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公演情報
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公演地:東京都
観たい!
公演地:東京都
Oh so shake it!
TeXi’s
(東京都)
公演に携わっているメンバー:5人
【団体紹介】
テヅカアヤノが主宰を務め、ファッションショーやダンス的要素を取り入れた舞台芸術を創作する団体として2021年に設立。当事者性を軸にしながら被害・加害関係を多面的に見つめることをテーマに、傷つきながら自己と向き合う時間をもうける「優しくないけど優しい芸術」を指向する。
創作の中で俳優・観客の安全を確保する線引きを行うことを前提に、身体・上演空間への独自のアプローチを図り、異なる視点を持つ人間同士の対立や堂々巡りのフラストレーションをうず高く積み上げることで、ストレスフルだがワンダフルなノンフィクション・ノベルを上演する。
舞台芸術の「観客・俳優の身体がそこに存在すること」への興味・関心を強く持ち、双方の身体へのコンセプチュアルなアプローチから、「今・ここ」で起こっている分断とその境目に目を向けさせ、眼前に「ひと」が存在していることを強く実感させる演出。公演参加者のエピソードトークや実体験をベースとしたエチュードを創作を通じて立体化する「ノンフィクション・ノベル」と称する手法で、幼稚な口げんかの応酬から些細な感情のひださえ感じさせる繊細なモノローグまで両立させる作劇が特徴。
【応募公演への意気込み】
本公演は「佐藤佐吉演劇祭」参加作品になります。
演劇祭への参加は初めてで、
今まで作品を届けることが難しかった層へアプローチしていきたいです。
作品としては、
SNS社会での「死にたい」という言葉は以前より多く表現されているように感じたことが創作のきっかけです。
軽く使う人も本気で考えている人もいるかもしれません。そして、その言葉に「死にたいと思うことも仕方がないよね」という寄り添い方も少なくないと思います。
しかし、その寄り添いは本当に優しさでしょうか。そもそも他者の人生を背負うことは、苦しんでいる人の状況を劇的に改善することはとても難しい。自分の生活だけで精一杯な社会で「生きろ」と他者に伝えることは怖いことです。
だからといって死を考えるほど追い込まれている人が誰にもその思いを伝えることができない社会も苦しいと思います。だからこそ、責任を降ろし、無責任にでも「生きろ」を伝えたいです。今すぐに甘えないということもできそうにない苦しい生活と、それでも生きることを/生きろと伝えることを諦めたくない気持ちを「お葬式」という題材を使い、弔いと生者の強さを今一度見直そうと思っています。
無責任さには軽さが伴うと考えています。その軽さこそ、今必要なものではないでしょうか?
お葬式という題材ではありますが、全体としてはパーティーの雰囲気で進んでいきます。
軽さ=悪ではありません。向き合うことを怖がらず、無責任さと共に生きることを考えます。
そして、CoRich舞台芸術まつり!2024春へ参加することは多くの周知のきっかけとなると考えています。
TeXi’sを知っているから観にきていただくのではなく、知らなくとも気になったから観にきていただけるようになるためには、このように注目されているフェスティバルに積極的に参加したいです。
【将来のビジョン】
団体紹介でも書いたように、当事者性を軸にしながら被害・加害関係を多面的に見つめることをテーマに、傷つきながら自己と向き合う時間をもうける「優しくないけど優しい芸術」をよりプロフェッショナルな出演者・スタッフを交えた創作を行い、作品がより客観的に広く受容されることを目指します。
題材に掲げる「当事者」やその周囲の人々へ届く場を獲得していきたいです。
首都圏での活動の幅を広げながら、これまでの創作活動では出会うことができなかった立場の方々にもアクセスすることを目的に、公共劇場の公募プログラムや芸術祭などへの参加を通じて地方での滞在制作や上演の機会を得ることを目指します。
並行して、持続的かつ安心して参加・創作するための場づくりを思考すべく、活動拠点の創出にも努めていきたいです。拠点を持つことで企画実施のハードルを下げ、オープンスタジオや地域住民との交流を通してより多くの「当事者」と関わる。それは団体の創作にとってはもちろん、自分たちの身近な場以外に演劇の「当事者」を増やす意味で、今必要とされることだと考えています。
公演に携わっているメンバー(5)
古川路
役者・俳優
「Oh so shake it!」に携わっているメンバーです。
小池舞
役者・俳優
ナレーター
「Oh so shake it!」に出演します。
テヅカアヤノ
脚本
演出
「Oh so shake it!」に携わっているメンバーです。
秋村和希
役者・俳優
歌手
出演
河野遥
制作
当日運営
「Oh so shake it!」に携わっているメンバーです。
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