ミツバチか、ワニ 公演情報 ミツバチか、ワニ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-20件 / 25件中
  • 満足度★★★★

    みた
    ”駄弁芝居” ”愉快な感じ” ”70分か80分” ”無駄に空間を使用”

    すべてことばどおりで、非常に安心させていただきました。
    基本的にのびのびとした芝居をリラックスして見ていたのですが、一瞬だけ異次元から顔を見せるような不気味な気配に、背筋が凍るような錯覚を抱くこともありました。

  • 満足度★★★★

    ナカミがないのにおもしろくニンマリしてしまう
    ストーリーはある。ただ、訴えかけるとか、そういったナカミは微塵もない。それとは関係なく、ナカミはないのにおもしろくニンマリしてしまう。
    わたしがこれだけニンマリしてしまうのも珍しい。わたしのツボを知っているかのような。巧みの技。

  • 満足度★★★★

    飽きさせない
    乾いたシニカルな笑いが全編漂っていて、飽きさせない。くせになりそうな劇団ですね。

  • 満足度★★★★

    墨井さんの
    オープニングのつかみ最高

  • 満足度★★★★

    ゆるくても、広さに負けない密度
    駅前劇場のステージがとても広く感じられたのですが、
    物語が進むにつれて
    空気が舞台全体をくっきりと支配して・・・・。
    あひるワールドが拡散するのではなく
    さらに豊かにふくらんでおりました。

    ネタバレBOX

    駅前劇場の空間を二つにして、
    シーンを切り替えながら物語が進んでいきます。

    相変わらずどこか噛み合わない会話、
    何かがずれたような感覚・・。
    そこから醸し出される
    複雑にブレンドされたような可笑しさ・・・。

    それは、今回のような広い舞台であっても
    へたれることなく、
    むしろ、個々の役者の芝居の強さが
    空間にくぐもらずくっきり見える分
    より繊細な可笑しさへと変わっていきます。

    占いのあいまいさやいい加減さに
    ちょっと当たるも八卦感を織り込んだり、
    社長の不思議な役立ちを差し込んだり・・・、
    部屋へのどこか無節操な出入りや、
    さらには物語が芝居の枠をはみ出す部分の感触が
    明後日の方向に散らばるのではなく
    絶妙に観る側の感覚と噛み合う。

    前世を二択にする感覚が、
    この舞台だとなんかなじむ。
    ウィットをしみこませたり編み込ませて
    ちゃんと映える空気があって。

    役者が演じきる、実はしっかりと腰の据わった個性や雰囲気が、
    観る側を共有された感覚でつなぎつつ
    しなやかに振り回してくれる。

    舞台の広さが、面白さを拡散させず
    むしろ、醸し出す雰囲気を大きくくっきりと魅せていくことに
    作・演出や役者たちの技の確かさを感じて・・・、
    いや、それを表だって意識させないところが
    あひるなんちゃらの空間の凄いところで。

    もう、完全に、あひるワールドの虜になってしまいました。


  • 満足度★★★★

    ゆるキャラ満載
    登場人物全員がどこかねじが一本抜けた感じのゆるキャラで統一される。

    ネタバレBOX

    今までの人生すべてを流されるまま生きてきたであろう占い好きの青年が、ひとりの占い師に前世を告げられることから物語ははじまる。
    あなたの前世は「ミツバチか、ワニ」。
    その言葉が気になって仕方ない青年は何度となく、再度、その占い師に見てもらうとするが、すれ違いが続く。
    なんとか占い師に再会し、前世を占ってもらったところ、今度は「消防車」といわれ、唖然とする。
    三度目の正直とばかり、エンディングで見てもらうものの結論は「ミツバチか、ワニ」か「消防車」。

    舞台で交わされる会話は、ゆるキャラの発する何か意味深でありそうで、そうでもなさそうで。
    独自の世界観を持つ舞台であった。
    俳優では、乞局所属の墨井鯨子が出色。乞局とはまた違った雰囲気をかもし出し、コメディが彼女のホームグランドではないかと思わせた。
  • 満足度★★★★

    芝居では
    感じたことのない、笑いと雰囲気でした。
    初めての あひるなんちゃら でしたが
    とても楽しめました!

