ここまでがユートピア×トラックメロウ 公演情報 ここまでがユートピア×トラックメロウ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-20件 / 29件中
  • 満足度★★★★

    トラックメロウ
    トラックメロウを見ました。何というか予想外といいますか、あのバスの中の人間関係が非常に面白い。
    あぁこういうやつ居るよなぁとか分かり合えないよなぁとかおもいなながら、自分もこういう所あるよなって少し思ったり。
    バスの中なのに広い舞台を使い切るかの様に役者が散らばって座ったのは面白い演出でした。

    勉強になりました。ありがとうございます。

  • 満足度★★★★

    オイスターズ「トラックメロウ」観ました
     座・高円寺でオリジナルを観て、その約三週間後に長久手文化の家で、「大」(20人近い一般参加者出演)+「続」(20分ほどの短編)を観ました。
      「大」で舞台上のイメージが耕された後の「続」は、こじんまりと個人スケールにまとまって、やや物足りない感。
     「大トラックメロウ」は、人数といううむを言わさぬ質量の力が声、視線、気配や空間を増幅したり埋め尽くしたり。つくづく舞台は、生の材料でできているものだなあ。
     しかし相変わらず、登場人物の会話がかみ合わないまま一致団結して、結局なにも物語が進んでないなあ(笑)
     あとで考えてみたら、「大」にはベケット・ゴドーを待ちながら、「続」には岸田國士・紙風船のイメージが重なって見えてきました。平塚作品と古典との意外な接点(ゴドーは読んでないらしいけど)。

  • 満足度★★★

    あおきりみかん
    題材的に、ブラックな方向に行くのかなと思いきや、
    あまり深い何かをえぐらず、
    ほわんとしたまま終わったところが
    なんだか好きでした。

    セットの使い方も面白い。

  • 満足度★★★★

    オイスターズ「トラックメロウ」観ました
    オイスターズは名古屋で4回ほど観てるけど、「トラックメロウ」は初見。会話がずれて噛み合わないのに、何となく息の合ったチームワークを持って同じ場所にいる一団。余計な演技をせず、観客にいろいろ想像させてしまう役者陣。妄想だか何だか微妙な扱いの描写。オイスターズは何が面白いのか、改めて考えさせられた(合わない人には合わないだろうけど)…結局、終わってみれば、事態は何一つ進展してなかったりする…。会場の座・高円寺は、確かに広かったかも。しかし、あのトラックの巨大感はハンパじゃあなかった…常小屋の名古屋・七ツ寺共同スタジオでは狭いかも(汗)

  • あおきりみかん「ここまでがユートピア」観ました
    名古屋・愛知芸術劇場小ホールでの初演を観てます。座・高円寺では、広めの黒い空間に島状の舞台が浮ぶ。初演より個々の人物(特に松島くん)の背景を感じた気がする(自分の見方が変わっただけかも)。前回は、三宅を主人公と特定して観ていたが、今回はコックや係員一人ひとりにも、その抱える人間性を想像。全員が対等にドラマを背負えばこそ、群像劇として楽しいし、明確なラストがなくてもいいのだと思える。それぞれの抱えるものなど、結局すべて分かるはずもない…あの遊びというか暴走シーンは、本当に国家間の戦争に見えた…。久しぶりに、スタイリッシュ系+〇人一役のあおきりを観た気分。

  • 満足度★★

    『ここまでがユートピア』:泥臭い(悪い意味で)
    本当にこれで戯曲賞をとったのかと疑いたくなってしまうほど浅い戯曲に感じられたのは、演出のせいなのか役者のせいなのか。オープニングの意味の無いダンスやドタバタして邪魔くさいだけの場面転換など、80年代の遺物のような演出だった。

  • 満足度★★★★★

    ラストの謎
    『ここまでがユートピア』を観劇。

    私は、鹿目さんのファンなので書くことに客観性はないが(笑)、とても素晴らしい舞台だった。

    「微妙で繊細な人間の心理や内面を、軽快にリズミカルに描く」というのが鹿目さんの傾向のように私は感じているが、この作品も、そんなジャンルに入るだろう。



    それにしても、鹿目さんの芝居は今回に限らず、いま一つラストが分かりにくい。

    そこで、アフタートークの時に鹿目さんに伺ってみた。
    (ゲストは、マキノノゾミ氏。彼の演出作品「13人の刺客」現在公演中なのに、よく来てくれたものだ)

