左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました)) 公演情報 左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
21-30件 / 30件中
  • 満足度★★★★

    大笑い
    声をあげて、ゲラゲラと笑ってしまった。
    今作も非常にくだらないけど、よりスタイリッシュになったような印象。
    エレクトリカルパレードがかなりお気に入り。

    ネタバレBOX

    以前よりも下ネタが減ったというか、控えめになった?
    個人的好みとしては、今作ぐらいの下ネタ度?がちょうどいいかなあ。
  • 満足度★★★★

    100分があっという間に過ぎて行く
    上演時間100分があっという間に過ぎて行くスピーディな展開とナンセンス。ところどこにマニアックな笑いがあり楽しめた。まぁ、たまについていけないネタもあるのは仕方ない。

    ネタバレBOX

    ダブル主演の鈴木アメリと二階堂瞳子は共に魅力的で良かった。全く共通点がなさそうな二人が最後にはちゃんと表裏一体の関係に感じられたし、徐々に同じ様な可愛さや雰囲気を醸し出していくのには惹かれた。

    男優陣では、客演の一色洋平が印象的。特に身体表現のキレが凄い。終盤半裸になった際(男性は全員なるが)の筋肉のつき方が尋常ではない。演劇人は皆いい体つきで腹筋割れてる人が多いが、あそこまで僧帽筋発達してる人はじめて見た。

    ファン施策に力を入れている姿勢には感心する。劇団として成立させようという熱意を感じる。グッズ販売やリピーター対策、客いれから開演までのつなぎにも工夫をしていてスタッフワークが素晴らしい。いい劇団は制作がいい。
  • 満足度★★★

    ハイスピードノンストップコメディ
    初めて観劇する劇団さん。
    いやーパワフルですね。ノリと勢いに終始圧倒されました。

    ただ、私の笑いのツボとは若干ずれてるのかなぁと感じました。
    クスクスと笑える場面は多かったのですが、爆笑とまではいきませんでした。
    ただ、このシュールでおバカな感じは嫌いでは無いです。楽しい舞台でした。

  • 満足度★★★

    学園祭のような楽しさ
    劇場に入ってみると、手作り感のあるパネルが目に入りました。
    劇場入口の物販ブースの雰囲気も含めて、
    小劇場演劇というよりは学園祭のような楽しさでしたね。
    開演前の小芝居も嫌いじゃないです。
    コントを積み重ねていくような内容で、舞台上でも出演者が学校ノリで存分に
    楽しんでいる感じ。自分の同級生が出てたらめちゃくちゃ面白いだろうな~。

    劇団員が全員20代という若い劇団なのに、
    内容が「笑ってる場合ですよ!」「おれたちひょうきん族」「ぐるぐるナインティナイン」など、
    80~90年代のバラエティー番組のようで意外でした。
    選曲が懐かしい!みんなで考えて、がんばって作っていると思いましたし、
    犬と串という集団がやりたいことも伝わってきました。

    ただ、笑えなくはないけれど、コント演劇を大人の鑑賞に耐えうる完成度にするのは難しいですよね。
    たとえば「表現・さわやか」のように15~20分の短編コントを
    つなぐ構成にしてもいいんじゃないかと思いました。

    チラシが可愛らしくて、すごく楽しそうなデザインです。
    字はちょっと小さすぎる気もしますが、必要な情報が全部わかるし、
    チラシだけで観に行きたい気にさせてくれます。真ん中の戦車もいいですね。
    舞台美術は、チラシと関連性を持たせたら良かったのではと思いました。

    ネタバレBOX

    チラシのキャッチコピーは「狂ってるよ!でもかっこいいよ!」ですが、
    「狂ってる」ほどではなかったかなと思います。
    役者さんの演技のテンションにあまり変化がなく、もっと押したり引いたり、
    メリハリが欲しいです。

