組曲『回廊』 公演情報 組曲『回廊』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-20件 / 25件中
  • 満足度★★★★★

    さすが!
    最初から最後まで絡み合ったストーリーのおかげで
    帰りに何度も頭のなかで反芻して楽しめた作品だった♪

    もっと早くに観ていれば、なんとか調整して
    二度目も観に行ったのに。


  • 満足度★★★★★

    不思議
    幻想的と いう 形容詞?でも 言い表せないような

    ネタバレBOX

    観終わると、
    想像も出来なかったような 旅の果ての どこかに
    連れていかれたような 感じがしました
  • 満足度★★★★★

    さすがです。
    短編集の魅力を完全に引き出して、長編を凌駕している。
    役者の生かし方がすごい。

  • 満足度★★★★★

    玉手箱のように
    色んな物語を楽しめて飽きが無い。
    笑って、ジーンときて。
    繋がりがある男性と女性が出会って
    すれ違う「回廊」は秀逸。

    ただやはり今回も小玉久仁子さんにしてやられる。

  • 満足度★★★★★

    はっきり今年NO,1
    そう思っている作品だ。

    何といえばいいのか?
    作品を流れる空気感から、
    また張り詰めたところから緩めるところまで、
    どこも見所であった。

    短編連作であり、掌編連作でもある。


    感無量!!

  • 満足度★★★★★

    轟沈しました
    硬軟自在な短編がまさしく宝石箱のようでした。短編は長編と異なり世界に耽溺しにくいと思ってましたが、そんな事は無いですね。ドップリ嵌って儚さと切なさと美しさにやられてしまいました。

    ネタバレBOX

    ラストに観る別れのシーンが最初に観た出会いのシーンをより良くさせるマジック効果は、ストレートな長編でみせるよりも間に短編を挟むことでより効いていますね、さすがです。
    さすがと言えば、途中の小玉女史の独りよがり芝居。笑いを通り越して感動
    すらしてしまいます。心の中で感嘆の意味を込め「Holy shit!」と呟いてました。
  • 満足度★★★★★

    ないちゃった…
    空想さんは長編2本短編2本観ました。

    両方好きですが
    短編が好きすぎてもう…

    笑えて泣けて最高でした。

  • 満足度★★★★★

    涙の渦
    前作の短篇集「組曲空想」で、これ以上うまい構成はないよなーと思ってたら、それ以上のが来た!もう、唸ってしまうほどお見事!
    ホラーもコメディもラブストーリーもアクションまであるのに、どの作品にも一貫した哲学や優しさが感じられ、それが最後渦みたいに収束していく時に涙がこぼれた。周りの方々もかなり泣いてましたね。多分、もう一度観にいきます。他の日替わりも観たいし。

    ネタバレBOX

    メインの「組曲回廊」はもちろん、爆笑短篇の「暗闇に手を伸ばせ」「ファミレス・リベンジ」、パフォーマンス短篇(?)「ロミジュリ・オーヴァードライブ」が特にお気に入り。日替わりゲストは牛水里美さん「吸血木」。ホラーだったりエロティックだったりするのにどこか切ないという何とも言えない気持ちになりました。
  • 満足度★★★★★

    回廊に呑み込まれました
    2012/07/19(木)19:30 日替わり:牛水里美
    2012/07/26(木)19:30 日替わり:堀越涼
    互いに逆方向の螺旋の中で四方を見回して、プリズムのように表情を変える言葉たち。
    ゲスト目当てにリピートしましたが、このゲストのための短編も極上。

  • 満足度★★★★★

    圧倒的な劇作力
    月曜夜、満席の中で二回目の観劇。
    仕組みが分かっている二回目だと、オープニングから泣けてしまう。
    あちこちの短篇にちりばめられた伏線にも気づけ、得した気分。
    「1%ラブレター」「暗闇に手をのばせ」とか、何度見ても笑えるものもあるし。
    改めて見ると、いかに役者の特性をいかせる台本を書いているかがよく分かる。
    そして初参加の櫻井圭登くん(19歳らしい)、びっくりするくらい美少年!