    ミドル英二「主人公の三宅は、最後、殺されるのかと思いました。それから彼が探していた恋人は、結局、死んでいたのか、どこかで生きているのか。よく分からないまま終わったのですが、いつも鹿目さんの芝居はそんなよく分からない感じで終わりますね。これは意図して、そうやっておられるのですか」

    鹿目さん「私は、いままで台本に、ラストシーンを書いたつもりはないんです。いちおう『完』とは書きますが、ラストは、観客のみなさんがいろいろ想像してくださればいいと思っているのです。ただ、暗い、ネガティブな想像にはならないようにはしています」

    これは、私としては、「ああ、やっぱりそうなのか」と納得。

    鹿目作品が面白いのは、というより、私が面白いと感じる作品は、「ラストが明確に提示されていない」ような作品である、と改めて気付いた次第。


    今回の作品のミステリアスな部分については、マキノ氏も気になっていたようだった。

    マキノ氏「で、あの恋人は死んじゃっているわけ?」

    鹿目さん「(きっぱりと)いえ、どこかで元気に生きていると思います」


    その辺は、鹿目さん演じる横山が、殺気だち、怖いイメージだったので(爆)、ネガティブな結末を想像した人が多かったのでは、と私は愚考した(^^;。


  • 満足度★★★★

    不思議な「ユートピア」☆
    千秋楽に観劇。キレの良く心地よい演技、様々な箱や板を使ったシンプルな舞台転換の上手さ、後半にむかって、たたみかけるような脚本の構成の素晴らしさに感銘を受けた。
    子供のごっこ遊びのような設定は、私は楽しかったです。いい意味でアナログというか、懐かしさを覚えたお芝居でした。

    ネタバレBOX

    最後の方の松嶋と母と思われる女性の叫びが良かった。
    でも…三宅の彼女(ナツコ?)はどうなったのか、気になったのは私だけでしょうか…?
  • 満足度★★★★

    木村仁美はどうした・・・?
    圧倒的な存在感の彼女が居なければ、面白さも半減だ♪
    彼女がどの役に付いていたのか?めっちゃ気になります♪
    天井が高いからか声が抜けて通らない♪
    それでも面白いのだから不思議な劇団だ♪

  • 満足度★★★★★

    あおきりみかん!
    これぞあおきりみかんの芝居と思わせる見事な作品。舞台装置は単純なモノの組み合わせで様々な情景を演出し,孤島の風景が見えてくる。そして,作品の内容は考えれば考えるほど深く思えてきて,鹿目由紀さんがそこまで意図しているのかはわからないが,思考が拡散して止まらない。1時間45分の作品であるが,充実感は半端ない。演技もこなれていて,文句のつけようのない芝居だったと思う。

  • 満足度★★★★

    ここまでがユートピア
    面白かった。早足を多用した演出がコミカル。単に舞台が広いからそうしたのかもしれないけど。

    ネタバレBOX

    とある島で半径75cmを自分の国家とする政策(目的は優秀な人材の育成)のモデリングが行われている。国家内のルールを10個事前に決めること、他の国家の中に入った(入られた)場合、領域を犯した(犯された)ことになること、その際ヘッドバンドをとられると相手の国家の一員とならなくてはならないこと、日に一度「集会」と称した集合の時間があること…など風変わりなルールの中、欠員補充のため松島(木下佑一郎)と三宅(松井真人)が新たな国王となる…。

    妙な状況下で個人の内面を視覚化する舞台。元国王で誰かと恋をして排除された恋人を探しにきた三宅。母を亡くした(自殺?)傷をもつ松島をはじめ、不健全な生活を送ってた男や男性との辛い過去をもつ女、一人にこだわる女など、みな病んでいて寂しさを抱えている。
    そんな現代的な寂しさを、「半径75cmの国家」というもので表現したところがいい発想。触れることを強制的に禁じられた安定した状況でも、人の声を聞きたい触れたいと願う国王の周りには絶えず願望が声をあげ続ける。

