実演鑑賞
満足度★★★★★
配信で鑑賞。
タイトルがいつもの謎掛けのような文字列でなく、ストレート。加えて今回は配信を実施するとあり、どことなく「特別回」の公演だな、と読み取った。ネットのサイトの有料動画が、「テーマの普遍性・緊急性に鑑み」無料公開される事があるが、それに近いものか。。
入管問題に踏み込んだ芝居であり、その大部分は入管で亡くなったスリランカ人ウィシュマ氏の「死」に至る経過を辿ったものと言って良い。入管職員の理不尽な対応と「何も説明できてなさ」のこれ以上無い解説に芝居はなっていて、身も蓋も無い現実を露わにし、観客に突きつける。後は観客それぞれがこの現実を受けて何をするか、である。
物語上の「救い」は芝居の中には無い。しかし明白な「誤り」が存在し、今なお改められずに放任されている「事実」が共有される事自体は(つまりこの上演が実現した事は)希望であり救いである。
今作の特徴は、入管側の人物を思い切って舞台上に上げたこと。入管に勤める人間の中にも良心がある、という配慮もした上で、結局「収容し続けていること」の根拠が薄弱である現実を冷徹に描いたものと私は評価した。
「敵」を軽く見せてもいないし、ことさらに「悪」に仕立てて溜飲を下げてもいない。この芝居のような現場で、上司に「抗う」人間は、多分いない。だが水面下ではどうか・・。その水面下の感情が表面化していたらウィシュマさんはどうなったか(助かったのではないか)・・その「願い」が表面化した部分がフィクションである。人を死なせてはしまったがその事実から何かを改めねばならないと考える人間が内部から出て来れば、昨日とは違う入管の姿を明日目にする事ができるかも知れない・・。
長谷川景演じる職員の心中の苦悶と、最後に上司に対して取った言動は、私たちが非道な入管に対峙して夢想の中で思い描いたものでもある。
実際の入管はもっと殺伐としてドライでああいう場面は実際には生じない。上からの指令か外圧でしか組織の変容は起きない。従って私たちが何をするか、である。
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽に滑り込んだが皆さんの感想を読んでいたせいか衝撃はなかった。
一番気になったのは入管がこういう運用になっている理由である。その点では局長と新聞記者との論戦に期待したのだが、あまり賢そうでない局長が大した理由も挙げられず早々に激高してしまった。まあこの演劇の性格上しかたがないことではある。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/25 (土) 14:00
タイトルの通りを舞台にした芝居。作・演出の中津留が振り切った。観るべし!観るべし!!観るべし!!!(9分押し)155分。
ウィシュマ・サンダマリさんの死亡事件を題材にした作劇だが、冒頭と最後に、その後の事件、を置くことでより深みを増した。冒頭に、事件後も変わらない入管の基本と変わった職員を提示し、回想で事件を扱う。外形的には報道されている通りの展開だが、職員のやり取りにフィクションが入り、終盤で、その後の事件を扱う。この構造が見事だが、ウィシュマさん事件を扱っているところはシリアスで、芝居を観ていて初めて、いたたまれなくなって(つまらないからではなく)席を立ちたくなってしまった。演劇でなければできない表現で入管法改悪に反対する芝居で、従来ならば賛成の立場も一応扱う中津留が立場を鮮明にしたという意味で、振り切っていると感じた。死亡したスリランカ人の面倒をよく見ていた職員・沢村役の岩井七瀬が、死後の支援団体の抗議を聞くシーンでセリフが全くないのにも関わらず表情で演技していたのが、特に秀逸だと思う。いや、役者陣全員が秀逸な演技だ。
アフタートークで中津留と、ウィシュマさん事件の弁護士・指宿氏が話していたが、中津留の「この国に暮らしているのが恥かしくなった」というのは正に自分も思ったし、指宿氏の「忘れないこと」も、そうだ、と思った。
