隕石 公演情報 隕石」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-14件 / 14件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★

    鑑賞日2026/06/11 (木)

    これから経験するはずだった事柄を相続して代わりに経験するという話
    独立した複数の話が次の話で繋がっていくという形になっているが、繋がりが微妙だったりもした

    ネタバレBOX

    過去の自分が未来の自分に相続できるというのもよく分からない。
    そこの女将の話だけ全体の中から浮きすぎていて結局何が伝えたいことだったのか分からなかった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    舞台セットはテーブルやベンチ等を
    配したシンプルなもので
    日常とは少しズレた感じの独特な世界観
    表現してて個々の受け取り方で
    様々な感情や感想が紡がれていきそうな
    作品でありました

    ネタバレBOX

    人の残した想いを
    遺産相続するのが基本の話かな
    その受渡人さんの服装が
    なんとも強く記憶に残る姿で
    インパクトあったですよ
    自分的には好み♪
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2026/06/12 (金) 19:30

     『―隕石―あるいは、主よ人の望みの喜びよ―』は選択の物語です。
    何か(それが形あるものでなければなお)を選ぶのはとても勇気のいることで、だからこそ自分とは勇気の結晶でもあって。
    今を生きる私たちはいつか辿り着くどこかに向かってたくさんの選択を繰り返しながら、各駅停車の旅を続けていくのですと言うように、CoRichやチラシのあらすじを読んだだけでは、かなり抽象的で、今時なかなか無いほどに、劇の内容が全然入ってこなかったが、それがむしろ、想像の余地を生み、怖いもの見たさも相まって、劇場に観に行った。

     1960~70年代のアングラ演劇やATG映画を観に行く観客の心境も、あらすじが大して書かれていないどころか、劇場やテントの近くをたまたま通りかかって、配っているチラシやポスターに惹かれて、その場限りの体験をしたのか何て、思いを巡らせると、心が自然とワクワクドキドキした。
     実際劇を観たら、日本の過疎化が極端に突き進んでいたとある地方に、隕石が落ちて、崩壊して、人々は、VRでまるで本当に旅行に行った気分になれたり、仮想空間で友達やご近所さんと話したりと気付くと自宅からほぼ出なくて生活が成り立ってしまい、その関係で、交通機関も殆ど動かなくて良くなり、電車も各駅しか止まらない上、その各駅も毎回本数が徐々に減る関係から、毎日駅の電光掲示板を変えるのが馬鹿らしくなり、スマホで駅に設置されたQRコードを読んで時刻表を確認する形式に変わったという、日本のとある地方の終末SF不条理劇だった。

     しかし、この劇が興味深いのは、完全なディストピアでも、ユートピアでも、独裁者が支配したり、AIに管理される社会でもなく、何かハッキリとした脅威がある訳でもなく、かと言って日常系SFほのぼのコメディと言う訳でもなく、劇全体や複数出てくる登場人物たちの会話に一貫性がなく、主人公の中年の女性が、この駅を出ようとするのを全力で止めようとする理由を駅員に聞いても、曖昧で、どこか論点をずらして、答えにならない答えしか帰ってこない。

     その他の劇の場面でのお兄さんと弟、その弟の奥さんの会話で、奥さんから、「あたし、離婚しようと思うの」と言う会話に対して、弟が理由を聞いても、大した答えが帰ってこず、会話がお互い一方通行で、噛み合わないというような場面が何度となく繰り返されることからも、この劇の脚本を書いた、劇作家が非常に別役実の不条理劇の作風に多大に影響を受け、リスペクトしているのではないかと感じた。

    ネタバレBOX

     劇に出てくる派手な服装で怪しすぎる空気感だが、自称財務局の布袋が、人の記憶を相続させて、その記憶を相続した人は、その人が生前体験する筈だった体験を、その人が病気や事故、自死等で体験できなくなった代わりに体験出来ると言うようなことを中年女性の榎本や奥様に強く勧めるのが出てきたりと、駅員含めて、にこやかで、時に親切にも思えるが、絶妙に不穏さを何気なく匂わせていたり、不条理さを漂わせる人物が多々登場し、露骨に分かりやすい悪人や、闇感が色濃い人物こそ登場しないが、どこから急に不条理な状況に置かれるか分からない、まさに、石の上に薄い板を置いて、その上に人が乗っかっているぐらい、グラついて不安定な場面も多く、それをほぼ、大したアクションを付けず、会話のトーンの細かな違いなどで表していて、その役者の演技力の高さに感心してしまった。

