ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています) 公演情報 ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
21-40件 / 41件中
  • 満足度★★★★

    観劇

  • ハセガワ脚本
    ハセガワ脚本の方が好きでした!よかったー!
    Bの「めんどくさい」は最高!あの空気、やっぱりMUだなあ!!

  • 満足度★★★★

    まさにゴージャス
    完全に勘違いしていたが、2本立ての芝居だった。
    1本で成り立つ芝居が、2回も観れるのは満足感大だと思う。

    観たのは、多分、もっともベーシックと思われるバージョン。

    ネタバレBOX

    ●ゴージャス
    いきなりの汚い裸の男たちの登場に、びびる。
    にも関わらず、この引き付ける力はなんだろう。
    むちゃくちゃな展開にも関わらず、ラストシートは見入ってしまった。

    ●めんどくさい
    虚無というと、必ず、ネバーエンディングストーリーを思い出す。
    男娼くささを感じさせない芝さんの演技はクリーン。
    この終わり方は、きっとハッピーエンドなんだと思う。
  • 満足度★★

    C
    Cバージョンを観劇


    「ゴージャス」はもったいなかった

    微妙に意識がバラバラ?

    フワフワした感じに見て取れた


    めんどくさい人は好き


    これから回数を重ねていくうえでどうなっていくのか

  • 満足度★★★★

    初見でもぜひ
    今回の観客のうち、『ゴージャスな雰囲気』と『めんどくさい人』(初演)を観たことがある方はどれくらいなのかなあ、と思いながら行きました。
    というのも、わたしはいずれも初見だったからです。
    でも、作り手にとって再発見であることが、受け手にとっては初体験であり
    その位相の相違が作品の価値に影響するようなあまりよくない再演・リメイクもある中で、これはぜんぜんそんなことなかった。
    旧作品との親和性を見出して楽しめるお客さんだけのものではないし、ほんとうに、この作品に触れるひとを増やしたいという、演出家の思いがわかった。
    安易に、2010ver.とかにするんじゃなくて、過ぎ去りし90年代と
    もはや急激に遠ざかってゆく00年代をきちんと意識していたのが、わかります。一度過ぎ去ったものにもう一度出会う瞬間って、最初の出会いより素敵だから。

    ネタバレBOX

    秋澤さんくらい艶めかしい身体だと、客がそこしか見ないから芝居の妨げになるかと思いきや、そんな心配はまったく無用!
    こんなに女の身体を引き立てる台本が書けるなんて、うらやましい!!

    『ゴージャスな雰囲気』は、結局みんなが、自己愛の表出のさせかたがうまくないということで一致している。
    でもそれが最後に、主人公(?)の自意識をちょっと救う、というところでぐっときた。
    『めんどくさい人』は、男が女を「かわいいやつ」と思ったり、女が男を「しょうがないひとね」と思い合うような、ほんのちょっと甘く見合うことなしには愛し合うことはできないという真理をさらりと浮き彫りにしていて、秀逸。
  • 満足度★★★

    ともに重め
    Aを。ストレートではないのにストレート感があるなぁ

  • 満足度★★★

    Bヴァージョン
    観劇。Aヴァージョンとの違いを観つつ楽しく観劇。「めんどくさい人」面白かった。

    ネタバレBOX

    「ゴージャスな雰囲気」Aヴァージョンのオープニング同様にBヴァージョンも上半身裸を期待したのは私だけでしょうか?「めんどくさい人」もBヴァージョンが面白かったのも男がメインだからかな?男好きって訳じゃないけど(笑)
  • 満足度★★★★

    Aヴァージョン
    観劇。楽しく観ました。ゴージャス面白いですねえ、男ってみんなあんな感じですよ(多分・笑)

  • まずはAを観た
    どっちも良い。『ゴージャスな雰囲気』、人の作品を演出するとおのずと演出家としての力量があらわになるが、かなり作り込んだ印象で、ハセガワアユムの演出家としての腕の確かさを再認識。『めんどくさい人』は、初演に比して、特に後半に大鉈がふるわれてるのが興味深い。あれはあれで面白かったが、より渋く、より苦くヴァージョンアップされてる。上演時間は三十分強削られたが、その分作品の器は大きくなってると思う。

  • 満足度★★★

    Aバージョン
    『ゴージャス』が2、『めんどくさい人』が4.MUとは相性が悪いのかな。。。

  • 満足度★★★★

    まずはCを拝見
    浮かび上がるキャラクターのコアにフシギなしなやかさを感じる「ゴージャスな雰囲気」、アンニュイな色にどこかメッキが剥がれた感じが加わる面倒くさいひと。

    確信犯的にこういう色を作れるのは、作り手側の足腰がしっかりしているからなのでしょうね。凄くデフォルメされているわけでも、著しく奇をてらっているわけでもない。でも、しっかりとした物語のニュアンスと厚みがそれぞれの舞台にあって。

