カルテット! 4/25浦安公演 公演情報 カルテット! 4/25浦安公演」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★

    生演奏が素晴らしい!
    個人的には、なかなか楽しめた!
    芝居としてよりも、演奏会として素晴らしかった!

    ネタバレBOX

    とにかく生演奏、特にバイオリンが素晴らしかった!

    演奏は、有名な「G線上のアリア」や「ボレロ」等、誰でも楽しめるもので、
    これだけで十分楽しめた。

    <あらすじ>
    夫婦は離婚の危機であった。しかも夫は失業中。
    2人は学生時代(同じ音大)で知り合い結婚した。
    長女はフルート、長男はバイオリンを習っていたが、
    長男の腕は凄く、プロを目指していた。
    夫婦は、特に妻は昔自分たちが夢みたプロになるという夢を
    息子に託していた。

    そのため、長女より長男優先の生活となっていた。
    長女は誰も自分をみていないことに不満をもつ。
    まさに家族がバラバラになる危機。

    そんな時、長男は家族(カルテット)で演奏会をすることを提案。
    最初は反対していた母親も、演奏会を観に来る人の中に長男の才能に
    気づく人がいるかもしれないということを考え、許すことになる。
    近所のクラブで演奏会を行うようになり、次第に注目を浴びるようになる。

    そんな時、演奏会をみにきていた長男に有名な音楽家から声がかかる。
    自分の主宰するジュニアチームに入らないかと。
    有望なら選抜メンバーに選ばれ、海外公演を行う世界への扉が開かれる。

    長男のことを優先するため、家族(カルテット)は解散することに。
    長男が提案し、最後の公演(演奏会)を行うことになった。

    長男はジュニアチームでも有望で選抜メンバーに選ばれようとしていた。
    そして、選抜メンバーが決まる大事な演奏会の日程が急きょ変更となり、
    家族(カルテット)の公演日と重なってしまう。

    長男は迷う。
    人生を決める大事な日ではあるが、家族の演奏会も大事だ。
    長男は父親に相談する。どうすれば良いかと。

    父親は答える。後悔しないよう、自分で決めろと。

    そして、長男は選抜メンバーが決まる演奏会を選択。
    家族の演奏会には出演できないが、代わりに練習では仕切り、
    自分も参加しているのと同じにすると決心する。
    しかし、家族はすれ違い・・・。

    そして、選抜メンバーが決まる演奏会、家族の演奏会の日がやってくる。
    果たして、長男は・・・・・。


    芝居は「家族愛」をテーマにしていたが、
    残念ながら私にはリアリティーがないように感じてしまい、
    ちょっと醒めて観てしまった。。。

    父親が失業中なのに、就職活動を真面目にしているようには
    全くみえないし、息子がお金がかかる音楽の道へ進むときに、
    呑気に演奏会やってる場合じゃないだろうと思ってしまった。。。

    結局、長男は家族の演奏会を選択するのであるが、
    これまた、何やってるんだといった感じがしてしまった。。。

    せめて家族が死に直面する等であれば、家族を優先するということに
    共感できたのであるが。
    私が家族だったら家族の公演日を変更するだろうし。。

    こんなことを考えてしまう自分もちょっと残念(笑)。

    しかし、生での演奏会は本当に素晴しかった!
    役者では、母親役の秋本奈緒美さんが、子供を想う気持ちが伝わってきて
    良かった。
    あと、芸人のエハラマサヒロさんが面白かった(笑)。
  • 満足度★★★★

    よかったー
    俳優と演奏家が一緒に舞台に立つアイデアは実に面白い。2回観ましたけど、いろいろな楽しみ方が出来ましたね。クラシックの旋律に早口の歌詞をむりくり乗っけているのはちょと違和感があったけど。

  • 満足度★★★

    音楽的実験
    挑戦かな?クラシックの曲に歌詞をつけて歌い(ちょっと難しすぎた!)、モーツァルトのオペラのように4人が別々の歌詞で歌ったり(全然歌詞がわからず)、「誰も寝てはならぬ」を女性に歌わせてみたり(がんばっていたが、う~ん、かなり無理有り)と、無謀ともいえる音楽的挑戦・冒険・実験のような舞台であった。これを成功させるには相当な歌唱力の歌手(かつ、演技力のある俳優)が必要で、現在の日本の舞台のキャスティングのシステム(実力ではなく集客力)では難しい。演出家も歯がゆいところだろう。楽器の演奏家は全員素晴らしかった。物語も「ボレロ」のように徐々に盛り上げていきたかったのだろうが、頂点が低すぎて盛り上がらず。

  • 満足度★★★★★

    素敵で贅沢なクラッシックミュージカル!
    艶やかで輝きあるクラッシック演奏でのミュージカル!
    とっても素敵で通常の演劇とはまた違う満足感・高揚感でした。

    どんなにか贅沢な時間になるか楽しみながらも
    クラッシックで歌うのは難しいだろうな~合うのかな~と僅かな疑問も。
    そんな疑問が再度頭をよぎる場面も多少はありましたが
    それを上回るほどの歌声・芝居・演出でした。

    ブレがない落ち着いたクラッシクの演奏に、主人公の若さ・ハツラツさ。次男故の?天津爛漫さや、優柔不断な父・しっかり者の母・イマドキな長女と
    ハッキリしたキャラクターが良く映えていたと思います。
    エハラさんの登場やバイクのシーンなど、クラッシックとはかけ離れた演出も舞台を活かした演出も意外性があり私はとても楽しめました♪
    開くんとお父さんが見ていた星空もとても綺麗でした。

