満足度★★★★
保護者会を参観(笑)
下すべき判決のない「十二人の…」な感覚。
レンタルオフィスに懐かしい机と椅子を持ち込み、学校らしい掲示物を貼って作った空間での上演はさながら保護者会の参観(笑)の如し。
そんな中での討論、時折各親子の関係などが見え隠れしてリアル。
また、劇中では使われないものも含め、机の中のアイテムも凝っていて、そんなところも楽しい。
満足度★★★★
淡々と進むリアリティー
淡々と進むのですがまったく退屈することなく、話にのめり込んでいきました。また、舞台設定も見事でまさにその場所いるかのような感覚に囚われました。
特筆すべきは、役者さんが皆さん本当に実在していそうな人を自然な演技で、普通に演じていることです。演じることが一番難しいと思われる普通の人を普通に演じることをやってのけているのは凄いです。
本公演も是非観てみたいと思いました。
満足度★★
明るい
とにかく客席が明るく進行するのが斬新斬新。
とまどいながら見てたら、どんどん世界に入り込んでいました。教師達の会話がリアリティでよかった。演劇公演って役者さんとお客さんがいればどこでも成立するんですね。
満足度★★★★
すんなりと観ることはできる
会場の場所以外は特に目新しい感覚はなく、中身も使い古された保護(会)者像だなあとぼんやりと拝見。
伏線が張られるべくして張られ、落ち着くべく所に落ち着く。そういう意味ではウィルメイドな安心感があるのだが、後半への展開までの前半のダダのこねあいの割合が大きすぎて、バランスが悪かったように思った。ごにょごにょと長いわりに後半に活きるのは「なかなか決まらなかった」という事実と少々強引な伏線ぐらいで、個々のダダこねもうすらぼんやりしてパッとしなかった印象。
あとあの会場の規模であの声量は鼓膜の振動的な意味で耳が少々痛し。空間の日常感とミスマッチングに見えた。声張らなくても全然届くのになあ。
満足度★★★★
何も起こらずに何かが起きる
客席も明るいままで
椅子もいくつか小学校のが使われていたり
壁には時間割や掲示板、当番表に習字。
ホントに保護者会に参加しているような雰囲気。
出来事も何かが起きるわけではなく
保護者と先生の会話の中で
事件は起きていく。
しかし展開が上手くて
全然退屈ではなく十分楽しめました。
満足度★★★★
そうだったかなあ・・・
体験した保護者会はもっと建前的だったかな、と懐かしい感じがした。先生はほんと低学年向きの雰囲気でしたね。演技というより難しい普通っぽさが出てました。銀座のど真ん中で保護者会に出るなんて思ってもみませんでした。お茶のサービスや大学芋も準備されて結構アットホームな雰囲気でした。
満足度★★★★
まるで保護者会に出席したような
感覚になる観客席の設置の仕方。笑
しかも会場も観客も明るい現場での観劇なので気恥ずかしいというか落ち着かない。笑
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
大学芋
銀座のレンタルスペースであるビル内1室での公演,客電を落とさず,明るい室内で観劇するのもちょっと新鮮。ストーリー的にはほのぼのあったかで,落ちつくところに落ちつくといった予定調和的なもの。でも,飽きがこなかったのはやっぱ演技力だろうな。モンスターペアレンツとまではいかないまでも我儘で自己中な保護者たち。観客でありながらムカつくことも・・・期待以上(失礼!)ないい芝居を見せてもらいました。
満足度★★★
クロカミの別な一面が魅力
銀座でのクロカミの番外公演も3回目。舞台装置や売店など、アットホームな手作り感が温かい。
毎回、出演していない劇団員が調理したフード販売が名物企画で、今回は作品にちなみ、久米靖馬による「給食風大学芋」。
毎回、購入してきたが、今回の大学芋もあっさり味でオススメです。
番外では外部作家の脚本を野坂実が演出し、ユーモラスな要素はあるが、本公演のコメディーとは違う面を見せている。
今回はフライングステージの関根信一の書き下ろし。
なお、休日のオフィスということで、セキュリティを心配する書き込みもあったようだが、会議用のレンタル・スペースであって、企業のオフィスを休日に借りているわけではないので、ご心配なく。
満足度★★★★
身につまされます
雰囲気十分の会場で、実際に保護者会に参加しているような感覚でした。先生も、保護者も、もちろん子供もいろいろ大変で、なかなかうまくいかないのが現実ですが、前向きなラストでよかったです。観れてよかった。
満足度★★★★
なかなかリアル
1年2組の保護者会に参加した父兄が繰り広げる話。
会場は周りに観客を置いて中央で芝居が始まるスタイル。芝居が始まっても照明はそのままで、リアルな感じの保護者会が開催される。
役者さんのキャラは、自己中心の人や、なるべく行事に関割らないように逃げている人などさもありなんの様子でコミカルに描かれていた。
担任役、算数の先生役も、うまく小学生低学年を受け持っている役をうまく演じていた。
銀座の真ん中でこのような芝居に参加していることが、なんか不思議な気がした。ああ面白かった。
満足度★★★★★
楽しい保護者会
銀座で小学校の保護者会。小道具も結構凝っている。「いも」の習字の中に「ツナ」とあったり、時間割、日本地図、清掃当番表など。ストーリーも笑いあり、さいごはほろりとさせるところもあり、楽しめました。給食の白衣を着て大学芋販売もあり、おいしく楽しい舞台でした
満足度★★★★
具象セット
貸しオフィスやダーツバー、レストランなど、様々な場所で演劇をされる方々は居りますが、今回の「にねんいちくみ保護者会」は
想像以上にセットを作り込んでいました。
そこにまず感心。
以下、ネタばれへ。
満足度★★★
銀座の真ん中で
保護者会に集まる親たちの会話劇で、貸しオフィスの一室を小学校の教室に見立てた公演でした。
壁に貼られた時間割や習字が教室の感じを醸し出し、演技スペースを客席が取り囲む様な客席配置だったので、保護者会に同席している様な気分でした。
大きな事件が起こる物語ではないのですが、子供との接し方に悩む親や先生たちを描いた興味深い内容でした。初日だったこともあり所々台詞を噛んでいたのも、この舞台設定においては逆にリアリティが出て良い結果になっていた気がします。さらっとカーテンコールに繋がる終わり方も爽やかで素敵でした。
内容としては良かったのですが、会場の音響を考えると全体的にもう少し抑え気味な発声の方がリラックスして観ることができると思いました。