開演が9分も押すのは異状なので、何らかの説明が必要だと思う。それにしても、開演時間を7分も過ぎて、ゆっくり着席する客は何を考えているのか。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/20 (月)
すみだパークシアター倉にて劇団トラッシュマスターズ『入管収容所』を観劇。
2021年に名古屋出入国在留管理局で起きたスリランカ人の死亡事件をテーマとした作品。これが日本なのか、、日本でこのようなことが起きているとは、、。これは深い。。とてつもなく見応えのある社会派演劇に強い衝撃を受けました。
劇団トラッシュマスターズさんは以前から気になっていたものの、なかなか上手くタイミングが合わず今回が初観劇だったのですが、社会問題を扱う劇団だけあり、その内容はとても深く、非常に学びの多い作品であったように感じました。"観劇"というより、社会・道徳を"受講"したような感覚。実話を基にした作品は過去にも色々と拝見しているのですが、教科書や文献を見て学ぶよりも遥かに凝縮されていて、学ぶことが多いような気がするのです。当然フィクションの部分もあると思うので、全てを鵜呑みにすることは出来ませんが。
ただ、今回の作品も、ステージ上で展開されるワンシーンワンシーン、ひとつひとつの会話に全く無駄がなく、終始何かを訴え掛けてくるような、観る者の心に強く突き刺さるような特別な感覚に陥ったのは事実であり、濃厚な2時間40分であったことには間違いありません。
「入管は送還忌避者を本国に送還するのが仕事」。そう言われればそうなのかと思ってしまいそうですが、この作品を観ると決してそうではないと感じます。様々な事情から、本国に「帰りたい」けど「帰れない」人々がいるのは事実であり、そのような背景を一切考えず、送還ありきで進んでいる実態、人権を無視し、人をモノとしてしか扱っていない実態には憤りを感じずにはいられません。また、現場に近い組織の末端の人間の主張は尊重されず、上に立つ者、権力のある者の意見が正当化される体質。日本は本当に良い国なのか、平和な国なのか、世界に誇れる国なのか。もはや疑問しかありません。現代社会が抱える問題は根が深いです。今作で扱った入管問題は勿論、様々な事案に対してもっともっと議論されるべきと思います。自分自身で何が出来るのか、改めて生き方を見つめ直してみようとも思えるくらいの衝撃を受けた今回の劇団トラッシュマスターズさんの作品でした。入管施設内でスリランカ人が亡くなった時、「入管側の人間にも涙を流している人がいました」という事実があるだけ、まだ救いがあるかと感じました。これは多くの人が観るべき作品。そして考えるべき問題。休憩なしの作品としては長丁場ですが、それを全く感じさせない程のグイグイと惹き付ける展開、テンポの良さ、内容の充実度、秀逸な脚本、キャストの熱量、魂の入った演技に感動です。
実演鑑賞
満足度★★★★
#星野卓誠 #倉貫匡弘
#長谷川景 #森下庸之
#藤堂海 #清水直子
#齊藤尊史 #岩井七世
#井上裕朗 #宮越麻里杏
#伊藤俊輔 #橘麦
#坂井宏充 #根岸晴子
#石井麗子(敬称略)
中津留章仁さんの素晴らしさはスピード感だと思う。そして、社会に目を向けたアンテナの高さと感度。そこにある理不尽な出来事、特に政治や権力によるソレに対する批判の目。かつての演劇には存在したそういうメッセージや社会批判の力を持った作品が少なくなっている現在、その姿勢を持ち続ける氏に敬意を表したい。
今回も2021年3月の事件を題材にしている。奇しくも2月15日に第5回口頭弁論で、収監されていた女性の様子を写した映像の公開が決定されたばかり。話題としても絶妙なタイミング。恐らく多岐にわたる資料を当たり、多くの取材も行って構築されたであろう本の持つ説得力に、客席がグイグイ引き込まれていく。
作品が包括するこの国の政治的な問題における危機感を共有したキャストの皆さんの、『多くの人に伝えたい』という上演に対する熱量が凄い。
