太陽が落ちてきた~すずなりの逸声~ 公演情報 太陽が落ちてきた~すずなりの逸声~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
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  • 満足度★★★★

    こういう演劇を作り上げること自体が、被爆の体験をどう伝え、核使用を防ぐかというテーマと重なっていると思った。現在の核がどういう状況にあるのかを伝える配慮(但し、それだけで実際にあの青年のように共有されるものなのかは不安もあるが)もされていた。暗転した時に流れたいかにもという情緒的な音楽だけは、私にとってはもう少し別の表現のほうがいいように感じた。

  • 満足度★★★★★

    なんといっても、少年辰郎役の新広裕紀さんの演技!まさに「はだしのゲン」を思わせるような、少年らしい語りに動き。とてもナチュラルで、自然体。本音言って、子供がこういう目に合うのを見るのはとてもつらい。テレビなら目を背けてしまうところなのだが、もちろん彼(彼女でしたね)だけでなく登場人物全員に、自分の役と向き合う真摯な姿勢を感じた。観ている側に原爆のもたらす悲劇を伝える舞台であったが、その悲惨な風景としては印象が少し弱い気がしないでもない。もちろん出演者の演技は伝えるものをしっかり表してはいたし、音響・照明もかなりの効果を上げていたが、動線の為・場の変化の為の白いセットだけではちとインパクトが足りない。舞台にその悲惨な図を画像で次々ぶつけるようなシーンがあったら、もっと有効だったのではないかと思ったりもする。もしくは負傷した人たちの人数もっと多い方が、それに対する恐怖も上がる気がする。捜そうにも人に足を取られて思うように動けない図とか、そこに広がる死体の山、人数という迫力でも可能かもしれないと思ったりもした(素人考えですいません!)。
    気になったことがひとつ。暗転が長い!状況から考えて仕方ないとは思わないでもないが、やはり長すぎる暗転は観ている側の集中を間延びさせるし、せっかくの感じたものの持続が弱まる。ここをもう少し早くする努力は必要かと思う。

    生真面目な芝居はあまり得意ではないが、こういうしっかりした内容と演技があるのならば、また機会があればと思う。
    良い芝居を見せて頂きました。体と心にじんじんと響いてくる作品でありました。

  • 達郎の少年時代を演じた俳優が中岡進二や近藤隆太にそっくりなの。

    ぜひ「はだゲン」が今度舞台化されるときには、彼に隆太や進二を演じて欲しいです。

  • 音響や照明などを効果的に用いて迫力ありました。
    でも「はだしのゲン」をはじめとした原爆や戦争の作品をを散々見てきた者としては、どうしても不足を感じてしまうのです。

    漫画や映像ならもっとリアルに描けはするでしょう。舞台の劇ではこれが限界ですかねえ。
    では舞台は何を表現しましょう?
    それは、心の有り様や移りようなのだと思うのですがねえ。

  • 満足度★★★★

    被爆体験をVRで共存できるか・・・正直身近に感じることはできても共存は無理だろうと思っていたが桂木少年が見た凄惨な現場は芝居を見ているこちら側にも伝わってきて涙がでてきた。だが桂木が最後に言った「気持ちはわかるまい」の一言にすべてが込められてたように思えた。

  • 満足度★★★★★

    原爆(戦争)の芝居は他劇団でも何回も観劇をしましたが、今回は衝撃的でした。
    戦争の悲惨さを決して忘れてはならない・・・新たに思いました。
    役者さん皆さん、素晴らしかったです!!!

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/09/23 (月)

    大塚・萬劇場にて劇団生命座『太陽が落ちてきた~すずなりの逸声~』を観劇。
    VR(バーチャルリアリティ)の技術を使って広島に原爆が投下された1945年8月6日を体験する現代人5名の実験の様子を描いた作品。
    いやー、凄すぎました。戦争を題材にした作品はこれまでに何本も観てきましたが、ここまで惨状がリアルに描かれた作品は初めてかもしれません。全身に火傷を負い黒焦げになりながら街をさ迷う人びと、少しでも生き延びるため死体から履き物を奪う人、原型を留めていないのか他人の死体を実際の親だと間違えている幼児、子供を失い生き残った同級生のことを責める親、次第に正しい判断が出来なくなってきている人びと…など。とにかく一つ一つの情景がとてもリアルで、客席の観衆も完全に当時の世界に引き込まれていた印象です。あまりにも残酷過ぎる描写に圧倒され、改めて同じ過ちは繰り返してはならないと強く強く感じました。
    クライマックスで明かされるVR実験の人選の理由もなるほどと納得。実によく練られ作り込まれた秀逸な作品で、深い悲しみと強いメッセージを感じました。被爆体験者・桂木辰郎の少年時代役を演じた新広裕紀さんをはじめ、演者さん全員の迫真の演技も素晴らしかったです。随所に入るナレーションも聴きやすく、物語をより分かりやすくしていたと思います。メイクやBGM、照明などの演出もGood。日本人だけに限らず、世界中の人々に観て欲しい作品、観るべき作品。ぜひ何度も再演を重ねて頂きたいです。今回が初見の劇団さんでしたが、他の作品にも興味を持ちました。