    ネタバレBOX

    この日の日替わりはキリンバズウカの登米裕一さん。
    え、これ一日しかやらないの!? という完成度の高い内容。
    他の短篇にも言えるけど、コメディと思って気を抜いて笑っていると、いつの間にか違うところに連れていかれていた。

    毎日出てる役者さんに日替わり出演者いれると20人!その一人一人に、魅力を引き出せる戯曲を書けるって、ただものじゃない。
    もちろん演出も。ロミジュリはやっぱりすごい。
  • 満足度★★★★★

    やっぱり好きです、この作品世界
    前回公演はパスしてしまったのですが、今回、観て、やはりこの劇団は観続けたいと思いました。

    「組曲空想」の時より、作品世界に一貫性があって、好きでした。

    この劇場の貧相と言っていい舞台で、あんな夢の中のような素敵な舞台空間を具現化してしまえる才能に、恐れ入りました。

    最後は、自然に、気持ちの良い涙が流れました。

    役者さんも、皆さん、魅力的!ほさかさんが、各人の特性をしっかりと把握された上で、役を造詣されている様子が伝わる作品でした。

    これだけ、多種多様な個性的な役者さんがいるのに、お互いの演技を潰さない統一性が保たれていることに、驚きます。

    きっと、ほさかさんは、作家としても、演出家としても、才気に満ちている方なのでしょうね。

    ネタバレBOX

    作家役の中田さんが、とにかく魅力的です。

    言うに言われぬあの台詞回しが、絶妙です。

    まるで、ドキュメンタリーでも観ているかのよう。全く、演じてる感がないのですもの。

    変則短編集ということでしたが、私には、しっかりと1本筋の通った長編のように感じられました。

    ミズキとユウジの何年かに1度の逢瀬が、とても魅惑的でした。ユウジ役は、替わる中、ずっとミズキ役を演じる武藤さんの愛らしさが、愛おしくてなりませんでした。

    小劇場には、珍しく、見目麗しい男優さんが多くて、より作品世界の素敵な香りが、濃厚になりました。

    櫻井さんは、大手の劇場のロミオより、よっぽどロミオらしくて、感激しました。

    小玉さんの初登場場面は、確かに彼女の魅力炸裂なのですが、この作品には、やや異色過ぎて、あーいうキャラクター作りは、ちょっとやりすぎではと感じてしまいました。「ドロシー」の時のように、しっとり系で統一しても良かったのでは?バーのシーンの彼女がとても魅惑的なだけに、この感じで通して頂きたかった気がしました。

    川田さんは、「1%ラブレター」の思い込みの激しい女性と、「物語のてほどき」の作家の元カノ(たぶん、離婚した妻)の毅然とした女性の情愛を、見事に演じ分けられて、素敵な女優さんだなと惚れ惚れしました。「ファミレス・リベンジ」のアクションも切れが冴え渡っていました。

    同じ映画を観た男女が意気投合して語り合うシーンが、個人的に一番好きでした。タイムスリップものが大好きなので、何度も相槌を打ってしまいました。

    作家が言う、「SF]の意味にも、大ウケしました。こういうところに、洒落っ気があって、とても作家のセンスを感じます。

  • 満足度★★★★★

    回廊の中に。
    こちらの劇団は今回初めて拝見させて頂きました。繊細さと優しさと、
    少しだけ闇を感じるような緻密な脚本は、役者さんの雰囲気や演技に
    ピタリと嵌っていて、まるで宛書きされているかのように思えました。
    小説で言うならば短編を繋ぎ合わせて一つの物語を形作っているの
    だと思いました。一つ一つが独立しながらも、大きな物語の1ピースと
    して存在している。時折、大爆笑出来るようなお話が挟まれるので、
    良い具合に肩の力を抜くことが出来ました。話によっては観客すらも
    回廊の中の登場人物となる演出も見事。物語の軸となる人物達の
    出会うラストシーンは切なくて、温かくて、とても美しいと思いました。
    ゲストさんを含めたそれぞれの役者さんの技量が素晴らしく高くて、
    きちんと作品を理解して、とても丁寧に演じられていて感動しました。
    これからの作品も、楽しみにしています。