  • 満足度★★★★

    いつもながらのなんちゃらぶりが素敵すぎる
    台詞の最初の一言から、ついニヤニヤしちゃう。
    あひるなんちゃらは、そのニヤニヤにいつも間違いなく応えてくれる。
    どーでもよくて、こんなに楽しいってことはそうあるもんじゃない。

    ネタバレBOX

    諏訪中央病院院長の鎌田實さんの新刊は『空気は読まない』という書名らしい。この間ラジオで知った。
    もちろそんなコトには関係なく、今回のあひるなんちゃらの舞台には、まったく空気を読まない登場人物ばかりが次々と現れる。もちろんそれはいつもなのだが、今回はやけにそんな人が多い。
    と言うか、読まないのではなく、読めない人ばかりで、人の話は、はなから聞くつもりなどない。それが嫌みな感じがしないのが、あひるなんちゃらだ。

    嫌みな感じがしないというより、かわいそうなぐらいに思ってしまう。友人が1人しかいない、春風のような、男とか、どうしても寿司屋になってしまう占い師とか。
    意味のないことのオンパレード。

    舞台では、空気を読めない人たちに翻弄される主人公の苦悩が・・・もちろん描かれるわけではなく、占いの持つウソや中毒性や危険性なんかを暴くわけでもなく、何かへのメッセージも、人生や生きることへの葛藤などあるわけでもない。

    というより、そもそも物語の中心にあるはずの占いさえも、テキトーで、タロットカードにしても筮竹にしても、まったくテキトーだ。
    なんと潔い・・・わけでもなく、そのあたりが「なんちゃら」だ。

    いいねぇ、この感じ。
    大好きだ。

    「これ面白いよ」的な表情をするわけでもなく、淡々と演じて、淡々と面白く、淡々と笑ってしまう。

    「本名言っちゃったよ」とか「そこは壁だからルール守って」というようなメタな台詞も挟みつつも、淡々としていて、「どうだ」顔なんか絶対にしない。

    ツボだ。なんちゃらツボだ。

    占いで、どんなことを言われても、幸運を招く壺なんか買いそうにない人たちが舞台にいる。それは、そんな社会へのアンチテーゼではなく、空気を読まない(読めない)人たちは、実は何にも流されることはなく、わが道を行くということで、まさに「あひるなんちゃら」の姿勢である。いつもの姿勢を貫いている。
    「なんちゃら道」と言ってもいい。・・・か、どうかはわからないが。
    とにかく、わが道をひたすら行くあひるなんちゃらには、これからもついて行こうと思う。

    普通コメディをやる劇団だと、お馴染み的にボケと突っ込みが固定されていることが多いと思う。容姿や性格なんかで。
    だけど、ここは、ボケと突っ込みが固定されていないところが、演劇的で、素敵だ。

    それと、今回の舞台は、左右に机プラス椅子という同じようなセットが2つ並ぶ。普通だったら、1つのセットで演じ分けるというのに、豪華なモンだ。

    せっかく2つ並んでいるんだから、同時並行に何かが起こったりすれば面白いのにと思っていたが、せいぜい電話で話す程度で、もったいない。
    大きな舞台を使い慣れていないということなのか。あえてそうしたのか。

    ま、次は広い舞台をもっとうまく使うか、もっと、うんとヘタに使ってほしいなと願うばかりである。

    ついでに言うと、黒岩さんファンとしては(えっ? 笑)、出番が少ないのがちよっと残念。客演が多いから他の劇団員の出番も少なめだったけど。
  • 満足度★★★★

    クジラやらトカゲやら(笑)
     ばかばかしくて楽しい80分。

     渡邊とかげ嬢、"油断すると寿司を握ってしまう新人占い師"っていうのがツボ、小動物みたいでかわいい。

     出演者、クジラやらトカゲやら、なんだか楽しいですね。

     アンケート用紙にアヒル、ワニ、ミツバチのカタチの枠がいっぱい書いてあったので、開演まで塗り絵をする。塗り絵しているお客さん、結構いたっぽい。なんだか楽しい♪

  • 満足度★★★★

    微妙にズレて可笑しい会話
    主人公が彼女との今後を占ってもらおうとしたら占い師が頼みもしないのに「ミツバチかワニ……アナタの前世」と告げるところから始まるユルさ満載のコメディ。
    基本的には下手のテーブル(占いの館)と上手側のテーブル(主人公の部屋)を交互に使って演じられる(そういえば舞台の中央を使わないのが新鮮)ので非常にわかり易く、フクザツなことなど考えずにただひたすら微妙にズレて可笑しい会話に笑っていればイイという。
    「芝居として演じていること」を一部の登場人物が知っていて、設定上はいないハズの観客に「その人は出てきませんから」と断ったり、劇中人物に「そこは壁があるんだからちゃんとこっちを通って」とツッコんだりするのも好み。

  • 満足度★★★★

    ルール無視!
    あひる、初見です。
    笑わせてもらいました。ありがとうって感じです。
    演劇的ルールを破っていく快感を味あわせてもらいました。

    登米さんを観る為に行ったのだが、期待外れだった。
    やはり、彼は演出家がいいように思う。
    役柄が凡庸だったせいかもしれないので、次回に期待したい。

    三瓶さんは、ヤバイと思った。
    今後観たら、出てくるだけで笑ってしまうかもしれない。

  • 満足度★★★★

    初あひるなんちゃら。
    普通に面白いんだろうなという印象を裏切らずに、ちゃんと面白かった。
    久々に芝居を見て吹きました。
    個性的なキャラクターばかりで、いちいち言動がおもしろい。
    けど常軌を逸してるわけじゃないので、ゆるさが心地よくて
    安心して奇妙な人物たちに身をゆだねることができました。

