満足度★★★★★
これは★5!
地下のこんなところ(サンモールスタジオさん、すみません)で
こんな重厚で骨太なお芝居に巡り会えるとは!小躍りしました。
なにか臭わせる全配役、次第に解き明かされていく真相。
最後に「あれ?ちょっと解決していないとこない?」と思わせて
最後の最後にすべての疑問も伏線も一気に回収していく巧みさ。
いやーもう文句なしです。
ちょっと含みすぎな部分も気になりましたが、これは外伝に
続くのだろうとそこはぐっと堪えました(笑)。
外伝観たいなあ。24日金の2000、会社抜けて行こうかしらん。
満足度★★★★★
真剣勝負のお芝居でした
本編を観劇しましたが、久々に真剣勝負の雰囲気がするお芝居でした。
役者さんが演じているということを忘れてしまって、どっぷりとお芝居の中に
浸ったような気分でした。私自身、子供が既に成人していますので、この物語の
当事者感覚は薄いのですが、本能的に持っている感覚に語りかけるような脚本
や演出も際立っていたように感じました。
時間が経つのが本当に早かったです。
満足度★★★★★
<外伝>張りつめた緊張感
確かに、本編ではすっきりしない感が残っていたので、外伝は見てみたいと思ったのだが、スケジュール的にはかなり厳しいので、完全に観るのをあきらめていた・・・。
満足度★★★★★
どんどん引き込まれる
舞台が進むにつれて、どんどん話しに引き込まれ、こちらの集中度が高まっていくような芝居でした。基本的にミステリー仕立てなので、このシーンはどういう意味があるんだろうとか、前のシーンはそうういう意味だったのか、後のシーンはどうなるんだろうと、異常なほど考えてしまいました。
設定されているキャラクターがバラエティーに富んでいて、それぞれの絡み方が、おもしろかったです。
集中して観ていたので、ちょっとだけ小声ではありましたが上演中に話をしている人が非常に残念でした。
たいへんおもしろかったし、見落とし、聞きそこないがあるような気がしたのでもうワンステージ予約しました。こんどは少しだけ「肩の力を抜いて」観させて貰おうと思います。
満足度★★★★★
<外伝>ぜひ観るべき
本編で残ったままになってしまった謎のかなりの部分が、外伝をみることによって解消された気になりました。もっとも外伝を観ることによってあらたな謎も多少生じましたけど。
前に本編を観に行った時には気づかなかったけど、階段横の吹き抜けにランドセルや傘などがディスプレイされていました。こういうところにも関係者の拘りを感じます。
満足度★★★★★
レベル高っ!(@@!)
ひじょうに素晴らしい!としか言いようの無い迫真に迫った舞台でした。
近年のJACROW の芝居は革新的にレベルUPしてる。そう観客に納得させる舞台。
本もさることながら、キャストの演技力に感服し、まるで映画かドラマを観ているような濃厚な芝居に、ただただ、その世界を堪能しました。前列がお勧め。、
帰りは本当に至福な気持ちになって家路に着きました。
これを作った全ての人たちに「有難う」と言いたい。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
本編2回目
見た回:本07/18 15:00→外07/20 17:30→本07/26 15:00
本編2回目で最初に思ったのは、本編の構成がかなり変わったということ。
ストーリーは一緒なのだが、順番を入れ替えたり、効果音・照明が付け加えられたり、あるシーンでの登場人物が増えたり、新しいシーンが増えたり、まるで別の公演かのよう。
例えば、最初は夫婦2にで誘拐犯から電話がある場面から始まるが、その次の場面は一度完全に暗くなった後、明るくなると本庁の刑事二人と妻の3人がいて、電話への対応方法について説明するんだったと記憶している。
でも、今回は短い間隔で暗くなったり明るくなったりしている中で登場人物が動き回ることにより状況説明がされていて、どういう状態なのかわかりやすくなった。
ジュラルミン(アルミ?_)ケースの中身がなんであるのかも1回目は良くわからなかったのだが、2回目ではお金が入っていることが理解できた。
