満足度★★★★
微妙にズレて可笑しい会話
主人公が彼女との今後を占ってもらおうとしたら占い師が頼みもしないのに「ミツバチかワニ……アナタの前世」と告げるところから始まるユルさ満載のコメディ。
基本的には下手のテーブル(占いの館)と上手側のテーブル(主人公の部屋)を交互に使って演じられる(そういえば舞台の中央を使わないのが新鮮)ので非常にわかり易く、フクザツなことなど考えずにただひたすら微妙にズレて可笑しい会話に笑っていればイイという。
「芝居として演じていること」を一部の登場人物が知っていて、設定上はいないハズの観客に「その人は出てきませんから」と断ったり、劇中人物に「そこは壁があるんだからちゃんとこっちを通って」とツッコんだりするのも好み。