笑う通訳 公演情報 笑う通訳」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★★

    V版観劇
    アイディア一発ものながら、脚本の荒だとかロジックのおかしい所は積極的に目をつぶらせる力技で非常に楽しめました。

    また、結構な人数が出ているのにキャラ立ちがハンパ無いです。

    ネタバレBOX

    バカバカしいくらい生真面目と誠実に下らないと言う2班の対比がハッキリした方が良かったのかなあと思いました。
    そうすることで逆に真面目にやっている方が笑いになると言う方がもっとオフビート感が出て良かったのかなあと思いました。


    あと、観始めて直ぐに筆談すれば良いんじゃねえと思ったが、根本から否定してしまうんでそれは無し。。
  • 満足度★★★

    V班観劇
    呪文のようなセリフがある役者陣は大変だなと思いつつも(笑)今回も面白かったが、ラストについては、一方をラストまで見せて、もう一方のラストをと両方をそれぞれ見せるのでなく、ラストのラストは一度で見れるようにして欲しかったかも。

  • 満足度★★★

    M班(劇団員&外部演出家)
    伝言ゲームしていったら、最後には全く関係のない言葉になっていた、みたいな作品でした。

    脚本家さんは頭がいいなと思った。
    それと、空間の使い方がすごく上手!

    ネタバレBOX

    電夏さんは2回目でしたが、私は前に見た「また悪だくみをしているのね」のほうが好きだったかな。

    今回は謎解きよりも、会話がかみ合わないシチュエーションを笑う感じで、人が死んでいるのに謎解き部分はあっさりだったような。
    同じ会話を繰り返すので、途中で先が読めて長く感じることもありました。

    次回もまた見に行きたいです。
  • 満足度★★★★

    Mバージョン
    同じ場面をAサイドBサイドと交互に観せて進んでいくステージ、緻密に巧く構成されていて笑わせてもらいました。

    ネタバレBOX

    ただ、同じパターンを数回繰り返す構成なので、片側サイドでの笑いはあるのですが、1つのシーンとして同時通訳的な会話の噛み合なさを、ラストの場面ではてんぽよく観せてもらえたらもっと良かったようにも感じました。
  • 満足度★★★★

    M班
    千秋楽だったのでV班を見れなかったのは残念ですが、笑わせて貰いました!

    オチの後のリフレインが少し冗長だったかなと思いましたが、噛み合わなさ具合と、真面目不真面目の対照的な通訳のキャラが楽しかったです。

  • 満足度★★★★

    初演DVD,M班,V班を観ました
    いい加減な通訳でも食い違いつつ噛み合う(?)展開の妙が
    楽しかったです。
    加えて役者陣も訳の分からない言語が織り交ぜられた台詞を
    覚えさせられたり、時間軸の表現でパントマイムを用いた為
    出ずっぱりになったりと、愚直に労が伝わってくる味わいある
    作品でした。

    ネタバレBOX

    ただ「聞き違い」という個人・単語(短文)レベルで生ずるものが、
    集団かつ会話の所々で起こる特異さへ感じた違和感。
    本作の見所を生む肝であるとはいえ、パズルの組み合わせみたく
    理屈っぽさを作品へ反映してきた劇団が『理屈抜きで納得しないと
    前へ進めない』設定を押し出す粗っぽさに釈然としないものも
    残りました。

    MとⅤでは染谷班長(道井氏・凪沢氏)小松(横島氏・澤井氏)
    本郷(新野氏・犬井氏)の役柄へ大きな差異を見受けました。
    殊に道井氏の染谷は他作品の名物キャラ「小野部長」ならぬ
    「小野班長」かという位、個性に染まった役柄が感じられ
    表情が豊かすぎる新野「本郷」と併せ舞台の空気を温めてくれました。

    一方のⅤは両班長が大人ムードを漂せていたことも含めMほどは
    弾けてはいないものの、それが却って初演に割かし近い雰囲気を
    臭わせていました。
    初演と同じ役を3名が演じていたMよりもオリジナルっぽさが
    感じられたというあたり、本作の核は会話と通訳の当事者以上に
    直接通訳へは携わらぬ両班長とその描き方に置かれていたのでは
    という私見を覚えました。
  • 満足度★★★★