それぞれの人物に語らせる言葉に苦悩と憤りが宿る。ところどころで氏からのメッセージが代弁される。チョイチョイ顔を出す現政権や独裁的な政治家への批判には大いに拍手を送りたい。ただ、言いた過ぎるのだろう、強引に挟み込んでる感じを受ける部分はあって、もう少し上手いこと……ね。
今作の見どころは、井上裕朗さんと清水直子さんによる局長と新聞記者の取材バトルに違いない。これはたくさんの人に観て聴いて貰いたい。責任を負う『長』という立場にある者は、もっと冷静で傲慢で落ち着き払って対応するように思うので、少々過剰演出な気もするけれど、最初からヒートアップして攻め合うやり取りが、事の重大さによって大物も冷静さを欠くのだと、動揺しているのだということであれば成功なのかもしれない。
それにしても、井上さんはこの役と最初に登場する役とが真逆の立場で、その振り幅を演じ分けるのが本当に凄い。
そして、橘麦さんと伊藤俊輔さんの、作品や役との距離感がとても好きだった。
今、この問題を世に届けたいという情熱がたくさんの人に伝わることを望む。
願わくは、いつか再演する時にもう少し物語が滑らかに流れるとイイ。特にカノ女性が登場するシーンと、カノ女性について最初に討議するシーンは、フワッとしていてしっくりこない気がしたし、まだ乗れないキャストもいるように思えたから。
確かに新鮮なサカナは魅力的だけれど、手をかけて熟成させたサカナは旨味を増すはず。時間をかけて手もかけて、じっくり旨味を引き出してまた板に乗せて欲しい。
ともかく、今作の観劇によって多くの人がこの国について考えるキッカケにしてくれたらと願う。このカンパニーの願いも、そうに違いない。
実演鑑賞
満足度★★★★★
ここまでの「見てきた」を見ても殆ど★5。かえって疑わしいところだが、見てみると最近のトラッシュマスターズとしても抜群の出来。昔日の社会派の面目躍如。今までのコメントに加えることはほとんどないが、作劇的には、登場人物の位置を巧みに配置して一方的なプロパガンダ劇にしかった技術的な冴え。客演を要所に配して、台詞がよく聞こえる俳優で内容の肝心なところを押さえたこと。事実を列挙したかに見えるドキュメンタリー的展開、いずれも成功して2時間45分の超尺をダレずに客席も呑まれていた。
以下は芝居の内容とは全く関係ないが、この劇場の運営がこの芝居の内容そっくりだった。この劇場は入り口が裏通りに回ってから夜公演になると全く足下が良くない。下町の道不案内もある。うっかり曲がり角を間違えて二分遅刻。すると、劇場の入り口は鍵をかけて誰もいない。やはり遅れてきた人もいて表も裏も開口部を探すがわからない。やっと裏の出口から出てきた関係者らしい人に、塀越しに事情を話すと、表に回ってくださいの一点張り。そうこうするうちに表に回っていて遅刻組の同士が関係者を見つけてやっと入場できた。入ってみれば、プロローグでタイトルが出るまでに数分あったから、七時ジャストには門を閉めて鍵をかけてしまったんだね。
七時快演と書いてありますから、それに遅れる人は入らなくても良いのが建前です。劇団はそんな客はフォローしません、
といえば、それも正論だが、観客は不特定多数だ。違法入国者ではないわけで、それぞれに理由があって遅刻している。現に遅れてきた客がその後もあって合計5名。普通それくらいは遅刻者がいるのは当たり前で、それをシャットアウトして定刻以後は入り口に係員が一人もいないというのは、いかがかと思う。またこの劇場は周囲が暗く劇場なんかありそうもないところに入り口がある。その上暗い。公園なので、管理規則があって明かりがつけられない野かもしれない。それでは公的施設とではない。
これでよく、入り口をシャットアウトしたこの劇団の人たちが黙っていると、不思議だった。この芝居でも指摘しているが、この国は上も下もどうかしてしまっている。タモリに新しい戦前と言われてうろたえているが、タモリと違って本当に戦前を知っている私は全くそうだと思う。これを取り返すのは大変だよ、お上の言うとおり、マスクを外す外さないなんて言っていると、たちまち防空壕なんか作らされるよ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしい作品だった。
