女優(おんなやさしい) 公演情報 女優(おんなやさしい)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-20件 / 31件中
  • 満足度★★★★★

    とにかく凄い!!!
    ろりえ公演初見です。

    これから観られるかたがいらっしゃるのでストーリーは置いといて 

    演者さん、特にリョウコ役の梅舟惟永さんの演技は素晴らしい!
    台詞、表情にとにかく魅せられました!
    梅舟さんファンが多数急増かと♪

    これに加え、兄貴ジュン役の堀越涼さんの苦悩する姿がいい。
    この姿が「女優(おんなやさしい)」の全体イメージを良くも悪くも
    決定づけたのだと思います。

    他の男性陣もテンポも間もチームワークが良く
    笑いの部分についてはホント面白かった!

    女性陣、男性陣、共にからだ張って芝居のクオリティが高い。
     「これ2500円で見れんのか 馬鹿じゃねえの」というのも頷けます。

    個人的には徳橋みのりさんのドロボーがカワイく
    あとオープニングのダンスがよかった♪

    舞台セットは、、、とにかくスタッフの方々お疲れさまです!
    千秋楽までケガ無いよう、がんばってください☆

  • 満足度★★★★★

    超大作そして名作!
    休憩をはさんで3時間弱と聞いたとき、いくらろりえでももたせられないだろうと思った。なにしろ最近の芝居は90分が限度の芝居が多いので。

    前半はやはり少し冗長感があり、これはちょっと辛いかもと思ったが、後半が凄かった。演出面においてもセンスにおいてもやはり現在の若手(超若手)の中でトップレベルである。

    ネタバレBOX

    大がかりな舞台装置、舞台裏が見切れたり、いつ壊れるのか不安だったり、心配もしたが、そのドキドキ感も含めてさすがだと思った。

    奥山演出は何か驚かせてくれるという期待に十分応えるものだった。

    ただ、けがだけ心配。十分気をつけて。
  • 満足度★★★★★

    ニヤニヤ、にたにた、おおっ、おもしれー!
    2時間50分という上演時間を聞いたときには倒れそうになった。
    終わってみれば、2時間50分は、ニヤニヤ、にたにたしつつ、あっという間。

    ネタバレBOX

    上演時間を聞いた後、かなりゆるい感じの進行に、これだからこんな長時間になるのか、一体こんな感じでどうなるのか、と思いつつも、なんだか面白いのだ。

    下品でキッチュで、グロもありつつの、お下品で、デタラメで、ハチャメチャで面白下品。

    部屋がつながっているセットが無駄に面白い。
    ほとんど意味なく、役者を左右にわざわざ歩かせる。
    こういう遊び、おふざけは悪くない。
    なんと言うか、まるで子どもが凄いおもちゃを手に入れたような感じに使い倒しているのだ。

    「オレ、ポリス」なんて言う口癖に代表されるような、やっぱりそれほど意味のない台詞もとても効果的。特に誰が拾うこともなくどんどん、というかダラダラ進む感じが、ニヤニヤしちゃうのだ。

    そして、怒濤の後半へなだれ込む。
    玄関と押し入れがつながっていたあたりからの、畳み掛け、というか、ゆるい畳み掛け。どうでもいいような綱引き部の前フリがここで結実し、しかもそれが役に立たないという、どうでもいい感じがきちんと計算されている。
    やるじゃないか、と思うのだ。

    とにかく面白いから、終わってみれば、2時間50分はニヤニヤしつつ(ちょっと声出して笑うところもありつつの)あっという間。

    女優(おんなやさしい)とは、単に「優しい女」というだけではなく、やはり女優(じょゆう)でもあるということなのだろう。
    それが恐ろしくもあり、優しくもあるということなのだ。

    堀越涼さんのヒッキーで切ない感じがいいし、梅舟惟永さんのなんとも言えぬ雰囲気もたまらない。
    他の出演者もキャラがしっかりしていて、もうそんな人にしか見えないのだ。安藤理樹さんがとにかく悪い人とかね。
  • 満足度★★★★★

    超大作
    3時間を3時間と感じさせない。俳優の魅力が爆発。どこかポツドールのにおいを感じさせながら、最後は、ろりえでした

  • 満足度★★★★★

    凄いよ!
    あれだけの芝居を、2500円で観られるとわ、梅舟ちゃんの演技が驚愕!それにあの舞台装置のアイデアがまたおどろかされた!長い芝居でみんな大変だけど、頑張っていたね!演出も見事でした。

