Nazca -ナスカ- 公演情報 Nazca -ナスカ-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
21-39件 / 39件中
  • 満足度★★★

    複雑で解り難いのを狙った?
    兎に角身体能力の素晴らしさ、運動神経のよさは絶品。しかしピアノの演奏とせりふが被ってしまい何を言っているのかが分からない。ただでさえ早口で大声で声が割れているのに余計聞き取れない。蝉の一生をベースにしたのだろうか・・・7年の地下生活とたった7日の日の目の一生、過去よりも未来をのメッセージはいい、家族の絆もいい、愛国心も、ただ、ナスカの王女にもっと神秘的な美しさを求めるのは酷なのだろうか・・・・本当に彼らが表現したいことを受け止められたのかどうかが分からないし、自信もない。ナスカの地上絵が旅立つ人々の為の滑走路であり、美しい地球を守るために出来ることを
    命あるものは限られた時間の中で精一杯やらなければならないのだと。

  • 満足度★★★


    なかなか前衛的だったのかな?

  • 満足度★★★

    難解
    独特の世界観で、個性的なストーリーだ。あの大きなステージを有効に利用した演出は実に見事。縦方向、横方向、高さ方向を無駄なく使うことで立体的な表現が冴えていた。舞台美術も見事だ。ただ、なかなか入り込めない。隣の客が、幕が開いて5分ぐらいで寝ていた。その気持ちわかる。確かに難解だ。でも、我慢して(笑)いると次第に慣れてくるのかも。単純な、分かりやすい台詞回しではないから好みが分かれる作品だ。セリフが聞き取りにくいのも困った。

  • 満足度★★★

    話を理解するのは無理だったが…
    この芝居全体の空気は嫌いではなかった。現実と病気の少女の創り出した世界に、さらに別の世界が交錯しているようだったが・・・途中で話を追うのはあきらめて音楽と芝居の雰囲気を味わうことに専念した。それでよかったかな?

  • 満足度★★★

    意味と意図が分かりませんでした
    残念ながら、自分には難解と言うレベルではなく、理解すること自体が不可能でした。テストで例えるなら、答えが分からないと言うより問題文の意味すら分からなかったところでしょうか。
    自分の読解力の無さがいけないのかも知れませんが、ずっと混乱状態でした。
    ただ、セット、音楽、役者個々人の技量は素晴らしく良かったと思うだけに残念です。

  • 満足度★★★

    確かに難解、でも印象に残る
    ホントいろんなモノがごった煮状態で、話を追うのが大変。どれくらい理解出来たのか、よくわからないけど、ヴィジュアルやサウンドは印象に残りました。あまりアタマを使わずに、遠くから眺めるように観ればよかったのかな。

  • 満足度★★★

    概念がないゾっと!
    どうやら銀石の舞台は常識と言う概念がないらしい。相変わらずの物凄い知識量なのだけれど、その描写と登場人物がイッチャッテル為、物語は常識を超えた難解さに。笑
    この舞台を観ていて思い出したのが、かつての映画「フィフス・エレメント」 でのワンシーン。コーベンがリールー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)に世界で起こった出来事をビデオで見せてる場面だ。リールーは過去から現在までの世界の状況をフルスロットで記憶し落涙するのだ。愚かな人類の歴史をみて。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    今回の舞台はまるでワタクシ自身があの時のリールーのように過去から現在までの出来事を舞台で観ているようだった。それは地球で起きてる事柄を宇宙空間で眺めてるような感覚だ。すると、ナスカの地上絵も、地球儀も、天動説や地動説も、全ては個人から、家族、家族から、地域、地域から日本、日本から世界、宇宙へと、転換されていく。これらは全て過去から現在まで地球で起こった事柄だ。革命や戦争や発明や宗教。

    ここに登場する役名は何故か羽のあるものが多い。これらの全てが蝉なのか、はたまた違うのかワタクシには解らないが、蝉が羽ばたいて生きる一瞬はなんとなく、宇宙規模で見る人間と同等なのだとも思う。

    パンフレットを確認すると、「地球が生まれてよりのこのかた、長い生命の興亡という壮大なドラマの隙間に、一つの命の物語を照らし出す舞台」とある。だとしたら、やはり、地球創世からこれまでの人間が営んできたドラマを描写しつつ、病弱なモズの命を取り上げた舞台なのだろうと解釈する。「ナスカは魂が宇宙へ帰る場所」というテーマからもナスカの地上絵は魂たちの滑走路となるべく描かれたという銀石風仮説だ。笑

