公演情報
「令和5年の廃刀令」の観てきた!クチコミ一覧
映像鑑賞
満足度★★★★★
大好きなパターンの密室劇。
役者さんらの個性溢れる演技と迫力、配信映像でも十分に感じられて大満足でした。
「そもそも令和に廃刀令が議論されたら」という設定でもう見たくて仕方がなかったものでした。
ほんと冨坂さん、すんごい。
実演鑑賞
満足度★★★★
観劇後に残した自分用のメモには「横綱相撲」の四文字が。それほど磐石な上演だと思います。団体が得意とし、かつ多くの上演経験を有する「会議劇・討論劇」の新作であり、演出家、俳優共々、その経験値を大いに活かしています。安心して観劇できるシチュエーションコメディとして、観客を選ばない一作だと感じました。選んだモチーフも多くの社会問題に置き換えられるため、深掘りをして楽しむことも、エンタメとして割り切って楽しむことも、どちらも可能だと思います。一人ではなく誰かを誘って観に行きたくなる。そう思わせてくれる団体であり、作品と言えるでしょう。
実演鑑賞
満足度★★★★★
どれだけ厳しめに見ようとしても、不足や過分を探ろうとしても、本にも演出にも俳優の演技にも余すことのない工夫が凝らされていて、絶妙なバランスが保たれていて、ただただ面白く、素晴らしい演劇として受け止める他なかった。エンタメでありながら社会劇でもあったこの演劇には、そう思わざるを得ない完成度の高さがありました。
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/05/01 (月)
観客が物語の鍵を握る討論劇
2年前に小学校で発生した日本刀による無差別殺傷事件を受け、某区でタウンミーティング(政治家などが一般市民に対して行う対話型の集会)が催される。歴史上初めて出される廃刀令の是非をめぐり、8人の有識者が1時間に渡り激論を交わしていく。
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったので5回も観に行きました(笑)。
廃刀令の是非をめぐる討論劇です。帯刀が許されているという架空の現代の話なのでSF要素もあり。笑えたけど、考えさせられました。
3月下旬の杉並会場から始まり、5月上旬のとしま会場に至るまでの公演の間にも、アメリカでの銃乱射事件の報道をたびたび目にしたし、銃規制デモや、銃規制をめぐって議員の更迭など議会の混乱のニュースも目にしました。そのたびに当劇が思い出された。
実際に議論が終了した後に観客が投票を行い賛否を決める。自分が観劇した回で2回も1票差という結果に出くわしたので、1票の重みにも気づかされました。
それぞれ守りたいものは違うんだよなあ。どの意見にもうなずけるから難しい。討論内容は永遠のテーマです。まじめで笑える劇を見たければ、再演時に、ぜひ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
すばらしかった。帯刀が日常化した架空の世界での法改正にまつわる物語。アガリスクが得意とする論理戦が秀逸。9人のキャストによる息をもつかせぬ攻防に、2時間があっという間だった。観客の投票(反対/賛成)でラストの展開が変わるのも斬新。個人的には、奈良から見に来て本当に良かった。 以降、ネタバレboxに続く。
実演鑑賞
満足度★★★★
曲者たちの屁理屈の応酬からシリアスなテーマが時に鋭く浮き彫りになる。
アガリスクの魅力が光る社会派会議コメディ。
タウンミーティングという設定で観客の投票の結果により二通りのエピローグに別れる参加型の臨場感。
三会場で観劇。
特に地元の墨田区は現実の選挙当日と重なり稀有な体験でした。
細部(各キャストの細かい演技!)を噛み締めながら観返し、何度も面白い。
実演鑑賞
満足度★★★★★
理屈と感情がせめぎあう濃密なタウンミーティングでした。アガリスクさんらしく、登場人物がいかにもいそうでキャラ立ちしており、観客も参加しているような臨場感があります。私が観劇した回は、賛成バージョンでしたが、反対バージョンも観てみたいですね。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/05/02 (火) 17:00
恐らく、普段は本当に区民の会議に利用されてると思しき部屋での上演。会議ものが得意なだけあって、安定の面白さ。座・高円寺より少し長めで、新たに加わったパートあり。
実演鑑賞
満足度★★★★
タウンミーティング設定で、区民ホールでの上演。実際に観客も物語上の投票に参加し、舞台の結末の決定に参加できる。臨場感たっぷりでライブ参加できる。お芝居としてこんなに楽しいことは無いのではないか?