    そんな中、三宅は他国を攻めはじめ、一国また一国と合併する。狂乱する舞台だったが、三宅のなりすましがバレて三宅は強制退島となり、また国々に「安定」が訪れる。
    松島の前にたびたび現れていた女が母(手嶋仁美)とわかり、ルールを叫ぶ親子でエンドだけど、母の明るい表情とは裏腹に、結局は触れられない寂しさが松島の叫びに混じっているようにみえた。

    根拠ないけど、三宅みたいに侵略をした人間を探すことが目的なんじゃないかと思った。三宅は単純にルール違反だけど。
  • 満足度★★★

    【ユートピア】こんなこと学生時代に考えとけ!
    税金使って遊ばせておく理由なし!と、思った瞬間に私にとってこの芝居は終わってしまった。お互いに接触なしといいながら、ぺちゃくちゃしゃべってるし・・・セットはきれいで工夫があり面白い。

  • 満足度★★★

    どこからがユートピア?
    全体的に腑に落ちない。説明に「戦う、喜劇」とあるがこれは喜劇ではないだろうし、「陣地取りの遊び、いや合戦」とあるが遊びに見えてならない。賞を獲っているのだから脚本は良くできてるのかもしれないが、演劇を通してその良さを感じとれなかったのは、疑問ばかりが生じた演出のせいだろう。

  • 満足度★★★

    トラックメロウ
    オイスターズ、初めて観たが、なんとも独特の味付け作品。スローテンポなコントのような・・・・。好みが分かれる作品かな。

  • 満足度★★★

    トラックメロウ観ました
    やたらとしつこいコントのような不条理会話劇。それなりに楽しめましたが、面白さのツボがどこにあるのかよくわかりません。通好みの作品なのかな。ところでこの作品は本来もっとスペースの小さな劇場向きなのでしょうか。後ろの方の席からの観劇でしたが、かなり間延びした感じがしました。

  • 満足度★★★★★

    ここまでがユートピア観劇
    個々のユートピア争奪戦はすごく面白かった。童心にかえって遊んでいるような気分になれた。また個々のユートピアで孤独を感じている人たちの幻想も見え隠れし、好みの舞台でした。とにかく面白い!

  • 満足度★★★★

    両方みた
    トラックメロウ 星3つ
    好みが大きく別れるかも。私はあまり好きではなかった。劇場の広さとか演出によるものかも。アフタートークでの渡辺えりとのかみ合わなさがとても興味深かった。脳内劇場と実際の上演との差異。

    ユートピア 星4つ
    笑いに内蔵された悲しみ。最初の30分で予想したことが裏切られ始めるときの快感。周りは笑いに溢れていたけれども、私は泣きそうだった。

    どちらも、いくつか演劇を見ている人向けの作品に感じた。

  • 満足度★★★★

    トラックメロウ
    始めの会話等は舞台の広さをうまく利用していて良かったです。

    ネタバレBOX

    ただ、途中までの添乗員と運転手、乗客との会話は、クドさとしつこさで少々イライラさせられました。
    タイムマシーン云々からの不条理な展開は、強引な無茶っぷりはとても面白かったです。
    その不条理さばかりが印象に残り、結末が弱いようにも思えました。
  • 満足度★★★★★

    オイスターズ『トラックメロウ』:コミュニケーション苦手な人たちはひたすら不条理。
    思いもよらない攻められ方で、思わずはしたない声を出して笑ってしまった。
    とにかく笑った。

    ネタバレBOX

    前に観た『雑音』の面白けどヘンな手触り、その理由がちょっとわかった。
    そう、かなりの不条理なのだオイスターズは。
    完全な不条理劇なのに、大笑いな感じ。

    バスの設定がぐちゃぐちゃしてくるのも楽しい不条理だし、脚立でトラックの運転席を見せるアイデアも楽しい。

    冒頭から異様、というか不条理。
    感情を置き忘れてきたような、ツアーバスの乗客の様子も、絶対に自分が悪いと認めないバス運転手も。

    感情のこもらない乗客たちの会話と、その内容に神経を逆撫でされる添乗員が、ヒートアップする。思わず、名古屋の方言が出てしまうほどの。
    乗客も運転手もほとんど自分の中にいて、意識して外との接触は避けていると言うわけではないが、と言うかコミュニケーションとるのが不得意なように見える。バラバラな人が集まっての統一感。