全般に話は判りやすくなったのだが、多少説明的になったり、同時に板の上にいる人が増えたため、ひとりひとりの登場人物のふるまいをじっくり見るのが難しくなったように感じた。1回目は登場人物をじっくり見て、これは何を意味しているんだろうかと一生懸命考えてみてもなかなか状況が見えなかったのだが、2度目では登場人物が増え状況はわかりやすくなったが一人一人の登場人物をじっくり見るのが難しくなった。
どちらがいいのかは議論があると思うが、私は1回目の方が好みだったりする。
終演後に、まだ疑問に思うことのうち2点を中村さんに直接尋ねてみたが、外伝で説明されているということだった。そこそこ注意深く見てたつもりだったんだけど、見てもきずかなかったり忘れてしまうことってやっぱりあるんだ。
もう一度外伝を見たくなったが、別の予定があったため泣く泣く会場を後にした。
満足度★★★★
映画的な作品
見た瞬間、映画を見ているようだと思った。しかし、それを後で考えてみると、結局この手のドラマに演劇界があまり挑戦していないだけだと悟った。濃厚な社会派サスペンス、犯人捜しというよりも、人間ドラマにこそ見どころがある。登場人物は多くないが、それぞれが個性的であり、それぞれの背負っているものが垣間見える。
最初から最後まで息詰まる90分、久々に緊張を解く暇のない重厚なドラマを見させてもらった。こういう芝居はもっともっとあっていいと思う。
満足度★★★★
引き込まれました
派手なギミックに走らず、伝えるべき「空気」を表層化させるにことに拘って作られた誠実な舞台でした。非常におもしろかったです。
終始、舞台上から伝わってくる緊張感が、気持ちよかったです。
満足度★★★★
舞台で見るべき物語
ユニークな演出、迫力と繊細さを備えた芝居、引き込む力を持った舞台装置、どれも良かった。
受付で飲み物のサービスをしてくれていたのも、暑い日にはありがたかった。
外伝も見に行きたい。
満足度★★★★
外伝~それぞれの事情
本編の登場人物たちによる5分ほどの一人芝居12本。
本編で描かれた「その日」の1年前のエピソードから始まり次第に「その日」に近づいて本編の内容との関わりが強くなり、「その日」の3日後までを描いて葬儀の日の母の後に「その日その時」の娘で締めくくるのがインパクト大。
他にもその場に他の人物もいる設定のものでは、誰がいてどんなことをしているのか?を想像する面白さがあるし、「一人芝居見本市」的な?
満足度★★★★
本編
娘を誘拐された会社社長自宅客間での一夜(と回想場面)を描いており、昭和中期の「社長宅」の客間をリアルに再現した装置(ステレオやテレビはどうやって調達したんだろう?)での緊張感にあふれた息詰まるドラマに往年の黒澤映画…ってか誘拐を描いた昭和の日本映画や警察ドラマ全般を思い出す。
95分というコンパクトな上演時間に娘を誘拐された親の事情や所轄と本庁の軋轢など人間ドラマをギッシリ詰め込み、回想シーンも交えて進めながら冒頭のシーンを再現して終わる構造も巧み。
満足度★★★★
評判の舞台
観てきました。
確かにすばらしい完成度でしたね。装置も凄い。
まとまっていたと思います。
やや刑事の達がコミカルに見えましたが、
ただ観終わった後、すんなり受け止めてしまった自分が不思議に感じました。
重い話なのに。
推理モノだから重くならなかったのか、よくわかってないのか、
外側から見ると不可思議なことが多いなって思いました。
改めてこのような出来事を考えさせられた作品でした。
満足度★★★★
外伝~それぞれの事情
を観た!
これは観た方がいいです。裏の取引までも露出して「こんなやりとりがあったのか?!」などと、新たな発見があります。
ただ、1時間の公演なので、あっという間に終わったのはいうまでもない。(^^;)
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
濃密な時間
重い題材ですが、役者が与えられた役を演じ、またそれをきちんと見せることにより重い題材だと感じさせない仕上がりになってました。面白いです。