リフラブレイン 公演情報 リフラブレイン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 28件中
  • 満足度★★★★★

    自殺した友人にみせたい
    冗談抜きでみせたい。
    本気でみせたい。

    死人でも笑えると思う。
    笑ったら元気になるよ。死人でも。

    地獄で観るならMCR。
    思いっきりファンになりました。長渕に対する清原みたいな感情です。

  • 満足度★★★★★

    Must see
    傑作人情喜劇。すでに古典。

  • 満足度★★★★★

    笑った!
    姉ちゃんのキャラ、最高でした。
    いっぱい笑ってきました。

  • 満足度★★★★★

    さらに進化するグランプリ劇団!
     前作「 シド・アンドウ・ナンシー」も完成度の高い作品だったが、今作はさらにレベルアップした。もはやMCRのことをコメディ劇団とは呼べないのではないだろうか。今回も会場は笑いの渦に包まれていたが、どのシーンも切なすぎる。笑いながら胸を締め付けられていた。
     何も考えずに笑えたのは石澤美和が椅子を壊したシーンだけだ。もっともこれは演出ではなかったようだが・・・(笑)。

     来年はロングランも計画しているらしい。いよいよMCRが劇団として大飛躍をするその予感を感じさせる名作だった。

  • 満足度★★★★★

    ラブ・リフレインか?
    さりげなくゆる〜く笑わせる匙加減が絶妙でした。幕が変わる所で流れた昔のビートグループの音楽も良かった。

    ネタバレBOX

    タイトルの意味は劇中ではっきり語られてはいませんでしたが(と思います)、不運が重なって結局はヤクザに身を落とす主人公が、最後に再びお姉さんとパンをかじる最初のシーンに戻ることから、「ラブ・リフレイン」でしょうか?
  • 満足度★★★★★

    流石、MCR。
    今、誰に聞かれても安心して推薦出来る、数少ない劇団の一つである。
    グランプリ受賞作ということもあり、期待も大きかったが、期待以上の舞台を見せてもらった気がする。

    泣きたいくらいなのに、笑わされ、笑えば笑うほど、切なくなる。
    それをこれだけ絶妙なバランスで仕上げる桜井氏の技量には、脱帽である。

    痺れるような感動がまだしばらくは残りそうだ。

    ネタバレBOX

    生きるとは、なんと居心地が悪いものなのか。
    その居心地の悪さの、なんと愛すべきものなのか。
    桜井氏によって言葉にされた哲学たちに、後頭部をスパーンと切り落とされたような衝撃があった。
    姉と弟の不器用な生き様は、今日を不器用に生きている観客たちに、明日をまた不器用に生きるよすがを与えてくれる。
  • 満足度★★★★★

    沁み入るどうしようもなさの先
    どこかチープな内輪もめ感に
    人生の重みがすっと乗って。
    笑って、外されて笑って、巡って突き抜けてさらにおかしくて。
    その、一番奥にある正直な感覚に、
    深く浸潤されて。

    MCRの世界を堪能しました

    ネタバレBOX

    多分、物語のプロットだけを聞いたら
    とても笑えるようなお話ではないのですが、
    そこに、櫻井流の切り取り方や
    人の表し方が重なると、
    絶望感を蹴飛ばすような絶妙なおかしさがはぐくまれ
    心をすっと浸潤するような軽さと深さが生まれる・・・。

    ガンの告知の場面にしても、
    両親のことにしても、
    お姉さんの恋のことにしても、
    1万円の巡り方にしても・・・・・。
    厳然とした事実があって、どうしようもないようないき詰まりが生まれても、その先の時間が普通にやって来て、物事が糾える縄の如く進んでしまうことのおかしさ。その突き抜けた感じや、受け入れるしかないことへのペーソスがたまらなく良いのです。

