弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く 公演情報 弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    面白かった
    クリスマスキャロルは映画で一度観たくらいだったけど、これはこれで面白かった!
    なんだか納得というか…面白かった。

  • 満足度★★★★★

    素敵な時間
    初めての観劇です。たくさんの工夫が、心のこもった演技が私には素敵なプレゼントでした。

  • 満足度★★★★

    堪能しました
    コンパクトに凝縮された見事な本歌取り。脚本も演出も素晴らしい。

  • 満足度★★★★

    いかにも
    ダンスパフォーマンスを取り入れたっぽいファンタジーでした。

    ネタバレBOX

    そうですか、寒い外回りを避けるために付いた嘘のせいで集金に出た金貸し業の共同経営者であるマーレイが殺されたのですか。それを悔やんだスクルージは彼に倣って血も涙もない取り立て方針に変えたのですか。自分の方針を生かせば良かったのに、素直になんでと思いました。

    非情なマーレイだから殺されたのであって、この日スクルージが集金に出たとしても殺人事件は起きず、マーレイは別の日に殺されたのかもしれません。

    妄想の中では、幽霊として全てを理解しているはずですから、そんなマーレイからコインの裏表は五分五分などと言われると、言われた方は辛いでしょうね。
  • 満足度★★★★★

    お見事!
    流れるように舞台上を役者が動き話が展開していく、独特の幻想的で不思議な感覚の舞台でした。上着を次々と脱ぎ着し、年月の経過や心情を表現していたのは、見事でした。

    ネタバレBOX

    脚本は、マーレイの死を巡り、スクルージの人生を行ったりきたりしながら展開しており、混乱しがちな内容を上手く整理して見せていたと思います。幽霊がクラチットの子というのも意外性があり、良かったです。

    ただ、マーレイの死後、スクルージはマーレイが乗り移ったかのように生きているので、墓をスクルージ自身の名にしたのはやりすぎな感じがしました。普段もマーレイの名で生きているならともかく、スクルージの名を使っており、狭い街では疑問に思う人が出てきそうです。最後、この点が気になって、泣けませんでした。周囲には泣いている人が多かったので、大きな問題ではないと思います。

    孤児や生活状況など、当時の様子からも、無理な設定ではないと思います。マーレイのお墓がないのが少し可哀想に思いました。また、序盤に描写や説明の台詞が集中した部分がありましたが、もう少しバラけてくれた方が好みです。

    演出では、最小限の小道具で無理なく展開していた点が素晴らしかったです。役者さんが沢山の役をこなす傍ら、棒と衣装で全てを表現していたのは見事でした。照明も良かったです。色や模様が入った照明で、主人公の心情や街の様子がイメージ出来ました。音響も、控えめに舞台を支えていて、好印象でした。

    内容は場面転換が多く、時間経過も複雑なのに、印象的な動きを繰り返すことで観客を上手く誘導し、展開を分かりやすくしていました。役者さんの動きはスムーズで演出の緻密な計算が感じられ、素晴らしかったです。コインの使い方も象徴的でした。

    役者さんは5人でしたが、多くの役を掛け持ちし、衣装も同じなのに違和感なく変わる様子が見事でした。また、衣装の脱着など、複雑な動きを無駄なく行っており、コンビネーションの良さを感じました。長袖の上に長袖を着るので、袖を巻き込まないかハラハラしましたが、支障なくスムーズに着る様子に感心しました。どの役も素晴らしい演技でしたが、やはり主演のスクルージは圧巻でした。冒頭の冷徹な感情のない演技から、終盤の情熱的な演技まで、幅の広い演技を見せてくれました。

    時期に合った内容で、終演後のスタッフの挨拶も良かったです。

  • 満足度★★★★★

    永ちゃんのキャロル♫
    のメロディが開演前・劇中に流れることで芝居に緩急を付けて重くなりすぎぬ働きをしていましたね。

    ややもすると品格が落ちるとする向きもあったのでは・・・。

    シンプルでわかり易い演出で質の高い芝居(*゚▽゚*)

  • 満足度★★★

    工夫が垣間見えた。
    横に立てている棒をうまく活用していると思う。
    町を歩く人から上着を奪い取るのはどういう意味なのか。お金、だったんですね。素晴らしいアイディアです。
    惜しいなと思ったのは、効果の使い方です。照明の使い方は良いと思いましたが、音が多すぎると思いました。演技を観るのに集中したいのに、ところどころで気を散らされてしまいました。今回はクリスマスの話ですが、使いすぎだと思いました。
    あと、もう少し、役者の自由な姿が見たかったです。