    彼らが、雪の中でのバスの故障というトラブルに遭うことで初めて一体感っぽい感じを見せる(バスがガードレールに衝突して事故るというのは、現実があるだけに、ちょっとひやっとしたけど)。
    その一体感に、今まで神経を逆撫でされていた添乗員は、もの凄く気持ちが良くなってしまい、トラックメロウの運転はうまくて、早くて、早すぎるから、相対性理論で、タイムマシーンだの、何だのとあらぬことを口走り、妄想一直線に突っ走ってしまう。誰もそれには突っ込まないところが、コミュニケーション下手で、それが過剰で不条理。
    そしてラストの狂乱とも言える「クマを探しに」につながっていくのだ。

    トラブルに巻き込まれた彼らに救いが現れるのだが、それがトラックメロウ(女郎)、つまり女性トラックドライバーである。
    バック不得意。気の抜けた「バックします」の警報音。

    このドライバーの存在も人と接するのは苦手そう。結局一言もしゃべらず、添乗員や乗客たちのわけのわからない妄想に包まれてしまう。

    骸骨の一連のシーン、「骸骨なら踊れよ」と、骨を付ける(エンガチョみたいな)展開から、「今骨は誰?」「お前だよ」のオチには笑い転げてしまった。

    ここで描かれる不条理性は、実は日常に転がっていることで、誰しもが体験していることなのだ。我関せずで、自分のことしか考えていない。
    「つぶやき」のリアル版というか、受け手のことを考えずに、今、思ったことを、とにかく口にしてしまう。
    だから今誰かが言ったことだろうと、何だろうとお構いなしだし、「なんとなく」で大切な場面であっても発言してしまう。会話が得意じゃないから(たぶん)、手を挙げて発言する。

    そういうのって、あまりにありすぎるから、マヒしているのかもしれない。
    こうして「他人事」として見ている分には、笑っちゃうけど、当事者になったら笑えない。

    真面目に接している添乗員が、ヘンになっていくのもよくわかる。
    ちょっと恐い。

    そして、運転手にはムカツク(笑)。

    アフタートークで、少しわかったのだけれど、作・演(出演もしていた)の平塚直隆さんが、人と話すのがあまり得意ではなさそうということ(失礼!)。なんかモクモグしていて、あまり話を聞けなかった印象だったから。つまり、この中に出てくる人々は、彼の分身であり、彼自身にとってはそれほど違和感がない存在と発言なのかもしれないな、ということ。
    もちろん、面白くするために、それをかなり強めにはしているだろうけど。

    と、言うことで、オイスターズとあおきりみかん、「2010年の劇作家協会新人戯曲賞 最優秀賞」の共演なのだが、両者とも、他人との関係が描かれていたのが、印象的だった。

    狂乱とも言える「クマ探し」の行進に、水を差すような、運転手が「忘れてきた」と言っていた携帯が、見つかるラストのバランスも素晴らしい。台詞に出さず、暗転しつつある舞台に、そっと光る携帯。いいなあ。

    どうやら、「続・トラックメロウ」というのもあるらしい。これ東京で観られないのかなぁ。
    観たいなぁ。

  • 満足度★★★★★

    【トラックメロウ】観劇
    カッカッカッ、やられました。

    ネタバレBOX

    何がトラック女郎だ! どこが速いんだ! 「どもっ」って感じの冴えない女性トラック運転手。

    速いという伝聞だけで、トラックに乗っている人と乗っていない人との間に一般相対性理論が働き、タイムマシーンになるとの発想が素敵。トラックががたがたバックして過去に戻るなんて益々素敵。

    孤独な青年の立場からすると、他のツアー関係者が未来のパラレルワールドから現在に来たように思えるのも理解できます。彼らから聞かされる未来の自分はもう一人の自分で、未来の自分が現在の自分を応援していると言っていたよと言われると、何かそうかーって思えてきます。今を生きていて感じる孤独感がスーッと消えて行き、ほのぼのと温かい気持ちになりました。素晴らしい癒し効果です!

    しかし、エンジンは掛からない…、青年にはあまり教えたくない事実ですが、現実は何も変わってはいません。青年には将来、あの時はあーだったんだよと伝えてあげたいですね。

    前半のツアーコンダクターと運転手との噛み合わない話もイライラさせられ面白く、不手際を極力報告しないようにしようとする体質は日本人的で、最近多発する長距離バス事故の原因もこんなところにあるんだろうなと連想しました。

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