満足度★★★★
Bチーム観劇
ちょっと手狭な ギャラリーLE DECO 4F でどんな演目を見せてくれるのかなと、気楽に構えていたら期待以上!
思出横丁の『鼻曲がりの残像』、、、抽象的な女性3人がつくりだす異様な空間が想いを重く重く伝えてくる。 この雰囲気はいい。
そして「日本の問題」というイベントに相応しかった、劇団けったマシーンの『喫茶しののめ』。
日本の問題に対してひとつの解を、妹を偲ぶ兄から悲しくも心温まるものが伝わりいたくよかった!
ルイザちゃんの片言日本語の様子が可愛い☆
満足度★★★
Bチームを観ました
小劇場版と合わせ、全バージョン観劇したが、両方観てよかったと思える企画だった。
好みの問題だが、私個人の満足感はAチームのほうがあった。
満足度★★★★
活力に満ちた演劇たち
学生劇団6団体が、「日本の問題」をテーマに短編で挑む公演。
A日程を観劇。
Aに参加していたのは
ミームの心臓
四次元ボックス
演劇集団 声を出すと気持ちいいの会
の3団体。
ミームの心臓は、台詞が極めて美しい。それだけに、その台詞を口に出す役者陣が台詞回しに酔っている感があり、
こちらに言葉がストレートに響かない、ちょいと辛い展開。
四次元ボックスは舞台の使い方が極めて上手い。
狭い所を縦横無尽に動き回り繰り出すパフォーマンスが素晴らしい。
台本のバカバカしさも良い感じだったが、この空間性はクセになる。
ただ、「日本の問題」だったかは微妙な所だが。
そして、声を出すと気持ちいいの会。
今回は古典に題材を取らず、一人の役者のドキュメンタリー的な作り方。
ダイナミックさは抑え目だったが、その分のエネルギーを丸ごと空気感を作り上げる事に使っていた。
素晴らしい。
一人の俳優がすらりと何役もこなすのもスタイリッシュで見応えがある。
そしてラスト。
演劇らしい、演劇の壊し方がイカす。
総じて、エネルギーに満ち満ちた公演でした。
B日程を観られなかったのが悔やまれる。
満足度★★★★★
Aを観ました。
学生演劇とはいえ、予想外の演劇レベルの高さにまず吃驚。そして「個」の問題を「公」に繋げることをストレートに表現しないスカした感が学生らしくていいな、と。『四次元ボックス』は笑いと無駄にカッコいいダンスでひたすら楽しく、直後の『声を出すと気持ちいいの会』では怒られた(汗)。役者も観客も日本国民も全員文字通り怒られた。直接怒られる演劇なんて初めてです(笑)
『ミームの心臓』は重々しさの中浮き彫りになる絶望と希望を描き出していましたが、このテーマに関しては震災後様々な団体で取り上げていたのでちょっと分が悪かったかも。でも3団体のバランスはとても良かったと思います。ああやっぱりBも観たかった。いい公演だったんだろうなぁ。
満足度★★★★
続けて【A】も観劇
学生版日本の問題【B】のあと続けて【A】観劇。
こちらも見応えある組み合わせで、
こういうことを問題としてあげるのかと興味深かった。
学生版6団体とても自由な発想、表現があふれていた。
以下、観た順。
ミームの心臓『vital signs』
四次元ボックス 『あんのーん』
声を出すと気持ちいいの会『役者乞食』
満足度★★★★
【B】から観劇
学生版日本の問題【B】観劇。
なかなかおもしろい組み合わせで、
こういうことを問題としてあげるのかと興味深かった。
すごく良い企画だと思います。
以下、観た順。
思出横丁は初観劇。『鼻曲りの残象』アングラな匂いのする作風。
舞台美術が凝っていて印象的。橋本さん、存在感あるなぁ。
荒川チョモランマは2作目の観劇。『独り、だなんて言わせない』
なんだかんだ楽しいかんじもあり、異星人まで現れて…
でも深刻なんだよな…この問題。クリスマスカードありがとう!
劇団けったマシーンは4作目の観劇。『喫茶しののめ』
社会派をうたっている劇団だけあり
非常にまっすぐに問題に立ち向かう作品に仕上がっていたのでは。
細部はすこし気になったけれど見応えがあり。
コーヒー飲んでゆったりとした時間、クールダウン。
落ち着いてホッとできる場所や時間…たしかに大切かも。
満足度★★★★
A観劇
小劇場版も観させてもらいましたが、こちらのほうが抽象的に捉えてるように感じました。個人的には「あんのーん」が面白かったです。
Bも観たかったのですが、時間的に都合がつかなかったのが残念でした。
満足度★★★★
学生もいろいろ考えているな
A版を見ました。生と死、幸と不幸そして日本の農業がテーマで、学生の視線が世間で言われているほどレベルが低くなくて安心しました。
中でも日芸の出し物はコミカルであり、でもおちゃらけだけでない面白い芝居でした。
満足度★★★
小劇場版より楽しいかもしれません。
丁度見易い時間だし、ルデコの空間もよかった。クリスマス時期に6劇団さんが好演です。(6劇団あるので感想はTBに)中学生位のお客さんも居るのはとても意味のある事。小劇場版とは違って内面というほどではねいけど「気の持ちようで変えられる」そんな方向で固まった感じでした。
満足度★★★★★
変化の兆し
2011年の締めくくりにふさわしい企画だった。日本の問題はまさに我々が直面する問題であり文化の問題でもあるからだ。
2011年は総括すると古い昭和的な日本が崩壊した1年だったのではないだろうか?その崩壊の中から既に新しいものが生まれつつあり、来年は違うベクトルでの再生の元年になるのではないかと芝居を観ながら感じた。
来年が楽しみな気持ちのなる企画だった。
満足度★★★★
A班観劇
「声きも」が期待以上の作品でした。観劇後、お米を噛みしめて食べたくなって、ルデコ近くのファミレスに直行、ライスを注文してしまいました。ミームの心臓の会話から世界観を徐々に明らかにして行く感じや、四次元ボックスのパフォーマンスも良かったです。
満足度★★★★★
総括すると
『日本の問題』というお題を掲げて公演を打っているにもかかわらず、
現実的な問題を取り上げたのは6団体中2団体。あとの団体はいずれも精神的な問題を取り上げていて、やっぱり若い人は現実に失望していて精神世界にその生き場所を探しているんだなぁと感じました。
現実とガチンコで戦う劇団も逃げ延びて自分の世界を追求する劇団もどちらも演劇としてあって欲しいと思います。
その意味では良かったと思います。是非沢山の大人と子供に見て欲しい。
満足度★★★
B級グルメの楽しさ
Bチームだけに、B級グルメというわけでもないが、レストランでは味わえないマニアックでちょっと危険だったり、ファンタジックだったり、シチュエーションホラー的だったりいやぁ、学生団体結構見ているつもりだけれど、まだまだ面白い劇団てあるんだてあるんだなぁと思った。
今回は鉄パイプの足場席で見ましたが、これもまたオツです。