笑う通訳 公演情報 電動夏子安置システム「笑う通訳」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    メンバー班を鑑賞
    単純に好きな笑いだな、巧いなという印象。

    ネタバレBOX

    キオソ語の影響ではないのだろうが体調のせいか、不覚にも前半少し眠気が出てしまった。しばらく状況を把握するのに必死になる。(キオソの警察、外交省の役人、2つの通訳班という役柄がすぐに理解できなかった。)多少複雑な構造になっているのは確かだ。台詞回しは早いし。しかし、これだけ涙を流して笑った作品は久しぶりだ。しかも何回も。特に外交省の役人、鶴田(なしお成)が後輩に厳しいキャリアウーマン風のキャラだったのが、通訳のデタラメな知識、誤訳により相手の鼻に自分の鼻を擦りつけたり、つばを吐きかけたりするシーンは2班とも大笑いし涙が止まらなかった。ただ皆さんのご意見にもあったように、それそれの通訳班の側から交互に描いているので、少ししつこく感じる、テンポが落ちるなどの欠点も頷ける。ただそれがあるから面白みも増すという逆の面もあるし。難しいところだ。いずれにしても緻密な脚本には感嘆する。またメンバー班だけあって役者が完全に役を自分のものにし、作家の言葉を伝えてくれているのでより上質な舞台になっていた。

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    2013/02/18 16:35

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