    なんにせよ、観る甲斐のある舞台でした。また機会があれば、行かせて頂きます。

    ありがとうございました。

  • アーメン
    清々しい作品へのコメントと一緒に書きたくなかったので別にここへ書く。

    どうしてスマホをいじりながら舞台を観るのか。
    小バッグを胸に時々手を突っ込んで返信している。
    当然顔を照らすほど明るくなる。
    それも一度だけではない。

    作品にも演者にも非常に失礼なこういう観客は
    きっと誰からも注意されたことが無いから
    「えー、けっこう大丈夫だったよ~」とか言いつつ
    あちこちでひんしゅく買って歩くのだろう。

    もう一度返信したら後頭部を張り倒してやったわ。
    そんなに大事な返信なら表へ出ろ、芝居を観るなと言いたい。
    舞台人が成長するのに観客が成長しないのは誠に情けない。

    ドームコンサートでも、携帯で撮影しようとする客に
    やんわり注意するスタッフが客席のあちこちにしゃがんでいた。
    客席後方に非常識な輩に注意するスタッフを配置して欲しいと思う。
    そして前説ではっきり伝える。

    「携帯電話等をご使用になりますと、スタッフがお声を掛けさせていただきます。
    近くに使用している人がいる、と思われましたら上演中そっとお手をおあげください。
    スタッフがお近くへ行ってその方に注意します。
    途中退場など、不愉快な思いをしないためにも皆様電源からお切りください」

    神よ、クリスマスを前にこのようなお願いをすることをお赦し下さい。
    あのケータイ女に天罰を与えたまえ。
    アーメン

  • 満足度★★★★

    綺麗。
    舞台全体が綺麗!
    なんだかオープニングから涙が出たのはなぜ?
    衣装も照明も音響も、空間とよく合わさっていて良かったなぁ…。
    役者陣も、それに負けまいと細かい演出を丁寧に、丁寧に応えるという感じで、個々人の基礎がしっかりしているのを感じました。
    あ、、。一個だけ気になったのが、アクセントに誤りが多いこと。
    テレビのアナウンサーですら、アクセントがぐちゃぐちゃな時代。(アクセント辞典も変化してるし、ならば辞典の意味がないなと思う。。。)お客さんは気にせず聞いているのかもしれないけれど、役者はうっかり誤ったアクセントでセリフをはくのはちょっとどうかな…と思う。

    グダグダ書いちゃったけども、勿体無いなと思ったので。。。
    次回も楽しみにしていす☆

  • 満足度★★★★★

    クリスマスキャロル エピソード 1
    この劇団の特徴である美しい舞いのような動き、
    ストップモーションとなめらかな動きの組み合わせ、
    何かを象徴する時の静かな動作、明確な目的を持った移動と待機時間など
    演劇的表現にはまだまだ無限の可能性があるのだと思い知らせてくれる。
    この“絵のように美しい”舞台が跡形も無く消えてしまうことが惜しくなる。
    たとえそれがまさに天幕旅団の目指すところであったとしても・・・。

    ネタバレBOX

    円形の舞台の周囲には高さの違うポールが10本程立っていて
    その1本ずつにカラフルなチェックのシャツやコートのようなものがかけられている。
    冬物らしくネルシャツのようだ。
    舞台上には1本だけ奥の方にポールが立っていて、長いコートと帽子がかかっている。

    やがて四方から5人の役者が登場、
    それぞれかかっているシャツやコートを羽織って歩き始める。
    金貸しのスクルージ(菊川仁史)があの長いコートと帽子を身につけると
    人々は丁寧にお辞儀をし、挨拶をして通り過ぎる。

    スクルージは取り立てが厳しい。
    今月3回目の遅刻をした従業員のボブ(佐々木豊)に“クビ”をちらつかせたりする。
    年に一度のクリスマス休暇をしぶしぶボブに許可したその夜、
    彼の前に“ゴースト”と名乗る少年(加藤晃子)が現れて
    彼に過去・現在・未来を再現して見せる。
    それは7年前の、親友であり共同経営者でもあったマーレイ(渡辺望)の死にまつわる
    後悔と懺悔の旅路の始まりだった・・・。

    あのクリスマスキャロルが実はこういう話だったのかと思うほど
    自然に本歌取りしていることにまず驚かされる。
    情け深かったスクルージが守銭奴と化す理由が素晴らしく良く出来ている。
    これは「クリスマスキャロル エピソード1」だ。
    あまりの自然な流れに原作を読んでいても混乱しそうなほどの説得力。