    メンバー班を鑑賞
    単純に好きな笑いだな、巧いなという印象。

    ネタバレBOX

    キオソ語の影響ではないのだろうが体調のせいか、不覚にも前半少し眠気が出てしまった。しばらく状況を把握するのに必死になる。(キオソの警察、外交省の役人、2つの通訳班という役柄がすぐに理解できなかった。)多少複雑な構造になっているのは確かだ。台詞回しは早いし。しかし、これだけ涙を流して笑った作品は久しぶりだ。しかも何回も。特に外交省の役人、鶴田(なしお成)が後輩に厳しいキャリアウーマン風のキャラだったのが、通訳のデタラメな知識、誤訳により相手の鼻に自分の鼻を擦りつけたり、つばを吐きかけたりするシーンは2班とも大笑いし涙が止まらなかった。ただ皆さんのご意見にもあったように、それそれの通訳班の側から交互に描いているので、少ししつこく感じる、テンポが落ちるなどの欠点も頷ける。ただそれがあるから面白みも増すという逆の面もあるし。難しいところだ。いずれにしても緻密な脚本には感嘆する。またメンバー班だけあって役者が完全に役を自分のものにし、作家の言葉を伝えてくれているのでより上質な舞台になっていた。
  • 満足度★★★★

    楽しかった
    通訳出来ない勘違い

    ネタバレBOX

    初めのほうを聞いてる時の、もう片方のブースのやりとりが
    どうしてそうなった(笑)っと
    とても気になる感じでした

    一度初めのブースのやり取りで観ている分
    次の反対側のブースでの展開の時に
    ちょっと新鮮さが減っちゃうところが
    仕方がないけど残念でした。

    なぜ 両方の言葉がブースを代わると
    きちんと聞き取れなくなるのか
    未だに謎ですが。それを気にせず楽しめました。

    犯人の落ちは人それぞれだと思いますが
    ちょっとあっさりだったかなと感じました。

    前回の「また悪だくみをしているのね」ではじめてみましたが
    こちらもまたそれぞれの勘違いを基にしていたので
    同じく楽しめました

    ごちゃごちゃまとまりませんが
    結局楽しかったです。
  • 満足度★★★★★

    傑作
    いやー面白かった。

    よくあんな本が書けるなと思った。演出も巧みだし、メンバーもいつものようにまじめにふざけている姿がとも感じがよかった。
    帰りに。100円の劇団員のコラムと芝居で使われる用語の説明と、1200円の台本を買いました。台本を買ったのは初めてです。
    あとで、芝居を思い出しながら読んでみたいと思います。

    渡辺美弥子さん、お笑いの方へ転向を図っているようですが、早く目を覚まして電夏に戻ってきてください

    この劇団の芝居を観るといつも思うのだが、とてもホスピタリティーに富んでいてとても好きな劇団です。

    今年は6月と10月?に三本立てを演るそうですが、、早く来ないか待ち遠しいです。

  • 満足度★★★★★

    Vバージョン
     知的でセンスの良さが光る作品。粋で面白い。誤訳、迷訳の見せ方も役者の技量も上々、上質な笑いを誘う。

    ネタバレBOX

     経費削減の結果、通訳課にも選別の波が押し寄せて来た。現在は2チーム、各チーム3名体制だが、そのうち1チームは切られる可能性も出て来た。悪くすれば、2チーム共だ。未だ確定では無いものの選別は既に始まっており、どちらのチームも生き残りを掛けて必死である。だが、問題はこれだけでは無い。最近噂に上る情報漏洩に、どちらかの班のメンバーが関わっているのではないか? との疑念である。(以下後送)
  • 満足度★★★★★

    噛み合わない会話劇
    今回が初見の劇団さん。Member班バージョンを観劇しました。
    いやぁ面白かったです。2時間目一杯楽しめました。

    ネタバレBOX

    お互いに言葉が微妙に通じず、意思の疎通がうまくいかない外交官と警察、
    双方の視点が交互に繰り返される形で進行する会話劇。

    でたらめな通訳を介して余計にすれ違いまくるコミュニケーションに
    最初はシリアスに思えた空気も、次第におかしみに変わっていき、最後にはやることなすことが笑いに繋がる。
    お互い大まじめにやっているのが一層笑いを誘います。