アガリスクらしいメタファーが散りばめられていて最高に楽しめました。
実物の刀使いに関する宮本武蔵の『五輪書』などに言及する場面があると、もう一歩踏み込んで日本人のアイデンティティについて問いかけられたりするのかなーなどとも思いつつ、
軽さと重さの交錯する自由で深い流石の脚本と演者の皆様のキャラ立ち具合にあっぱれ!でございました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
令和5年の廃刀令 終演お疲れさまでした。素晴らしいタウンミーティングを企画して下さったことに感謝します。自分は全5回反対票を投じ続けてきた。もっとも刀の所持にも反対。綺麗事だとは思うけど「イマジン、皆が自主的に手放せばいい」という広木の主張に賛成。勝てばそうだよなと感じ、負けると悔しいと感じてきたけど、昨夜は初めて負けを清々しく感じられた。やっぱり賛成多数のエピローグの方が深いなぁ〜との思いに至った。
廃刀令への賛否を考える際に、拳銃や、抑止力としての核や原発は当然想起させられていたけど、賛成多数のエピローグにおける隅谷の苦悩を改めて見て、これは国旗国歌法制定のメタファーにもなっているんだと今さら気づく。公務員という理由で宮入が刀剣を携帯させられている件が、学校における日の丸問題を暗示してることは明白だったのに。苦悩する隅谷は、日の丸が否定された架空の世界線で、それまで日の丸を胸に闘ってきたオリンピック選手に見える。だとすると株式会社Rivetさんには、スイッチや時間経過で見えるデザインが変わるスマート国旗を提案してもらいたい。広木には日の丸にもお上による新たな国旗の制定にも反対という屁理屈を展開してもらいたい。などなど楽しく妄想。
杉並バージョンで月山のキャラクターに感じたわずかな違和感が墨田バージョン以降では解消された。そのわけを台本で検証。投票の可否を巡る議論で「公平さ担保した上でやり直すべき」という月山の台詞が、中立な瀬戸の台詞に変わっている。わずかな差だけど、月山の「投票を行うべきではない」という態度が強化された。自分はそこに好感を抱いたんだろうな。
八鍬の「バッテリーが切れました!」の台詞。スマ刀のモバイルバッテリーの出番じゃん?と思ってしまうのに、それが提案されるまでの展開にちょっとテンポの悪さを感じていた。豊島区バージョンではそれが見事に解消。台詞の応酬がはさまり、即提案されないのが不自然でなくなった。このバージョンの台本をアップして欲しい。
アガリスク作品をたくさん観てきたけど、今作はナイゲンを超える新たな代表作と言っていいんじゃないかな。それぐらいネタが知れていても何度も楽しめる作品だった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/05/02 (火) 13:00
杉並に続いての豊島タウンミーティングでした
完全版の賛成多数エピローグでも全然登場人物の印象が変わったりするのでやはりもう少し上演期間が長ければなぁ、と
とは言え自分でコントロール出来る訳でも無いんですが
アーカイブ配信で賛成バージョンと反対バージョンどちらも観られるようですがやはり現地の空気感って大事ですからね
実演鑑賞
満足度★★★★★
アガリスクらしさが満喫できる一作。文句があるとすればもう少し長くて変化があればなあということくらい。まあでも建前はタウンミーティングなのだからこんなものか。
私が参加した回の投票は廃刀令賛成が6割、反対が4割くらいだった。アメリカの銃社会の置き換えなので日本人が真面目に考えればほとんどが賛成だろう。しかし、それでは投票後の舞台がつまらなくなるので敢えて反対をした人(あるいはただのひねくれ者)が4割いたということだと思う。私ももちろん条例案には賛成だが投票は反対に入れた。
やさぐれた江益凛ちゃんが最高だった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
会場を立体的に使った卒業式や、お客さんで周りを囲んだ会議など、常に臨場感満載の舞台を見せてくれるアガリスクエンターテイメントさんの新作。今回は観客に投票させるお客さん参加型のタウンミーティング。実際に参加している(てい)なので、当然時間の流れも客席と同じ、ワンシチュエーションコメディであることすら意識しない空気感のなか、アガリスク独特の屁理屈が飛び回る。恐らくあてがきで書かれたあろう各役者さんの個性をそのまま固めたようなキャラは曲者だらけ。生き様を感じさせるセリフがボソっと出ると、人間の厚みが見えて全体に深みが増す。
刀の携帯を規制する条例を話し合うという、ifの設定だが、最後の投票で本気で悩んでしまうほど違和感のない内容になっていた。なんならエピローグのその先の世界まで覗きたくなる、そんな作品でした。
実演鑑賞
満足度★★★★
3月の杉並区、4月の墨田区に続く、豊島区でのタウンミーティングという設定。終盤には観客による賛成/反対の投票が行われ、その結果次第でエンディングも異なるそう。とても面白かったのだが、もう一つの結果も観たいというか、両方体験することで、また見えてくるものもあるような。