実際に起きたことを基に書かれた作品で、冒頭からずーーーっと憤りでいっぱいになる。日本人の恐ろしく醜い部分を見ることになる。
近くで観ていたお客さんは、途中で大きなため息とともに、抑えきれない気持ちを身体で表現していた。めっちゃ気持ちがわかると思った。客席から飛び出して、目の前で演じているヤツらに殴りかかりたくなるくらい、やりきれない想いでいっぱいになった。
1人でも多くの人に観てもらいたい作品。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/21 (火) 14:00
辛い内容なので観るのにかなりの覚悟がいりましたが、観てきて良かったです!!もし躊躇している方がいたら「ぜひ観てください!!」と背中を押したい気持ちです。
この作品で1番評価したい点は、単純にウィシュマさんの死に憤る側と入管側の意見の対立に、安易に二極化していない点です。個人支援者、支援者団体、入管の現場の人々、入管で決定権を持つ上位者、それぞれがけして1枚岩ではないことが伝わります。さらに被収容者とその家族の姿、入管行政に疑問を感じている記者の視点が描かれていて、台詞の情報量もすごかったですが、なにより描き方に作品を表現する際の思慮(考えた量が透けてみえるかのような思慮深さ)や配慮が伺えました。脚本に大拍手、大満足です。もちろん役者さんの技量や演技にも大拍手です。特に入管側の役者さん達は演じる方も辛いだろうなということを感じました…もう観てるときはひたすら憎っったらしい!と思うのですが…一筋縄ではいかない、「この表現はすごい」と思わせる仕掛けがたくさんあります。入管問題に関心を持ってる人も、そうでない人にも、ぜひ多くの人に観ていただきたい作品です。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/20 (月) 14:00
座席1階
かねてより問題になっている入管の非人道的行為を詳細に描いた力作。実際にあった事件をモチーフにしており、それが極めて詳細に取材されており、役者たちの熱演も相まって大変な力作に仕上がっている。
オーバーステイというだけで何の罪も犯していない外国人を収容し、本国へ送り返すのが役割だと平然と言い放つ入管局長。虐待以外の何物でもない収容者の処遇に若手職員が疑問を持ち始めるが、局長ら上層部は「それが問題となれば、法務大臣の顔に泥を塗る」と隠ぺいの姿勢にためらいもない。東南アジアや中東の外国人=テロリストと言い、在留許可を出すことが「テロリストを野放しにして、国民の安全を危うくする」と堂々と言う。官僚たちはそこまで腐ってはいないだろうと実は思ってしまうが、この舞台ではそうした思考がある意味宗教心のように深く入り込んでいることを浮き彫りにする。
日本の刑務所・拘置所も相当な人権侵害、虐待が行われていることが明らかになっており、この国の役人たちの上から目線というか、人権意識は、戦前に中国・韓国などのアジア人を「第三国人」と呼んでさげすんでいた視点となんら変わらず、いったい日本人は何を学んできたのかと嘆息する。
作・演出の中津留章仁は「書きたいことは山のようにあり、その全部を描くことができないのが何とももどかしい」とパンフレットで書いている。この戯曲は、客席と舞台での怒りの共有だ。2時間40分、休憩なしで繰り広げられるハードな会話劇だが、舞台から目を離すことなどできない。人間はどうしてここまで人の命に無関心、無頓着になれるのか。精神病院の虐待事件が今、クローズアップされているが、ここで行われている虐待は、この舞台でこれでもかと描かれた虐待となんら変わらない。恐ろしいのはこれが素人によるものでなく、それなりに法務行政を勉強した人たち、専門職によって行われていることだ。
これが日本の一つの姿であると、そこから目を背けるべきではない。戯曲としても成功している。見ないと損するぞ!