    マリアの衣装などエッジの効いたロンドンファッションのようにちょっと前衛的だし
    チェックを多用したシャツや、不規則な汚しのような柄のジャケット、
    それらを人々から奪って何枚も重ね着し、着ぶくれていくスクルージ、
    やがて1枚ずつはぎとられ全てを失ってひとり死んでいくスクルージ、
    時折掌でコインを小さく投げ上げてチャリ、チャリ、という音を立てるその効果音、
    全てが象徴的で美しく、雄弁でありながら厳選されていて無駄がない。

    無駄がないと言えば役者の動きも整然としてまさに無駄がない。
    舞台をおりて静かに椅子にかけている時も視線は舞台にひたと置かれたままだ。
    わずかな小道具である小さなテーブル2つと椅子2脚、
    それらが軽々と空を舞うように動き、舞台から消え、
    事務所の仕事机として、貧しい家庭の食卓として再び登場する。
    それらを流れるような動作で正確に行い、場面転換をし、効果音を入れ、
    ポールを移動させて時には階段の手すりに、時にはドアにと変身させる。
    ポールにシャツをひっかけ、それを外し、スクルージに奪われ奪い返し・・・。
    舞台上で台詞を言う以外に、これだけの動きと流れをたたき込むのは
    並大抵のことではないだろうと思う。
    常に先の段取りを考えながら目前の台詞に集中する、
    当然のこととはいえ素晴らしい。

    スクルージ役の菊池さん、最後にゴーストがプレゼントした
    死んだマーレイとの再会の場面が秀逸。
    自分の死に責任を感じ、冷徹な金貸しとして生きることを選んだスクルージに
    「照れくさいから一度しか言わない、ありがとう」というマーレイに
    「え?」と大きく聞き返してもう一度言わせようとするが
    「さよなら」とマーレイは背を向ける。
    スクルージの目から涙があふれて、私はもっと泣いていた。

    マーレイを演じた渡辺望さん、作・演出にも突出した才能を感じるけれど
    マーレイの根っからドライな金銭感覚・価値観を迷いなく演じて見ごたえがあった。

    ゴーストの加藤晃子さん、相変わらず完璧な少年っぷり。
    潔癖で一途な少年の優しい気持ちが哀しいほど伝わってくる。
    前公演の歪んだ少年も素晴らしかったが、このひたむきさもこの人ならではの存在感。

    ボブ役の佐々木豊さん、貧しくても幸せな家庭を築いている男の
    優しさと切羽詰まった生活感がとても良く出ていた。
    守銭奴と化したスクルージに対して、昔の彼を彷彿とさせるキャラだ。

    マリア役の渡辺実希さん、金を借りに来るたびに
    暮らしの追い込まれ方が深刻になっていく様が手に取るようにわかる
    台詞の変化がとても良かったと思う。
    哀れな死に方に説得力が生まれた。

    天幕旅団は育ちの良さを感じさせる品の良い劇団だと思う。
    台詞の言葉もきれいで崩れていない。
    きちんと伝えたい、大事に伝えたいという気持ちに満ちている。
    ぽーんと投げて自由に解釈してね、というのとは違う“手塩にかけた”創り方だ。
    いろんなタイプがあって良いと思うが、天幕旅団はそういう劇団だと思う。

    当日パンフによれば、渡辺望さんは墓地を見下ろす“絶景”のアパートでこれを書いた。
    死者からのメッセージは、ある意味クリスマスにふさわしいかもしれない。
    弔いの鐘と共にこの素晴らしい作品は降りて来たのだ。
    そのアパート、神様の贈り物だと思う。
  • 満足度★★★★★

    舞台が回るのかなと思ったけど、それはなかった
    円形のシンプルな舞台と棒を使った演出が面白かったです。
    円形の舞台は、最初はなんにもないと思っていたのに、照明が当たり方で石を敷き詰めた通りのように見えたり、室内見えたり。
    棒をうまく使って、男が螺旋階段を疲れた足取りで歩くのを表現したり。
    黒いシンプルな舞台が、いろいろな表情を見せてくれました。

    俳優の動きも工夫されていました。
    ストップモーションっていうんですかね、動きの速度を変えて、ゆっくり動いたり、突然くるりと回転してみたり。
    そういう動き方の演出も面白かったです。

    ネタバレBOX

    『クリスマスキャロル』の脚色です。でも原作の単純なハッピーエンドみたいな雰囲気ではなく、もうすこし複雑にアレンジされていました。
    そのアレンジの仕方も、すごく上手でした。