  • 満足度★★★★

    苦楽を共にした達成感
    正直に言うと、「もっと短くていいんじゃないかなぁ」と思いながら観てました。テーマやストーリーのボリュームが3時間という長さに満たないかな、と。素敵だなと思いながら観てはいたのですが、徐々に疲弊感で辛くなり。しかし、時間が経って思い出すのは、楽しかった笑いのシーンや素敵だったオープニングパフォーマンス。そして役者さん達のキラキラした個性。役者さんもスタッフさんもかなり体力を使う舞台だったと思うのですが、観客として疲労を感じながら観たことで、苦楽を共にした達成感のようなものを感じています。こんな不思議な余韻が残る、初見の劇団・ろりえ。今、もう一度観たい衝動に駆られています。皆様の素敵な笑顔にお会いしたい!(12/25追記)リピートしました!!登場人物皆様が愛しいです。素敵なクリスマスになりました、ありがとうございました☆

    ネタバレBOX

    父親の分からない子供を妊娠するという部分は同じ女としてかなり違和感を感じたのですが、出産シーンはやはり感動。出産に至るまでの過程や出産シーンの長さで「苦楽を共にした感」を感じられるのは、女の観客の特権かなと(笑)

    そして、役者さんが皆さん素敵!!あれだけのエロスなお話なのに清潔感に溢れている女優さん達の可愛らしさに愛しささえ感じます。

    そしてそして、堀越涼さんの繊細さに溢れた演技に完全にヤラれました。あまうめやスクール水着で拝見していたのですが、長編(しかも3時間出ずっぱり)で観られて幸せを感じました。ホームの花組芝居での演技も観てみたいです。
  • 満足度★★★★

    長いと感じさせない
    それにしても相変わらずの魅力的な女優でした―

  • 満足度★★★★

    素敵な力技
    尺の長さはあまり感じませんでした。

    饒舌な語り口が貫かれているから
    観客がちゃんとついていける・・・。

    いろんな意味で裏側がしっかりとしている作品だと感じました。

    ネタバレBOX

    舞台装置に愕然・・・。
    最初何が起こったのかと思いました。
    でも、この舞台装置がすごいのは
    単に外連をしているのではなく、
    そのあざといまでの動きで
    物語を内にたたえるために必要な大きさを
    確保していること。

    それは、尺の長さにしても同じこと。
    物語の現れ方を作るに必要十分な時間が
    そこにはあって・・・。

    ドロドロ感と醒めた感覚が
    しっかりと織りあげられていく。
    長くてもスカスカした感じがない。
    キャラクターたちの個性も
    語られるのではなく
    しだいにあるがごとく伝わってくる。

    その満ち方があるから
    物語の奇天烈な部分が浮かない。
    うるさいことを言えば物語の構成にも粗さがあるし
    舞台装置も確信犯的に舞台裏を垣間見せたりする。
    でも、それらが舞台を荒ませたり冷え込ませたりせず、
    それどころか、作り手はその質感を逆手にとって
    物語をすっと踏み越え
    コアにある登場人物たちの
    色を際立たせているようにも思える。

    梅舟、堀越が演じる兄妹の秀逸は言うに及ばず
    劇団員たちや客演陣それぞれが
    舞台上にべたつかず深い印象を作りだしていて・・・。
    それが、舞台に不思議になじむ。

    終わってからやってくる
    時間をしなやかな重みに変えるような
    高揚をもった感触に瞠目。

    この劇団の突き抜け方が
    しっかりと生きた
    劇団総力戦の大力作に
    圧倒されてしまいました。


  • 満足度★★★★

    長尺もなんのその
    ろりえ初見。3時間弱の上演時間におののくも、ハードな内容をカラっと見せる演出に飽くことなく見ることができました。舞台移動はちょっと目が回り酔いそうになりましたが。

  • 満足度★★★★

    面白いと思う
    これくらいの世代の中で、一番エンターテイメントしていると思った。

  • 満足度★★★★

    いい!
    好きです!ただ、もうちょっと短縮してもいい気が…でも好き。

  • 満足度★★★★

    すごい!
    初ろりえ。
    上演時間の長さがちょっと心配でしたが、オープニングで引き込まれてそのまま最後まで見れました。
    舞台装置にびっくり!
    優しいってそうゆうことなのかぁ。。。