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/20 (月) 14:00
収監者が亡くなったというニュースは定期的に聞きますね。その都度、日本でそんなことがあるなんて、と信じられない気持ちでいっぱいでした。この劇団は世界の、日本の、都会の、地方の、町の、村の、組織の、家族の、個人の暗部を鋭く描く作品で定評がありますが、歴代作の中で、この作品ほど見ていて憤りを感じ、同時に、血の気がひいたものはありません。あっという間の2時間40分。立体的なステージの作りもグー。
実演鑑賞
満足度★★★★★
アフタートークで望月さんが開口一番「事件の概要はほぼほぼこの通りです」とおっしゃっていましたが・・・以下ネタバレ
こういう事件があったことは知っていましたが、詳しくは掌握していなかったので今回この舞台を見て良かったです。配信もあるようなので友人にも勧めます。
実演鑑賞
満足度★★★★★
日本で暮らす限り緊急医療体制に関しては信頼度が高く、それは日本で暮らす外国人にも同等であると今まで思っていたのだけれど
普段馴染みの無い「入管収容所」
個人的には 不法滞在者=悪い人 という先行イメージから改めなくてはいけないと思いました
実際の被害者家族の方々(アフタートークにて)がそれでも日本人の事は好きですといった旨を話されていたのにはちょっと救われる思いがしました
公演時間は2時間40分
相当なる調査と考察から成り立った公演である事は想像に難くない
こういう事件が閉鎖された空間で起こっているのだと、そして何が問題として残っているのかと
どんな伝達手段よりダイレクトに伝えてくれるニュアンスや息づかい
それが生舞台の凄いところでありながら反面、観劇した人にしか直に伝わらないというのが何ともはがゆい
せめて一席たりとも空きが無いよう、一人でも多くの人が目撃できるよう願うばかりです
この公演に関するtwitter
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ギフトチケットを実施したTRASHMASTERS『入管収容所』が、3/17(金)19:00〜4/14(金)23:59に配信されます。購入すると期間中のお好きなタイミングで14日間(336時間)視聴可能。たくさんの感情が渦巻く、魂を… https://t.co/IfUxz59Caf
2年弱前
TRASHMASTERS『入管収容所』(続) 異国で不安と辛い思いを自分事に重ねると、恐ろしいし日本人として恥ずかしい。ただ外国人に対する偏見、根っこの問題と考えると、もどかしくて苦しくなる。あの人たちは何を守ろうとしてるのか、何… https://t.co/MRXTh6PPTm
2年弱前
話題の公演 5.0(2) パルコ・プロデュース/笑の大学~3/5まで 4.8(13) TRASHMASTERS/入管収容所~2/26まで 4.7(7) ワンツーワークス/アプロプリエイト―ラファイエット家の父の…~2/26まで →続く #東京観劇カレンダー
2年弱前
TRASHMASTERS 入管収容所 こんなに演じていて言語化できない状態を感じる芝居は初めてかもしれない。 沢山の方に観て頂きたいです。 そして、より悲しみの少ない世の中になりますように。
2年弱前
現在逃亡中と思われる仮放免者に殺された人のこともお忘れなきようお願いしますね https://t.co/VOwZ2acEXH # TRASHMASTERS 入管収容所 入管法 傷害致死 https://t.co/SpzMxTYt8h https://t.co/NNFzlgsgFE
2年弱前
今夜はTRASHMASTERS『入管収容所』(作・演出:中津留章仁)。評判から言って先週今週の情報過多演劇(造語)の本命だなと覚悟して臨みましたが、そういう感じでもなく、でもあらためて演劇の力強い可能性を感じる素晴らしい舞台でした… https://t.co/LfE9lrdtXT
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すみだパークシアター倉にて 23日14時公演入管収容所を観劇してきました 観終わって自分が何も知らなかったことに怒りと悲しみでいっぱいになりました まずは知ることが大切だと思います この作品を通してたくさんの人が現状を知るきっかけ… https://t.co/Nh5VzXQrha