    途中、ゴーストが自分の正体を明かすところで、どばーっと泣いて、それから最後の場面でも涙を誘いました。
    あれですよね、素直に泣けるものは面白いし、気持ちもいいですよね。
    観に行ってよかった。

    すごく寒い日。
    外出するのは億劫だなあ。
    やっぱり行くの止めようかなあ。
    でも、やっぱり行こ。

    観に行って、ほんとによかった。
    素晴らしかったです。

    ただ途中で、退屈もちょっぴり感じました。
    なんでかなあ。
    会話が単調に感じた部分があったからなのか。
    自分でもよくわかりません。
    でもすぐに上記のゴーストが自分の正体を明かす場面になって、どばーっと涙が出てきて、それ以降は退屈を感じることはありませんでした。
  • 満足度★★★★★

    好みのテイスト
    始まって5分で「わぁ、好みだ」と。
    「クリスマスキャロル」の本歌取りってことで衣装もイギリス風、衣装の使いかたも面白い。
    音楽も照明も好き。
    客演の菊川さんは優しい顔なので、スクルージに向かないかと思ったけど律儀さ、生真面目さが出ていて好き(笑)
    クリスマスキャロルがこうなるか!って感じで大いに楽しめました!

  • 満足度★★★★

    懐中時計
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。

    ネタバレBOX

    親友・マーレイ(渡辺望)と金貸会社を立ち上げたスクルージ(菊川仁史)。約束は約束だと、貧困民にも厳しく当たるマーレイに対して、情にあついスクルージだったが、7年前のクリスマス、スクルージの吐いた2ペンス硬貨の嘘をきっかけに集金に行くマーレイは、貧困民から暴行され殺される。自分が死ぬはずだったと悩み苦しむスクルージは、マーレイの墓に自分の名前を彫り、マーレイのように厳しい金貸を始める…。
    クリスマスの夜、従業員・ボブ(佐々木豊)の子の幽霊(加藤晃子)が現れ、スクルージに過去と現在と未来を見せる。過去と向き合ったスクルージは、墓参りでマーレイと言葉を交わし赦され、未来を生きる。

    元の作品は知らない。
    マーレイの他人にも自分にも冷めたような一貫した考え方が、この7年で冷え切ったスクルージの心を温めるラスト。涙を流すスクルージにグっときた。演じた菊川がとても上手かった。
    きっかけとなった幽霊を演じた加藤も、少年性と純真さを備えた演技が良かった。この幽霊が現れたのは、スクルージがボブに見せたひとかけらの優しさ(クリスマスの休暇)のお返しだろうか。マーレイとして生きる前のスクルージが言ってた「特別な日(カーニバル)」に起きた特別なイベント。全体的に寒々とした空気の舞台に、小さな灯りがともるような作品だった。好み。

    マーレイを演じた渡辺もいい存在感を出してた。マーレイという人間にも興味が湧くくらい。
    スクルージに金貸の相談をした貧困母子家庭のマリアを演じた渡辺実希も良かった。スクルージに懇願する際の目の表情がいい。

    簡素な舞台セットと服飾を用いた演出、照明効果、硬貨の効果音。80分程度の短い時間で、高い物語性とそれに合った印象深い舞台演出でもって、少人数のスマートな作品に仕上げた良作品でした。
  • 満足度★★★★★

    原作を知っていても知らなくてもオススメ♪
    イカンよ、原作を知らない人が観たらこういうハナシかと思っちゃうじゃないか!(笑)
    しかもそれが大体合っていて大きく間違っていないから始末が悪い。(爆)
    …ってコトで、知っていなくても知った気になれるし、知っていればより楽しい75分、オススメ♪

    なぉ、勝手に付けたキャッチコピー(笑)は以下
    「クリスマス・キャロル補完計画」
    「人に歴史あり・スクルージ編、あるいはスクルージはいかにして守銭奴となったか」

    ネタバレBOX

    貸した金の回収(衣服を金に見立てて脱がせて自分が着込む)やスクルージが事務所を出てから自室に着くまで(それまでの室内を外にする方法、マーレイの亡霊、階段など)の演劇的表現、円形の舞台で盆を回しているような見せ方なども面白い。
  • 満足度★★★

    象徴表現
     かなり象徴的な表現を用いた演出であった。だが、この作品は、やはりリアリスティックに作る方がインパクトは強いのではあるまいか。スクルージを改心させる為に現れる霊的存在もそれでこそ、活きてくるのではないだろうか?

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