    他のバージョンも楽しみになりました。

    ネタバレBOX

    「ゴージャスな雰囲気」は時間の流れ方や醸し出される雰囲気の統一感が崩されていく感じがうまい。途中で隠し事の企てがぼろぼろっと崩れていくあたりから、一気に面白くなりました。

    「めんどくさい人」はお金の編み込み方がうまいと思う。物語はどこか薄っぺらいのに、にやっとするような真理が物語に含有されていて、最後まで好奇心が途切れない・・・。紙袋の種類と金額の比例の仕方や、金額に頓着しないお金の渡し方などから生まれた常ならぬ感覚が、キャラクターの一番ベースにある柔らかい部分にひねりを与えて、滲んできた何かが観る側をとらえる感じ。

    観終わってみると、かなりのボリューム感に浸されていて、その一方で、観る側にストンと落ちる部分がある。

    気がつけば、同じ原作の他のバージョンに興味を抱かせるに足りるなにかが心を満たしておりました。
  • 満足度★★★★

    懐古の恋か・・・
    「ゴージャスな雰囲気」は、ただただ懐かしく拝見しておりまった・・・ オリジナル版での郡司氏の「キキキーキキッ」なギャグマンガから抜け出てきたようなキャラのセリフが、どうにもまともに悩んでいるっぽい人間らしい女性の口から出てくることで、あらまぁ不思議、日常に近めの「舞台の芝居」に仕上がってしまうのでありまするのねんっ!?MUマジックだかで、面白でやんしたー!

  • 2月4日(木)S
    Bバージョン観劇。退廃の美学を感じる。喜劇と悲劇は裏表。

  • チョコレートに例えるならば
    ちょうどバレンタインまで公演とうい事で
    A B Cをチョコレートで例えてみます

    Aゴージャス(男MIX)は板チョコで言うならバレンタイン特大仕様
    Aめんどくさい人(女MIX)は「義理だから」といいながらの本命チョコ

    Bゴージャス(女MIX)は甘くとろけるホワイトチョコレートで
    (なんならイチゴにコーティングです)
    Bめんどくさい人(男MIX)はカカオ99%ビター使用ほろ苦さが病み付き

    Cゴージャス(男女MIX)はアソートなので缶の中にいろんな味が混ざってる
    (油断してるとチョコレートボンボンに撃墜)
    Cめんどくさい人(マダムMIX)は高級チョコのトリュフです。
    (この中身の何とも言えない味って。。。。何?分からないけど美味しい)

    1つのバージョンだけではなく
    見比べるとさらに美味しいと思います。

    どれが好みかは劇場で確かめるのが一番!

  • 満足度★★★

    「めんどくさい」が面白い
    Cバージョンを観劇。
    面白かったです。

    ゴージャスな雰囲気はゴージャスかどうかはわかりませんが。。こんなところに監禁?されたら面白いですね。実際は関わりたくないけど。

    めんどくさい人の花恵さんの年齢不詳加減がよかったです。いったいホントは役者さんおいくつなのでしょう。あれで20代だったらすばらしいムードの持ち主です。

    13年前の戯曲とあって、ところどころ時代背景をにおわせる単語がありましたね~。時間に余裕があったら、違うバージョンも観てみたいところです。。

  • 満足度★★★★

    笑えた
    Bバージョン

    どちらも、「俳優」と言うか「役」が個性的で楽しかったです。

    「ゴージャスな雰囲気」
    始まりから、テンションが高く華やかで、とっても楽しかったです。

    「めんどくさい人」
    ディープで少し思い話しでしたが、うまく「笑い」を入れていて、テンションの浮き沈みが良かったです。

  • 満足度★★★

    【Bバージョン】「めんどくさい人」のほうが好き
    MUの短編はとてもいい。
    その余韻が好きだ。

    しかし、今回は、もっとタイトにしたほうがよかったように思えた。
    やや長いと感じたからだ。
    特に「ゴージャスな雰囲気」が。

    ★はそれぞれごとにも付けてみた。

    ネタバレBOX

    「ゴージャスな雰囲気」Bバージョン★★★
    シチュエーションコメディ的な展開になるかと思っていたが、そういう方向にはならず、意外と普通に物語は展開する。ちょっともったいない。

    いろんなナルシストの集まりというのだが、そのナルシストぶりが徹底してないところが、物語を「長く」感じさせてしまったように思える。
    つまり、自分のナルシストに自信がないようにしか思えない。

    もちろん、そういう設定なのかもしれないが。であれば、少なくともナルシストなのだから、虚勢を張ってほしいのだ。痛々しいほどの虚勢があれば、もっと入り込めたと思う。
    それがあれば、かなり面白くなったように思えるし、笑いも起こっただろう。

    ただし、女子高生が携帯で話すあたりから面白くなってくる。この感じはベタだけど悪くはない。
    とはいえ、ラストにはあまり意外性みたいなものや、カタルシス的なものは感じなかったのだが・・・。