2年弱前
話題の公演 5.0(2) パルコ・プロデュース/笑の大学~3/5まで 4.8(12) TRASHMASTERS/入管収容所~2/26まで 4.8(7) ラビット番長/コウセイ~2/26まで →続く #東京観劇カレンダー
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昨日はTRASHMASTERS 〈入管収容所〉すみだパークシアター創の凄演に接したあと新国立劇場バレエ〈コッペリア〉前に神田まつやでいつもの御酒と蕎麦。〈入管〉はステレオタイプな点もあるが演劇に必須の同時代性と批評性に卓抜した成果… https://t.co/6g459gxx12
2年弱前
TRASHMASTERS「入管収容所」 芝居の内容と熱量がすごい。まったく集中力が途切れることなく濃密であっという間の2時間40分でした。気持ちは削られるけど沢山の人に勧めたいすごい作品だ。限られた人数しか観れずに終わっちゃうのは… https://t.co/RUjhTxbYJA
2年弱前
TRASHMASTERS 「入管収容所」観劇。 これは、行かなきゃと、思った。 日本国民全員がこの演劇を観る機会があればいいのに。 そんなことを強く思った芝居だった。 あと少しチケットあるはず。 ぜひ観てほしいです。 https://t.co/wwjO9estVs #入管収容所
2年弱前
TRASHMASTERS「入管収容所」は配信チケットもありますよ。 [配信期間] 2023年3月17日(金) 19:00~4月14日(金) 23:59 https://t.co/iGm9mmv83H
2年弱前
話題の公演 5.0(2) パルコ・プロデュース/笑の大学~3/5まで 4.8(12) TRASHMASTERS/入管収容所~2/26まで 4.8(6) 劇団俳優座/対話~2/24まで →続く #東京観劇カレンダー
2年弱前
この問題に関心のある方は(本当はない方もと言いたいところだけど、少なくともある方は)現在すみだパークシアター倉で上演中のTRASHMASTERS『入管収容所』を観に行って欲しい。あるいは配信で観て欲しい。 https://t.co/6iqW6ceh9M
2年弱前
アメブロを更新しました。『舞台 『入管収容所』 (2回目)』 ⇒ https://t.co/hoGu3QQNzi #TRASHMASTERS #入管収容所 #錦糸町 #すみだパークシアター倉 #岩井七世 #観劇 #舞台 #演劇 #アメブロ
2年弱前
昨年色々とお世話になった中津留さん作・演出のTRASHMASTERS『入管収容所』鑑賞。舞台とは思えぬ回想とシーンバックで彩る真昼の暗黒、圧巻の160分。我が日常は、憲法の傘から外れた異邦人には至極冷酷なシステムの上に成り立っていると知り、我が知見の狭さを実感しました。
2年弱前
TRASHMASTERS「入管収容所」。一人の人間として尊重し合って生きることにきちんと向き合うことが自分に足りてないのでは、とハッとさせられた。今回もすごい熱量、傍観者でなく客席も巻き込まれていく感覚。国と一個人の立場、オフィス… https://t.co/LJgVOUg4Su
2年弱前
TRASHMASTERS 『入管収容所』観劇。当時報道を見てた時の感情が再び沸いてきた。クラも七世ちゃんも伊藤くんも彼らだとは思えないドキュメンタリーの中の人を見ている感覚になった。演じるの大変だと思うけど千秋楽まで力強く駆け抜け… https://t.co/4osxcUIeaS
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TRASHMASTERS『入管収容所』 一瞬たりとも途切れない緊張感。苦悩や葛藤を生々しく発露する台詞たち。 「普通」に暮らす私たちが目にしないこの国の姿を容赦なく抉り出していた。暗闇はじわじわと拡がっている。私たちにとっても決し… https://t.co/SLeI7e1f7D
2年弱前
