満足度★★★★
森田涼花さん出演。
サスペンス。さまざまな伏線が張られていて、きれいに回収されます。ボクラ団義さんの舞台は、時間軸や人物の相関が複雑で頭を働かせてついていかなければならないのが多いですが、それが魅力でもあります。
自分は1回の観劇でしたが、2回見たらさらに楽しめたと思います。その辺りのバランスがうまいですね。
観劇から6年以上経ってますが、振り返ると遠藤瑠香さんが出演されていたのですね。最近観劇する機会が度々あって、その独特な雰囲気が印象的で。当時の演技が思い出せないのが悔しいです。
満足度★★★★★
あっという間
張り巡らせ絡みついた嘘を段々明らかにしながら、ラストに向け一気にその絡みが解けていく(明るみになる)展開はお見事。時間があっという間でした。面白かったーー。
時間があったらもう一度観たかった。やはり前半に観とくべきであったか。
満足度★★★★
惹きつけられる
導入部分、前説も楽しい。
なるほど嘘はこういう風につかなきゃならない!愛のある嘘と演技、伏線が最後に見事つながってすっきり。楽しめました!
満足度★★★★
昭和の雰囲気が盛りだくさん
人が今よりも身近にいる感覚があった時代。
その時代の中での、かかわり。事実、真実。
日記の中の『ウソ』が、うそのためのうそなのか、ウソと書いた真実なのか考えながらも、ずんっ!と入っていける作品でした。
満足度★★★★
泣いた。゚(゚´Д`゚)゚。
後半はずっと泣きっぱなしでした。
2時間半という長丁場でしたが、謎が解け始めてからはあっという間に終わった感がありました。
満足度★★★★
今回も
言葉で言うと全然伝わらないのですが、毎回毎回すごいな…と思います。これは観ないと分からない!(というか、説明もできない)嘘と真実が入り組んでて、1回でも分かるのですが、分かってから観るものまた確認しながら観れてよかったです。ダンスに歌に、いつもの謎解き、さすがでした!行ってよかったです♪
無題599(13-024)
19:00の回(曇)。18:45会場着、受付(指定席)、高めの舞台、3段、白と茶。手前は居室、左右に人の胸くらいの高さ、正面上部に廊下。上を見上げるとスクリーンらしきものがみえる。当パンとは別に終演時「After Pamphlet」というのが配られ、役名と役柄が書いてありました。こちらは初めて。18:53前説、スーツ姿のお二人、モノマネなど。19:03開演~21:40終演。
お話(設定)はとても面白いと思いましたし、役者さんにも好感(森田さんはStraydogでの(元気な女の子の)印象が強く本作ではちょっと違和感)、時間の長さも気になりませんでした。ただ、昔、推理小説(新本格派)ばかり読んでいたので、謎解きの部分について物足りなさと不自然さを感じてしまいました。「ビコーズ」のコーラスは上手かった。
満足度★★★★★
冒頭の不安は、どこへやら
僕は、きっと嘘つきです。
体重を聞かれれば、つい軽めに答えてみたり、やってもいないのに、勉強を頑張ったフリをしてみたり…。
そう、嘘にも色々あります。
このお話には、たくさんの『嘘』が交錯します。根底に、愛が見え隠れする、いくつもの嘘が。
一冊の日記帳に秘められた『嘘』が解きほぐされた時、過去の事件の『真実』が白日の下に、哀しみを伴って。
とにかく、構成が素晴らしくて、一気に舞台に引き込まれる力が半端なかったです。
本当に、目を離すことができず、頭をフル回転しないと置いていかれそうな、手に汗握る2時間半。長めの作品でしたが、あっという間に感じました。
いやぁ、興奮しました!
大神さん、笑い、泣かせていただきました。ありがとうございます♪
満足度★★★★★
凝りまくっていてそれでいて楽しい脚本、演出、演技に殺陣、更にはギター、フォークソングまで
昭和の大事件(ノンフィクション)、嘘だけが書かれたという過去の日記、その中の殺人告白と容疑者。
これだけが提示された序盤から、どうストーリーが展開していくのか(既に本劇団の舞台に触れた事のある方なら期待に胸踊らせ、初めての人なら面白くなるのかつまらなくなるのかのかすかな不安とともに)、現代と過去を演じる役者さん達を眺めていく事になります。
そして、当たり前のように演劇内容(ストーリー)が頭に入ってきた所でいきなりの急展開!