    自分の発想が好きな浜口(足立紀子)の存在感と語り口、トップにいるのが好きな秋山(川添美和)がときどき見せる目の光(ナルシストを語るときの)が印象に残った。



    「めんどくさい人」Bバージョン★★★★
    MUらしい雰囲気が満載。ちょっとしたくすぐりもいい。
    奇妙な空気感が全編に漂い、それがとてもいいのだ。

    ただし、短編なのに転換が多いところがマイナスだ。
    ベットと机はわざわざ変えなくても、毛布を少したくし上げる程度でOKだったのではないだろうか。

    とはいえ、どのキャラも一癖ありそうで、匂い立つというか臭い立つような濃さが逆に虚無を際立てる。
    実際は、一番虚無感が漂うはずの花輪よりも、売春夫の2人とその元締めの男の、何も信じていないように感じられる虚無感が素敵だ。

    「愛」を信じているようで、信じているのではなく、必死に信じようとしている(本人は無自覚かもしれないが)。
    だから、花輪も「信じようとする」ことにしたのだと思うのだ。

    ラストに何度も戻って来て確認する花輪は、愛だの何だのめんどくさいことを「信じようとする自分」を「信じようとする」姿であり、美しくも哀しい。

    花輪(浜野隆之)の真面目だから虚無になった的な実直な姿と、野木(三嶋義信)のねっとり感溢れる店長が印象に残る。

    今回もホワイトバンド(笑)からの青い羽という展開は、ハセガワさんの舞台でよく出てくる、胡散臭さや空虚なイメージの象徴であり、徹底してこういうことを扱うのだなあ、とほくそ笑んだ。虚無好きということなんだろう(笑)。

    ただ、物語として「青い鳥」に集約されないものの、青い鳥というアイコンは、ちょっと辛いなあと思ったりも。



    2本を観た結果、オリジナルのほうが、絶対的に面白いという結論だ。
    「めんどくさい人」がこういうラストならば、「ゴージャスな雰囲気」にはもっと突き抜けるような感じが欲しかった。人の脚本だからそれは無理なのかもしれないが。

    ★は3と4だが、今回全体の★としては、かなり辛めの3つとした。
    とにかく、もっとタイトですぱっといって欲しかったからだ。



    今回のMUもめんどくさいことに、男女を変えたりしていくつかのバージョンを行うという。
    しかし、このめんどくさくて、大変なスタイルでずっとやっていくのだろう。その姿勢には支持をしたい。
  • 満足度

    Bバージョン観ました
    1回で2本観れるのは、お得感がありました。
    他バージョンも観たく思いました。

  • 初日Aバージョン
    観てきました。
    主宰の方がコメントでA⇒B⇒Cの順でみることを
    オススメしてくださったのでとりあえずVer.Aを観劇。
    評価は3バージョンとも観てからにします。

    ネタバレBOX

    「ゴージャスな雰囲気」
    初日だからなのか、なんだか探りあってるような雰囲気を感じてしまいました。ラストシーンの雰囲気は良かったけど。
    もっと突き抜けちゃってほしかった気もします。

    「めんどくさい人」
    雰囲気はよかったけど、どういう経緯であのラストの心境に彼女がたどり着いたのかに私は追いつけませんでした。
    なんでだろう。。。

    せっかくなので後半のどこかでまた観ようと思います。
  • 満足度★★★★

    初日とは思えない完成度。
     初日Aバージョンを観賞。

     ハセガワアユムの創作意欲には恐れ入る。最近はほとんど二本立てにしたり、二作品を交互に上演するというパターンだが、今回はなんと二本立てのそれぞれを3バージョンで上演するという。ということは全部で6つの作品を上演するということ。考えただけで恐ろしい。一体どんな練習をしたんだろうと考えると、ハセガワアユムは超人としか思えない。

     ゴージャスな雰囲気

     仕事疲れの私の体調のせいなのか、初日で完成度が低かったのか、こちらの作品にはなかなかついて行けなかった。ただ、火事のシーンからぐっと盛り上がり、ラストシーンはとても素敵だった。

     めんどくさい人

     どんどん引き込まれていった。こちらは初日とは思えない完成度。役者の魅力と演技力で決して明るくないテーマを、素敵なファンタジーに仕上げてくれた。お見事。

     星は「ゴージャス・・・」が3,「めんどくさい人」が5で、平均して4とした。

    ネタバレBOX

     ハセガワアユムの作品はB級映画の匂いがする。古きよき時代のB級映画だ。人間の醜い部分、弱い部分をさらけ出しながら、見終わってみると、しっかりとファンタジーになっている。ただし、ハセガワ流ファンタジーは甘いファンタジーではなく、ほろ苦く、時に残酷なファンタジーだ。

     めんどくさい人ではそれが死んだ青い鳥に象徴される。メーテルリンクよろしく、この物語でも幸せの象徴として登場する青い鳥は、実は既に死んでいて、腐敗したまま冷蔵庫に保管されているのである。

     感性がやはり常人ではないと思われる。今年は映画を中心にやるそうだが、確かにハセガワアユムには映画がよく似合う。しかし、演劇の現場に戻ってきて、刺激的な舞台を見せ続けてほしいものだ。

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