    私は息子を持つ母なので、秋元さん演じる母に共感しながらも感慨深いものがありました。ママへも是非是非お勧めの舞台です。

  • 満足度★★★★

    クラシックは良い!
    映画は観ていませんでしたので、今回初めて「カルテット!」の世界に触れました。
    家族それぞれが胸に何かを抱え、それを互いに認め合い溶け合っていく様が観ていて心地よかったです。
    幾度か歌のパートで役者さんが苦しそうだなぁと思うところもありましたし、4人がバラバラなことを歌う場面では何を言っているのかさっぱりでした。(家族の心がバラバラ…という演出でしたら流石です)
    秋本さんはさすがの声量・迫力でしたね。圧倒されました。
    他の家族もキャラクターがしっかりしていて好印象でした。
    エハラマサヒロさんは一人で笑いのパートを全て持っていきましたね!
    ボイパもまくし立てるような怒涛のネタも素晴らしかったです。すごいなあ。

    しかし一番の見所は演奏の方々のパフォーマンスではないでしょうか!
    對馬哲男さんのバイオリンや井上雅代さんのチェロが流れ出すと、途端に空気が艶やかになり、心地よかったです。

    山根一仁さんのミニコンサートを聴く事もできましたし、満足です!

    ネタバレBOX

    気になったのが上記にもありますように、役者の声域です。
    低すぎて苦しそうだったり、飛び跳ねるような高音が危なっかしかったり、一番気になったのは母と娘の声質がかなり似ていること。
    2人で唄われると何がなんだか。

    それから夫婦の離婚の危機はどうなったのでしょうか?
    唯一複線が回収されておらず、一緒に行った友人と悶々としながら帰りました。
    これは映画や原作を読みましょうということなのでしょうか。。。
  • 満足度★★★★

    音楽の持つ純度の高さ
     ストーリーとタイス、カノン、ボレロ、G線上のアリアなどの名曲が並走することで、話の展開が境界を踏み外すことなく、同時に本質的な展開を可能にして、心の洗われるような大団円に持ってゆく、そんな舞台であった。楽しめる。

  • 満足度★★★★

    新趣向のミュージカル!!
    こういう生演奏のやり方のミュージカル,大変興味深く感じました。シンプルな舞台装置も上手く使い分けられて良かったです。馴染みのある曲の生演奏、とても素晴らしかったです!!
    オートバイのシーンは残念ながら違和感がありました。
    エハラマサヒロは二役共とても上手く驚きました。

  • 満足度★★★

    開君の決断は正しい!
    演奏家さんたちがお芝居したら如何、きっとできる。

    ネタバレBOX

    海外への演奏旅行に繋がるジュニアオーケストラの演奏会よりも家族コンサートを選んだ決断は正しかったですよー、開君!

    クラシックの生演奏+ミュージカル。役者と演奏家は一対一に対応、靴が同じだったり、靴下が同じだったり、衣装が似ていたり、一緒に動いたりしていました。

    ミュージカルの方は予想していなかったのでビックリ。最初に歌った開君が声が裏返ったりして下手なのでこそばゆくなりました。秋本奈緒美さんの歌はお上手でした。

    クラシックに合わせて歌うことは難しいですね。ピタっとハマっていいなと思う曲もあれば、音程が合わなくて、このアイデア自体どうなのよと思ったりすることもありました。

    ところで、バイオリン教室の先生が開君をバイクに乗せるシーンはどうなんでしょう。あんなところでウケ狙いしなくても…。女性客の乾いた笑いが印象的でした。車で送るわとか言って上手に下がっていくだけで充分だったように思いました。

    それにしても、お父さんは再就職への努力が最後まで見られませんでしたね。
  • 満足度★★★★

    演奏は素敵
    ストーリー的にはベタではあるが,2人1役の趣向(演奏家は髪形とかも似せており,大変だったと思う。)や演出が工夫され,とても楽しめる舞台である。もちろん演奏は素敵で,この舞台を引き立てている。ただ,音楽に言葉を乗せるのはちょっと難しい。というよりも,秋本奈緒美と音楽教師を除いては歌が下手。特に主役はおいおい声がひっくり返っているよという部分が多くあり,これは聴いていて辛かった。唐突に出てきたモノと映像はやはり不要と思う。それ以外は満足いく舞台であり,自分的には好印象。そしていつも思うことではあるが,グローブ座はとてもいい劇場,もっと多く足を運びたい。

  • 満足度★★★★

    趣向とキャスティングの妙
    それにしても、クラシックの音域は広くて
    オペラ歌手の凄さを知る。
    高校生役の女優が、ちょっとイタイ。

  • 満足度★★★

    2人1役
    崩壊しかけていた家族が音楽を通して再生していく様を描いた作品で、ストーリーとしてはベタなホームドラマで新味はありませんでしたが、演劇ならではの手法を用いた演出が興味深かったです。

    父、母、姉、弟の4人がそれぞれピアノ、チェロ、フルート、ヴァイオリンを弾く設定なのですが、変に弾き真似をしたりはしないで、演奏家が舞台上に登場して実際に演奏し、役者は演奏家の横に佇んでいたり、物語に即した歌詞で歌ったりする趣向が効果的で面白かったです。
    家の中、屋外、店の中、音楽ホール等、様々な場所が出て来るのを敢えてそれと分かるような具体的な表現をせずに、椅子とワゴンの配置だけで示していたのもスマートで良かったです。
    それだけに、クライマックスの場面で突然具体的な物と映像が出てきたのには違和感があり、残念に感じました(流れ的には感動する場面なのに客席から笑い声が上がっていました)。

    音楽は楽器編成を変えて多少のカットをした以外は大幅な改編をしていないアレンジで、原曲を尊重していて良かったです。器楽曲に歌詞をつけて歌うのは、音域や音程の跳躍等が役者には負担が大き過ぎたみたいで、危なっかしい場面が所々にあったのが勿体なかったです。

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