    「復讐回帰」では神々が地球を作っていたが、今回はそれよりもテーマは壮大になったのだ。その分、おちゃらけた描写は舞台に合わないとも思う。壮大さに似合った解りやすい物語だったなら難解さも半減したように感じる。

    生ピアノが美しい。更に今回の映像が素晴らしかった。音楽と映像のタッグは宇宙の壮大さを物語っていた。映像・荒船泰廣。
  • 満足度★★★

    音楽と映像演出が見事!!
    劇団初見。
    音楽と映像演出が見事であった!
    脚本も力作。私は結構好みであった。
    でも、理解するのに時間を要するし、万人向けではないと思う。
    私も勝手に自分の中で解釈しただけで、脚本家の意図とは全く違うかもしれない(笑)

  • 満足度★★★

    沢山の素材を盛り込み過ぎでごった煮の感
    すでに多くのユーザーに語られてしまっておりますが・・・

    ナスカ、地球儀、宇宙、星座伝説、少年期ならではの空想癖、天文学、過去の天動説と地動説の対立、古き良き日本の家族・風景、セミ、病気の女の子、
    赤紙による召集、戦争、特攻・・・、と、ある意味どれもが魅力的な素材だが、
    あまりに盛り込み過ぎで、逆にどれもがかすんでしまった感。

    特に、ナスカと言えば地上絵だが、たしかに舞台上にそれを思わせる線が
    描かれていたり、あとでロープで線を描くシーンも出てくる。
    しかしまあ、それだけで、かなりの上空から見ないと絵として見えない
    ナスカの地上絵(もっともこの芝居ではそこまで言われていない)は、
    宇宙に向けたもの…として、宇宙や星につながることを
    否定するわけではないが、逆に宇宙を語るのなら、
    ナスカを引き合いに出さなくても良いのでは、と思える。

    さらに、この芝居の舞台は日本なの?ナスカなの?…というのも疑問。
    (天動説との論争でヨーロッパも出てくるが。)

    日本風景やセミ(日本のように美しく鳴くセミは独特らしい)、
    まして赤紙・特攻となれば、完全に日本が舞台に感じられてきて、
    これなら別にナスカでなくて知覧でもいいんじゃない・・・と思えたり。

    それに時代も、戦前戦中かと思えば、宇宙的なシーンは現代風の衣装だし、
    現代と過去を行き来していることを思わせるわけでもない。

    そういうわけで、魅力的な多種の素材を盛り込み過ぎてしまって、
    どれもがぼやけてしまったし、
    いつの、どこの話かもよく分からなくなってしまったのは残念。

    でもまあ、それぞれのシーンをオムニバスのように思えば、
    そこそこ面白いシーンもあった。

    それから、ピアノはライブ演奏で、時に風鈴なども鳴らしていた。
    ライブ演奏と言えば、同じ会場で観た「チャイムが鳴り終わるとき」も、
    ギターの生演奏が大変効果的であったことを思い出してしまうのだが、
    この日は、ピアノの他に録音音源も使用していて、
    それに合わせてピアノが弾かれていることも多かった。
    しかし、これをやると、どうしても録音側に合わせざるを得ず、
    結果、ライブの迫力は半減してしまうのですよね…。

    なお、私は最前列の席が指定され、
    たしかに役者の息遣いや迫力などは、とてもよく感じられるのだが、
    冒頭の幕に描かれた絵柄や、舞台中央にある奈落からの階段を使って
    人物が現れるシーン、そして照明の効果など、
    おそらくもう少し後ろで観た方が効果的に思えるのではないか?
    と思えた。

  • 満足度★★★

    難しいですね、色々と。
    舞台セットはとても素晴らしく、音楽も良かったです。けれど肝心の物語の方が少々ゴチャゴチャとしていて、なんだかうまく消化することが出来ませんでした。

    才能ってそんなになうまく混在しないんだなと思いました。

    アイデアは良かったんですけどね、それを整理するところでつまづいた感じでした。

    ネタバレBOX

    次回に期待です。

    吉祥寺シアター好きです。
    近くの武蔵家も好きです。
    キャベチャーが好きです。
  • 満足度★★

    銀石初観
    むっ、、、難しくて1時間で集中力切れました。。。 

    登場人物たちが何グループかあり、セリフやシーンからそれらを整理しようと考えるのですが繋がらない。 

    繋がらないからあきらめて、単独のシーンで楽しもうとしましたが、
    贔屓の役者さんの出てるシーンは気になって観るからいいんですが、
    そうでないシーンは、場面によっては全く面白くない。 