    ギャグを連発して走り抜けるには、それぞれのネタが長すぎるように思いました。
    双子のエピソードの両方ともを同じ見せ方で進めるのも、
    エレクトリカルパレードもたっぷりでしたね。

    テキストを書いたパネルを次々に出していく演出は面白いですが、オチまでが長いかも。

    鈴木アメリさんと二階堂瞳子さんのダブル主演の構造はよくわかりました。
    双子の衣装が昔のアイドルみたいで可愛かったです。
    男性陣は水玉模様のパンツを履いて、とっかえひっかえ色んな役を演じていました。
    舞台の上下への出はけを、ブリッジの体勢でがんばっていました。
    そして脱ぐのが好きなんですね(笑)。
    二階堂さんとウォルト役の一色洋平さんは、プロフェッショナルとして
    空気を引き締めてくれました。
  • 満足度★★★

    10のお約束カードを忘れてしまいました。
    笑って!タナトスくんや、さわやかファシズムとく比べると、それほど常軌をはずしていないように感じました。
    しかし面白いことには間違いなく、エンターテイメント満載ですね。役者も濃い方ばかりですし。

    二階堂さんを観るのはバナナ卒業後、番外公演を含めて、2回目です。
    こちらもアメリさんと同様、怪しい役者ですね。

    モラルさん、これからもこの調子で、作品を生み出してください

  • 満足度★★★

    いや~楽しいなー
    会場に入るとW主演女優の特大パネル。期待が高まりますね。芝居はいつも通りスピーディでハチャメチャに盛り上がります。やっぱり女性二人がメインだと華やかでいい。楽しい時間を過ごさせてもらいました。

  • 満足度★★★

    紋切り型の範疇を超えてくれない
    観ていて、少々しんどく感じられてしまった。鈴木アメリと二階堂瞳子の闘いは見所ではあったし、好感を持つ部分もあったけど、あるあるネタ=クリシェ(紋切り型)の扱い方がいささか凡庸に感じられてしまう。他の劇団の例を出すのはできるかぎり避けたいところではあるのですが、例えば、クリシェをバラ撒くと見せてそれをむしろ裏切っておかしなほうに物語を転がしてしまうサンプル(松井周)とか、あえて「ハンカチ落としましたよ」とかのベタな展開に持ち込んでおいて、からの、マジカルな回路を幾重にも見せてくれるロロ(三浦直之)のような名手(?)に比べると、犬と串はまだ無自覚にクリシェに振り回されているように見えてしまう。

    それと、わたしはこういう熱量押しみたいな舞台は苦手で、というのは、こういう「かつての小劇場」っぽい(あるいは学芸会っぽい)身体や言葉から自分にとって未知の(だがどこか切迫感を持った)何かが生まれてくるという感じは受け取れないから。時間とお金をかけて観に行きたい、という気持ちにはなかなかなれないのです……。

    ネタバレBOX

    エレクトリカルパレードの場面(何度か通り過ぎていく影を鈴木アメリが捕まえようと試みる)は面白かった。なんだか滑稽で笑ってしまった。あのシーンには、お約束を食い破るようなものがちょっと仄見えたようにも思う。
  • 満足度★★★

    意外に?意外に!
    鈴木アメリと二階堂瞳子の、ブリブリVSブチキレ対決に、聖書の有名な文句が絡み、両極にあるものがぶつかり合い別の磁場(ステージ)を生み出すという、この芝居のテーマである「世界平和」に向けても、多少深みのあることを感じさせなくもない……いや、まぁ、でもやっぱり、そんなには感じないけど(笑)……な舞台でした。

    前説が芝居仕立てなのには「はっ!押し付けがましい、ご親切なエンターテインメントの始まりか?」と多少警戒もしたのですが、本編では多少の暑苦しさも、余裕を持って楽しむことができました。身体もきくし、歌も上手かったりするんですが、そのことに溺れていないせいかもしれませんね。センターの女子2名、周囲を固める男子たち、共にパワーがあり、好感を持って劇場を出ました。