  • 満足度★★★★★

    うまい
    手練れの傑作に好演。

  • 満足度★★★★★

    ダブルカーテンコール率90%
    拝見したうち、カーテンコールが拍手喝さいで、ダブルカーテンコールになったのが90%でした。もう、どう言い表そうとしても、言葉が追いつきません。

    【吸血木】 は幻想的に毒々しく美しく、

    【LEVEL9】 は勢いで押しまくる楽しさ、

    【どひゃあ】 は、気心知れた友人との安心した笑い

    【グレイス夫人の晩餐】 は、わかっているオチにいつどう来るかというスリル

    【作家たちの語らい】 は作中作をトークで魅せる落語風面白さ

    【スイーツ・シスターズ】 は根源的な不安をあおるホラー

    【恋愛論、りょうの】 は、軽いノリの口上でじっくり魅せる芸

    【真夜中のゲーム】 は、乾いたリアルを徹底したショートサスペンス

    【グレイス夫人の晩餐】 は、猟奇的なのにどこかほのぼのとした純粋さ

    【ブラザーズ・フェスタ】 は、激しい動きで魅せるほのぼの家族

    と、これだけ日替わり短編ががらりとイメージが違うのに、毎回芯がぶれない、のに、日々少しずつ芝居の表情が違って見えて、それが毎回好評を博しているという、少しどころではない不思議。

  • 満足度★★★★

    良作品群
    自然にグっときた。

    ネタバレBOX

    『物語のはじまり。』…書けすぎて困る小説家(中田)
    組曲「回廊」1…ゆうじ(鶴町)に飴をあげるミズキ(武藤)
    『物語のすすめ。』…引きこもりな高校生(櫻井)と小説家と女子高生(民本)
    カミングスーン…忘れた
    組曲「回廊」2…中高生くらいのゆうじはミズキに告白する
    1%ラブレター…メールから1%の愛を汲み取る女(川田)の突飛さと真剣さが眩しい。結構きた。
    暗闇に手を伸ばせ…彼氏(和知)から呼び出されだ女(小玉)の、ドアの前での不安と期待をコミカルに濃縮した秀作。
    滅びの呪文…図書館職員(詩人?)と取調官(狩野)。話の中に呪いの言葉を入れ込むホラーな展開がいい空気。
    「真夜中のゲーム」…玄人っぽい様相のギャンブラー(鶴町)と若い女性(清水那保)との対決。ラストはトンカチ。欲をいえばもうひとひねりほしい。
    ファミレス・リベンジ…母の仇(狩野)と戦うウェイトレス(川田)。コミカルで肩の力を抜いてくれる。
    ファミレス・ジェノサイド…ウェイトレスの闘い。意外と動きがかっこいい。キマッてた。
    組曲「回廊」3…ゆうじ(和知)とミズキの時間が逆行していることがわかる。
    ロミジュリ・オーヴァードライヴ…時間を戻しても変えられない運命。運命(4人)を視覚化したのが面白い。
    バーテンダー…バーテン(鶴町)と常連客の女性(小玉)がカクテルを通して会話する。心を掬えなかったバーテンの失恋に、笑えない面白さがある。
    組曲「回廊」4…過去(ミズキの未来)を知っているゆうじとミズキの関係性が面白い。
    『物語のてほどき。』…離婚した男女の大人なようなやりとりと、男(中田)のどこか落ち着かない様子がいい。
    『物語のおわり。からのはじまり。』…おじさんになったゆうじ(中田)は幼女のミズキに飴をあげる。んでミズキの物語が始まる…。

    組曲「回廊」の時間の逆行性を生かした描き方が上手い。1でミズキが幼いゆうじに言った「忘れないで」という言葉がシンプルでグっとくる。
  • 満足度★★★★

    観劇
    短編集、本当に大好きです。
    いろんな味が楽しめて、女子が好きな美味しいものをちょっとづつ的な作品。
    最初の謎が徐々に姿を現して、段々切なさも増して行き・・・久々に大泣き。
    あ~!むっちゃん、なんてキュートなんだ!!
    出来ればもう一度観たい作品です。
    グチャグチャに泣いた顔で「上演台本下さい」って言うのが恥ずかしかったよ。