  • 満足度★★★★★

    ひと時も目の離せない緊張の連続で観ました。役者さん皆熱演で素晴らしかったです。その中でも桂木辰郎の少年時代を演じた新広裕紀さんの演技は圧巻でした。素晴らしい作品をみせていただき戦争の悲惨さを今一度心に焼き付けました。

  • 満足度★★★★★

    桂木辰郎氏(当時11歳)の被爆した一連を観客も一緒になってバーチャル体験・・・もう言葉が出て来ません。
    観ていて とても辛くて堪らないのですが、決してそこから目を逸らしてはいけない想いに駆られ、舞台を必死に観ていました。
    この事をずっと忘れてはいけないし、将来どんな理屈が乗っかかろうとも絶対あってはならない戦争。
    ただひたすらそれを胸に刻みつけてきました。

  • 満足度★★★★

    最初の暗転(過去場面に戻る)のとき、音量はともかく高周波音がキツくて耳を押さえていないと耐えられない状況だった。そういう配慮も欲しかった。

  • 満足度★★★★★

     タイトルで一目瞭然、原爆の話である。被爆の内実は既知のことであったが。その苦しみの深さ、辛さには、言葉も無い。(少し追記2019.9.25 03.33)

    ネタバレBOX

    多くの人にとって原爆被害はその被害が甚大に過ぎて想像力が追いつかない。無論、自分もである。そのことの怖さをこそ、先ず知るべきなのだ。
     1945年8月6日午前8時15分頃、広島に原爆が投下された事実は、而も生き残った被曝者をABCCがモルモット扱いをした事実は決して許してはならないことだ。而も日本ではその後継組織として放射線影響研究所などが、現在も活動を続けている。今作で気になった点が、今作で描かれる実験を行うラボが矢張りABCCの後継組織という設定になっていることである。
     冷戦時代に核による確証破壊理論が出てくる時かそれ以前、アメリカは、敵とした国、エリアの何処にどれだけの規模の原水爆を落とせば、敵戦力を無効化し得るかの基礎データに広島の学校で被爆した子供達のデータを基礎資料として用いていた。
    書かなければならないことが余りに多いので、もう少し自分に時間が取れるまで待って頂きたい。一応、ヒントだけ出しておく。現在の我々に直接関係することも上げておく。チェルノブイリでも福島でも暗躍したエートス・プロジェクトというものがある。福島医科大副学長に就任した山下 俊一は、ABCCから後継組織にも関わり、ニコニコしている云々でも有名なトンデモ専門家。因みに2011、福島原発「人災」事故では、山下の関わる医科大関係者にはキチンとヨウ素剤を配布したが、肝心の近隣住民には配布せず、安全神話を振り撒いていた。ウランを用いた広島原爆に直接関わりの無いことを上げているのは、原発と原水爆がまるっきり異なると勘違いしているらしい日本人が多いという具合に考えている多くの人々が実際に存在するからである。無論、濃縮率が異なるだけで原理が同じなのは、物理学を理解できれば中学生でも理解できる。経産省、文科省、時に外務省絡みで日本の下司官僚共が垂れ流す戯言批判でもある。(自分も日本及び海外の官僚とのコンタクトはそれなりにしてきた。その上で日本の官僚は殆ど下司だと判断している。)

  • 満足度★★★★★

    とんでもないものだった。 「わすれないで」「もういたくないわ」「ありがとう」「こんちくしょう」・・・ どうすりゃいいのよ・・・ってみんなで考えられたら、きっといい。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/09/21 (土) 18:30

    良かったです。バーチャルとはいえ当時のリアリティーさが伝わってきました。
    老若男女、全ての方にみていただきたい作品です。作品に込められたメッセージを皆さんにも感じていただきたい。

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