時代絵巻AsH 華ノ壱『葵姫〜あふひ〜』 公演情報 時代絵巻AsH 華ノ壱『葵姫〜あふひ〜』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-20件 / 21件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    女性だけの幕末。大河ドラマを見てるみたい。華の弍 期待せずにいられない。

  • 映像鑑賞

    満足度★★★★★

    劇場で観劇の感動 冷めやらうちに
    配信で観劇💕💕💕
    良い舞台は何度観ても、感動👏👏👏👏👏
    皆様も是非❣️

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/02/10 (土) 18:30

    前夜に続いて2回目の観劇。今回は幕見席で後ろから2列目のセンター。

    舞台装置は1週前に上演された「暁月〜あかつき〜」のものとほぼ同じながら、この作品ではあの28人に及ぶ登場人物と彼女らの着物の数…そんなに広い楽屋でもなさそうだし、大変だっただろうなあ。

    この作品はシアターグリーン3劇場で実施されている演劇祭「グリーンフェスタ」の審査対象作品ではないが、もしかしたら「暁月〜あかつき〜」ではなく「葵姫〜あふひ〜」を審査対象として参加した方が良かったやもしれぬ。

    ところでこの公演が華ノ壱となっているからには、今後も女性だけの舞台も続けていくということか…

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/02/09 (金) 18:30

    大名席(2列目)のセンターブロック下手側通路脇で鑑賞。
    3日に観た同団体の「暁月〜あかつき〜」と対をなす作品。「暁月〜あかつき〜」は幕末の日本で人斬り以蔵と恐れられた岡田以蔵を中心とした、従来のAsH作品同様に男だけが躍動する物語(時代劇で女性を登場させない作劇はかなりの困難がつきまとうと思われるのだが)。
    そしてこの「葵姫〜あふひ〜」はAsHとしては初めての、女優だけで描かれる幕末の大奥の物語ゆえに期待が大きかった。
    因みにAsHには男女混合作が2つだけある。それ以外に源平合戦の屋島の戦いの場で小舟に日輪の扇を立てて源氏に射てみよと誘う玉虫役で灰衣堂自身が後ろ姿のみで出たことはあるが…。

    【以下ネタバレBOXにて】

    ネタバレBOX

    奥向の万事を差配する大奥随一の権力者で、表向の老中に匹敵する役職であった将軍付御年寄の瀧山を軸に、薩摩藩から将軍家に嫁いだ篤姫、皇女でありながら十四代将軍・家茂に降嫁した和宮、十五代将軍慶喜の妻・一条美賀子らが公武合体、大政奉還、江戸城無血開城といった歴史の中でどのように動いていたのかが、濃密な空気感の中で華やかさを伴なって描かれていく。

    AsHの看板役者・黒崎翔晴が頭中将役で客演した芸術集団れんこんきすたの源氏物語「雲隠れシンフォニエッタ」(19年3月)に出ていた女優が多く登場するのも、れんこんきすたが解散した今となっては懐かしくも楽しい。

    殊に瀧山役の生粋万鈴が圧巻だ。将軍家と大奥のしきたりを絶やすまいとの強い意志をもって動く前半と、江戸城無血開城の後にその目標と頼るべきものを喪失して一人の女となり、叔母と共に死を選ぼうとする終盤の哀れさの表現が素晴らしい。また篤姫と和宮に代わって大奥の皆に向かい江戸城から退出せねばならぬことを告げる場面での説得せんとする必死さも秀逸だ。
    その瀧山に仕える仲野役の泉川萌生も舞台は久しぶりながら、存在感を発揮する。殊に終盤で瀧山たちに向かって「ドーンと任せなさい!」と腕を突き上げる場面では、前述の「雲隠れシンフォニエッタ」でいきなり鰹を取り出す場面が思い出され、一人密かにニンマリとしたのだった。

