技・構成はもちろん、音楽がすごくよかった。
また見に行きたいと思った集団でした。
今後に期待しています。
満足度★★★★
ちょっと綺麗すぎたかな・・・
全体を通して、無機質で清潔、スマートな印象。
色々な試みがとても刺激的で素敵なアート体験をしたような舞台でしたがスタイリッシュな分、物語の吸引力が弱いかな。
途中、何度かその展開に置いてかれましたが、概ね楽しめました。
満足度★★★★★
裏切られませんでした!
クチコミで評価が高かったので、かなり期待して行ったのですが、思っていた以上に良かったです。役者さんやフルートの生演奏はもちろんですが、舞台、衣装、美術と全てにおいて統率のとれた作品の世界にすっかり魅了されました。観に行って良かったです!
満足度★★★★★
無題905(13-334)ー2回目
19:30の回(曇)。今夜は入口に「受付19:00」の貼り紙あり、時間少し前、中で整列、19:00受付、台本を購入し会場へ。注射し、前回とは違う右サイド(長方形の長辺)、撮影用のカメラが入っていました。左側は演奏者他のブース、座ってみると「増殖島」もこの近くでした(そういえば自分で「椅子」を作りましたね)。当日券はキャンセル待ちだったようで、四方のベンチシート以外に椅子席も出ていました。
19:31前説(95分)、演奏が始まり〜21:18終演。
2回目ですが、やっぱり面白いのです、むちゃくちゃ面白い。ちょっとSF、主人公たちの逃避行と困難に立ち向かう勇気、思いがけない運命…これって、昔、SFを読み始めた頃、盛んに(繰り返し)読んでいたジュヴィナイルSFと同じテイスト…何回もみたくなるはずです。主役のお二人、磯村さん(初めて)、田代さん(3作目)、がまさにはまり役。通常、会場は動きませんが、役者さんは目の前を疾走、格闘、「中」と「外」の切り替えなどスピード感に満ち、場内が隅々まで物語で満ちていました。終演後、主宰の伊藤さんにご挨拶した時、それこそ全身全霊を込めて創っているとおっしゃっていました。それでもすぐにまた次回作をお願いしたくなるのです。
孤高
役者の皆さん自らが客席へ誘導。他の劇団のフライヤーが全く席に置かれていないなど、群れていない自力な感じに好感が持てる。裏を返せば非常にプライドの高い絶対的な自信を持っている劇団のようで、作りこまれた演出や生演奏にもガンとしたこだわりを感じる。当たれば大きく化けるが、その孤高さゆえに大きく世に発信できるまでには、まだまだ時間がかかってしまいそう。それでよければ、またそれもひとつの潔さ、美学なのかと・・・
満足度★★★★★
無題900(13-329)
14:00の回(快晴)。建物の外で待ち、13:30受付、開場、入って行こうと右へ曲がり…見えた会場はやけに暗く、狭い…大きな倉庫みたいなものがある。その手前で手を出すように言われ左手を出すとペンのようなものが押し当てられる(痛いとか、くすぐったいものではない)。360°ぐるっと、「倉庫」と壁沿いに設けられた「客席」、その間の「通路」、そのすべてが舞台であり、どこで何が起こるかわからない。照明が暗いが「倉庫」の壁がブラインドであることに気づく、中で何か動いている。終演後、本作の美術は「増殖島(2011/12@本会場)」と同じ伊藤さんだと教えていただく(ソウダッタノカ!)、役者さんたちが「通路」でお客さんの誘導、全員、白い衣装、いたるところにジッパーが縫い付けてあり、靴も白。4作目です。14:00前説(90分)、14:02開演〜15:44終演。演奏、小道具、走る、歌う、生映像、芝居に引きずり込まれる「自分」、途切れることのない快い緊張感、会場を出ても感じるこの感覚、あ〜、とっても良かった!! (もう一回行けるか…)
長方形なので、横からのほうが広く、見やすいかもしれません。縦にみると(横幅がないので))役者さんが重なってしまいます。
満足度★★★★★
現実化するかも
近未来に実際に起きそうな内容のSF。途中まで分かりにくいかも知れないが注意深く観ること。キーワードが一つ出てくると総ての謎が一瞬で氷解する。
(追記2013.11.17)
満足度★★★★★
予想を裏切る素晴らしさ
予想を大幅に超える素晴らしい芝居でした。実験公演と銘打ってますが、全くスキがありません。
構成力、演技力、生演奏の音楽、技術を駆使した映像、舞台の使い方。全てがほぼ完璧でした。なぜか悔しさを覚えます。
逃げ切れ。Facebookから、「カタリ」から供に
客席は360度取り囲む形で、中央の舞台も四方に黒い格子が覆う。(開け閉め可)こうした舞台構造は珍しいものではない。だが、スタイリッシュな雰囲気と緊張感のある場は、開場時間中さえ観客を呑み込む。
※バレてないネタバレへ