    ネタバレBOX

    よくよく考えたらみんなろくでもない人たち・・・。
    綱引き部員みんな、中二のまま大人になちゃったみたいな。
    なのにみんな魅力的。特に女優さんたち素敵!
    へその緒とか首のない犬とかはちょっとグロテスク・・・。
    ジュンの「優しくされたいもん」はすっごい共感。わたしだって女の子に優しくされたい・・・。
    舞台装置、役者さんに合わせて動かすの大変そうだけど、ちょいちょい裏が見えてしまっていたのが残念。
  • 満足度★★★★

    長いけど
    苦にはならない。ストーリー自体は多分2時間程度。後は・・・移動時間?旗揚げから全作品観させてもらっているけど、ろりえ、やっぱ好きだ。

  • 満足度★★★★

    終盤に快感っっ!!!
    かなりベタな青春ドラマ系の基本設定に時々踏み外したようなおバカな笑いや毒が入るスタイルで進行(もちろんそのバランスも◎)するも、終盤の「リフォーム」以降、ダムが決壊したように思い切りナンセンスに転ずるのが快感。
    それはあたかも往年の東映任侠映画のクライマックスの如し(笑)
    また、装置の仕掛けにも少なからず驚く。無茶するなぁ(笑)

  • 満足度★★★★

    セットのギミックすげー
    上演時間が休憩込みの2時間50分というのにも驚かされましたが、それ以上にセットに驚かされました。
    いやーあんなセットを考えて、ホントにやるとは、もうアホ(褒め言葉)です。

    物語も、2時間50分の長さを感じず、面白かったです。
    (まあ、もう少し短く出来る内容だとは思いますが)
    ただ、セットの状態を見せないために、基本センターでしか演技するスペースがなかったのは、ちょっとどうかなとも思う部分はありましたが。

  • 満足度★★★★

    長いけど
    個人的にはあまり苦痛を感じずに観劇しました。座席が快適だったこともあるのかな。
    話としてはちょっとありえないくらい悲惨な要素を含んでいるのだけれど役者さんたちが皆それぞれ魅力的でさわやかに演じていたせいか不思議と嫌悪感はなかったです。オープニングも含めて印象に残る場面がたくさんあって演出力の高さも感じました。

  • 満足度★★★★

    深刻な「落語」のような噺
    「ろりえ」は初見でした。深刻な内容なのに全体が落語のようでけっこう楽しめたし、2時間50分はさほど長くは感じなかった。
    ただし、2時間50分というと大劇場並みだがそこまで時間をかける内容には感じなかった。この尺で休憩わずか5分、しかもかなり後半に入れているのがあまり適切とは感じられない。せめて1時間30分前後で休憩を入れたほうがよいのでは。
    先日の花組芝居の本公演に続いて主役級の堀越涼の実力を実感した。これで本拠地では女形も演じているのだから末頼もしい限り。
    会話のテンポがよく、悪趣味スレスレの面白さと言うか、個性的な劇団だとは思った。

    ネタバレBOX

    冒頭の鮮やかな場面転換にまず驚き、若さが弾けるような楽しいオープニングにはワクワクした。スライド式の舞台装置はアイディアだなと感心したが途中から装置を使いこなすことに重点が行ってるように感じられ、さすがにもたれてきた。
    また、性表現が露骨で男性の全裸シーンが頻繁に出てくるのも自分の好みではなく当惑した。母から受け継いだリョウコ(梅舟惟永)の優しさが「男性への性的奉仕」のみで表現されるというのは私には受け入れがたかった。つわりで吐く場面も、インパクトを狙ってか、かなりリアルに見せるが、演劇は映像とは違うので生々しさはあまり気持ちの良いものではない。あえてそうする必然性を感じなかった。
    転校生のエース(安藤理樹)がその座にすわるため光の殺人を決行したと告白し、それを聞いた側もギャグみたいに解釈するのも安易な描き方でいただけない。エースに殺されたはずの光が実は記憶をなくした謎の女(徳橋みのり)で本当に死んではいなかったのか、兄妹の母がその後どうなったのか、よくわからないままだった。
    帝王切開の場面で「もしかして誤って小腸を切ったのか」と誤解するほど長いヘソの緒で男たちが綱引きする場面、ここはもう「落語」だ。この綱引き場面の安藤と堀越の演技がなぜか理屈抜きで訴えかけてくるものがあり、馬鹿馬鹿しさを通り越して感動すら覚えた。
    堀越のジュンは引きこもりの役とはいえ、顔半分を覆う前髪が鬱陶しすぎ、ここまで覆わなくてもよいと思った。どんな顔の俳優かよくわからないのは考え物(笑)。安藤はみんなの会話に入ってくるときの間のよさ、素ではない自然な芝居、演技勘に並々ならぬ才能を感じる。
    父親役の松下伸一の飄々とした物言い、尾倉ケントのトッポい警官が面白い。同級生の男たちの中でプラトニックな愛を貫くゲン(高木健)はどうにも野球選手のイチローに見えてしかたなかった(笑)。
    母が昔から可愛がっていたオス犬(着ぐるみ)のイヌオがお稲荷さんの狐か狼にしか見えない(笑)が、なかなかの忠犬で命がけで噛み付いてピストルで頭を吹き飛ばされ絶命したにもかかわらず、お産の綱引きに加勢して、綱引きが終わったらまた死んだりして結構可愛い。しかも、リョウコの産んだ赤ん坊には尻尾があって「父親はイヌオ?」というオチまでつく(苦笑)。
  • 満足度★★★★