    殺人事件の真相や情報漏洩に関してはあっさり目に流し、
    会話も最後まで噛み合わないままの幕引きですが、
    このエンドレスな感じが観劇後にも良い余韻となって感じられました。
  • 満足度★★★★

    V班観劇
    いやーよく出来ているなぁ。気になっていたシーンも視点を変えて組み合わせていけば,面白さも倍増するというもの。楽しませていただきました。ただ,爆笑するまでには至らなかったのが心残り。これはメンバー編なら違うのかな?もっとメチャクチャに味付けしていそうな気もするし。時間があれば,M班も観に行ってみようっと。

  • 満足度★★★

    2日目 Member班
    初見。
    二組の通訳を介して話が進むが、どちらも意訳を通り越して見事なポンコツ訳になり、収拾がつかなさそうで、ちゃんとオチまで辿り着く。
    交互に演じる場面の役者配置と演技の繊細さに興味湧く。楽しかったけど、ちょっと疲れた。約2時間。

    ネタバレBOX

    リフレイン場面がやや冗長にも感じ、個人的に後半部分にもう少し笑える場面が多めで、オチの事件告白部分に焦点を絞ってくれたらもっと違う面白さが感じられたかも。
  • 満足度★★★★★

    素晴らしい
    さすが再演になるだけのことはある。
    前回も観たが、もっとよくなっていた。
    あっという間にエンディング。
    お薦めです。

  • 満足度★★★★

    こんな通訳、官僚、捜査員いやだ
    互いに身近な存在なのに、どうも意思疎通がうまくいかない状態を、外交官と警察と通訳に置き換えて面白おかしく表現した作品のように感じました。笑っている一方で、適当なコミュニケーションでその場をごまかすことの多い自分のいい加減さを反省。

  • 満足度★★★

    ビジター
    チケットプレゼントにて鑑賞。

    ネタバレBOX

    ニホンの外務省的なところに警視庁の人間が、キオソという国で起こった殺人の件でナガオという人間を調べに訪ねてくる。外務省的な内部では、2つある通訳班の内1つと委託をやめる方向で話が進んでいた。警視庁の人間と外務省的な人間とでは言葉がなぜか通じず、通訳班がそれぞれについて通訳をするが、情報漏えいの事件や私情が入り組んで混乱するばかり…。

    一方の班の状況をみせた後、もう一方をみせるという構成。前半は面白くて笑えたが、後半は笑える箇所が減ってしまったのが残念。
    途中で調子が変われば良かったと思う。悪く言えば、スタイルがくどいと感じてしまった。先に見せた班の流れをある程度覚えておかないといけないようなスタイルに疲れてしまったというか。

    演技は総じて良かった。いい加減な染谷を演じた凪沢は、いい雰囲気出してた。
  • 満足度★★★★★

    【Member班】観劇
    とにかく大笑い!

    ネタバレBOX

    チラシを見て想像していた通り、なしお成さんの高級官僚らしいスーツ、恐らく特注品であろうスーツが良かったです。

    なぜ人によって聞こえ方が異なるのか、理屈を考えると良く理解できませんが、通じない言語に聞こえるんだからしょうがないということで素直に作者さんの設定した条件下に浸りました。

    唾を吐きかける挨拶や、鼻をこすり合わせた後に相手の鼻を撫でるなどは特に大受け、大笑いでした!

    ただ、来訪者と外交省との間で通訳を介して誤解するという趣旨ですから、同じシーンを立場を変えてもう一度演り、誤解の内容を詳細に確認させようとする手法は分からないではありませんが、ちょっとダルい感じもしました。

    鼻をこすり合わせるのを二度見ても、二度目は感動が薄れてしまいます。詳細に分からなくても、とにかく誤解しているというだけで笑えるのですから、全部が全部、一回表裏、二回表裏みたいに忠実に二度演る必要は無いと思いました。

    特にサスペンスの謎解きは重要な主題ですから、殺人犯を特定した後に、誤解部分の同性婚おめでとうをやったのでは間延びしてしまいます。せめて、同性婚おめでとうというとんでもないことになったと笑わせた後に、実はあのシーンは犯人を当てていたんだと分からせた方が劇的なのではないでしょうか。

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