     似たような会話を延々と続けたり、相手と違う話を急に話し始めたり、そういった会話に重点を置いた、不条理で、時に皮肉も効いた笑いに、時に大いに笑えつつ、何ともなしに、時に背筋がす〜と寒く感じさせられたりといったバランスが、上手かった。

     このとある地方の町の駅に各駅しか止まらない上、本数が日々減らされているのは、少子化を抑えるため、この町に留まらせるため、また、人々があんまり家から出ない為、警察も要らなく、交番1つないと言うような世界で、細かいシステムのこととか町の外はどうなっているかとか、そんなことは考えなくて良いんです。今、幸せだったらそれで良いじゃないですか。そんな、考える必要なんてないですよと言うような駅員の言葉が、どこかナンセンスな筈なのに、どこかリアリティーも感じられ、ふと何とも言えず、怖く感じられた。

     自称財務局の布袋が、契約書の紙を実際にライターで火を付けて、燃やす場面が、その流れが、暗闇の中で燃やしているのだが、あまりにもさり気なくこなしていて、見事だと感じた。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    なんとなく違和感のあるファンタジー、大いに楽しめました。先月観たウテン結構の舞台のように、長堀氏の脚本はちょっとレトロでデジャヴを感じるのがいいですね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    独創的な設定は見応えがあり楽しめた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2026/06/13 (土) 18:00

    80分。休憩なし。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    思(想)いを伝える いや寄り添うといった心温まる物語。冒頭は限界集落からの逃避的な印象だが、その後 不思議な出来事が…。この公演が面白いのは、表層の可笑しさの奥にある哀惜が透けて見えるところ。少しネタバレするが、場面は突然転換し 全然違う話が展開しだす。しかしラストは緩く繋がり余韻を残す。

    もう1つの面白さは、眼前で繰り広げられている物語を通して、自分なりの別の物語が立ち上がってくるところ。色々な想像力を掻き立ててくれる好公演。自分の中では「隕石」は比喩、もっとも劇中で隕石が落ちてという台詞があり 大きな音が響くが。隕石は抗えない運命のようなもの、その時 人はどのような選択と判断をするのであろうか。
    (上演時間1時間20分)

    ネタバレBOX

    舞台の後景は白幕、照明効果によって木や枝のシルエット。始めのシーンは やや下手側に木のベンチが1つ。次は中央にテーブル 椅子そして天井に飾り電球1つ。このシンプルな装置は別役実の芝居でよく観られるもので 何となく不条理を連想してしまいそう。

    始まりは各駅停車しか停まらない駅舎(ベンチ)。この街で生まれ育った女 榎本が外の街 とりあえず東京へ行ってみたいとやってくる。ベンチには先客(男=駅員)がおり、何故か榎本を街から出ないよう引き留める。いや強硬手段を用いて阻止しようとする。乗ろうとする電車が近づいてきた その時、派手な服を着た男 布袋(自称 税理士)が現れ「遺産相続人に選ばれた」と奇妙なことを言い出す。金品ではなく、出来事の遺産相続、それを体験してほしいという。

    場面は変わって、夫婦と夫の兄の3人の会話。妻 幸子が突然 夫 賢二に別れ話を切り出し、兄 健一は傍観している。妻曰く好きな人ができた の一点張り。夫婦の漂流するような別れ話、そのうち 夫が自由の身になることへの喜びを見出す。逆に妻はそれがおもしろくない。兄は自分の病(stage-1 手術)のことが心配で 弟夫婦の会話は二の次。場面は変わり 結局 榎本は或る事情を知り、この街に留まる。さらに痴呆が進んだ奥様が現れ、再び布袋が現れ遺産相続の話へ。

    自分の想像は膨らむ。隕石はいろいろな災害(人災も含む)の隠喩で、人は運命に抗うことができない。突然のことで言えなかった思い〈遺産〉を その人に代わってどう伝え〈相続〉るのか。その人が選択したこと、そして記憶に留めること そんな人に寄り添った心温まる物語。同時に、冒頭の場面は限界集落になるという事情だけではなく、その地が掛け替えのないほど大切(見守りを含め)な場所 ということが浮かび上がってくる。人の思いを じんわりと噛みしめる好公演。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    信仰心などないので、なんで「主よ人の望みの喜びよ」なのだろうと検索したら「「イエス・キリストこそが、私たちの心からの望みであり、喜びである」ということなのだそうであるが、やはり、いや余計に分からない。
    でも、面白かったです。
    ハートフル不条理劇とでも言えばいいのかしらん?