話題の公演 5.0(2) パルコ・プロデュース/笑の大学~3/5まで 4.9(9) TRASHMASTERS/入管収容所~2/26まで 4.8(6) 劇団俳優座/対話~2/24まで 4.7(6) ワンツーワ… https://t.co/BK6cKhIBof #東京観劇カレンダー
2年弱前
26日まですみだパークシアター倉で開催のTRASHMASTERSの公演「入管収容所」を観た方は、同じく26日まで下北沢で上演中の名取事務所公演「占領の囚人たち」もぜひ観てください。「彼らたちが収容所/刑務所にいる今、私たちは劇場に… https://t.co/kaq30OdWhz
2年弱前
TRASHMASTERS『入管収容所』良かった。日本の組織がトップダウンで、保身しか考えないことによる最大の犠牲者が「不法」入国者に向けられるということかと。この芝居もきついですが、現実にはもっとひどい話も聞くので、知ろうとするき… https://t.co/PSZfhF7g9W
2年弱前
TRASHMASTERS 『入管収容所 』 観劇。次第に自分の中にある偽善みたいなものに気づかされた。トラッシュに触れる度に、己と本質的に向き合う衝撃を受けます。 座組の皆様を26日千秋楽まで 心の底から応援してます。鑑賞可能な… https://t.co/DpzGQpiH19
2年弱前
本日、7日目 今日を含めてあと4日6公演です 決して遠い話ではない 私達のお話だと思っています この世界に生きる全ての人々が等しく 人権を尊重されるよう望みます… https://t.co/SJXXoI1KDS
2年弱前
TRASHMASTERS 公演「入管収容所」観劇 以前から観たいと思いながら機会がなかったTRASHMASTERS 今回は齊藤尊史さん出演ということで速攻で予約。 チラシを見たときから内容は想像出来ていたが、こちらの陳腐な想像な… https://t.co/DsW8oFewYs
2年弱前
note記事を投稿しました! 『TRASHMASTERS『入管収容所』を観劇して』 https://t.co/NZDHp2Rcos 上演は2/26(日)までです。まだの方はお早めに! 公演情報:… https://t.co/EM2cAmcXBT
2年弱前
話題の公演 5.0(2) パルコ・プロデュース/笑の大学~3/5まで 4.9(8) TRASHMASTERS/入管収容所~2/26まで 4.8(6) 劇団俳優座/対話~2/24まで 4.6(6) ワンツーワ… https://t.co/5Qdaw6Bvva #東京観劇カレンダー
2年弱前
TRASHMASTERS『入管収容所』むき出しの実態に全身打撲の思い。舞台化最大の意義は入館職員の実態を見せてくれたこと。収容者や抗議団体だけでなく局長以下入管職員もメディアも、舞台上のすべての立場が無力だと判る衝撃。舞台上に居な… https://t.co/UHvd0kcH3b
2年弱前
TRASHMASTERS『入管収容所』、twitter上の感想で上演時間が2時間40分と書いている人が多いけど、私が観た時は2時間30分だった。そんなに差が出るものなのかな…。
2年弱前
20230220 TRASHMASTERS『入管収容所』 「ダメな日本の現実を再確認した先に代案を提示」 中津留章仁の新作は入管収容所の実情を描いた現代劇。スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが死亡した事件を題材に、制度の矛… https://t.co/VD5deuNYZc
2年弱前
TRASHMASTERS 「入管収容所」 現実と対峙する真摯な熱に満ち満ちた舞台でした。 知らなかったたくさんのことに呆然とし、「なぜ」と「どうしたらいい」が渦巻いています。 今を生きる私たちの芝居 多くの人に触れて欲しいな… https://t.co/IjpmeFovW9
2年弱前
TRASHMASTERS「入管収容所」 この作品を更に沢山の方に観て頂きたいです。 今、行われている事を知って頂くきっかけにもなって頂ければ。 チケットまだありますので、是非よろしくお願い致します 坂井予約… https://t.co/BcBK6MbMSk
2年弱前
話題の公演 5.0(2) パルコ・プロデュース/笑の大学~3/5まで 4.8(6) 劇団俳優座/対話~2/24まで 4.8(5) TRASHMASTERS/入管収容所~2/26まで #東京観劇カレンダー