  • 満足度★★★★

    久しぶりの。
    「ドロシーの帰還」以来の空想組曲でした。ああ空想組曲らしいファンタジーねと思いきや、サスペンスありホラーありアクションありシェイクスピアありの盛り沢山。しかし一貫して幻想的な空気感が持続した透明度の高い質感の公演。素敵でした。

    ネタバレBOX

    「1%ラブレター」での川田さんの役柄にドン引きしたあとの、さらにドン引きした小玉さんの「暗闇に手をのばせ」の最後の落ちに爆笑。和知くん、いいのか。どっちもどっちだぞ(笑)

    日替わりゲストの堀越涼さん「恋愛論、リョウの。」ペラッペラで軽薄でおばかな弾丸演技に激悶え。じたばたしててシュンとしたりしてなんだかとっても可愛かった。振られた理由が「何言ってるか分からないって言われた」で爆死。また新たな涼さんを観られて満足。この方がお目当てで行ったのですが、長編の本公演でも観たいです。

    そして、実はよく分からなかったけど、分からなくても素敵な気分にされられた「組曲『回廊』」。姿が変わっても、年齢が変わっても。私はまたあなたに出会うし、またあなたを好きになる。好きな人を思い浮かべてそんな風に共鳴できる不思議な魅力のお芝居でした。
  • 満足度★★★★

    SF
    さまざまなジャンルを巧みに盛り込んだ見事な作劇。
    隣の劇場でやった方がいいんじゃないかな。
    最後は泣いちゃったなぁ。
    武藤晃子はやっぱ上手い。
    日替りゲスト清水那保のサービスカットあざーす!

  • 満足度★★★★

    少しだけ切ない
    回廊とはそういうことかと。

    ネタバレBOX

    時空の流れが逆になっている男女の出会いを中心としたSF変則短編集。

    それぞれは生から死に向かう普通の人生です。ミズキとユウジは生涯に5回遭遇しますが、一方が幼子の頃の初遭遇は、他方にとっては中年になってのラスト遭遇に相当しますので切なさはひとしおです。

    ユウジは5人の役者が演じ分け、幼子も吊りバンドを使ってそれらしく見せていたので分かり易かったのですが、ミズキは武藤晃子さんだけで、白い毛糸で編んだショールとかバッグを身に着けて区別を図っていましたが、年齢の演じ分けは不十分に感じました。

    幼子からおばちゃんまで何でも演じられる武藤さんなのに、白を基調にしたせいか衣装を変えなかったこともあり、顔や髪型が同じじゃ分かりません。しかも話し方や態度ももっと幼子や娘さんになればいいのにと残念に思いました。

    小玉久仁子さんはいつにも増して強烈キャラでした。斜めから見ると目が光っていて、不気味に手足をクネクネさせる様子は、まるで八犬伝に出てくる玉梓のようでもあり、『江波戸さんちのにぎやかなひなまつり』を思い出させました。

    SFとは少し不思議の略。少し不思議な短編集…、ファミレスに行っても色々想像逞しくしているんですね。そして自分の記憶も大切にしているんですね。

    それにしても、メールの中の「○○ですね。」の「ね」に愛情がこもっているとして、こういうのを足し合わせて求婚されたと勘違いする女性にも困ってしまいますね。

    途中、作家さんが小説が書けて書けてしょうがないと言っていました。それくらいの才能の持ち主は、日替わりゲストを呼んでそれぞれにアテ書きをするといった離れ業まで成し遂げていますが、せっかくの日替わりゲストは最後の舞台挨拶では隅っこでした。真ん中に呼んであげるぐらいの配慮が必要だと思いました。もし、毎日のカンパニーが重要で、和を乱したくないというのであれば、むしろ日替わり自体やめればいいのにと思ってしまいました。
  • 満足度★★★★

    あ~面白かった
    って素直に言いたくない納得の舞台でした。
    いいなぁ~。
    感傷を次の日に持ち越しちゃうよ。
    素敵でした。

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