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    全体的に昭和チックのコメディタッチで不思議系SFな感じでした。終始、静か目な感じで話が進み、隕石の「動」と対照的でした。税理士さんの服が面白かったです。結局のところ、誰もに訪れる人災に対して、どういう対処をするか、できれば考えたくないことも向き合わないといけないということを教えてくれる作品でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    80分ほどの、小品というのともちょっと違う、不思議な不条理劇とでもいった舞台。転換はあるが、セットも最小限。脚本の長堀氏は超雨男、秋葉さんは超晴女なんだそうだが、今日はロビーで開場待ちの間に本降りの雨になったものの、終演後には雨は上がっていたので引き分け?

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    じんわりとした温かさと勇気をもらえる。コメディタッチで不思議な感じがしました。

  • 実演鑑賞

    コメディの要素を多分に含んだSF不条理劇に分類されるのかな。

    ネタバレBOX

    てっきり健一さんが主人公の夫だと思ったけれども、
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     板上はセンターに木製ベンチ。尺は80分。各エピソード毎に両側にベンチ形式の椅子が付いたテーブルが持ち込まれて場転を行うが照明を最低限にしスピーディーなので気にならない。不思議テイストの物語。

    ネタバレBOX


     タイトルが“隕石”而もーあるいは、主よ人の望みの喜びよー、と繋がっているので直ぐにバッハを思い浮かべる向きも多かろう。この曲をイメージする限りパニック物と解釈することはほぼ無かろうがタイトルのみから想像するのは矢張りパニックではあるまいか? 我々の多くが流星雨を見たがり平均0.2秒の流れ星の見える間に願いを叶えようとチャレンジしたことの無い者は少なかろう。ことほど左様に宇宙の神秘は我らの遠い記憶に根差し我らを惹きつけて止まない。無論、流れ星の正体は殆どが氷であり隕石ではない。然し宇宙の構成要素の1つ、1つであることに変わりはなく我らヒトは我ら自身を構成している総ての物質が宇宙由来であることを何処かで知っているのだろう。それ故にこれほど懐かしく親しく惹きつけられるのである。
     少し天文学に興味のある方々の中にはチェリャビンスクに2013年2月に落下し大きな被害を齎した推定17mの小天体が大気圏突入時に爆発して隕石の集団となって降り注いだことを覚えていよう。約6600万年前にユカタン半島に落下し恐竜絶滅の引き金となった小惑星のサイズは約10㎞とされている。この影響で地球上の環境は極めて大きな変化を被り、我ら哺乳類の先祖は酷寒を生き延びる為の体毛を得、常温生物としての優位性の下現在の繁栄の基礎を築いた。因みに鳥類が恐竜の進化系であることは常識である。羽毛を彼らが獲得していることが体温保持に貢献したことも明らかであろう。
     余談はこれ迄としよう。今作は、以上挙げたような科学的知とはほぼ無縁である。然し、掛かるが故に不思議に満ち、宇宙の持つ本質的特徴である広大無辺とその対極を為す無との中間にあるヒトの性(さが)を浮き彫りにして如何にもspiral moonらしい作品に仕上げている。
     ファーストシーンで木製ベンチが板のど真ん中に据えてあるのも無論偶然ではない。ここはこの地域唯一の駅なのである。板上はプラットフォームという訳だ。而もこの駅には各駅停車のみが停車する。時効表は無い。経費節減の為、駅舎内にあるQRコードを読み取る必要がある。従ってスマホを持っていなければ時刻表を見ることさえできないし電池が切れていても見ることはできない。そんな駅に生まれて初めてこの地を出る榎本がやって来た。ベンチには1人の先客が居た。彼はもう3日も各駅停車を待っているという。話している内に彼は駅員であることが分かる。而も彼は旅立つ者を許さない、否、阻止する為にこそ此処に居た。理由は榎本1人が居なくなることによって限界集落であるこの地の補助金が減額され今あるスーパーやコンビニすら維持できなくなることであった。そうこうしている内に、鈍行が到着するという。鈍行には榎本が遺産相続人に選ばれたことを告げる人物が乘っていた。彼女が受諾するか否かの判断は鈍行が出発する迄に決断せねばならぬという。
     この物語の幕が開いた。
  • 実演鑑賞

    イメージしていたのとちょっと違ったかな…というのがありました。年季の入ったベテランの役者さんの演技に「ザお芝居」というものを感じました。ところどころ吉本新喜劇ぽいところもありちょっと昭和チックなところがよかったです。あと、私だけが感じたことかもしれませんが、役者さんの実年齢と役の年齢のギャップにちょっと最初とまどったかな…というのがありました。まあ、舞台あるあるではありますが^^

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