    ネタバレBOX

    占いの在り方とか、人の生き方とか…
    深いテーマを伝えそうで伝えない、
    真面目に締めそうで締めない、
    そんなはぐらかし度合いがよかったです。
  • 満足度★★★★

    なんちゃらー
    いつも以上に虚構感が際立っていた。

  • 満足度★★★

    クジラもいたか!
    動物臭の濃厚な今回の公演だとは思ったが、まさか墨井鯨子という4文字のなかにも動物が隠れているとは思わなかった。ところで彼女の名前は「くじらこ」という読みでいいのだろうか?

    ネタバレBOX

    観劇した人の評価がいつになく高かったので、期待と不安が半々の状態で見に行ったが、個人的な評価としては、いつも通りかそれよりもちょっと下くらいの内容だった。

    黒岩三佳、異儀田夏葉、篠本美帆、墨井、これに劇団クロムモリブデンの女優を加えた顔ぶれは、以前にやった「フェブリー」を思い出させる。(前回クロムから出たのは金沢涼恵で、今回は渡邉とかげ〉。あのときの女優陣は劇団史上最強といってもいいくらい全員がツボにはまっていたが、今回は同じような顔ぶれながらも「フェブリー」ほどの面白さが感じられなかったのは、たぶん脚本のせいだろう。

    舞台の左右にそれぞれテーブルと椅子が置いてあり、下手は占いの館の一室で、上手は客としてやって来た青年(根津茂尚〉の住まいという設定。照明を交互に当てて場面転換をしていた。
    途中、墨井の演じる占い師が、時空を越えて一気に隣の場面に移動しようとするのを、共演者が制止するというちょっとメタなギャグがあった。また、青年のガールフレンドの兄という役柄で作演出の関村俊介が登場したときに、異儀田演じるキャラクターを役名ではなく、いきなり役者の本名で呼んでビールを要求したのも、これまでの「あひる」にはないメタなギャグだった。

    占いの館には3人の占い師(墨井、黒岩、渡邉〉と従業員(日栄洋祐〉と無能な社長(登米裕一〉がいる。いっぽう青年の部屋には友人やその知り合い(三瓶大介、中野加奈、澤唯、関村〉、そしてほとんど無関係な二人組(異儀田、篠本)が登場する。
    異儀田と篠本の扱いは、「フェブリー」で演じた幽霊コンビに近く、漫才めいた二人の掛け合いは放し飼いでもOKなくらいの絶妙さ。実際、芝居が進むにつれて二人はだんだん動物化していった。
    青年の知り合いがペットショップの店員で、逃げ出した(実際には店員のガールフレンドが逃がしてしまうのだが〉ペットの行方を占いで当ててもらおうとする。
    逃げ出したペットのうち、一部は人間に化けて小劇場の劇団に紛れ込んだというのが、今回の公演のメタな解釈として妥当ではないだろうか。
  • 満足度★★★

    まあ
    観てきました。

  • 満足度★★★

    脱力な感じ
    肩肘張らず、どくとくな空気感を堪能。
    平均点ちょい上を絶対外してこない感じ。

  • 満足度★★★

    ゆるおも
    ゆるくにわかにフフフなテンションで、かなりどーでもいい内容を70分か80分。無駄に空間を使用しているというより、空間を無駄に使用しているというニュアンスの方が近い気がするのは気のせいか。
    肩の力をおもいっきし抜いて気楽に観ていられる舞台。

  • 満足度★★★

    ちゃらん。
    初見だとどうみて良いのか困ってしまう、いつものあひるなんちゃらスタイル。今回長かったけどやはり70分がいいような。黒岩さんにぶたれて登米さんが嬉しそうでした。

  • 満足度★★

    前世がそんなに大事?
    って、そーゆー突込みを入れちゃいけない芝居ね。駄弁だから。狭い舞台とはいえ、常に舞台中央が使われていないのが気になった。机一つを舞台中央に置いて、小道具は暗転してる間に役者が持ってきたほうが見やすいと思う。

  • 満足度★★

    うーん・・・
    うっすらおかしい?のかな。
    確かににんまり笑えるんだけれど、それって笑いが薄いってことなんじゃないんでしょうか。

    ネタバレBOX

    特に実のない話なのはいいと思う。そう書いてあるわけだし。
    でも、なんというんだろう、芝居ってほどには演技もゆるやかだし、
    笑いってのにもなんか中途半場・・

    比べるのも少し違うとは思いますが、
    カクスコは実のない話しをしていてもしっかり笑えました。
    なんか物足りない。

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