    吉水雪乃は描かれる時代と座組の年齢構成からみておそらく和宮役だろうと察してはいたものの、まさかその母親・観行院を実の母親である吉水恭子が演じるとは思いもしなかったのだが、この吉水母娘の共演は所属する風雷紡でも最近はみられなくなり、なんと18年8月の「ロンギヌスの槍」以来のことだ。和宮役の吉水雪乃は前半の婚約者を想っての夢見がちな少女と、帝と民のために降嫁する道を選んでからの強さをうまく演じ分けていたし、吉水恭子も実の母親だけに和宮への思いがより強く迫ってきたのだった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    幕末の大奥を舞台にした群像劇、見事ですね。結構長尺でしたが、時間は気になりませんでした。女性キャストのみで、これだけの多くの出演者が集うと、実に壮観。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    瀧山、篤姫、和宮、幕末の大奥に生きた境遇の異なる3名の女性、好きとか嫌いとかそんな瑣末な感情を超越し、相手を理解受け入れるからこその信頼関係を力強く表現した作品。
    終始涙、特に無血開城前の宴のシーンは良すぎる。
    また、ラストシーンは痺れた。
    素晴らしい舞台だった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    史実に沿った作品で大奥の様子がよく分かる。
    滝山と篤姫の関係性がとてもよく描かれていて楽しめました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    華やかで美しい舞台で、とても良かったです。
    幕末を生きた女性達の強さや優しさが描かれていて感動でした。
    ただ、私の知識が足りず、登場人物の関係性が分からない部分があり無念でした。
    役者さん達の演技も素晴らしく、個人的には瀧山を演じた生粋万鈴さんが心に残りました。
    良い舞台でした!

  • 実演鑑賞

    まるで大河ドラマを一気見したかのような感覚。

    篤姫役の方が特に魅力的でした。

    ネタバレBOX

    権力闘争、対立から共闘、和解への話。
    感動的。

    前回公演で以蔵を演じた黒崎さんが表方を。
    近くで見られたのもうれしかったなあ。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    期待以上の内容でした。いつもの男性の熱いお芝居を残しつつ女性の華やかなお芝居。圧巻でした。2時間半超のお芝居なのにそれを感じさせない、内容と演技。言うことありません。内容はお芝居やドラマでも男性視点で描かれる史実を女性の視点で見事に表現されていて、新鮮でした。本当に素晴らしかったです。有意義な時間でした。ありがとうございました

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    9日18:30の公演を拝見させていただきました (^^)
    150分程のじかんの長さを感じさせない、素晴らしい〜舞台でした👏👏👏👏👏
    翌日におかわり観劇をしましたが、更に感動しウルウル (T ^ T)
    女達の激動の幕末の戦い、素晴らしい〜感動を与えてくれる舞台デス❣️

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    凄い!これもまた完成された舞台。素晴らしい!
    いつもの男性版AsHとは違い,華やかな色合いではあるが,根底にある思いはやはり灰衣堂さんの世界,女たちの戦い,生きざまを見事に描き出していました。最後にジーンとさせられるのはいつものこと。良い物語を味合わせてもらい至福の観劇時間。これはおススメの舞台です。
    ところで,以前,AsHの特別公演で女性が出演する舞台を観たことがありますが,その時には灰衣堂さんも出ていたような記憶が…灰衣堂さんの演技も観てみたいと思うのはちょっと欲張りすぎでしょうか。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    申し訳ないことに少々寝不足の状態で劇場に向かうことになってしまい、眠気でも起きたらどうしようかと不安だったのだが、面白くてそれどころじゃなかった。役者陣の動きも美しい。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    いつもの男臭い舞台とは打って変わって何と華やかな♪
    それにしてもこの切り口で大奥を描くとは・・・凄いな♪

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても良い時間でした。毎回本当に良い作品で
    いつも見入ってしまいます。次回作も楽しみです。

  • 実演鑑賞

    良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    観て良かった!と思える舞台でした。

    衣装も、舞台を観る特別感を感じられ重い着物での立ち居振る舞い何度もとても美しかったです。

    感染対策もしっかりされており、帰りは一列ずつのご案内にプロの劇団さんなのだなと感じました。

    ネタバレBOX

    瀧山が瀧山らしく見た目も美しく篤姫とのやりとりも史実に表現され安心して観られとても良かった。
    狭い舞台上ではあったが大きな背景を感じられました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    AsHの女性版、どうなるのか興味津々で、行ってきました。
    素晴らしかったです。
    女性版も男性版に負けることなく、とてもよかった。
    やっぱり時代劇はいいなあと思った。
    女性陣の着物姿、素敵でした。
    普段から着なれているようで、とても粋で洗練されていて、見ていてうっとりでした。
    歩き方、しぐさ、作法などがしっかり板に付いていて、綺麗で芸術的でした。