ここまでは書いていいのかな、
とにかく最後まで夢中になれて、オマケまでついてくるといういい舞台です、特にこれだけ夢中にさせる脚本がPlay Again(過去作品、再演)だという事に驚いてしまいます。
満足度★★★★★
最後の最後は
おまけみたいな感じでしたが、美味しかったディナーの後に予期せぬデザートが出てきた!ってとこでしょうか!? 本編もよくねられていて、「嘘」という調味料が、時に甘く、時に辛く、そして隠し味にもなっていて最後の最後まで目が離せませんでした。時代背景の歌も懐かしかったです。ただ、discoネタとモチーフになっていた青酸コーラ事件は聞いた事がある程度だったので、時効との絡みもあったのでしょうが、10年~15年あとの設定ならもっと身近に感じられたかもしれないですが、面白かったです。
満足度★★★
おもしろい
複雑な展開ながらグイグイ引きこまれる脚本は見事。
ラストに向けて観客の視点を鮮やかに変化させるところなど唸らされる。
しかし、どうもスッキリしないとこもある。
(それはネタバレになるので・・・)
満足度★★★★
感嘆の一言
頭を使う内容で複雑であるが、序盤に散りばめられた伏線が終盤に向って全て回収されていく様は見事としか言いようがないほどであった。また、今回の作品は再演であり前作をDVDで観ていたが、出演者が変わっているのを考慮しても全然違う印象を感じた。上演時間は2時間30分と長めだが、それを感じさせないくらい物語にのめりこんでしまいあっという間に過ぎてしまう。ただの謎解きだけではなく、複雑に絡んだ人間模様やそれぞれのキャラが抱える嘘が気になってより見入ってしまう。ただ、あそこは削ってもええんちゃうかなと思うとこもちょっとあったかな。
満足度★★★★
入れない話。
結論から言うと、おもしろいかおもしろくないかと問われれば相当におもしろいけれども、僕がボクラ団義に期待している、エンターテイメント性の中から垣間見える強烈なメッセージ性を読み取れませんでした。
つかみの部分は比較的フツウの演劇的なもの?と思わせておいて、相変わらず中盤から縛っていた糸がスルリと解けてパタパタッとパズルのピースがはまり始め、結末まで突っ走る抜群のスピード感は独特。
これ紙の本、たとえば小説なんかで読んだら「そんなベタな!」と思ってしまう類の話だと思う。それをパズルのピースがはまっていく快感に泣きの要素を重ねてくるあたりはさすがとしか言いようがない。
ただし、この作品に関しては、あるキャラクターに序盤から惹き込まれる、巻き込まれるように観客側がある程度視点をコントロールする必要があり、ここでイマイチ加速度に乗れないと、結末まで観たところで
「うーん…そうね、まあそういうことだよね」
と冷静かつ安全に下車するはめになってしまう。
また、ストーリーテラーが多すぎて、(初演と同数であるにもかかわらず)内輪の小競り合いが煩わしく感じる。羽田成田はバッサリ切り捨てるくらい手を入れてもよかったのではないか。
余談だが、ボクラ団義の公演には過去に客演した役者さんたちがたくさん訪れていて、終演後に気づくと上原マリカ、鷹野百合(綿美)、佐知川幸子、水月沙矢、スーちゃん等ものすごい豪華メンバーに囲まれているというような非日常不思議体験がかなり高い確率で起こる。
彼女らと良好な関係を保てているということは、つまり今後にも期待できると考えてしまうのは短絡的すぎるだろうか。
(敬称略)
追記:22日に行われた「鏡に映らない女 記憶に残らない男」の生コメンタリーイベントはすばらしかった。★7つ。
サイコモンスター水月沙矢は、いつまでも僕の中で生き続けるだろう。
満足度★★★★
更にエキサイティングにするには
1977年正月明けに青酸コーラ事件が起こった。36年前のことである。一方、極めて珍しい“嘘の日記”が綴られていた。物語は、一見、何の関係も無さそうな二つの迷宮入り事件の相互関係を明らかにしてゆくサスペンスという体裁である。
但し、単なる推理の面白さだけに終始しているわけではない。人間感情の機微や恋愛、ライバル意識、嘘をつく心理と真が交錯して中々面白い展開になっている。
更に演劇的効果を高める為には、要素をもう少し絞り、対比を更に強調して、推理を働かせる余地を絞り込んで良いように思う。これだけ複雑な内容を上手く纏める力のある作者だ。可能だろう。
満足度★★★★
お見事かも
最初感じた不満も最後の最後に来てスッキリ。なるほど,そういう仕掛けになっていたのね。よく仕組まれているなぁ。これは,2度見しても良いですね。その方がじっくり演技を観れるかも。とはいえ,2時間30分はさすがに長い。ケツが痛くて途中ちょっと集中を欠いたかも。自分的には2時間強にまとめてくれたら大満足でしたね。
満足度★★★★
観ました
ストーリーは嘘が混ざってくるので、少し混乱する。それが最後に分かり、なるほどと思った。設定がちょっと前の話しなの、あまり若い方にはピンとこないかも。それでも楽しめます。役者さんがたも素敵で配役がピッタリでした。ちょっと長いのでもう少しスッキリしてくれると良いかも。
満足度★★★★
1977年・毒入りコーラ事件
何で電話ボックスに置いてある飲みかけのコーラを飲むかな~?と、思ったのを思い出した。当時の風俗や言葉もよく調べてあって年配者にはそのあたりも面白かった。場面転換が早く、しかも現在と過去を同時進行できる舞台のセットの作り方が良い。神出鬼没の医者など変な登場人物がいたり、嘘はてんこ盛り、影の人物がいてわかりにくいところもあったが、観客を引き付ける物語の展開もよかった。上演時間、この日は2時間40分。平日の夜にはちょっと長い。
満足度★★★★★
次も・・・
続けて5作品観ています。毎回なんだかんだ物言いをつけていましたが、今回は完全にストーリーに入り込んで観てしまいました。嘘の糸で縫い上げた衣がすこしづづ紐解かれて、ラストに剥き出された本音。ここまでの展開が非常に上手い!!文句なしに面白かった。相変わらず映像使いも効果的!!次回作も期待してます。
満足度★★★★
エンタメ良品。
嘘をつく、というのは精神的にとてもよろしくないことだ。だって、嘘をつくと、胸がぎゅってなるでしょ?嘘をついたら、もうずっと嘘にしなくちゃいけない。それはとても辛いことでしょ?
嘘ツキタチノ歌う唄ハ一体ドンナ唄ナノカ。
是非劇場で確かめて欲しいです。2時間40分ありましたが、体感としてはそんなに長くは感じませんよ。それと、とても気持ちのいいカンパニーだと思います。見終わった後、なんだか応援しようって気になりました。