公演情報
「いのちの花」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
ペットの殺処分というのは馴染みのない問題でだが、そこを身近に感じさせてくれた。数年前に聞いたが、いま野良犬というものは日本にいないそうだ。これも殺処分が徹底された成果らしい。いま公開中の映画「犬部!」も、殺処分からペットたちを救おうという若者たちのは暗視で、しかも同じ青森県が舞台。青森を舞台に、この話題が芝居にも映画にもなるのは、なにか理由というか関係があるのだろうか。
他の人も書いているが、ペットの骨を肥料に咲いたマリーゴールドの鉢を手にした、人々の笑顔(映像)がよかった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
「いのち」について、色々と考えさせられる、良い舞台でした。
登場人物の成長過程も、手話の方の豊かな表情や笑顔も、素晴らしかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★
命について。日ごろ見ない、考えない、ふりをしている事がなんと多いことかと思い知らされました。
あまり深い考えなしに入学した女子高生たちの成長の様子が良かったです。
手話通訳の方が、みんなと同じ作業着を着てクラスの一員みたいに溶け込んでいるのも良かったですし、表情豊な通訳で、単なる手話通訳とは違うと思いました。
ただ、以前手話を学んだものとしてはどうしても手話も見たくなり、役者さんたちの演技を見るのが疎かになったりしてしまいました。これは2回見るべきだったと後悔しました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても良い舞台でした。
この舞台のテーマとなっている動物の命は勿論、全ての生き物、人間の命について、考えさせられました。
ラストは涙腺が緩みました。
役者さん達の演技も良く、端っこにいた手話の方は笑顔が可愛らしく、生徒の一員という雰囲気で良かったです。
心に残る良い舞台を観る事が出来て満足でした!
実演鑑賞
満足度★★★★★
最初のところは、女子高生がキャーキャーやっているだけ、騒々しいだけだなあ、と思っていた。
ところが、途中から、動物愛護センターを見学したあたりから、痛々しく、胸を締め付けられるような感じになり、涙がボロボロこぼれて止まらなくなってしまった。
私自身、犬が飼えなくなり、動物愛護センターに置いてきた後悔が、いまだに消えず、罪の意識に苛まれていたせいか、他人事でなく、さらに、涙を誘ったのか、最後まだ泣き続けた。
命の大切さ、本当に考えさせられた。骨を砕くシーンは、壮絶で、鈴や、リードのくさりが出てきたときは、悲惨さの頂点だった。
脚本が素晴らしい。
これは、本当にスゴいお芝居だ。観て、本当によかった。満足です。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/07/15 (木) 14:00
座席1階
脚本の畑澤聖悟さんは秋田県出身で、青森の県立高校の教員だ。今ではもう、教員というより脚本家と言う方が名高いが、この舞台は彼のホームグラウンドの青森県。三本木農業高校は実在の学校である。
畜産や動物飼育を専門とする女子高生たちが、ある日先生に連れられてペットの殺処分の状況を施設見学する。鶏を絞めてから揚げにして食べるという「命をいただく」という授業を経験している生徒たちだが、二酸化炭素ガスで安楽死させ、焼却して残った骨をごみとして捨てているという現実にショックを受ける。そこから生まれた彼女たちのアイデアが、この舞台のメーンテーマである。
沿岸部ほど大きな被害がなかったものの、東日本大震災を経験した生徒たちの胸の内もしっかり描かれる。全編「命の授業」というだけに、小動物から人間までその命が持つ意味を問いかける舞台に仕上がっている。全国の小学校で公演したとあって、舞台は学校演劇の香りが濃いが、この日の客席は若い世代も含めて大人たち。時折涙も誘う感動の舞台になった。
シンプルな演出だが、映像をうまく使っている。特に終盤、植木鉢を持った人たちの笑顔がいい。女子高生たちが「受け入れられるだろうか」と悩んでいたことが杞憂だったと雄弁に物語る。
登場人物たち、つまり銅鑼の俳優たちの写真も出てくるが、撮影場所は銅鑼のけいこ場がある敷地内だろうか。どこかで見覚えのある背景だった。
今回は、劇団が力を入れているバリアフリーサービス付き。音声ガイドやタブレット端末による字幕、車いす対応、そして女子高生たちと同じ衣装(高校の作業着)を着た女性が舞台下手で役者たちが使っているのと同じ椅子に座るなどして手話通訳をしている。この通訳は女子高生たちのクラスメートという雰囲気がうまく醸し出されていて、手話通訳を見ない人にとっても演劇としての違和感はとても少ないと思う。「舞台手話通訳」は通訳が役者の一人として舞台に溶け込むスタイルを指すようだが、今回はそれに近い感じだ。
実演鑑賞
満足度★★★
実話を元にした舞台。青森県立三本木農業高校、通称サンノウに入学した五人の女子高校生の物語。
愛犬家、愛猫家の方々は観ておいた方がいい。かなり客席は落涙、全てが全て事実なだけに逃げ場がない。テーマは命について自分の頭で考え続けること。手話通訳付きのバリアフリー演劇である。
①記憶力がやたら高い娘(北畠愛美〈まなみ〉)
②いつもニコニコしている娘(髙原瑞季)
③ギャル(佐藤凜)
④眼鏡っ娘(青木七海)
⑤ソフトボール(中島沙結耶〈さゆか〉)…素振りが本格的。
この五人が寮生活を送りながら家畜の世話をする日々が綴られる。自らの手で屠殺、解体を経験させるなど“生と死”と真っ向から向かい合わせる教育方針。愛玩動物研究室の授業の一環として、動物愛護センターへ見学に行った時、衝撃の光景を目の当たりにする。
裏MVP は手話通訳の田中結夏さんで、六人目のメンバーであろう。只の手話ではなく、劇作に感情移入して一緒に作品を作り上げている。作中人物の一人として物語を伝えようとする熱演。彼女を観ているだけでこの作品の魅力が伝わる筈。終演後、聴覚障害の方達が満面の笑顔で語り合う姿を多数見かけた。全く凄い劇団である。
女子高生から愛護センターの獣医師から複数の役を自然にこなした佐藤響子さんが良かった。熱血教師役の池上礼朗(れお)氏も印象的。学校公演で場数をこなしているからか、演技レベルの標準値がかなり高い。