太陽が落ちてきた~すずなりの逸声~ 公演情報 劇団生命座「太陽が落ちてきた~すずなりの逸声~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

     タイトルで一目瞭然、原爆の話である。被爆の内実は既知のことであったが。その苦しみの深さ、辛さには、言葉も無い。(少し追記2019.9.25 03.33)

    ネタバレBOX

    多くの人にとって原爆被害はその被害が甚大に過ぎて想像力が追いつかない。無論、自分もである。そのことの怖さをこそ、先ず知るべきなのだ。
     1945年8月6日午前8時15分頃、広島に原爆が投下された事実は、而も生き残った被曝者をABCCがモルモット扱いをした事実は決して許してはならないことだ。而も日本ではその後継組織として放射線影響研究所などが、現在も活動を続けている。今作で気になった点が、今作で描かれる実験を行うラボが矢張りABCCの後継組織という設定になっていることである。
     冷戦時代に核による確証破壊理論が出てくる時かそれ以前、アメリカは、敵とした国、エリアの何処にどれだけの規模の原水爆を落とせば、敵戦力を無効化し得るかの基礎データに広島の学校で被爆した子供達のデータを基礎資料として用いていた。
    書かなければならないことが余りに多いので、もう少し自分に時間が取れるまで待って頂きたい。一応、ヒントだけ出しておく。現在の我々に直接関係することも上げておく。チェルノブイリでも福島でも暗躍したエートス・プロジェクトというものがある。福島医科大副学長に就任した山下 俊一は、ABCCから後継組織にも関わり、ニコニコしている云々でも有名なトンデモ専門家。因みに2011、福島原発「人災」事故では、山下の関わる医科大関係者にはキチンとヨウ素剤を配布したが、肝心の近隣住民には配布せず、安全神話を振り撒いていた。ウランを用いた広島原爆に直接関わりの無いことを上げているのは、原発と原水爆がまるっきり異なると勘違いしているらしい日本人が多いという具合に考えている多くの人々が実際に存在するからである。無論、濃縮率が異なるだけで原理が同じなのは、物理学を理解できれば中学生でも理解できる。経産省、文科省、時に外務省絡みで日本の下司官僚共が垂れ流す戯言批判でもある。(自分も日本及び海外の官僚とのコンタクトはそれなりにしてきた。その上で日本の官僚は殆ど下司だと判断している。)

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    2019/09/23 10:43

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