2年弱前
アメブロを投稿しました。 『TRASHMASTERS『入管収容所』』 https://t.co/lAiDpGEjwf #アメブロ #TRASHMASTERS #中津留章仁 #岩井七世 #入管法改悪法案を廃案に
2年弱前
> ウィシュマさんのお姉様、妹様の悲痛な祈りが ウィシュマ氏には姉もいたんですかぁ。妹二人の他にも兄弟姉妹いたんですねぇ。 まさか妹のうちの一人を姉だと勘違いしてるなんてことはないだろうし。 # TRASHMASTERS 入管… https://t.co/vhV01n6aS9
2年弱前
TRASHMASTERS【入管収容所】 思い出したので。 どうにもならない状況に本人ではなく周りが涙する。というのはよくある話で。そこで「どうしてあなたが泣くの?」という言葉には大体「赤の他人が自分のことを思って泣いてくれるなんて!」という感動があるんだけど。
2年弱前
TRASHMASTERS『入管収容所』を拝見 事件が報道された時は、日本の事だけど、私とはかけ離れた世界の出来事の様で、理解できませんでした。 この劇を拝見し、ようやく何が起きていたのかを把握できました。 TRASHMASTE… https://t.co/DZUZdoa6aM
2年弱前
すみだパークシアター倉でTRASHMASTERS「入管収容所」を観る。 去年新国立の「レオポルトシュタット」が、今月名取事務所「占領の囚人たち」で反転し、この「入管収容所」でこちらに打ち返された感覚だ。 https://t.co/8iGfdyJ7tF
2年弱前
2023.02.20 TRASHMASTERS【入管収容所】 at すみだパークシアター倉 上演時間2時間40分って聞いた時はマジかよ…って思ったけど、飽きずに観れたわ。あっという間でもなくだからって中弛みな感じもなく。まぁ何回… https://t.co/Z2vp5DRdQY
2年弱前
TRASHMASTERS『入管収容所』。はぁーーーーー。成田某といい、荒井某といい、そして入管の職員たちといい、いつから日本は人を人とも思わない、情けない国に落ちぶれてしまったのだろう。本作ではまだ良心の呵責を感じる職員がいるけど… https://t.co/xB4trtS4Dq
2年弱前
話題の公演 5.0(2) TRASHMASTERS/入管収容所~2/26まで 5.0(2) パルコ・プロデュース/笑の大学~3/5まで 4.8(6) 劇団俳優座/対話~2/24まで #東京観劇カレンダー
2年弱前
今年映画、舞台で初めて観たのがTRASHMASTERS『入管収容所』の初日。2/17グサリと胸突かれる力作。 舞台で描かれている施設は酷いが、現実は改善される事なくもっと酷い施設状況だと。施設局長始め職員達、違った一面、優しい面だ… https://t.co/k9P35zd1Un
2年弱前
TRASHMASTERS『入管収容所』を観てきた(脚本・演出:中津留章仁さん)。 2時間40分、ものすごく集中できた。 支援団体と入管職員の戦い。会話劇の積み重ねから、外国人虐待の根本が、「外国人への憎悪と恐怖」なのだと炙り出し… https://t.co/uH8sMI0Wee
2年弱前
TRASHMASTERS『入管収容所』を観劇。 毎回問題意識の高い作品を発表し続けているが、今作は殊更高い。 頭が捥げる程「いのち」を考えさせられる2時間40分。 ニュースで見たあの事件。 壮絶さを想像できなかった出来事が、演… https://t.co/eKPoWyiVLY
2年弱前
TRASHMASTERS「入管収容所」をすみだパークシアター倉で。重く大切な事柄をただ記事で見る、ということよりももう一つ深く考える機会がこちらを観ることで得られる作品だった。また、ifの要素も含めて構築された”演劇”だからこそ、… https://t.co/2BCMyDeyGp
2年弱前
Trashmasters『入管収容所』 初日、2日目、ご来場下さった皆様ありがとうございました。 現代日本で起きている問題を扱ったショッキングな内容でもありますが、演劇としても楽しめると思います。 2/26㈰まで、あと11回。 さ… https://t.co/hfWQx5igsv
2年弱前