    狭い空間を上手く使い、スケールの大きな大奥を見事に表現していて、見ていてとてもおもしろかったです。

    これは私の希望ですが、男性と女性が混じったAsH を次回は観たいと、強く思いました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/02/08 (木) 18:30

    初見のユニット。時代劇で、壮大な物語に圧倒された。(6分押し)147分。
     長くやってる劇団らしいけど観るのは初めて。時代劇は好みではないのだが、風雷紡の吉水恭子・雪乃母娘が母娘役で出るというので観に行った。大正2年、一人の女性ジャーナリストが大奥最後の年寄である瀧山の話を聞きに、瀧山の姪の元に通う。根負けして年老いた姪が話す、大奥最後の数年間の回想。壮大な物語を27人の女優だけで展開し、息を呑む流れに圧倒される。見応えある舞台だった。衣装が見事だが、セリフも 練られていた。「はしぢか」なんていう言葉を久々に(人生で2度目か?)聞いた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     初日を拝見。べし観る! 華5つ☆

    ネタバレBOX

     大奥は二代将軍・秀忠の「大奥法度」によって法的に規定されていた。この法度制定は1618年。将軍及びその子弟を除く男子禁制の場所としてあまりにも名高い。が、幕末のこちらも名高い勝海舟と西郷隆盛の談判によって無血開城が決められた1868年迄は、将軍の私邸として機能し将軍の生母、妻妾、妻ゆかりの女性、乳母、家族更に奥女中らによって用いられていた居住空間であった。大奥で暮らす女性たちは、正室・御台所を中心に今作で描かれるようにこの時動乱の時代を生きていた。武士の二大価値即ち、御家存続・所領安堵の為、殊に御家存続をその目的として機能して居た閉鎖空間の中でである。主目的が御家存続であるから為将軍のみならずその子弟の生活の場でもあり、纏わる女性たちの生活の場所でもあった訳である。因みに大奥は将軍が政務を司る御座の間及び、将軍の住居としての中奥によって外界と切り離されていた。中奥から大奥へは御鈴廊下と呼ばれる通路のみで繋がるという徹底ぶりであった。即ち基本的には女性によって成立している世界であった。ここでジェンダー論を論ずるつもりはないし、様々な立場、様々な意見があることも承知しているが、様々な意見表明の殆ど総てが、衣食住というヒトが生きる原理の前に消滅の憂き目をみるのは歴史的必然及び論理的必然と言わねばなるまい。何となれば論理というものの本質的属性は或るオーダーを要求するしそのオーダーから出発した後大方の論理の唯一の展開は尖鋭化する他にないからである。おっと、話が脇に逸れた。まあ、このような前提の下に女性達の様々な立場(そのヒエラルキーだとか、出身地域の価値観や風習・文化の差、言葉遣いの差異等々)によって利害得失や心理も変化する訳だから多くの当てこすりや一定の品を保ったままの価値観の違いに起因する争闘もある訳である。その具体的な在り様を歴史の河の大きな流れの中で演出も手掛ける女性戯曲家が、女性目線で描いて見せている点で、同性ならではの心理描写、間の取り方等が見事である。各々の登場人物それぞれの心の奥に潜む精神の襞そのものにまで達する描写が随所に見出され、然もそれが実に自然に女優達の表現に現れているからである。無論、近・現代と近世との断絶を繋ぐ仕掛けも自然に見えるように書かれているのみならず、縁(えん)という因(よすが)も巧みに織り込まれている。和服の着こなし、歩み方、衣装の華麗等々も実にしっかりしており、称賛に価する。
     ところで、上記の文章は男の文章だにゃ。女性の表現はもっとしなやかで更に情緒に富む。

このページのQRコードです。

拡大