    痛みは包丁を振り回すほど深い痛みとしてそこにあって、でも、過ぎ去ってしまった時間や過ぎ去る時間の感覚がその色をしなやかに変えて。

    キレよく突んでおいて
    その突っ込みを打ち砕くようなぼけの説得力にやられたり、
    しっかりと絞り取ったように見えたエピソードがさらに膨らんで
    深く取り込まれたり。

    借金取りの「実は良い人」ぶりや、終盤に現れる幼いころの姉のイメージから、物語の世界観がしっかりと固まって。うまいなぁと思う。

    役者たちも、ゆとりを持って絶妙な間を作っていきます。客席対面の舞台もすごく良く機能していて、腰の入った役者どおしの絡み方をとても自然な感覚で味わうことができて・・・。

    パンとミルクセーキが醸し出す、逃げられない・・・、逃げたくもない、その時間のいとおしさに目が潤んでしまいました。

    力むことなく深く、さらに磨き上げられたMCRの世界にますます惹かれてしまいました。
  • 満足度★★★★★

    2009春 グランプリ受賞後に
    あえて得意とするボケとツッコミを排除して、
    姉と弟の関係性を描ききった櫻井氏の決意と意欲が素晴らしい!

  • 満足度★★★★★

    あ〜なんと
    面白い。前回は男と男の友情が強かったせいなのか初日を観たからなのか、あまり入ってこなかったけれど今回はもう、MCRの強さを堪能。カッコつけてない本当に経験したことから生まれる台詞ががつんっと胸の内に入ってくる。最近のMCRの中ではダントツ好き。笑いの中にもピリッとした緊張とスプライト。叱られたい。

  • 満足度★★★★★

    あれ・・・?
    なんでまだ誰も書いてないんだろう?
    こんなにイイ作品なのに・・・。

    ってゆーか、

    良すぎて書けないのか・・・。

    なんかそれ、わかる。



    ネタバレBOX

    いやはや、なにしろやられた。
    脚本家は言葉の魔術師だ。
    完全に魔法にかけられた。

    なんであんなに心に迫る言葉を思いつくんだろう・・・。
    で、なんであんなにぐっとくるんだろう・・・。
    そして笑えるんだろう・・・。

    もうなんだか感情が追い付かなくなりそうだ。
    実際、後ろのおいちゃん、真剣な場面でもヒィヒィ言いながら笑ってるし・・・。

    完全に数秒前の笑いひきずってるし・・・。

    それにしてもあの間の使い方のうまさ・・・

    絶妙過ぎる。

    笑わされた後、一拍置いたらもうホロリとさせられてるんだから嫌になる。
    完全に掌の上でコロコロなってる。

    けれどいいんだ心地よい。

    うまく言えないけど、劇場から出た時、世の中捨てたもんじゃないなって、なんだかそう思ってた。

    まぁ、実際はそのあとパチスロで負けて世の中に捨てられたんだけど・・・。
    まぁ、そんなことどうでもいいんだけど・・・。

    とにかく最高に良かった。
    完敗だし、乾杯だ。
    ミルクセーキで。
  • 満足度★★★★

    弁がたつプロデューサー
    桜井、石沢が突出、ほかがいつもより印象薄いの残念ではある。
    投稿タイトルは、ポストパフォーマンストークね。

  • 満足度★★★★

    ひっかかる
    会話は巧みで、すぐに劇の中に取り込まれてしまう。
    大笑いさせられる。
    でも笑いだけじゃない。うっかりしてると心を鷲掴みにされる。