    面白くないから1時間で飽きた、、、という結果になってしまいました。 


    なんでしょう、、吉祥寺シアターという広く高さもある舞台をフル活用していたし、
    役者さんによっては大きくダイナミックに動いていて躍動感もかなりあったり、
    話自体も壮大でよかったはずなんだけど、まったくストーリーに入り込めませんでした。

    あとキーワードが劇中何度も出てきてましたがその意味も全くわからず。 
    もやもや、もやもやしたお芝居でした。 

    吉田能氏のピアノ演奏によるBGMは独特で「ナスカ」という“和”?にあっていて良かったのでこの点で★2つで。

  • 満足度★★

    世界観に入り込めませんでした。
    吉祥寺シアターの広い空間を使って、蝉と戦争とナスカの地上絵を絡めたロマンティックな物語が描かれていました。

    天文学、少年文学、ナチス、零戦など様々なソースからの引用がありましたが、モチーフが多過ぎて焦点が定まっていないように感じました。もう少し絞ってシンプルにテーマを浮き立たせた方が良いと思いました。

    大声、早口、間のない会話と、個人的に苦手なスタイルの台詞の扱いで、ハイテンションなトーンが続き、疲れました。子供向けの演劇のような台詞に合わせた動きもオーバーアクションで、そこにメタ的な意図も感じられず、野暮に感じました。
    何人かの役者はちゃんとした基礎がある感じでしたので、ナチュラルでシリアスな演技を観てみたく思いました。

    ピアノの生演奏に続いての、映像と大仕掛けな美術を駆使した冒頭シーンはスケールが大きく、素晴らしかったです。それ以降のシーンではビジュアル的に魅力が感じられるところがなく、残念でした。
    舞台の一番奥まで使い、さらにキャットウォークや奈落まで演技エリアとしていて、空間に広がりがあって良かったです。

  • 満足度★★

    なかなか入り込めない
    前評判が高かったので観劇。
    舞台装置などかなりこっているなと思ったのですが、感情がうまく入り込めませんでした。
    何を伝えたいのか、あるいは伝えたくないのか。

    良い作品になったような気もするのですが、ちょっと観ていて追いつけませんでした。

  • 満足度★★

    難解だ。
    舞台芸術はシロウトにも面白さが感じられました。
    しかし役者さんが一生懸命セリフを言っているのはわかりましたが、観客に向けられたものに感じられませんでした。セリフと演技が合っていないような気がします。正直、理解できませんでした。

    ネタバレBOX

    このレベルで金取るのかよ!
  • 満足度★★

    どうして?
    オープニングは良かった。
    大掛かりの舞台装置と、綺麗でセンスある映像!
    これから始まる芝居に、ドキドキ胸が躍った。
    しかし、本編が始まるとその世界に入っていけない。
    場面、場面の繋がりが見えないし、全体の世界感も解らない、何を言いたいのか理解できない。
    大体、どうして?Nazca?

  • 満足度★★

    むむむ~…
    舞台装置や音楽、運営の丁寧さや芝居の熱量など
    素晴らしい部分はたくさんあったのですが
    肝心なお芝居の内容がわかりにくいし
    セリフが頭に入ってきませんでした。

    たぶん子供のころから
    難解ファンタジー童話が嫌いだったってのも
    大きな要因な気もしますが…

  • 満足度★★

    期待感大きすぎたかな・・・
    最初のOPは、凝った舞台装置との連携に合わせて。
    ピアノの生演奏+美しい映像が大変素晴らしく。
    続く本編に期待感が十分に高まったのですが・・・・。
    タイトルのナスカにもSFらしさも、
    舞台としての、わかりやすさも無かった。
    綺麗な装丁の専門書ではあったろうが、
    大衆娯楽と舞台芸術を考える自分にとっては、
    手に取りやすく、様様な解釈が出来。
    言葉少なく選ばれた子供向け絵本のような作品にあって欲しく思った。

  • 素人考えだが、お芝居は本来は
    役者の体一つとろうそく一本あればいい。それで「場」を創り上げていくのが役者の力量だ。だから台詞は重要。これだけの高さと奥行きのある舞台、装置、音楽、重厚な脚本にライティングを準備して、どうして台詞の出来をなおざりにするのだろう。絶叫型な上早口で聞き取りにくい。物語の展開が分りにくいのも当然だ。すごく惜しいと思うし、理解に苦しむ。演出家にはもう馴染んだ台詞でも、ほとんどの観客は当然ながら初見。物語の難解さや、世界観の問題以前のような気がしますが・・・・・。

  •  
    観劇っす

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