    ネタバレBOX

    世界を脅かす「なるほ度」をめぐる設定には、ちょっとツッコミどころがありすぎる気がしましたが……エレクトリカルパレードのネタは好きです。あれってちょっと、演劇(フィクション)の枠組みを使った笑いとも言えますよね。意外に大人の演劇ファンも好きそうなネタかなぁと感じました。
  • 満足度★★★

    学園祭ノリを謳歌
     劇場に入るなり、笑いを前面に押し出すような舞台美術が目に入りました。そういえば劇場入口から、にぎにぎしいムードを演出されていましたね。受付付近の若い女性から劇団ファンクラブ用(?)のカードをいただきました。
     内容はお芝居というよりはコント集だったな~と思います。ただ、私は笑えなくて…「このままクスリともできず終演したらどうしよう…(汗)」とおののいたのですが、1か所、本気で笑えるところがあって良かったです。

     笑っている観客は大勢いらっしゃいました。固定ファンを多く獲得されているんでしょうね。全体的に元気な若者が集う学園祭のような雰囲気で、私がそのノリにフィットできなかったんだと思います。ただ、ノレない客をノセるのが、お笑いには必要なんじゃないでしょうか。役者さんは体を酷使してがんばっていらっしゃいましたが、舞台上だけに納まっている感もありました。押すだけじゃなく引いて欲しいし、言うだけじゃなく聞いて欲しい。観客とのコミュニケーションをもっと意識してもらいたいと思いました。

     ここ数年(もしかすると10年以上?)、テレビをほぼ見ない私でも意味がわかるギャグが多くて、懐かしく感じることもあり、意外でした。作・演出のモラルさんは20代だそうですが、昔のお笑いがお好きなようですね。そういえば、今はインターネット上でいつでも昔のテレビ番組を見られます。ネット社会は色んなものの価値を変えて行きますね。興味深いです。

    ネタバレBOX

     二階堂瞳子さんと鈴木アメリさんのダブル主演で、2人の対立を軸に、周囲の男優さんたちが複数の役を演じます。ストーリーを追うことは特に重要ではなく、次々と繰り出されるネタを楽しむような構成でした。「私は夢の中にいた」等、観客に対して状況を説明するセリフが多かったですが、舞台の転換や照明の変化、身体表現で十分に伝えられていたので、余分なセリフはもっと削っていいと思いました。

     役者さんが体を張ることが劇団の作風になっているようです。でも男優さんが女優さんに空中キックをかますなんて…私は恐ろしくて目を開いていられませんでした。「体当たりの演技」と言えるのかもしれませんが、私は苦手です。

     二階堂さんは緊張感みなぎる精度の高い演技で、常に観客とコミュニケーションを取ってくれていました。体のキレやプロ意識の高さでは、ウォルト役の一色洋平さんも印象に残っています。そういえば「脱ぐ」のも劇団のお約束なんですよね。男優さんたちの上半身は、脱ぐ意味があるぐらい鍛えられていて感心しました。

     笑ったのはディズニーランドのエレクトリカル・パレードの場面です。体に電球を巻いて走る黒子を、鈴木アメリさんが飛びかかって捕まえた瞬間に爆笑しました。
  • 満足度★★★

    満間昂平さん、すきだな
    自然体な感じがして。その他の出演者は全員、チカラが入りすぎていて。息苦しさを感じないでもないような。

    ネタバレBOX

    前説で、「涙を拭くためのハンケチのご用意を」
    でもそんなの必要なかった。単なるギャグだったか。ほんとに泣けたら良かったんだけど。

    恒例の最後に出てくるラスボス(?)と男どもが戦うのはいいけど、そのあとのプレゼント交換は何?
    やってる人たちは、あれで納得してるのかな。

    「なるほ度」とかどうでもよかった。そのナンセンスに乗れなかった(ぼくが)のが残念でした。

    ゴメンナサイ。大好きな劇団で、期待度が高かったぶん、辛口になってしまいました。

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