いのちの花 公演情報 劇団銅鑼「いのちの花」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ペットの殺処分というのは馴染みのない問題でだが、そこを身近に感じさせてくれた。数年前に聞いたが、いま野良犬というものは日本にいないそうだ。これも殺処分が徹底された成果らしい。いま公開中の映画「犬部!」も、殺処分からペットたちを救おうという若者たちのは暗視で、しかも同じ青森県が舞台。青森を舞台に、この話題が芝居にも映画にもなるのは、なにか理由というか関係があるのだろうか。
    他の人も書いているが、ペットの骨を肥料に咲いたマリーゴールドの鉢を手にした、人々の笑顔(映像)がよかった。

    ネタバレBOX

    生徒たちがペットの骨をすりつぶす作業など、音響が臨場感を高めていた。本当に俳優たちがやっているわけではなく、その動きに合わせての効果音。タイミングもピタリ合っていた。見えない裏方の細かいところだが、非常に感心した。
    最後に、プロジェクト創設メンバーの5年後、卒業したあとの仕事が描かれているのが、意外であったが、良かった。高校生の時の美しい思い出だけでなく、その後をどう生きたか。獣医からOLまで、様々なわけだが、それが人生だと感じた。

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    2021/07/23 10:25

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