    でもなにかひっかかっている。

    いいこといっている科白が、妙に説教くさく聞こえるとか、結末これでいいの?とか。

    ほかの方の感想を読んでみても、結構すっきりした意見ばかりで、それで一層もやもやする。そんなすっきりした物語なのかなあ。

  • 満足度★★★★

    ますます・・・
    MCRの舞台を観る度ハマって行く!
    今回もよかったな〜。

  • 満足度★★★★

    繰り返される愛の渦
    幼くして、両親に捨てられた姉と弟をめぐる愛の物語。

    ネタバレBOX

    舞台は、姉・高校生、弟・中学生の場面からはじまる。家での食事は、姉お手製のパンとミルクセーキもどきというどうしようもない貧困。そして、学校ではいじめ。先の見えない恐ろしさが二人を襲う。しかしながら、二人は一見そのことを気にしていないかのように気丈に振舞う。
    時は流れ、姉・キャバクラ嬢、弟・引きこもりの場面となる。その後、弟の胃がん騒ぎ、姉の借金と借金返済に向けた弟の出稼ぎ、姉の恋愛と弟による姉の片思い相手への傷害、服役中の弟と姉の面会など、姉弟の関係を断片的に切り取る。
    姉弟は、一見すると常識を欠き、時として常軌を逸した行動をとる。また、一見悪者であるかのように振舞う借金取りが実は愛情にあふれた振る舞いや、一方、常識的であるはずの他者は、他人への配慮・愛情を欠く。これらのやり取りを笑いを交えながら描くが、その笑いがあるからこそ、姉弟愛がより一層強調される。
    リフラブレインとは、リフレイン+ラブの造語か?切りたくても切れない、決して離れることのできない、最大にして最後の砦である姉弟愛を惜しみなく描く。
    また、前述の姉弟とその他の人々の関係を通じて、「果たして、あなたにはどちらがまともに見えますか」と観客に問う。

    ブラジル客演としての桜井氏になじみはあったが、MCRの舞台は初見であった。
    このような人間の機微を描く作品を今後も期待したい。


  • 満足度★★★★

    不幸のどん底を笑い飛ばし、愛でる
     「CoRich舞台芸術まつり!2009春」にてグランプリを受賞した『シド・アンドウ・ナンシー』に続き、駅前劇場で対面客席でした。どの席でも見やすいようにとの配慮を徹底されているようです(駅前劇場は比較的に天井が低いので)。上演時間は約1時間40分。

     ある姉弟の最も多感な時期(10~20代)のさまざまな事件を、笑いをふんだんに交えながらも、シビアな視点から描く悲喜劇でした。相当なひねくれ者だと自認している私ですが、やはりMCRではかなり無防備に笑わせてもらえます。

     舞台上で役者さんが大きな声を出して元気に動き回っていても、弱いからこそこぼれ出てしまう憎まれ口や、笑顔の下に隠れたSOSの悲鳴が伝わって来て、繊細に震える人間の感情を味わうことができました。

     来年3月の次回公演について↓、出演者オーディションが行われます。応募〆切は11/30。
     http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=12681

    ネタバレBOX

     私は劇場入り口に近い側の客席でした(全席指定)。舞台の上下(かみしも)にはベッドが1つずつあり、上下両方の壁際には包帯に巻かれた街灯が立っています。舞台中央にはイスやテーブルとして使われるボックスが数個。つまり左右対称の舞台美術でした。

     10代の時に両親に捨てられた姉と弟。姉のつくる不味いパンとミルクセーキ(水にガムシロとミルクを入れたもの)を食べながら、2人でおしゃべりするのが弟にとっては一番の幸せでした。でも両親が死んだことをつきとめた姉は、学校を辞めて働くことに。
     姉が借りた借金を返すために工場で重労働をしたり、姉のせいで傷害事件を起こしてしまい刑務所に入ったり。弟は姉に振り回され続けます。でも2人がとても不器用な愛情でつながっているのが可愛らしい。

     姉弟が極貧の生活をしていた時、両親は田舎でこっそり農業をして生きていました。2人は姉に居場所を突き止められた時、とっさに車で逃走し、タイヤがぬかるみでスリップして車ごと電柱にぶつかって死んだのでした。つまり間接的とはいえ、姉が両親を殺してしまったのです。その事実が露呈してから、姉と弟の関係に初めて本格的な亀裂が入ります。刑務所の面会室での決別の瞬間が、一番胸にぐっときました。