    剛腕奥山
    ものすごい力技。
    2時間50分が必要な長さとも、仕掛けが全編に効果的だったとも思わないんだが、
    チャレンジ精神と心意気に感心した。
    しかしまぁ、スタッフ大変だ。
    ファーストシーンとラストシーンが気持ちいい(楽曲の力もあり)。
    今回は徳橋さんが可愛いんだよなぁ。

    ネタバレBOX

    場転の手際の悪さが不必要な笑いを生むのはご愛嬌か。
    男性陣の露出過多だね。
  • 満足度★★★★

    初 ろりえ
    いやいやいろんな意味ですごかったぁ。

    3話で綴る約2時間50分。
    ちょっとガタガタしてたけれどかなりおもしろい移動式舞台装置。
    そして後半の奇想天外なストーリー。

    それにしても女優(おんなやさしい)…
    こんなやさしさのおんなはホントはすごく困る。
    自分の愛する人の周りには近づけたくない(苦笑)

    でも男性的目線によるかなり偏ったおんなの優しさのかたちも
    演劇ならでは…こんなにもおもしろくみせれるとは。
    相当なインモラルな世界なのにね。でも青春。
    その他の部分とのバランスがいいからかな、
    不思議と全体的にはかなりおもしろく観れた。
    もちろん、共感はできないけど…ね。
    次の作品も楽しみ。

    ネタバレBOX

    妹リョウコ役の梅舟さん、役者魂みなぎってすごかったぁ。
    「ストロベリー」の時もすごく良かったけれど。さらにパワーアップ。
    どこからあのパワーは出てくるんだろうか?
    出産シーンは昔映画で見た「ヒドゥーン」を思い出してしまった。

    難産でヘソの緒だけ長〜くでちゃって、しかも太くて腸みたいで…。
    まさか腸をひっぱって、これで男子綱引き部復活、
    しかも大活躍って…すごい話だ。どうやって思いつくんだろうか。

    ろりえの志水さん、齋藤さん、徳島さんもよかったな。

    そして、ジュン役の堀越涼氏がすごく良かった。
    最終的に一番ダメージが多かったのはやはりジュンかな。
    引きこもったあげく、友人の「ジュンを心配して…その流れで妹と」、
    友人の死も、母の死も自分絡み、さらにお父さんまで…妹を。
    いやいや、妹リョウコの優しさと手厚い過剰なまでの奉仕に
    包まれてたからそうでもないのかな。
    きっと違うと思うけれど、ちょっと気になっていたことが。
    このジュンって北の国からのじゅんのイメージの名前なのかな?
    なんか前髪で顔が見えない髪型といい、声といい、顔つきまでちょっぴり
    吉岡君に似て見えた。しかも…かなり不幸。まぁ私の妄想ですけど。

    妄想ポリス役の尾倉ケント氏、綱引き部の二代目エース役安藤理樹氏
    唯一きわめて正常な大人ゲン役の高木健氏も気になった。



  • 満足度★★★

    「モンタージュ」に
    乗せてのオープニングシーンが好き。ここだけで全部観た気になった。
    観客に何らかの苦行(笑)を課す「ろりえ」 前回の暑さに比べれば時間の長さなんて・・・。特に飽きる事無く観劇。

    ネタバレBOX

    ジュンの痣の原因。リョウコと友人+犬の関係。エースの殺人未遂など、どれをとっても顔を背ける事だけど不思議と最後まで観てた。
    恩名野中学綱引き部は永遠に!地獄に落ちろ。

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