     別れても出会って、また別れても、また出会ってしまう2人。恋人同士じゃなくて幼いころからずっと一緒に暮らしてきた姉と弟だから、疑問を感じたりせず、すっと心に入ってきたのだと思います。自分と同じ文化を共有している人って、そうはいないんですよね。

     転換中は薄明かりが点いており、暗転は極力少なくしているようでした。転換後は前の場面から2年経っているという時間の進み方が、素早い転換のリズムと合っていて心地よかったです。音楽も軽やかでした。
     姉役の石澤美和さんと弟役の櫻井智也さんは頻繁に衣裳を替えていて、時間の経過がわかりやすかったですね。特に櫻井さんの上着(トップスっていうのかな)がカラフルで素敵でした。

     役者さんの演技については、全体的に前作の方が隙がなかったように思いました。オーディションで選抜された方が出演する次回公演に、また期待します。
  • 満足度★★★★

    不器用でかわいい人間
    MCRさんは2001年のVery Blue Veryを観て以来ずっとファンです


    物語をひっしこいて追わなくていい
    そのままの空間をまったりゆるりと味わえた
    そんないい時間でした

    起承転結とかそういうものよりも
    そこに存在している人間を楽しむという所が好きな所です

    反対側にもお客さんの顔が見えたのが私はよかったです
    笑って周りのお客さんを一緒に楽しめた空間でした

    ネタバレBOX

    内容はビンボ―だったり
    借金だったり刑務所だったり
    してけしてほのぼの心温まるワードではないのですが

    なんでだろ
    見終わった後何度も色々なシーンを思い出します

    何かが解決するでもないし
    よかったね!でもないのです

    でもそれがいい
    だって人間は毎日が続いていって物語が終わることは死ぬまでないんだから

    強烈なキャラがたくさんでしたが
    誰もが人間くさくてダメなところと愛すべきところがありました



    やっぱり私は
    劇場にかっこいい人間を観に来るのではなく
    不器用でかっこ悪くてどうしようもない
    でも憎めない人間を観に来ることが大好きだー!!

    ただ8年来のMCRファンとしてはMCRの役者さんもっともっと
    観たかったです
  • 満足度★★★★

    根底に流れる姉弟の肉親愛・絆
    極貧で二人暮らしをするの姉と弟の十数年間を描いたナンセンス系コメディ。
    彼ら(や周囲の人物の一部)の状況や降りかかる災難は悲惨そのものなのに笑い飛ばせてしまうのは根底に流れる姉弟の肉親愛・絆ゆえか…ナンチャッテ(爆)
    いやホント、そんな使い古された表現がよく似合うと言うか、逆に言葉では語りつくせない(←レビューの書き手としての逃げじゃん!(爆))と言うか、両極端なモノが同居して調和さえしているのが独特。
    で、冒頭とほぼ同じ「パンとミルクセーキ(笑)」の食事を挟んだ姉と弟の会話で締めくくるのは、高校生と中学生であった頃から十数年を経ても変わらぬ姉弟愛の象徴であり…(゚_+)☆\バキ!(-_-;)モウエエワ
    また、装置の床や壁に使われている畳表・包帯巻き・人工芝を対になる2面に貼った正六面体の「中道具」(基本は椅子、時としてテーブルに使われる)もなかなか。

  • 満足度★★★★

    素敵
    「シド・アンドウ・ナンシー」、「キドクラッチ」に続いて櫻井さんの世界観を堪能しました。心の奥底にふんわり染み入る、あるいはストレートに突き刺さる言葉の数々に魅了されました。泣き笑いで切なくって可笑しくってどうにも言い様のない気分にさせられますね。

    次回も期待します。

  • 満足度★★★★

    初MCR
    やばいっ!
    櫻井智也さんに惚れちまったよ。

  • 満足度★★★★

    みたー
    普通に楽しめた。
    前もって、すごく、期待しすぎました。

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